2019年4月24日

「春の叙勲」と「サルタン星人」と「東大病院」と…


J-ADNI 臨床研究(アルツハイマー病の克服をめざす全国規模での臨床研究)」
http://www.j-adni.org/

‎J-adni 研究施設・研究者一覧

>同研究は、国や製薬会社などが計約30億円を出し、2007年度から認知症の早期診断の基準作成を目指す国家プロジェクト。
(2014年6月25日 読売新聞)


門脇孝・東大病院長」(ぐぐるニュース)

(追記6/25)
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春の叙勲 4104人が受章
2014年4月29日 5時20分 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140429/k10014100131000.html


>ことしの「春の叙勲」の受章者が発表され、各界で功労のあった4104人が受章することになりました。

>ことしの「春の叙勲」を受章するのは、「旭日大綬章」が6人、「瑞宝大綬章」が4人となっています。

>「旭日大綬章」は、自治大臣などを務めた石井一さん、JR東海名誉会長の葛西敬之さん、農林水産大臣などを務めた鹿野道彦さん、元最高裁判所判事の須藤正彦さん、元大阪商工会議所副会頭で大和ハウス工業会長の樋口武男さん、経団連の審議員会議長でJXホールディングス相談役の渡文明さんが受章します。

>「瑞宝大綬章」は、宮内庁の元式部官長の河村武和さん、元統合幕僚会議議長の竹河内捷次さん、元会計検査院長の伏屋和彦さん、国立国際医療センター総長矢崎義雄さんが受章します。

>叙勲の親授式や伝達式などは、来月9日から行われます。


「kaken.nii.ac.jp 矢崎義雄 小室一成(ぐぐる先生)
「kaken.nii.ac.jp 矢崎義雄 笹月健彦(ぐぐる先生)

エロいヒトビトは、いろいろとつながりネットワークの内側の世界にいるんですねぇ…っていうか、そうじゃなかったらエロくなれないといったほうが正確なのかもしれませんね。


「サルタン星人」(ぐぐる先生)



「小室一成 論文」(ぐぐる先生)



小室一成グループ 論文疑惑




「ペテン師」だらけの東大医学部 止まらない論文捏造の「連鎖」
『選択』Vol.39 No.8(2013年08月号):pp104-105,2013
http://www.sentaku.co.jp/category/culture/post-2941.php 



>教授は部下に「こういうストーリーだったら良いなあ」という話をする。 
>出世したい部下(院生の直接の指導教官)は、教授の意思を汲み取り、院生に「こういうデータを出すように」と伝える。
……
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1342400368/618


>捏造は大体「理論そのものは間違っていないのだから、実験データは多少それに合うように修正しても構わない」というところから始まる。
……
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1333152967/763





(書きかけ)





「直接的な市場価値を有さない基礎科学の場合、これはほとんどウソつき競争のようになってくる可能性が高い」
(池田清彦『科学とオカルト』)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%91%E5%AD%A6



東大病院「白血病に仕立てられる患者たち」(西原克成)



生命体システムの破綻―がん免疫疾患・老化プリオン
 (加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ)
関口 睦夫 (著), 後藤 真 (著), 笹月 健彦 (著), D.カールトン ガジュセック (著), 菅野 晴夫 (編集), 谷口 維紹 (編集), D.Carleton Gajdusek (原著)
講談社 (1997/08)

内容(「BOOK」データベースより)
“破綻”という視点から生命体システムをとらえ直す。精妙につくり上げられた生命体システムの破綻は、がん、免疫疾患、老化など、さまざまな異常を引き起こす。生命科学最大の謎の一つである老化。そのモデル疾患であるウェルナー症候群について、先駆的研究を紹介。狂牛病やクロイツフェルト・ヤコブ病を引き起こすプリオンの謎について、研究の歴史的展開を含めて解説。

著者について
【関口睦夫】
九州大学名誉教授、福岡歯科大学教授、理学博士。主な著書に『核酸と遺伝』(培風館)、『分子遺伝学入門』(共立出版)などがある。
【笹月健彦】
九州大学生体防御医学研究所教授、医学博士。主な著書に『MHC・ペプチドと疾患』(編、羊土社)などがある。
【後藤 眞】
東京都立大塚病院リウマチ膠原病科医長、医学博士。主な著書に『Cancer and Aging』(CRC Press)、『リウマチ・膠原病診療実践マニュアル』(文光堂)などがある。
【D.Carleton Gajdusek】
National Institutes of Health、M.D。クールーやクロイツフェルト・ヤコブ病などの研究により、1976年度のノーベル医学生理学賞を受賞。
【菅野晴夫】
(株)癌研究会癌研究所名誉研究所長、同研究会癌化学療法センター所長、医学博士。主な著書に『腫瘍病理学』(編著、朝倉書店)、『癌の病理組織アトラス』(監修、南江堂)などがある。
【谷口維紹】
東京大学医学部教授、Ph.D。主な著書に『転換するバイオテクノロジー』(共著、三田出版会)などがある。
http://www.amazon.co.jp/dp/4061536516


医科様システムの破綻~プリオンたんぱく質、老化遺伝子、自然免疫学、がんワクチン(笑)。


「がん 老化」(2NN)


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最先端研究開発支援(FIRST)プログラム

またの名を、「奇跡のプロジェクト」とも言うらしい…(笑)。



(2014年4月29日)(追記5/7、6/7、7/2)

264 件のコメント:

  1. 春の叙勲 4104人が受章
    4月29日 5時20分

    ことしの「春の叙勲」の受章者が発表され、各界で功労のあった4104人が受章することになりました。

    ことしの「春の叙勲」を受章するのは、「旭日大綬章」が6人、「瑞宝大綬章」が4人となっています。
    また、「旭日重光章」と「瑞宝重光章」が合わせて53人、「旭日中綬章」と「瑞宝中綬章」が合わせて325人、「旭日小綬章」と「瑞宝小綬章」が合わせて913人など、全体で4104人です。
    このうち、女性の受章者は367人、民間からの受章者は1757人となっています。
    「旭日大綬章」は、自治大臣などを務めた石井一さん、JR東海名誉会長の葛西敬之さん、農林水産大臣などを務めた鹿野道彦さん、元最高裁判所判事の須藤正彦さん、元大阪商工会議所副会頭で大和ハウス工業会長の樋口武男さん、経団連の審議員会議長でJXホールディングス相談役の渡文明さんが受章します。
    「瑞宝大綬章」は、宮内庁の元式部官長の河村武和さん、元統合幕僚会議議長の竹河内捷次さん、元会計検査院長の伏屋和彦さん、元国立国際医療センター総長の矢崎義雄さんが受章します。
    また、「旭日中綬章」に、サッカーの元日本代表で参議院議員を務めた釜本邦茂さん、「旭日小綬章」に、長年にわたって映画やテレビドラマなどで活躍している、俳優の津川雅彦さんや、三田佳子さんの受章が決まりました。
    このほか、外国人叙勲では、31の国と地域から合わせて55人が受章することになりました。
    叙勲の親授式や伝達式などは、来月9日から行われます。

    津川さん「身に余る光栄です」

    旭日小綬章を受章する俳優の津川雅彦さんは、京都府出身の74歳。
    主役、脇役を問わず、数多くの映画やテレビドラマ、舞台に出演し、個性的な演技派俳優として活躍しています。
    このうちNHKの大河ドラマでは、「葵~徳川三代」や「功名が辻」などに出演し、存在感のある重厚な演技で親しまれました。
    平成18年には紫綬褒章を受章しています。
    受章について津川さんは、「身に余る光栄です。役者に必要な人間を観察する力、美しいものを見る力を、国民の皆様、観客の皆様のおかげで養ってこられたと思っています。今後は、賞をあげてよかったと思われるような仕事をいかにするかということが、僕の肩に重くのしかかっていると思います」と話していました。

    三田さん「本当にありがたい」

    旭日小綬章を受章する俳優の三田佳子さんは、大阪府生まれの72歳。
    昭和35年にデビューし、映画会社の看板俳優として人気を集め、独立したあとも数々の映画やテレビドラマ、舞台などに出演を続けています。
    NHKの大河ドラマでは、昭和61年の「いのち」と平成6年の「花の乱」で、それぞれ主役を演じたほか、紅白歌合戦の司会も2回務めました。
    長年の芸能活動に対し、去年は文化庁長官表彰も受けています。
    受章について、三田さんは「お客様に喜んでいただくことだけを考えてやってきましたが、さまざまな出会いに恵まれ、俳優をここまで長く続けられたことは本当にありがたいと思っています。受章を励みにして、みなさまに夢や希望、感動をお返ししていきたい」と話しています。

    石井氏「今回の受章は人生の一里塚」

    「旭日大綬章」を受章する石井一さんは、79歳。
    田中元総理大臣の秘書を経て、昭和44年の衆議院選挙に自民党から立候補して初当選し、平成5年に自民党を離党したあと、新生党、新進党などを経て、民主党に入りました。
    衆議院議員を11期、参議院議員を1期務め、この間、国土庁長官や自治大臣・国家公安委員長などを歴任しました。
    石井さんは「大変栄誉なことで、朝から晩まで公務に当たった成果だと感謝している。昭和52年にバングラデシュのダッカで起きた日本航空機のハイジャック事件で、運輸政務次官として交渉に当たったことや、阪神・淡路大震災の際に地元選出の議員として力を尽くしたことが思い出される」と述べました。
    また、「『政治改革』を最大のテーマに掲げて議員活動を続けてきたが、まだ道半ばだ。今回の受章は人生の一里塚であって、今後も、たゆみなく政治活動を続けていきたい」と述べました。

    鹿野氏「山形新幹線で県民生活に寄与できた」

    「旭日大綬章」を受章する鹿野道彦さんは、72歳。
    昭和51年の衆議院選挙に自民党から立候補して初当選し、平成6年に自民党を離党したあと、新党みらい、新進党などを経て、民主党に入りました。
    衆議院議員を11期務め、この間、農林水産大臣や総務庁長官などを歴任しました。
    鹿野さんは「農林水産大臣として、農林水産業の発展のために尽力したこと、民主党の憲法調査会の会長として発言してきたことなどが30数年間の思い出だ。ふるさと山形の活動では、山形新幹線の開業を公約に掲げて実現でき、県民生活に寄与できたと自負している」と述べました。
    また、「政権交代ができるような仕組みにしていかなければならないと思い、政治改革に取り組んだ。結果としてよかったかどうかは国民が判断することだが、少なくとも政権交代ができたということ、できる可能性がこれからもあるということは、議会制民主主義の国として健全な考え方だ」と述べました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140429/k10014100131000.html

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  2. バルサルタン:千葉大責任者の小室氏「捜査には全面協力」
    毎日新聞 2014年04月28日 20時02分

     降圧剤バルサルタン(商品名ディオバン)の臨床試験疑惑で、千葉大の調査委員会が「データ改ざんの可能性を否定できない」と公表したことを受け、同大の試験責任者、小室一成教授(現・東京大教授)が28日、「発表を真摯(しんし)に受け止めたい」との談話を出した。また、「臨床試験について、東京地検の捜査が行われており、改ざんの有無については捜査の結果を待ちたい。捜査には全面的に協力する」としている。

     千葉大の調査委は25日、「明らかな誤りやデータの不一致が存在し、科学的価値が乏しい」として論文を撤回すべきだと発表した。【八田浩輔】
    http://mainichi.jp/select/news/20140429k0000m040044000c.html

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  3. 「小室一成」
    https://www.google.co.jp/search?hl=ja&gl=jp&tbm=nws&authuser=0&q=%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E4%B8%80%E6%88%90

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  4. ディオバン論文取り下げ勧告…千葉大
    2014年4月26日3時0分 読売新聞

     高血圧治療薬「ディオバン」の臨床研究データが改ざんされていた問題で、千葉大の調査委員会は25日、同大の研究について「明らかな誤り、データの不一致があり、信頼性が低く、科学的な価値も乏しい」として、論文の取り下げを勧告した。薬の販売元であるノバルティスファーマ社の元社員が統計解析に関わった可能性が高いとし、「改ざんの可能性を完全に否定できない」とした。調査委は昨年12月に「意図的なデータ操作はなかった」とする中間報告を発表していたが、「内部調査が甘かった」と不十分さを認めた。

     調査委は、内部調査に加え、第三者機関に調査を依頼。カルテと解析データ、論文の図表の間に数多くのデータの不一致が判明した。心臓や腎臓の保護効果を示す図表が元のデータと食い違い、「ディオバンに保護効果があるとする論文の結論を導くことは不可能」とした。また、論文の筆頭著者の医師が今月、「統計解析を元社員に行ってもらい、論文に掲載した」と調査委に申し出て、「元社員に助言をもらっただけ」とする従来の証言を訂正した。

     調査委は、研究責任者の小室一成・東京大教授(循環器内科)らに論文取り下げを勧告するが、小室教授は千葉大から異動しており、処分は難しいとした。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140426-118-OYTPT50092

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  5. site:kaken.nii.ac.jp 矢崎義雄 小室一成
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E7%9F%A2%E5%B4%8E%E7%BE%A9%E9%9B%84+%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E4%B8%80%E6%88%90

    KAKEN - 小室 一成(30260483)
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/30260483


    2014年度 : 東京大学 / 医学部附属病院 / 教授
    2011年度~2013年度 : 大阪大学 / 医学(系)研究科(研究院) / 教授
    2010年度~2011年度 : 大阪大学 / 大学院・医学系研究科 / 教授
    2009年度~2010年度 : 千葉大学 / 医学(系)研究科(研究院) / 教授
    2009年度 : 千葉大学 / 大学院・医学研究院 / 教授
    2002年度~2007年度 : 千葉大学 / 医学(系)研究科(研究院) / 教授
    2001年度~2007年度 : 千葉大学 / 大学院・医学研究院 / 教授
    2005年度 : 千葉大学 / 大学院・医学研院 / 教授
    2002年度 : 千葉大学 / 医学部・付属病院 / 教授
    2002年度 : 千葉大学 / 医学部附属病院 / 教授
    2001年度~2002年度 : 千葉大学 / 医学部 / 教授
    2001年度 : 千葉大学 / 大学院・医学研究科 / 教授
    2000年度~2001年度 : 千葉大学 / 医学部 / 助教授
    2000年度 : 千葉大学 / 医学部・附属病院 / 助教
    1999年度~2000年度 : 東京大学 / 医学部附属病院 / 講師
    1998年度 : 東京大学 / 医学部・附属病院 / 講師
    1996年度~1997年度 : 東京大学 / 医学部・附属病院 / 助手
    1996年度~1997年度 : 東京大学 / 医学部附属病院 / 助手
    1996年度 : 東京大学 / 医学部・付属病院 / 助手
    1994年度~1996年度 : 東京大学 / 医学部(病) / 助手
    1994年度~1996年度 : 東京大学 / 医学部 / 助手

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  6. KAKEN - 矢崎 義雄(20101090)
    https://kaken.nii.ac.jp/d/r/20101090.ja.html

    2002年度 : 国立国際医療センター病院 / 総長(研究職)
    2001年度 : 国立国際医療センター / 病院・総長(研究職)
    2000年度 : 国際医療センター病院 / 病院長
    1999年度 : 国立国際医療センター研究所 / 室長
    1996年度~1999年度 : 東京大学 / 医学部附属病院 / 教授
    1997年度~1998年度 : 東京大学 / 医学部 / 教授
    1996年度~1998年度 : 東京大学 / 医学部・附属病院 / 教授
    1997年度 : 群馬大学 / 医学部 / 教授
    1991年度~1996年度 : 東京大学 / 医学部(病) / 教授
    1994年度 : 東京大学 / 医学部(医) / 教授
    1990年度~1993年度 : 東京大学 / 医学部 / 教授
    1992年度 : 東京大学 / 医学部(病)・第三内科 / 教授
    1991年度 : 東京大学 / 医学部(病)・第3内科 / 教授
    1989年度 : 東京大学 / 医学部・第三内科(病) / 助教授
    1989年度 : 東京大学 / 医学部・第三内科(病) / 助教授
    1989年度 : 東京大学 / 医学部(病) / 助教授
    1989年度 : 東京大学 / 医学部(病)・第三内科 / 助教授
    1989年度 : 東京大学 / 医学部 / 助教授
    1987年度~1988年度 : 東京大学 / 医学部(病) / 講師
    1986年度~1988年度 : 東京大学 / 医学部 / 講師
    1986年度 : 東京大学 / 医学部・第三内科 / 講師

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  7. 「小室一成 永井良三 矢崎義雄」
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_2171.html?showComment=1398525928585#c2213955167534685465

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  8. 遺伝子工学、細胞工学を用いた心筋病態生理の解析-心筋症における検討を中心に
    Molecular analysis of the pathophysiology of heart disease
    研究課題番号:62440041

    代表者
    1987年度~1989年度
    矢崎 義雄
    YAZAKI, Yoshio
    研究者番号:20101090
    東京大学・医学部・第三内科(病)・助教授

    研究分担者

    磯部 光章
    研究者番号:80176263
    東京大学・医学部・助手

    小室 一成
    東京大学・医学部・第三内科(病)・医員

    倉林 正彦
    KURABAYASHI, Masahiko
    研究者番号:00215047
    東京大学・医学部・第三内科(病)・助手

    土持 英嗣
    TSUCHIMOCHI, Hidetsugu
    研究者番号:90197715
    東京大学・医学部・第三内科(病)・助手

    山沖 和秀
    YAMAOKI, Kazuhide
    研究者番号:70182409
    東京大学・医学部・第三内科(病)・助手

    研究概要(最新報告)

    本研究は、細胞工学及び遺伝子工学を用いて、これまでアプロ-チが困難であったヒトの心筋における病態生理を分子生物学的な観点から解析し、心筋の肥大と分化の過程を収縮機序の中心的な役割を担い、収縮エネルギ-の変換に直接関与する収縮蛋白のミオシンを指標に、蛋白分子生理学及び遺伝子レベルから検討を加え、心肥大の形成機序や心筋症を中心とした心疾患の病因と病態を解析した。まずヒトの心筋にもATPase活性の異なるミオシンのアイソザイムが存在し、負荷により肥大形成されるとともに、ミオシンアイソザイムもエネルギ-効率のよいβタイプに変換されることを特異的に反応するモノクロ-ナル抗体を開発して示した。このミオシンアイソザイムの変換機序を遺伝子レベルで解析するために、ミオシン分子を生合成する重鎖と軽鎖の遺伝子をヒト遺伝子ライブラリ-からクロ-ニングし、その発現調節を行うプロモ-タ-領域を含めてその構造を解析した。その結果、αとβタイプのミオシンサブユニットを生合成する遺伝子は独立に存在し、負荷が加わった際には、βタイプの心室筋型ミオシンの遺伝子がup regulateされて発現することが示された。そしてそのプロモ-タ-解析により、CArG boxと呼ばれるCC(A+T-rich)6GGの配列が重要であり、またCキナ-ゼ、Aキナ-ゼにも反応しうる配列も有することを明らかにした。一方、一次的に心筋障害をきたす心筋症において、モノクロ-ル抗体を用いて胎児型ミオシンが出現することを示したが、対応する遺伝子のクロ-ニングが必要となった。さらに、心筋に加わる負荷による肥大形成の生化学的な機序を解明するために、培養心筋に直接機械的ストレスを与える装置を開発し、ストレスにより蛋白の生合成が亢進するとともに、核内癌遺伝子のc-fosの発現を認め、これにはCキナ-ゼ系の関与が示され、心筋の病態生理をこのような分子生物学的なレベルで明らかにした。
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/62440041.ja.html

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  9. 心・血管系における負荷に対する応答機構-分子生物学的アプローチによる解析
    Intracellular Signaling of Stretch Mediated Myocyte Growth
    研究課題番号:03454247

    代表者
    1991年度~1992年度
    矢崎 義雄
    YAZAKI, Yoshio
    研究者番号:20101090
    東京大学・医学部(病)・教授

    研究分担者

    栗原 裕基
    東京大学・医学部(病)・助手

    方 榮哲
    東京大学・医学部(病)・医員

    永井 良三
    NAGAI, Ryozo
    研究者番号:60207975
    東京大学・医学部(病)・助教授

    山崎 力
    東京大学・医学部(病)・医員

    世古 義規
    東京大学・医学部(病)・助手

    小室 一成
    東京大学・医学部(病)・医員

    研究概要(最新報告)

    循環器系において、血行動態という負荷による心・血管系の変化を、器官のレベルばかりでなく、細胞・分子レベルでとらえることは、心肥大、心不全および血管攣縮、動脈硬化症などの循環器疾患の発症機構を解明する上できわめて重要な課題である。特に物理的な刺激が細胞内の応答機構に生化学的なシグナルとなって伝達され、代謝を調節する機序は、生体が外界からの刺激を受けて反応する現象を生化学的に解明するモデルになるものとして、医学ばかりでなく生物学の広い領域から注目されている。われわれは細胞に物理的な負荷を加える装置を独自に開発するとともに、分子生物学の最先端技術を導入することにより、従来では、生化学的なアプローチが因難であった、物理的な負荷に対する心筋および血管内皮と平滑筋細胞における応答機構の解析を行った。その結果、本研究は循環器疾患の基礎的な病態である心肥大や心不全、あるいは血管攣縮や動脈硬化病変の形成などの病因を遺伝子や分子レベルで捉える研究の発端となって、この分野での知見の著しい進展をもたらすところとなった。

    具体的には1)心筋の負荷に対する応答機構の解明として、独自に開発したシリコンディシュを用いて心筋細胞に直接機械的なストレスを与え、胎児性蛋白と核内癌遺伝子の発現機序をフォスファチジルイノシトール代謝を中心に解析し、肥大を形成する心筋細胞内応答機構のしくみを明らかにした。さらに形質変化をきたす心筋蛋白のアイソフォーム変換機序をgelshift法などを用いて検討し、心筋の負荷に対する適応現象を遺伝子レベルから究明した。2)血管内皮および平滑筋細胞における血流ストレスに対する応答機構を、固有に存在する遺伝子の発現調節機序を解明することによって、血流に対応した臓器循環が調節されるメカニズムを明らかにした。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/03454247.ja.html

    返信削除
  10. 心筋培養細胞株の樹立及びそれを用いた心臓の遺伝子治療の試み
    Establishment of cardiac myocyte cell line
    研究課題番号:06557042

    代表者
    1994年度~1996年度
    小室 一成
    KOMURO, Issei
    研究者番号:30260483
    東京大学・医学部・附属病院・助手

    研究分担者

    加藤 裕久
    ヤマサ醤油株式会社・研究開発部・研究員

    黒尾 誠
    国立精神神経センター・研究員

    山崎 力
    YAMAZAKI, Tsutomu
    研究者番号:60251245
    東京大学・保健センター・講師

    矢崎 義雄
    YAZAKI, Yoshio
    研究者番号:20101090
    東京大学・医学部・附属病院・教授

    研究概要(最新報告)

    未分化胚細胞(ES細胞)を浮遊培養してエンブリオイドボデイ(EB)にし、8日目頃より数十%のEBが自立拍動を開始するという心筋細胞の分化系を確立した。次にEBよりRNAを抽出しノーザンブロット解析を行ったところ、心筋に発現している転写因子としては心筋特異的ホメオボックスであるCsx及びジンクフィンガーモチーフをもった転写因子であるGATA4の発現が6日目より認められた。構造蛋白としてはミオシン重鎖の発現が10日目より認められた。

    また心筋細胞分化における細胞内シグナルの役割を検討するためにまずMAPキナーゼの心筋の分化、発生における役割について解析した。

    MAPキナーゼの脱リン酸化酵素であるMKPをES細胞に導入後ネオマイシンにて選択して細胞株を単離した。MKDを過剰発現したES細胞株は浮遊培養しても心筋に分化するが極めて低かったことより、MAPキナーゼが心筋の分化に必須であることが明らかとなった。一般に癌抑制遺伝子は細胞の分裂に抑制的に働いている。逆に癌抑制遺伝子の機能を喪失した細胞では永久に分裂能を獲得したり、癌化する。そこで、癌抑制遺伝子の一つであるp53欠損マウスから心筋細胞の株化を試みたが、成功しなかった。
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/06557042.ja.html

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  11. 圧負荷による心肥大の細胞内情報伝達経路及び心筋細胞に特異的な成長因子の同定と解析
    Elucidation of molecular mechanism of mechanical stretch-induced cardiac hypertrophy
    研究課題番号:07457163

    代表者
    1995年度~1996年度
    山崎 力
    YAMAZAKI, Tsutomu
    研究者番号:60251245
    東京大学・保健管理センター・講師

    研究分担者

    水野 健彦
    東京大学・医学部(病)・医員

    塩島 一朗
    東京大学・医学部(病)・医員

    小室 一成
    KOMURO, Issei
    研究者番号:30260483
    東京大学・医学部(病)・助手

    矢崎 義雄
    YAZAKI, Yosio
    研究者番号:20101090
    東京大学・医学部(病)・教授

    研究概要(最新報告)

    我々は、心筋細胞に伸展刺激を加える独自の装置を用いて心筋細胞肥大に関与する細胞内情報伝達経路を解析し、これまでに、伸展刺激により、Cキナーゼ(PKC)、extracellular signal-regulated kinases(ERKs)の活性化がおこり、核内癌遺伝子の発現や、蛋白合成が増強されることを明らかにしてきた。しかし、伸展刺激によるERKの活性化に至る経路は未だ不明である。そこで、新しい手法を用いてERKの上流について検討した。

    ラット新生児培養心筋細胞に伸展刺激を加え、ERKを免疫沈降後、その活性をin vitroで測定した。同時にERKカスケードの上流に存在すると考えられる、種々のリン酸化酵素を特異的に阻害する分子をdominant negative mutant法で過剰発現させ、ERK活性を解析した。その結果、伸展刺激後、ERKは3分より上昇し、約8分をピークに活性化した。PKCのdown-regulation後、伸展刺激によるERK活性の上昇が部分的に抑制された。さらにdominant negative mutant Raf-1をERKと同時にトランスフェクションすると伸展刺激によるERKの活性は完全に抑制されたが、dominant negative mutant Rasあるいは非受容体型チロシンキナーゼであるSrcファミリーを特異的に阻害するC-terminal Src kinaseを同時にトランスフェクションしてもERKの活性は影響を受けなかった。加えて、Rasと同じ低分子量GTP結合蛋白質であるRhoを特異的に阻害するRho GTP dissociation inhibitorを同時にトランスフェクションすると、伸展刺激によるERKの活性は70%抑制された。以上より、伸展刺激によりERKは活性化するが、Src及びRasの経路は重要でなく、PKCあるいはRhoからRaf-1を介する経路が重要であることが判明した。
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/07457163.ja.html

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  12. 心筋梗塞に伴う心機能不全の発生機序の解明と新しい治療法の開発
    研究課題番号:07557054

    代表者
    1995年度~1997年度
    山崎 力
    研究者番号:60251245
    東大・講師

    研究分担者

    竹脇 俊一
    (株)ヤトロン・中央研究所・主任研究員

    塩島 一朗
    東京大学・医学部(病)・医員

    小室 一成
    研究者番号:30260483
    東京大学・医学部(病)・助手

    矢崎 義雄
    研究者番号:20101090
    東京大学・医学部(病)・教授

    研究概要(最新報告)

    心筋特異的ホメオボックス遺伝子Csxは、胎児期早期から心筋に発現し、また、そのノックアウトマウスで心臓の形成に異常が見られることから、心臓の発生・分化において極めて重要な転写因子であると考えられる。その転写機構を明らかにすることが心筋発生の解明につながり、心筋再生による新しい心筋梗塞の治療法に結び付くと考えられる。しかしながらCSX蛋白の機能に関しては、そのターゲット遺伝子も含めてほとんど知られていない。そこでCSX蛋白の転写因子としての機能の解析を試みた。ヒトCSXcDNAおよびそのdeletion mutantを発現vectorに組み込み、種々の心筋特異的遺伝子のプロモーター領域を含むreporter geneとともにCOS cellに導入し、CSXのtrans-activation活性を解析した。また、ショウジョウバエにおいて強力なtrans-repression活性をもつEngrailedとCSXのキメラ蛋白を作成し、CSXに対するdominant-negative効果を持つか否かについて検討した。その結果、心筋特異的遺伝子のうち、心房性Na利尿ペプチド(ANP)遺伝子がCSXによってその転写活性が亢進することが判明した。CSXのdeletion mutantの解析から、CSXホメオドメインの5'側にtrans-activation domainが、3'側にinhibitory domainが存在することが明らかになった。CSXのtrans-activation domainをEngrailedのpressor domainに置換したキメラ蛋白は、CSXのdominant-negative mutantとして機能することも明らかにされた。以上より、ANP遺伝子がCSXのターゲット遺伝子の1つである可能性が示唆され、また、CSX蛋白の機能ドメインも明らかになった。一方、Engrailed-CSXキメラ蛋白は、適切なプロモーターを用いてin vivoでoverexpressionすることによってconditional knockoutが可能になると考えられ、CSXの機能解析を行ううえで有用な手段の1つとなることが期待された。
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/07557054.ja.html

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  13. 心筋特異的転写因子を用いた心筋の発生及び分化機序の解明と心不全治療法の開発
    The elucidation of the roles of transcription factor in heart diseases
    研究課題番号:08557047

    代表者
    1996年度~1997年度
    矢崎 義雄
    研究者番号:20101090
    東大・医学部附属病院・教授

    1997年度~1998年度
    山沖 和秀
    研究者番号:70182409
    東大・医学部附属病院・講師

    1998年度
    石川 隆
    ISHIKAWA, Takashi
    研究者番号:50202958
    東京大学・医学部・附属病院・助手

    研究分担者

    小室 一成
    研究者番号:30260483
    東京大学・医学部・附属病院・助手

    山沖 和秀
    研究者番号:70182409
    東京大学・医学部・附属病院・講師

    加藤 裕久
    ヤマサ・研究開発部・生物研究室・研究員

    鈴木 亨
    東京大学・医学部・医員

    塩島 一朗
    東京大学・医学部・助手

    研究概要(最新報告)

    1. CSXとGATA-4によるANP遺伝子の転写調節 ヒトCSXcDNAおよびマウスGATA-4cDNAを発現ベクターに組み込みANP遺伝子のプロモーター領域を含むレポーター遺伝子とともにCOS-7細胞に導入しtrans-activation活性を解析した。CSXによるANP遺伝子の転写亢進には、転写開始点上流-100bpおよび-250bpに存在するCSX結合配列が重要であり、CSXとGATA-4を同時に発現させると、ANP遺伝子の転写は相乗的に亢進し、その協調作用には-250bpに存在するCSX結合配列が必要であった。さらに、CSXとGATA-4はin vivoおよびin vitroにおいて蛋白同士が直接会合した。以上より、心筋に発生早期より発現し異なるDNA binding motifを持つ転写因子であるCSXとGATA-4が、直接的な蛋白-蛋白相互作用を介してANP遺伝子の転写を協調的に制御することが明らかにされた。

    2. CSX1過剰発現マウスの解析 CSX1過剰発現マウス(Tg)を作製し解析した。Tgは生存及び生殖可能であり、外奇形や成長障害、心不全症状を認めず、心重量の増加も認めなかった。Tgにおいて心臓と骨格筋にCSX1 mRNAの過剰発現が認められた。内因性Csxの発現はCSX1 の過剰発現により有意に増加を認めた。以上より、TgにおけるANPの誘導はCSX1の直接の作用である可能性が考えられた。また、内因性Csxの発現が増加していたことからCsxの発現調節に正の自己調節機構があることが示唆された。

    3. Csx/Nkx2.5と会合する新たな転写因子Zf11の発見と解析 ヒトCSX遺伝子cDNA全長を用いtwo-hybrid systemにてマウス胎生17日のcDNA libraryをスクリーニングした。20個のうち1個はC2H2型のzinc fingerを11個と核移行シグナルを持つ転写因子と考えられ、Zf11と名づけた。two-hybrid systemではCsxのN-末端とhomeo domainが会合に必要と考えられ、pull down assayではZf11のzinc finger domainが会合に重要であった。マウスのES細胞において、分化前および分化誘導後3日では発現がなく、6日目以降より発現が認められた。8日目よりミオシン等の収縮蛋白の発現が認められ、自発収縮が始まることより、Zf11はこれらの心筋特異的な収縮蛋白などの発現に関与していると考えられた。Whole mount in situ hybridizationにおいて、Zf11は心臓の形成されるマウス胎仔8日目頃より心臓の原基において発現していた。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/08557047.ja.html

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  14. 心血管系の発生分化とその分子機構の解析
    研究課題番号:09102005

    代表者
    1997年度~1999年度
    矢崎 義雄
    研究者番号:20101090
    国立国際医療センター研究所・室長

    研究分担者

    本田 浩章
    研究者番号:40245064
    東京大学・医学部・附属病院・助手

    山崎 力
    研究者番号:60251245
    東京大学・保健センター・講師

    塩島 一朗
    東京大学・医学部・附属病院・助手

    栗原 裕基
    研究者番号:20221947
    東京大学・医学部附属病院・助手

    小室 一成
    研究者番号:30260483
    東京大学・医学部附属病院・講師

    湯尾 明
    研究者番号:90221663
    国立国際医療センター研究所・研究部長

    研究概要(最新報告)

    心臓の発生に必須な転写因子Csxは、成人においても心臓に発現しており、その成人心における役割が注目されている。我々は、Csxの成人心における役割を知るために、Csxを過剰発現するトランスジェニックマウス(Csx Tg)とホメオドメインのロイシンをプロリンに変えドミナントネガティブとして働くCsx(LP)を過剰発現するトランスジェニックマウス(Csx LP Tg)を作成した。成熟Csx Tgの心臓においては心臓特異的な遺伝子であるANP、ミオシン軽鎖、CARPなどの発現が亢進しており、Csxが出生後の心臓においても心臓特異的遺伝子の発現に関与していることが示唆された。一方Csx LP Tg心は組織学的に心筋の変性を示していた。以上のことより、Csxは成人心において心臓に発現している遺伝子の発現を調節していると同時に、心筋細胞の保護に働いており、Csxの機能が低下することにより、心筋障害が生じることが示唆された。

    本研究によって、エンドセリン-1(et-1)によるG蛋白を介したシグナルが、神経堤細胞から血管平滑筋への分化機構に、bHLH型核転写因子であるdHAND,eHAND、ホメオボックス遺伝子Goosecoidの発現誘導を介して関与していることが明らかになった。その発現部位から、ET-1は上皮-間葉相互作用を介して働いていると考えられる。さらに、CATCH22の原因遺伝子の候補遺伝子として同定されている細胞内ユビキチン化関連蛋白UFD1Lとの間に、「ET-1→ET-A受容体→dHAND→UFD1」というシグナル伝達経路の存在が示唆された。一方、我々は、アドレノメデュリン(AM)のノックアウトマウスにより、AMもET-1同様、胎生期の血管発生および胎生期循環に関与していることを見出し、ET-1とAMと二つの血管内皮由来ペプチドが血管形成に重要な役割を果たすことを明らかにした。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/09102005

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  15. 心筋特異的遺伝子発現と心筋病態形成の遺伝子解析
    Cardio-Specific Gene Expression and Genetic Analysis of Myocardial Disorders
    研究課題番号:05304032

    代表者
    1993年度~1994年度
    矢崎 義雄
    YAZAKI, Yoshio
    研究者番号:20101090
    東京大学・医学部(病)・教授

    研究分担者

    木村 彰方
    研究者番号:60161551
    九州大学・生医研・助教授

    松原 弘明
    研究者番号:10239072
    関西医科大学・医学部(病)・助手

    川口 秀明
    研究者番号:70161297
    北海道大学・医学部(病)・講師

    篠山 重威
    SASAYAMA, Shigetake
    研究者番号:70109007
    京都大学・医学部(病)・教授

    平岡 昌和
    HIRAOKA, Masakazu
    研究者番号:80014281
    東京医科歯科大学(医)・教授

    永井 良三
    NAGAI, Ryozo
    研究者番号:60207975
    東京大学・医学部(病)・助教授

    中尾 一和
    NAKAO, Kazuwa
    研究者番号:00172263
    京都大学・医学部(病)・教授

    多田 道彦
    TADA, Michihiko
    研究者番号:90093434
    大阪大学・医学部(病)・教授

    研究概要(最新報告)

    (A)心機能に重要な遺伝子の心筋特異的な発現調節機構の解明

    心肥大のメカニズムについては、培養心筋細胞のin vitroストレッチ・モデルを用いた解析により心筋内アンジオテンシンIIの動態とMAPキナーゼ等の細胞内リン酸化カスケードを介する機序および、心筋内レニン・アンジオテンシン系が心筋細胞の肥大と間質の繊維化を惹起することが明らかとなった。また、心筋で発現するサイトカイン(IL-6)、ホルモン(ANP,BNP,レニン・アンジオテンシン)、Kチャンネル、カルシウムポンプなどの遺伝子の虚血・圧負荷・Ca・甲状腺ホルモンなどの外的負荷や病態時における発現調節機構・転写調節機構を明らかにした。さらに、心筋細胞分化を規定する遺伝子を解明するため、すでにマウスで単離した心筋特異的ホメオボックス遺伝子C_をプローブとしてヒトC_を単離したところ、マウスC_遺伝子とアミノ酸配列が非常に類似しており、種をこえて保存されていることが明らかとなった。

    (B)心筋病変形成の素因となる遺伝子の解明

    日本人の肥大型心筋症患者で心筋βミオシン重鎖遺伝子に計14種のミスセンス変異を同定し、このうち13種は欧米人と異なる変異であった。47多発家系中11家系については心筋βミオシン重鎖遺伝子との連鎖が否定され、日本人における本症の遺伝子的不均一性を示すと考えられた。心肥大を有するミトコンドリア心筋症患者ではロイシンtRNA遺伝子の点変異、多種類の遺伝子欠失を検出した。さらに、日本人の拡張型心筋症においてHLA-DR遺伝子と、QT延長症候群で11p15.5のHRASとD11S922と、それぞれ相関が認められた。
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/05304032.ja.html

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  16. 心筋細胞分化の制御と適応不全に関する研究
    研究課題番号:05354026

    代表者
    1993年度
    矢崎 義雄
    研究者番号:20101090
    東京大学・医学部(病)・教授

    研究分担者

    松原 弘明
    研究者番号:10239072
    関西医科大学・医学部(病)・助手

    川口 秀明
    研究者番号:70161297
    北海道大学・医学部(病)・講師

    中尾 一和
    研究者番号:00172263
    京都大学・医学部(病)・教授

    多田 道彦
    研究者番号:90093434
    大阪大学・医学部(病)・教授

    古賀 義則
    研究者番号:50080669
    久留米大学・医学部(病)・助教授

    研究概要(最新報告)

    本年度は、心筋特異的に発現する遺伝子とその制御機構について解析し、心肥大や心不全などの病態形成の原因となる遺伝要因や分子レベルの変化について検討を行なった。まず心筋特異的に発現するホメオボックスCsxのcDNAと遺伝子がマウスおよびヒトで単離された。Csxは最近明らかになった心筋で発現するbHLH蛋白との関係を明らかにするうえで重要な手掛かりを与えるものである。心筋梗塞や梗塞後再灌流における心筋障害の機序として低酸素、再酸素化、およびacidosis刺激が心筋細胞のIL-6産生を増強することウィルス性心筋炎における細胞傷害には、スーパーオキサイドが関与することが明かとなった。アンジオテンシンII(AII)は心筋線維芽細胞のコラーゲン合成を促進させ、高血圧自然発症ラット(SHR)では心筋の線維化にAIIが重要な役割を果たしていることが示された。ナトリウム利尿ペプチドファミリーBNPは急性の心室筋負荷刺激に対し極めて迅速にその遺伝子発現が亢進し、constltutive pathwayにより速やかに分泌される。またBNPは、そのmRNA3'非翻訳領域のATTTA反復配列によりANPに比べその半減期は著しく短い事も明かとなった。甲状腺ホルモンは遺伝子転写を介して筋小胞体Caポンプとその調節蛋白質ホスホランバン(PLN)の発現を変化させ、Caポンプ活性、親和性を増加した。またCaポンプとPLNの相互作用部位がPLNドメインIaであること、Ca遊離チャンネルでは615Argの活性調節における重要性が示された。

    日本人肥大型心筋症患者の心筋βミオシン連鎖遺伝子の構造解析を行い、172名の患者中20名に13種のミスセンス変異を見いだした。このうち2種については心室筋で変異遺伝子の発現を確認した。一方、本症多発家系の解析から、少なくとも25%は心筋ミオシン変異に起因しないことを明かにした。また、筋収縮に関わる遺伝子群の単離、染色体マッピング、発現の組織特異性を解析し、心筋に発現し、骨格筋には発現しないものは、心房筋型ミオシン調節軽鎖、心筋型トロポニンC鎖および心筋型トロポニンエ鎖の遺伝子であることを見いだした。
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/05354026.ja.html

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  17. ジーンターゲッティングを用いた動脈硬化の病態解明と治療への応用
    Application of gene targeting to the study of atherosclerosis
    研究課題番号:05404033

    代表者
    1993年度~1994年度
    矢崎 義雄
    YAZAKI, Yoshio
    研究者番号:20101090
    東京大学・医学部(病)・教授

    研究分担者

    前村 浩二
    東京大学・医学部(病)・医員

    栗原 由紀子
    東京大学・医学部(病)・医員

    栗原 裕基
    KURIHARA, Hiroki
    研究者番号:20221947
    東京大学・医学部(病)・助手

    児玉 龍彦
    KODAMA, Tatsuhiko
    研究者番号:90170266
    東京大学・医学部(病)・助手

    永井 良三
    NAGAI, Ryozo
    研究者番号:60207975
    東京大学・医学部(病)・助教授

    研究概要(最新報告)

    動脈硬化の進展は多年の年月をかけ、複数の遺伝的要因および環境因子が関与することが知られその解析、治療法開発には多くの困難がともなう。今回の研究はこうした課題への新しい取組として、急速に技術の発展しつつあるジーンターゲッティングによる遺伝子欠損動物の作成などマウス発生工学を応用し、動脈硬化の病態解析と治療法の開発をめざし、次の3点を柱として平成5年度から6年度に行われた。

    第一に、マウス発生工学の血管の細胞への応用の基礎技術の充実を進めたことである。マウスの発生工学は近年急速に進展しつつあるが、ES細胞の安定性など、技術的課題も多く、多数の遺伝子欠損動物作成のための基礎技術の上でも検討すべき課題が多い。そこで今回の研究全体の基礎固めとして、安定的にジャームライントランスミッションを起こすES細胞の選択、コーカルチャー法によるキメラマウスの作成などの技術の開発に成功した。この安定的な技術の上に今回の研究は、血管生物学に関する多くの遺伝子組み替え動物の作成に成功した。

    第二に、血管の主要構成細胞である、血管内皮細胞、平滑筋細胞、動脈硬化の泡沫細胞の起源であるマクロファージという主要3種の細胞のそれぞれにつき発生工学の応用を試みたことである。その結果マクロファージでは泡沫細胞形成に関わるスカベンジャー受容体欠損マウスの作成に成功、内皮ではエンドセリン欠損マウスとエンドセリン過剰発現マウスの作成に成功、平滑筋細胞では形質転換の機構の解析や高血圧関連のトランスジェニックマウスの作成など多方面にわたり大きな成果があった。

    第三に、マウス実験系を用いて動脈硬化の発症解析と治療法の開発を進めたことである。世界で血管生物学に関連してLDL受容体欠損マウスやアポE欠損マウスなどの動脈硬化モデルを初めとしておおくの遺伝子組み替えマウスが作成されつつある。今回の研究では、これら世界の実験動物系を集積し我々の開発したマウスとの交配実験などを進め、この系を用いて動脈硬化の解析と治療法の開発を進めた。
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/05404033.ja.html

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  18. 心血管系への遺伝子デリバリーシステムの開発と遺伝子治療への応用
    研究課題番号:07407020

    代表者
    1995年度~1997年度
    矢崎 義雄
    研究者番号:20101090
    東大・医学部附属病院・教授

    研究分担者

    栗原 由紀子
    東京大学・医学部(病)・医員

    森田 啓行
    東京大学・医学部・附属病院・医員

    前村 浩二
    研究者番号:90282649
    東京大学・医学部・附属病院・助手

    栗原 裕基
    研究者番号:20221947
    東京大学・医学部・附属病院・助手

    永井 良三
    研究者番号:60207975
    群馬大学・医学部・教授

    栗原 由起子
    東京大学・医学部・附属病院・医員

    研究概要(最新報告)

    平成7・8年度の研究において、我々は、エンドセリン-1(ET-1)遺伝子プロモーター領域を用いた血管壁選択的遺伝子発現系を確立し、これを用いたトランスジェニックマウスを作成した。

    1.エンドセリン-1(ET-1),アドレノメデュリン(AM)過剰発現マスウ:ET-1過剰発現マウスの組織・血中ET-1濃度は野生型マウスの2〜4倍で、低体重と体毛の減少を認めたが、無麻酔無拘束下またはウレタン麻酔下での観血的動脈圧は野生型に比べ差はなく、生理的にみられる程度のET-1の産生増加は、慢性期では血圧レベルに影響しないと考えられた。AM過剰発現マウスのうち1系統は、大動脈AM濃度は野生型マウスの約10倍であった。

    2.血管系選択的コンディショナル遺伝子発現マウス:テトラサイクリン反応性オペレーター遺伝子配列(tetO)にレポーター遺伝子(LacZ)を結合したコンスラクト(A)、ET-1プロモーター領域9.2kbにテトラサイクンリプレッサー蛋白(tetR)とVP16C末転写活性化領域の融合蛋白を結合したコンストラクト(B)をそれぞれ作成し、A・Bそれぞれより各々複数のラインを得た。tetOによるLacZ発現をin vitroで確認した後、現在それぞれの系の交配を進め、両方のコンストラクトが組み込まれたマウスの樹立行っている。

    以上から、この血管壁遺伝子発現系による遺伝子発現は生理的産生量に匹敵もしくは凌駕するレベルを示し、血管系における遺伝子機能解析への高い応用性が示された。さらに、コンディショナル遺伝子発現系の応用により、血管系でのテトラサイクリンによるON-OFFの調節が期待される。現在、ウイルス系ベクターを用いた遺伝子導入へ向けての準備を進めている。

    3.これとともに、我々は平滑筋・心筋ミオシン重鎖遺伝子をクローニングし、それらのプロモーター領域のin vitroにおける組織特異的転写活性調節機構を明らかにしてきた。これらをレポーター遺伝子に連結した遺伝子コンストラクトを作成し、平滑筋や心筋に特異的な遺伝子発現をするトランスジェニックマウスの作成を試みている。
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/07407020.ja.html

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  19. ヒト疾患における遺伝要因のゲノム的解析と分子病態の解明
    Genomic analysis on genetic factors of human diseases and elucidation of their molecular mechanisms
    研究課題番号:12203002

    代表者
    2000年度~2005年度
    菅野 純夫
    SUGANO, Sumio
    研究者番号:60162848
    東京大学・大学院新領域創成科学研究科・教授

    研究分担者

    新川 詔夫
    研究者番号:00111170
    長崎大学・医学部・教授

    笹月 健彦
    研究者番号:50014121
    国立国際医療センター研究所・所長(研究職)

    矢崎 義雄
    研究者番号:20101090
    国立国際医療センター病院・総長(研究職)

    三輪 史朗
    研究者番号:40034954
    (財)冲中記念成人病研究所・理事長(研究職)

    三木 哲郎
    MIKI, Tetsuro
    研究者番号:00174003
    愛媛大学・医学部・教授

    濱口 秀夫
    研究者番号:00091918
    筑波大学・基礎医学系・教授

    五條堀 孝
    研究者番号:50162136
    国立遺伝学研究所・遺伝情報解析・教授

    林 健志
    研究者番号:00019671
    九州大学・生体防御医学研究所・教授

    成富 研二
    研究者番号:20101446
    琉球大学・大学院・医学研究科・教授

    福嶋 義光
    研究者番号:70273084
    信州大学・医学部・教授

    羽田 明
    HATA, Akira
    研究者番号:00244541
    千葉大学・大学院医科学研究院・教授

    徳永 勝士
    TOKUNAGA, Katsushi
    研究者番号:40163977
    東京大学・大学院医学系研究科・教授

    新川 詔夫
    NIIKAWA, Norio
    研究者番号:00111170
    長崎大学・大学院医歯薬学総合研究科・教授

    前田 忠計
    MAEDA, Tadakazu
    研究者番号:90265728
    北里大学・理学部・教授

    配分額 総額:2982100千円
    2001年度:406100千円 (直接経費:406100千円)
    2002年度:855900千円 (直接経費:855900千円)
    2003年度:860900千円 (直接経費:860900千円)
    2004年度:856200千円 (直接経費:856200千円)
    2005年度:3000千円 (直接経費:3000千円)

    研究概要(最新報告)

    日本学術振興会未来開拓研究事業(平成16年度終了)、文部科学省特定領域研究「応用ゲノム」(平成16度-平成21年度)と合同で、国際シンポジウム「ゲノム科学による疾患の解明-ゲノム科学の明日の医学へのインパクト」及び市民講座「ゲノム科学と社会」を平成18年1月17日-1月21日に行なった。国際シンポジウムの発表者は未来開拓5人、本特定領域6人、応用ゲノム3人、海外招待講演者9人であった。市民講座は、科学者側6名に対し、国際基督教大学の村上陽一郎氏に一般講演をお願いし、最後にパネルディスカッションを行なった。参加者は延べ550人であった。

    また、文部科学省特定領域「ゲノム」4領域(統合、医科学、生物学、情報科学、平成16年度終了)合同の一般向け研究成果公開シンポジウム「ゲノムは何をどのように決めているのか?-生命システムの理解へ向けて-」を平成18年1月28,29日に行なった。本シンポジウムの構成は、セッション1:ゲノムから細胞システム(司会:高木利久)講演4題、セッション2:ゲノムから高次機能(司会:菅野純夫)講演6題、セッション3:ゲノムから人間、ヒトへの道(司会:小笠原直毅)講演7題を行い、さらに、小原雄治統合ゲノム代表の司会の下、門脇孝、小笠原直毅、漆原秀子、藤山秋佐夫、高木利久、加藤和人の各班員、各代表をパネリストとしてパネルディスカッションを行なった。参加者は延べ700人であった。また、本領域の最終的な報告書を作製した。
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/12203002.ja.html

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  20. 心不全の戦略的研究-発生工学を用いた心不全の病態解明と遺伝子・細胞治療
    Molecular Mechanisms of Heat Failure and Its Novel Therapeutic Strategies
    研究課題番号:12136101

    代表者
    2000年度~2005年度
    小室 一成
    KOMURO, Issei
    研究者番号:30260483
    千葉大学・大学院医学研究院・教授

    研究分担者

    斉藤 能彦
    SAITO, Yoshihiko
    研究者番号:30250260
    奈良県立医科大学・医学部・教授

    松原 弘明
    MATSUBARA, Hiroaki
    研究者番号:10239072
    京都府立医科大学・大学院医学研究科・教授

    瀧原 圭子
    TAKIHARA, Keiko
    研究者番号:70252640
    大阪大学・保健センター・助教授

    福田 恵一
    FUKUDA, Keiichi
    研究者番号:20199227
    慶應義塾大学・医学部・教授

    室原 豊明
    MUROHARA, Toyoaki
    研究者番号:90299503
    名古屋大学・大学院医学系研究科・教授

    研究概要(最新報告)

    本研究の目標である心不全の病態解明と新たな治療法の確立について多角的に研究を推進できたと考えられる。特にマウスの心機能解析法(心臓カテーテル検査、心臓エコー検査)を確立させたことは、我が国全体における心機能解析技術の飛躍的な向上に寄与できだと思われる。また、本研究代表者や研究分担者らがこれまで世界的にもリードしてきた研究対象であるナトリウム利尿ペプチド、アンジオテンシンII、サイトカイン、三量体G蛋白質、などに着目し、これらの遺伝子改変マウスを作製し実験に用いることができた。心機能に関与する遺伝子をターゲットとした遺伝子改変マウスの解析をおこなうことで心不全の病態を分子レベルで解明した。さらにこれらのマウスに胸部大動脈の縮窄または冠動脈の結紮などの手術を施し、圧負荷心肥大モデル、心筋梗塞モデル、虚血再灌流モデルなどを作製した際の心不全の発症・進展に対する影響も検討した。得られた知見は心不全の発症機序のみならず、心筋細胞が正常機能を維持するための機序についても新しい概念を与えた。心不全発症の分子機序を明らかにすることで心不全の新たな治療基盤を打ち立てることができた。また、心筋細胞の分化・発生の機序に関する研究をおこない、心筋細胞の分化に必須の転写因子や成長因子などを同定した。複数の転写因子を同時に発現させることにより心筋細胞の分化が誘導されることを明らかにした。細胞治療に関する研究では幹細胞生物学と再生医学、心臓病学の領域において先駆的な業績をあげ、国内外における心筋細胞の再生研究に大きな進歩をもたらした。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/12136101.ja.html

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  21. 腹腔内異物周囲に形成される肉芽組織を用いた自己血管再生法の開発
    研究課題番号:12877104

    代表者
    2000年度
    永井 良三
    研究者番号:60207975
    東京大学・医学部・附属病院・教授

    研究分担者

    小室 一成
    研究者番号:30260483
    千葉大学・医学部・助教授

    研究概要(最新報告)

    動脈硬化や動脈瘤に対して今日、膨大な数の血行再建術が行われている。血行再建には静脈グラフトや人工血管が使用されるが、再建術後の吻合部や中間部の閉塞によりバイパス機能が廃絶することも日常的である。近年、生体内には多分化能を持つ幹細胞が存在し、神経や心筋細胞へも分化が可能であることが明かとなった。平滑筋細胞に関しても肉芽組織内に増生する筋線維芽細胞myofibroblastは組織内で平滑筋に分化することが知られている。しかしながら内皮細胞と平滑筋が円筒状に構成された立体的な血管の再生は従来不可能であった。もし自己の幹細胞から内皮細胞と平滑筋細胞が再生され、一定の長さを持つ血管が再生されるならば、拒絶反応のない理想的なグラフトが得られる。本研究では腹腔内にプラスティック等の棒状異物を挿入し、異物周囲に肉芽組織と抗血栓機能をもつ上皮細胞の増生を促す。異物を除去し、筒状構造物の内側と外側を翻転することにより内皮様上皮に裏打ちされ管腔構造をもつ再生血管を作成することができる。

    本計画では肉芽の増生に適した異物の種類と長さ、癒着防止の条件、さらに上皮細胞による被覆に適した条件を検討する。次に、肉芽組織内の筋線維芽細胞の平滑筋細胞への分化を、我々が開発したミオシンアイソフォームと転写因子BTEB2を指標にして検討する。

    本年度は、ラットとウサギの腹腔内にプラスチックまたはシリコン等の異物を植え込み、異物の外壁に肉芽組織様の細胞層の形成を促す。肉芽組織の形成されるための条件、すなわち異物の種類、長さ、腹腔内への留置期間を経時的に検討した。次は、異物周囲に形成される筋線維芽細胞がどの程度平滑筋細胞に分化しうるかを、平滑筋特異的分化マーカーであるSM1とSM2ミオシンの発現により、また脱分化平滑筋のマーカーであるSMembミオシシとその転写因子BTEB2により検討する。また筋線維芽細胞の構造を電子顕微鏡で解析する。さらにα受容体刺激による収縮能を解析する。最終的には、再生血管をラットまたはウサギの頚動脈や大動脈に吻合し、in vivoで血管として機能するがを明らかにする。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/12877104.ja.html

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  22. 心血管系の負荷応答と病態形成:遺伝子転写シグナルと病態生理に基づく治療戦略の確立
    研究課題番号:12307015

    代表者
    2000年度~2002年度
    永井 良三
    研究者番号:60207975
    東大・医学部附属病院・教授

    研究分担者

    小室 一成
    研究者番号:30260483
    千葉大学・医学部・附属病院・助教

    高橋 利之
    研究者番号:40236302
    東京大学・医学部・附属病院・助手

    杉浦 清了
    研究者番号:10272551
    東京大学・医学部・附属病院・助手

    世古 義規
    研究者番号:30240708
    東京大学・医学部・附属病院・助手

    研究概要(最新報告)

    1.心筋細胞の負荷条件下での機能を検討するため単一心筋細胞張力測定系に細胞内カルシウム測定系を組み合わせ張力・カルシウムトランジエントの同時測定を行なった。この結果従来の報告と異なる応答を見出し、クロスブリッジサイクリングとの関係が示唆された。薬物および遺伝子導入の影響を検討中である。

    2.血管病態における平滑筋細胞の脱分化、増殖の分子機構を解明するため、平滑筋細胞分化に関わる新規転写因子の同定と、平滑筋分化を調節する情報伝達経路、さらに平滑筋分化に作用する薬剤の同定を試みた。まず、転写因子に関しては、publicおよびprivate databaseの解析により、平滑筋での作用が推測される転写因子を複数、見出した。これらに関して、平滑筋細胞分化、血管病変での発現を解析した。特にzincfingerを2か所に持つ新規転写因子は平滑筋分化で発現増加し、平滑筋分化マーカー遺伝子の転写を調節することを明らかとしている。今後、この転写因子の研究により、平滑筋分化の転写因子ネットワークによる調節機構解明に重要な情報が得られると考えている。また平滑筋分化の情報伝達経路に関しては、我々が新しく確立したinvitro平滑筋分化系を用いて検討を進め、平滑筋細胞の初期分化にp38 MAPKが、またより後期の分化マーカー遺伝子の発現調節に、p42/44 MAPKが重要であることを明らかとしている。薬剤に関しては、特にリガンド依存性転写因子である核内受容体に作用する薬剤に着目し研究を進め、PPARに作用する薬剤が、他の化合物と共同して平滑筋分化を推進することを認めている。これらの研究によって、動脈硬化、特に不安定プラークに対する新しい治療戦略が得られると考える。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/12307015.ja.html

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  23. [キーワード:Klotho 遺伝子]

    研究課題検索結果: 33件(研究開始日:古い順)
    http://kaken.nii.ac.jp/p?qb=Klotho%20%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90&c=50&o=1

    研究者検索結果: 94件(研究課題実施件数:多い順)
    https://kaken.nii.ac.jp/r?qb=Klotho%20%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90&c=100

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  24. 「Klotho 遺伝子」
    https://www.google.co.jp/search?q=Klotho+%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90

    >不老不死への科学 klotho遺伝子

    >klotho遺伝子 - 京都大学医学部附属病院麻酔科

    >klothoマウス >klotho klothoマウスは、これからの老化. 研究に新たな展開を示します klotho 発現欠如マウス(kl/kl マウス)は、ヒト老化で見られ. る現象に類似した複数の表現型を呈する、新たな常染色. 体劣性ミュータントマウスです。 「klotho 」と命名された新遺伝子は、老化 ...

    >研究成果「抗老化ホルモンKlotho(クロトー)による寿命の延長とその分子機構の解明」- 東京大学

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  25. 「松原弘明 論文 深刻な誤り」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9D%BE%E5%8E%9F%E5%BC%98%E6%98%8E+%E8%AB%96%E6%96%87

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  26. 「松原弘明 JST」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9D%BE%E5%8E%9F%E5%BC%98%E6%98%8E+JST

    >本格研究開発 - 科学技術振興機構
    www.jst.go.jp › A-STEP › 採択課題‎
    JSTトップ > A-STEP > 採択課題 > 平成21年度第1回【本格研究開発】 .... 心筋再生医療に用いるヒト心筋幹細胞の単離・増幅技術の開発と臨床試験の開始および心筋幹細胞調製事業化への挑戦, 京都府立医科大学大学院医学研究科教授 松原 弘明, 株式 ...

    >平成24年7月公開 - 科学技術振興機構
    www.jst.go.jp › A-STEP › 評価結果‎
    心筋再生医療に用いるヒト心筋幹細胞の単離・増幅技術の開発と臨床試験の開始および心筋幹細胞調製事業化への挑戦, 京都府立医科大学松原 弘明, (株)バイオマーカーサイエンス, pdf (76KB). 動画像認識技術を応用した心筋動態解析システムの開発 ...

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  27. >五條堀 孝
    研究者番号:50162136
    国立遺伝学研究所・遺伝情報解析・教授

    ヒト疾患における遺伝要因のゲノム的解析と分子病態の解明
    Genomic analysis on genetic factors of human diseases and elucidation of their molecular mechanisms
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/12203002.ja.html

    「五條堀孝 ローマ法王庁科学アカデミー」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BA%94%E6%A2%9D%E5%A0%80%E5%AD%9D+%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E6%B3%95%E7%8E%8B%E5%BA%81%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%BC

    >ローマ法王庁科学アカデミー会員に選ばれた国立遺伝学研究所教授の五條堀孝)さん. (共同通信社 2008年10月27日)

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  28. >革新的バイオ医薬品創出基盤技術開発(新規)

    >研究振興局ライフサイエンス課(課長:板倉康洋)

    >ライフサイエンス委員会
    >主査/永井良三 自治医科大学学長
    https://www.google.co.jp/search?q=%E9%9D%A9%E6%96%B0%E7%9A%84%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81%E5%89%B5%E5%87%BA%E5%9F%BA%E7%9B%A4%E6%8A%80%E8%A1%93%E9%96%8B%E7%99%BA+%E6%B0%B8%E4%BA%95%E8%89%AF%E4%B8%89

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  29. 産官学連携癒着複合体(談合共同体)…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E8%BB%8D%E7%94%A3%E8%A4%87%E5%90%88%E4%BD%93
     

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  30. 心筋細胞肥大形成の情報伝達 : プロテインキナーゼカスケードの役割 : ポスター発表 : 第57回日本循環器学会学術集会

    山崎 力
    東京大学第三内科

    戸辺 一之
    東京大学第三内科

    方 榮哲
    東京大学第三内科

    前村 浩二
    東京大学第三内科

    小室 一成
    東京大学第三内科

    小島 正豊
    東京大学第三内科

    門脇 孝
    東京大学第三内科

    永井 良三
    東京大学第三内科

    矢崎 義雄
    東京大学第三内科

    Japanese circulation journal 57(SupplementI), 227, 1993-03-01
    社団法人日本循環器学会
    http://ci.nii.ac.jp/naid/110002596714/

    http://scholar.google.co.jp/scholar?q=%E9%96%80%E8%84%87%E5%AD%9D+%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E4%B8%80%E6%88%90+%E6%B0%B8%E4%BA%95%E8%89%AF%E4%B8%89+%E7%9F%A2%E5%B4%8E%E7%BE%A9%E9%9B%84

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  31. 「革新的バイオ医薬品創出基盤技術開発 永井良三」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E9%9D%A9%E6%96%B0%E7%9A%84%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81%E5%89%B5%E5%87%BA%E5%9F%BA%E7%9B%A4%E6%8A%80%E8%A1%93%E9%96%8B%E7%99%BA+%E6%B0%B8%E4%BA%95%E8%89%AF%E4%B8%89

    http://koibito2.blogspot.jp/2014/04/blog-post_7.html?showComment=1398932052400#c5944083400279605526

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  32. 「漁夫の利」役人(官匪)と、「我田引水」学者と、「銭ゲバ」産業(政商)と…

    「産官学」連携共同事業体、異次元政府トライアングル経済…

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  33. 訪問時間 2014年5月2日 13:17:03
    ホスト名 133.1.63.160
    サービスプロバイダー Osaka University
    組織 Osaka University

    Google「小室一成 捏造」 で検索

    osaka-u.ac.jp @Suita

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  34. 「小室一成 岡野光夫 日本再生医療学会」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E4%B8%80%E6%88%90+%E5%B2%A1%E9%87%8E%E5%85%89%E5%A4%AB+%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%86%8D%E7%94%9F%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%AD%A6%E4%BC%9A

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  35. 「小室一成 日本炎症・再生医学会」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E4%B8%80%E6%88%90+%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%82%8E%E7%97%87+%E5%86%8D%E7%94%9F%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E4%BC%9A

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  36. >国立国際医療研究センター
    >理化学研究所統合生命医科学研究センター
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/10/blog-post_31.html?showComment=1399428857006#c1179324066131210425

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  37. 「メタボリック症候群」
    http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/metabolic_syndrome/

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  38. 「メタボ 捏造」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%9C+%E6%8D%8F%E9%80%A0

    「メタボ 科学的根拠 厚労省 詐欺」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%9C+%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%9A%84%E6%A0%B9%E6%8B%A0+%E5%8E%9A%E5%8A%B4%E7%9C%81+%E8%A9%90%E6%AC%BA

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  39. 予防すべきとされるインチキ疾患をこさえて「検査」「健診」を受けるべしという公的助成予算仕事をせっせとつくりこむ役人組織というものがある…

    御用は御用なりの役目をしっかり果たす学者研究者専門家たち…

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  40. 捏造、不正論文 総合スレ 18
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1342400368/618

    618 :名無しゲノムのクローンさん:2012/08/14(火) 15:24:48.88
    教授は部下に「こういうストーリーだったら良いなあ」という話をする。
    出世したい部下(院生の直接の指導教官)は、教授の意思を汲み取り、院生に「こういうデータを出すように」と伝える。
    しかし、教授の妄想でしかないので、当然結果は出ない。
    それでも、指導教官は、自身の出世のため、教授の信頼を勝ち取るため、その実験を院生に続けさせる。
    全く結果が出ないため学生は疲れてくる。博士過程4年になると心身ともに疲弊してくる。

    そんな時、指導教官が「この抗体で免染をすれば染まるよ」 と言って、ある抗体を使うように院生に提案してくる。
    聞けば、研究室で伝統的に使われている「お助け抗体」だと言う。
    実は、その抗体はノンスペだらけで、コントロールも同様に染まってしまうため、本来、全く使い物にならない。
    しかし、切羽詰った院生には、そういう判断ができない。
    これを受け入れれば楽になれると考える。
    さらに、そこでタイミングよく指導教官が「コントロール用の写真にはこれを使ったらどう?」と提案してくる。
    薄く染まった全く別の実験のコントロール写真だ。
    背中を押された院生は、たいがいそれで全てを悟り、諦めて受け入れる。

    あとは、指導教官の思いのままだ。
    例えば、他の実験で「再現性が出ません」とその院生が言えば、「そのサンプルで3回電気泳動すれば3回やったことになるよね?」と提案してくる。
    10回中1回だけたまたま都合よく出たサンプルを3回使ってデータを出せという露骨にアブナイ指示だ。
    それはさすがにマズいのではと意見しても、「君は今までの苦労を無駄にするのか?」と猛烈に脅しをかけてくる。
    時には、指導教官だけでなく、既に忠実な下僕となった院生数人も一緒になって、数時間にわたり吊るし上げる。まるでどこかの宗教団体のようにだ。
    もはや院生には抗う術はない。

    今や、教授自身も、自分の手を汚さなくて済むこのシステムを有効利用している。
    このシステムで卒業した院生は過去5年で5人以上に達した。
    今年も2~3人は同様にして学位を取って卒業していくだろう。
    内部からの軌道修正はもはや不可能だ。
    いつか天罰が下って欲しいと切に思う。

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  41. 捏造、不正論文 総合スレ 15
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1333152967/763

    763 :名無しゲノムのクローンさん:2012/05/05(土) 12:15:28.07
    捏造は大体「理論そのものは間違っていないのだから、実験データは多少それに合うように
    修正しても構わない」というところから始まる。タイラーズも最初はそうだった。
    そのうちに積極的に理論に合わせるようになり、新しいデータに色気が出るようになり、
    気がついたら実験そのものの捏造をするようになってくる。

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  42. site:kaken.nii.ac.jp 春日雅人
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E6%98%A5%E6%97%A5%E9%9B%85%E4%BA%BA

    site:kaken.nii.ac.jp 春日雅人 門脇孝
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E6%98%A5%E6%97%A5%E9%9B%85%E4%BA%BA+%E9%96%80%E8%84%87%E5%AD%9D

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  43. KAKEN - 春日 雅人(50161047)
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/50161047

    KAKEN - 門脇 孝(30185889)
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/30185889

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  44. 糖尿病疾患関連遺伝子の同定と医療への応用
    Identification and clinical application of susceptibility genes for diabetes mellitus.
    研究課題番号:17019047

    代表者
    2005年度~2009年度
    春日 雅人
    KASUGA, Masato
    研究者番号:50161047
    国立国際医療センター・研究所・所長

    研究分担者

    牧野 英一
    研究者番号:50009578
    愛媛大学・医学部・教授

    門脇 孝
    KADOWAKI, Takashi
    研究者番号:30185889
    東京大学・大学院・医学系研究科・教授

    安田 和基
    YASUDA, Kazuki
    研究者番号:80311611
    国立国際医療センター・研究所・部長

    南條 輝志男
    NANJO, Kishio
    研究者番号:40164511
    和歌山県立医科大学・医学部・教授

    大澤 春彦
    OOSAWA, Haruhiko
    研究者番号:90294800
    愛媛大学・医学部・教授

    三宅 一彰
    MIYAKE, Kazuaki
    研究者番号:40452495
    神戸大学・医学部付属病院・医員

    木戸 良明
    KIDO, Yoshiaki
    研究者番号:10335440
    神戸大学・保健学研究科・准教授

    牧野 英一
    MAKINO, Eiichi
    研究者番号:50009578
    愛媛大学・医学部・教授

    配分額 総額:191900千円

    研究概要(最新報告)

    10万SNPを用いた全ゲノム解析により、2型糖尿病のなりやすさに関係する、KCNQ1という遺伝因子を同定し機能解析を行った。これは現時点で人種をこえて糖尿病と最も強く関連する遺伝子の1つである。一方、他の遺伝因子も合わせた検討により、人種によりSNPの頻度が異なること、まだ未知の遺伝因子が存在する可能性が高いことを示した。また候補遺伝子アプローチなどにより、新しい遺伝因子を同定・報告した。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/17019047.ja.html

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  45. インスリン受容体キナ-ゼの活性化機構について
    研究課題番号:03671137

    代表者
    1991年度
    小田原 雅人
    研究者番号:00224254
    東京大学・医学部・(病)・助手

    研究分担者

    門脇 孝
    研究者番号:30185889
    東京大学・医学部・(病)・助手

    春日 雅人
    研究者番号:50161047
    神戸大学・第二内科・教授

    研究概要(最新報告)

    インスリン受容体キナ-ゼ活性の低下が認められた、インスリン受容体異常症の患者、及びその母親のEBウイルス変異リンパ球(EBVーTL)を用いて、インスリン受容体キナ-ゼの活性化機構について、検討を加えた。発端者のインスリン受容体キナ-ゼは、低下が認められたが、母親に於ても同様のキナ-ゼの低下が認められるか否か、またその程度は、どの位かを調べた。同時に受容体の自己リン酸化の程度により、受容体キナ-ゼの活性化のメカニズムの解明を試みた。発端者のインスリン受容体遺伝子は、Gly^<996>ーVal^<996>のheterozygoteであり、発端者も同様のmutationを有することが確認され、キナ-ゼ活性も同様の低下が、予想された。インスリン刺激により発端者の母のインスリン受容体は、自己リン酸化を受けるが、その程度は、正常対照と比べて約50%に低下しておりmutationによる片方のβサブユニットの燐酸化障害が考えられた。一方Histone2Bを用いた、キナ-ゼ活性の測定により、母親のインスリン受信体は、正常対照の約4分の1程度しか、キナ-ゼ活性を有しないことが判明した。

    インスリン受容体のβサブユニットは、自己リン酸化を受けたあと、transphosphorylationにより、対側の受常体のβサブユニットのキナ-ゼが活性化されるという仮説が提唱されている。細胞膜上のwied Typeのholoreceptorは、全体数の1/4存在し、自己リン酸化、キナ-ゼ活性共100%有しており、mutantのholoreceptorは、同じく、数で1/4,リン酸化、キナ-ゼ共0%と考えられる。我々の実験結果より、mutantとwild typeのhybrid receptorは1/2の数で、自己リン酸化は、50%、キナ-ゼ活性は、0%であると推察される。これは、transphosphorylationの障害によると考えると、うまく説明することが、でき、transphosphorylation仮説と合致する結果と考えられる。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/03671137.ja.html

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  46. 受容体型チロシンキナ-ゼを介する情報伝達機構
    研究課題番号:03152085

    代表者
    1991年度
    春日 雅人
    研究者番号:50161047
    神戸大学・医学部・教授
    研究分担者

    門脇 孝
    研究者番号:30185889
    東京大学・医学部附属病院・助手

    横野 浩一
    研究者番号:50144580
    神戸大学・医学部附属病院・助手

    研究概要(最新報告)

    我々はインスリン受容体cDNAならびにEGF受容体cDNAをsiteーdirected mutagenesisの手法により改変し、合計10種以上の変異受容体のcDNAを作製した。これらのcDNAをChinese hamster ovary(CHO)細胞に発現させることに成功した。現在、これらのCHO細胞を用いて変異受容体の機能について解析中である。各種の受容体型チロシンキナ-ゼの細胞内基質蛋白のひとつと考えられているphosphatidyl inositol(PI)ー3キナ-ゼの85Kサブユニットを大腸菌に発現させ、これを抗原としてモノクロナル抗体を作製した。その結果3種類のモノクロナル抗体を得ることができ、85Kサブユニット各部分を大腸菌に発現させた蛋白との反応からそのエピト-プ部位を同定することができた。さらにこれらのモノクロナル抗体を用いて、この抗体がInsulin Receptor SubstrateーI(IRSーI)ならびにGTPase Activating protein(GAP)を免疫沈降する可能性が示唆された。すなわち、細胞をインスリンで刺激するとIRSーIがチロシン燐酸化され、この部分が85KやGAPのSHー2ドメインで認識される可能性が示唆された。さらに,PIー3キナ-ゼの110Kサブユニットと85Kサブユニットの結合部位も上記の大腸菌に発現した85Kサブユニットのフラグメントを用いて同定された。各種の受容体型チロシンキナ-ゼの細胞内基質蛋白がひとつと考えられているMAPキナ-ゼについても抗体を作製し、その変異体を培養細胞に発現し、情報伝達機構における役割を検討中である。また85Kサブユニットについても、その変異体を作製し培養細胞中に発現して、その情報伝達機構における役割を検討中である。また、IRSーIに対するモノクロナル抗体も作製予定である。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/03152085.ja.html

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  47. 諸種血液疾患特に白血病における血液細胞の分化増殖の調節の病態生理学的治療的意義
    Pathophysiological and therapeutic significance of regulation of hemopoietic cell differentiation and proliferation in hematological disorders
    研究課題番号:59440053

    代表者
    1984年度~1986年度
    高久 史麿
    Takaku, Fumimaro
    研究者番号:40048955
    東大・医学部・教授

    研究分担者

    平井 久丸
    研究者番号:90181130
    東京大学・医学部・助手

    岡部 哲郎
    研究者番号:80169135
    東京大学・医学部・助手

    春日 雅人
    研究者番号:50161047
    東京大学・医学部・助手

    浦部 晶夫
    研究者番号:60142246
    東京大学・医学部・助手

    大沢 仲昭
    研究者番号:90010090
    東京大学・医学部・助教授

    研究概要(最新報告)

    白血病においても他の悪性腫瘍の場合と同様に活性化された癌遺伝子、すなわちtransforming geneが存在することが証明されている。transforming geneの証明には、通常、培養NIH3T3細胞を用いるtransfection assayが行われているが、われわれはその方法を用いて32例の白血病症例を対象にして患者白血病細胞DNA中のtransforming geneの有無を検索し、4例でその存在を確認、この中の2例(慢性骨髄性白血病ならびに急性リンパ性白血病各1例)で遺伝子のクローニングを行って、いずれもN-ras oncogeneの34番目のヌクレオチドがguanineからthymineに変わっており、この点突然変異がN-ras oncogeneの活性化すなわちtransforming geneの存在にむすびついていることを明らかにした。また、腫瘍細胞由来のDNAをtransfectしたNIH3T3細胞をヌードマウスに移植して、腫瘍の形成によるtransforming geneの検索をも行い、前白血病状態と呼ばれる病態でも、その半数でtransforming geneを証明した。

    各種の分化、増殖因子やレセプターと癌遺伝子との密接な関係が注目され、癌遺伝子の質的、量的変化が各種疾患の病態の発現に重要な役割を演じていることが明らかになってきているが、われわれの行った血液細胞における分化・増殖因子とレセプター、癌遺伝子ならびにレトロウイルスなどを中心とする研究は今後、白血病の病態の解明に大きく寄与するものである。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/59440053.ja.html

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  48. site:kaken.nii.ac.jp 春日 雅人 高久 史麿
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E6%98%A5%E6%97%A5+%E9%9B%85%E4%BA%BA+%E9%AB%98%E4%B9%85+%E5%8F%B2%E9%BA%BF

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  49. エリスロポエチンの臨床応用に関する研究:I.基礎的検討
    研究課題番号:60480278

    代表者
    1985年度~1986年度
    浦部 晶夫
    研究者番号:60142246
    東大・医学部・助手

    研究分担者

    北村 俊雄
    東京大学・医学部・医員

    岡部 哲郎
    研究者番号:80169135
    東京大学・医学部・助手

    春日 雅人
    研究者番号:50161047
    東京大学・医学部・助手

    高久 史麿
    研究者番号:40048955
    東京大学・医学部・教授

    研究概要(最新報告)

    エリスロポエチンは赤血球の産生を調節しているホルモンであり、主として腎臓で産生されている。慢性腎不全に伴う腎性貧血ではエリスロポエチンの産生低下が貧血の発現に大きく関与していると考えられるので、違伝子工学によって生産した純化エリスロポエチンを腎性貧血の治療に用いることを目的として研究を行った。

    1.エリスロポエチンの第I相試験

    エリスロポエチンを正常人に対して300単位/回を隔日で週3日および2週間の休薬後1回の計4回静脈内に投与した。いずれの被験者においても副作用は全く認められず、遺伝子工学的手法により生産した純化エリスロポエチンの安全性が確認された。

    2.エリスロポエチンの受容体に関する検討

    われわれは、活性を保ったままでエリスロポエチンをヨード化することに成功したので、このヨード化エリスロポエチンを用いて、フレンド赤白血病細胞やマウス胎児肝細胞を標的細胞として、エリスロポエチン受容体に関する解析を行った。その結果、エリスロポエチン受容体の数は細胞あたりおよそ1000個であり、結合部位はhigh affinityとlow affinityの2つの部位があることが示唆された。

    3.今後の方針

    慢性腎不全に伴う腎性貧血に対して純化エリスロポエチンを投与し、その効果を確認するとともに至適投与量の検討を行いたい。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/60480278.ja.html

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  50. 各種造血因子に関する基礎的研究並びに治療的応用
    Basic Research and Clinical Application of Hematopoietic Growth Factors
    研究課題番号:62440049

    代表者
    1987年度~1989年度
    高久 史磨
    研究者番号:40048955
    東京大学・医学部(病)・第三内科・教授

    1989年度
    高久 史麿
    東京大学・医学部・教授

    1990年度
    山路 徹
    YAMAJI, Tohru
    研究者番号:30010143
    東京大学・医学部・附属病院・構師

    研究分担者

    山田 明
    研究者番号:70175660
    東京大学・医学部(病)・助手

    岡部 哲郎
    研究者番号:80169135
    東京大学・医学部・助手

    春日 雅人
    研究者番号:50161047
    東京大学・医学部・助手

    大沢 仲昭
    研究者番号:90010090
    東京大学・医学部・助教授

    北村 聖
    KITAMURA, Kiyoshi
    研究者番号:10186265
    東京大学・医学部・附属病院・構師

    石川 冬木
    研究者番号:30184493
    東京大学・医学部(病)・第三内科・助手

    宮川 清
    東京大学・医学部(病)・第三内科・医員

    宮園 浩平
    研究者番号:90209908
    東京大学医学部(病)・第三内科・助手

    山田 信博
    YAMADA, Nobuhiro
    研究者番号:40200729
    東京大学・医学部・附属病院・助手

    岡部 哲郎
    OKABE, Tetsuro
    研究者番号:80169135
    東京大学・医学部・附属病院・助手

    平井 久丸
    HIRAI, Hisamaru
    研究者番号:90181130
    東京大学・医学部・附属病院・構師

    高久 史麿
    研究者番号:40048955
    国立病院・医療センター・病院長

    研究概要(最新報告)

    GーCSFは顆粒球系の前駆細胞に働いてその増殖・分化を促進なるばかりでなく、骨髄からの成熟好中球の流出、末梢毛細胞血管壁への付着、血管から組織への移動、さらに成熟好中球に有している様々な機能に対して促進的に働くことが明らかになった。したがってGーCSFはin vivoではin vitroの培養系で示されたよりもはるかに多彩な影響を好中球系の細胞に及ぼし、好中球の感染に対する防御機能を亢進させるように働くと予想された。臨床的には様々な場合にGーCSFの有用性が確認された。抗癌剤の副作用の中で最も頻度が高い好中球減少症、さらにその結果起こる感染症をGーCSFの投与によって、予防ならびに治療し得ることが明らかになった。GーCSFの臨床への導入によって抗癌剤を従来よりも大量にかつ安全に使用し得ると結論された。この場合に問題となるのがGーCSFやGMーCSFが癌細胞を増殖させないかという点であるが、我々の検討によって、少なくともGーCSFは固形腫瘍の悪性細胞の増殖を促進させる可能性は低いと考えられた。骨髄移植後の骨髄減少症に対しGーCSFを用いた場合にも、GーCSFは好中球数の回復を促進し、感染症に対する発症頻度を減少させることが証明された。再生可良性貧血や骨髄異形成症の患者でも好中球減少は必発の所見であり、これらの患者に対してもGーCSFの投与が有効である症例が多く観察された。一方、難治性の白血病においてはGーCSFと抗白血病薬を同時に投与し、白血病細胞の薬剤感受性を高めて白血病を治療する試みを行った結果、約半数例に完全寛解が得られた。また、GMーCSFやMーCSFについても臨床的有用性を検討し、一部の症例においてこれらの効果を認めた。これらのCSFでは抗腫瘍作用も認められ、今後の活用が期待される。
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/62440049.ja.html

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  51. 燐酸化チロシンに対する特異的モノクロ-ナル抗体の開発と量変化ー腫瘍の診断ならびに情報伝達機構の解明のためにー
    研究課題番号:63870030

    代表者
    1988年度~1990年度
    春日 雅人
    研究者番号:50161047
    神戸大学・医学部・教授

    研究分担者

    吉村 昌治
    メクト株式会社・中央研究所・第2プロジェクト長

    浜沖 勝
    ヤマサ醤油・研究開発部・主任

    泉 哲郎
    研究者番号:00212952
    東京大学・医学部(病)・医員

    森 茂郎
    研究者番号:30010424
    東京大学・医科学研究所・教授

    高久 史磨
    研究者番号:40048955
    東京大学・医学部・教授

    浜冲 勝
    ヤマサ醤油株式会社・研究開発部・主任研究員

    杉 正人
    ヤマサ醤油株式会社・研究開発部・主任

    吉村 昌治
    メクト株式会社・中央研究所・第二プロジェクト長

    横野 浩一
    研究者番号:50144580
    神戸大学・医学部附属病院・助手

    研究概要(最新報告)

    本年度は、燐酸化チロシンに対する抗体を作製する時の抗原として、チロシン燐酸化酵素をコ-ドする癌遺伝子vーablを大腸菌に発現させ大腸菌中のさまざまな蛋白をチロシン燐酸化させたものを抗原として用いた。BALB/Cマウスのhind padに上記の大腸菌蛋白を200〜400μg,3日〜4日おきに4回注射免疫し、最終免疫4日後にリンパ節より得たリンパ球1×10^8個とSP2/0ミエロ-マ細胞3×10^7個をPEG法にて細胞融合を行った。スクリ-ニングには自己燐酸化インスリン受容体の免疫沈降を用いた。その結、燐酸化チロシンに対する特異的モノクロナル抗体1D7を得ることができた。この抗体についてその特異性を検討すると、イムノブロッティング法において、インスリン刺激後の細胞において95Kのインスリン受容体βサブユニット,64K,61K,54K,41Kの蛋白を認識し、これらは燐酸化チロシンの存在により消失したが、燐酸化セリン、燐酸化スレオニンの存在では全く影響をうけなかった。以上より、このモノクロナ-ル抗体が、燐酸化チロシンを特異的に認識しているのは明らかである。また、インスリン刺激後に認識されるチロシン燐酸化蛋白についても、昨年度迄に我々が作製したモノクロナル抗体あるいはすでに米国において市販されている抗燐酸化チロシンモノクロナル抗体PY20とかなり異ることが明らかとなった。すなわち,185Kのチロシン燐酸化蛋白は、我々が作製したモノクロナル抗体でよく認識されるが、今回の1D7やPY20ではあまりよく認識されない。一方、I型PIキナ-ゼ活性は、PY20によりよく免疫沈降されるが、1D7ではその10%程度しか免疫沈降されないことが明らかとなった。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/63870030.ja.html

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  52. 癌の増殖における増殖因子の相互作用とその分子機構
    研究課題番号:02151040

    代表者
    1990年度
    田原 栄一
    広島大学・医学部・教授

    1990年度
    田原 榮一
    研究者番号:00033986
    広島大学・医学部・教授

    研究分担者

    高久 史麿
    研究者番号:40048955
    国立病院医療センター・院長

    津田 均
    研究者番号:70217321
    国立がんセンター研究所・病理部・研究員

    河野 通明
    研究者番号:00027335
    岐阜薬科大学・助教授

    春日 雅人
    研究者番号:50161047
    神戸大学・医学部・教授

    清水 信義
    研究者番号:50162706
    慶応大学・医学部・教授

    研究概要(最新報告)

    1.6種の胃癌細胞株を用いてのTGFβのシグナル伝達系の解析により、TGFβI型受容体からの増殖抑制シグナル系と、TGFβII、III型受容体からPKC、CREBを介してのもう一つの異なるシグナル系の存在が考えられた。又、EGFRをもつヒト肺腺癌細胞(A549)を用いて、EGF、TGFβ、TPAが誘導するEGFR遺伝子の発現促進について解析した結果、TGFβは、EGF、TPAとは異なるシグナル伝達系を介してEGFR遺伝子の転写を制御する可能性が示唆された。又、TGFβのリコンビナント体を大量に作成することに成功し、現在これによりTGFβ受容体の精製が進んでいる(田原、清水、高久)。2.EGFR欠損肺小細胞癌から分離された形態変異株及び胃癌細胞株におけるEGFR遺伝子発現の調節を見ると、負の転写因子であるGCFがEGFR遺伝子の転写制御に重要な役割を演じており、更に、GCF遺伝子導入胃癌細胞を用いての研究成果から、GCFは、EGFRのみならずTGFα遺伝子の発現にも抑制的に働く可能性が示唆された(田原、清水)。3.cーRaf蛋白の受容体型チロシンキナ-ゼを介するシグナル伝達機構の解明のため、インスリン受容体cDNA、cーRaf cDNA導入NIH3T3細胞を用いてcーRaf蛋白の燐酸化を検討した結果、cーRaf蛋白は受容体チロシンキナ-ゼの直接の基質とはならず、燐酸化のカスケ-ドのより下流に位置し、他のキナ-ゼによりセリン・スレオニン燐酸化をうけてその活性化がおきると考えられた。4.TGFβを除く、正の増殖因子、EGF、FGF、PDGFなどの増殖因子のシグナル伝達系における一つの共通な中継反応として、細胞質41K、43K蛋白のチロシン燐酸化反応が同定された(河野)。5.INTー2遺伝子の増幅がヒト肝癌の悪性度と相関し、ERBB2遺伝子の増幅は原発巣より転移巣(40%)に頻発し、しかも癌遺伝子コピ-数も転移巣で高いことが示された(津田)。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/02151040.ja.html

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  53. 細胞増殖・癌化機構におけるチロシン燐酸化標的蛋白質の同定とその生理的役割
    研究課題番号:61015014

    代表者
    1986年度
    春日 雅人
    研究者番号:50161047
    東大・医学部・助手

    研究分担者

    秋山 徹
    研究者番号:70150745
    明治薬科大学・助手

    門脇 孝
    研究者番号:30185889
    東京大学・医学部・助手

    研究概要(最新報告)

    我々は、チロシンキナーゼ活性を持つ受容体を介する情報伝達系路について、ホスホチロシン抗体を用いて検討し以下の結果を得た。

    1.細胞をインスリンで刺激すると、1分以内にその受容体のβサブユニットと分子量185,000の蛋白のチロシン燐酸化が生じ、最大に達する。

    2.細胞をインスリン様成長因子(IGF)-【I】で刺激すると、1分以内にその受容体のβサブユニットと分子量185,000の蛋白のチロシン燐酸化が生じ、最大に達する。

    3.インスリンとIGF-Iによってチロシン燐酸化される分子量185,000の蛋白は、ホスホペプチドマッピィングより同一の蛋白であった。

    4.細胞を上皮成長因子(EGF)で刺激すると、1分以内にその受容体と、c-erbB-2の遺伝子産物がチロシン燐酸化される。

    5.インスリンとIGF-Iは非常に類似したチロシン燐酸化系路を持つが、EGFはこれらと異るチロシン燐酸化系路を持つ。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/61015014.ja.html

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  54. アディポネクチンの2型糖尿病・高脂血症・動脈硬化症における病態生理学的意義の解明
    The pathophysiological roles of adiponectin in the regulation of type 2 diabetes, hyperlipidemia and atherosclerosis
    研究課題番号:14207045

    代表者
    2002年度~2003年度
    門脇 孝
    KADOWAKI, Takashi
    研究者番号:30185889
    東京大学・医学部附属病院・教授

    研究分担者

    窪田 直人
    東京大学・医学部附属病院・医員

    戸辺 一之
    TOBE, Kazuyuki
    研究者番号:30251242
    東京大学・医学部附属病院・講師

    山内 敏正
    YAMAUCHI, Toshimasa
    研究者番号:40372370
    東京大学・医学部附属病院・助手

    寺内 康夫
    TERAUCHI, Yasuo
    研究者番号:40359609
    東京大学・医学部附属病院・助手

    原 一雄
    HARA, Kazuo
    研究者番号:50359600
    東京大学・医学部附属病院・科学技術振興特任教員(常勤形態)

    研究概要(最新報告)

    肥満ではアデイポネクチンが低下し、糖尿病・代謝症候群の原因となっており、その補充がAMPキナーゼ(Nat.Med.8:1288,2002)やPPARαを活性化し、これらの効果的な治療手段となることを示した(Nat.Med.7:941,2001)。また、アディポネクチンの欠損により炎症性の内膜肥厚が増悪し(J.Biol.Chem.277:25863,2002)、アデイポネクチンの発現がapoE欠損マウスの動脈硬化巣の形成を抑制することを示した(J.Biol.Chem.278:2461,2003)。

    脂肪細胞由来の抗糖尿病・抗動脈硬化ホルモン、アデイポネクチンの作用メカニズムと病態生理学的意義を明らかにするためにはアデイポネクチン受容体の同定が最重要課題である。私共は、特異的結合を指標にした発現クローニング法により、骨格筋に多く発現するアデイポネクチン受容体(AdipoR)1と肝臓に多く発現するAdipoR2の同定に世界で初めて成功した(Nature 423:762,2003)。興味深いことにAdipoR1と2は7回膜貫通型の構造を有すると考えられたが、既知のG蛋白質共役型受容体ファミリーとは構造的・機能的に異なったファミリーに属するものと考えられた。AdipoR1もしくはR2の培養細胞への発現、あるいは逆にsiRNAを用いた内因性の発現レベルを低下させる実験により、AdipoR1とR2はそれぞれ、骨格筋に強く作用するC末側のglobular領域のアデイポネクチン及び肝臓に強く作用する全長アデイポネクチンの受容体であり、AMPK、p38MAPK及びPPARαの活性化を介し、脂肪酸燃焼や糖取込み促進作用を伝達していることを示した。更にob/obマウスの骨格筋・脂肪組織においては、AdipoR1・R2の発現量が低下し、それと共にアディポネクチンの膜分画への結合、AMPキナーゼ活性化が低下するのが認められ、アディポネクチン抵抗性が存在することが示唆された(J.Biol.Chem.投稿中)。

    同定したアデイポネクチン受容体に対する作動薬やアディポネクチン抵抗性改善薬の開発は、糖尿病・高脂血症などのリスクファクターを低減させる間接作用と血管壁に対する直接作用の両方を有する代謝症候群の根本的な治療法開発の道を切り開くものと強く期待される。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/14207045.ja.html

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  55. アディポネクチン受容体の生理機能・情報伝達機構と病態生理学的意義
    Physiological and pathophysiological roles and signal transduction of adiponectin receptors
    研究課題番号:16209030

    代表者
    2004年度~2005年度
    門脇 孝
    KADOWAKI, Takashi
    研究者番号:30185889
    東京大学・医学部附属病院・教授

    研究分担者

    山内 敏正
    YAMAGUCHI, Toshimasa
    研究者番号:40372370
    東京大学・医学部附属病院・寄付講座教員(客員助教授)

    植木 浩二郎
    UEKI, Kohjiro
    研究者番号:00396714
    東京大学・医学部附属病院・研究拠点形成特任助教授

    戸辺 一之
    TOBE, Kazuyuki
    研究者番号:30251242
    東京大学・医学部附属病院・講師

    原 一雄
    HARA, Kazuo
    研究者番号:50359600
    東京大学・医学部附属病院・助手

    窪田 直人
    KUBOTA, Naoto
    研究者番号:50396719
    東京大学・医学部附属病院・寄付講座教員(助手相当)

    研究概要(最新報告)

    これまで、肥満によってアディポネクチン(Ad)が低下することが、メタボリックシンドロームの少なくとも大きな原因の1つになっていると考えられてきた。我々は、さらに、肥満・インスリン抵抗性によって、総量のAdだけのみならず、高活性型である高分子量型(HMW)Adがとりわけ低下してくることを見出した。そして、PPARγアゴニストであるチアゾリジン誘導体(TZD)がこのHMWAdを顕著に増加させることを見出した(Diabetes 54:3358,2005)。我々は更に、Ad欠損マウスを用いて、このTZDによる総量、あるいはHMWAdの増加が、TZDによる抗糖尿病作用に有意に貢献していることを示した(J.Biol.Chem.,281:8748,2006)。我々は先に、Ad受容体(AdipoR)1とAdipoRを同定し,AMPキナーゼ、及びPPARαの活性化などを介し、脂肪酸燃焼や糖取込み促進作用を伝達していることを示し(Nature 423:762,2003)、さらに肥満・2型糖尿病のモデルマウスにおいては、AdipoRの発現量が低下し、Ad感受性の低下が存在することを報告してきた(J.Biol.Chem.279:30817,2004)。今年度は先ず、肥満症におけるAdipoRの発現低下を、PPARαアゴニストが脂肪組織において回復させ、MCP-1の発現を抑制し、マクロファージの浸潤を抑制し、炎症が惹起されるのを低減させているのを見出した(Diabetes 54:3358,2005)。Adの血中レベルを増加させるPPARγアゴニストとの併用、あるいはPPARαγのデュアルアゴニストは実際にモデルマウスで相加効果を発揮しており、現在臨床治験が進んでいるPPARαγのデュアルアゴニストの作用機構を少なくとも一部説明するものと考えられた。アデノウイルスと遺伝子欠損マウスを用いてAdipoR1とR2が生体内において、アディポネクチンの受容体として機能し、AMPKとPPARαの活性化に重要な役割を果たすことを示した(投稿準備中で平成18度中に公刊予定)。AdipoR1に特異的に結合する分子を同定し、その中の2つの分子がAMPKの活性化に重要な役割を果たすことを明らかにした(投稿準備中で平成18度中に公刊予定)。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/16209030.ja.html

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  56. アディポネクチン受容体の生理・病態生理的意義の解明と生活習慣病治療の分子標的同定
    Physiological and pathophysiological roles ofAdiponectin receptors and identification of molecular targets for treatment of life-style related diseases
    研究課題番号:18209033

    代表者
    2006年度~2007年度
    門脇 孝
    KADOWAKI, Takashi
    研究者番号:30185889
    東京大学・医学部・附属病院・教授

    研究分担者

    植木 浩二郎
    UEKI, Koh jiro
    研究者番号:00396714
    東京大学・医学部・附属病院・准教授

    山内 敏正
    YAMAUCHI, Toshimasa
    研究者番号:40372370
    東京大学・医学部・附属病院・客員准教授

    原 一雄
    HARA, Kazuo
    研究者番号:50359600
    東京大学・医学部・附属病院・講師

    窪田 直人
    KUBOTA, Naoto
    研究者番号:50396719
    東京大学・医学部・附属病院・特任准教授

    戸辺 一之
    研究者番号:30251242
    東京大学・医学部附属病院・教授

    研究概要(最新報告)

    我々は発生工学的手法によりアディポネクチン受容体AdipoR1、AdipoR2の遺伝子欠損マウスを作成し、AdipoR1とAdipoR2の両方をノックアウトすると、アディポネクチンの結合と血糖降下作用等が消失すること、すなわち、AdipoR1、AdipoR2が生体内におけるアディポネクチンの主要な受容体であることを示した(Nat.Med.13:332,2007)。またAdipoR1欠損マウスが耐糖能障害とインスリン抵抗性を、AdipoR2欠損マウスがインスリン抵抗性を、AdipoR1・R2ダブル欠損マウスは両者を足し合わせたようなより顕著な糖尿病とインスリン抵抗性を呈した。そのメカニズムとしてAdipoR1・R2ダブル欠損マウスでは、インスリンの標的器官において、中性脂肪含量・炎症・酸化ストレスの増加が存在し、クランプ試験において糖新生の亢進と糖取り込みの低下の両方が認められ、全身での糖利用の低下が認められること、すなわち肝臓、骨格筋両方のインスリン抵抗性を示すころを明かにした(Nat.Med.13:332,2007)。さらに、メタボリックシンドロームモデル動物においては、このAdipoRの量が低下していてメタボリックシンドロームの原因の一部になっていること、及び、AdipoR1の発現量をアディポネクチン存在下に増加させることはAMPKの活性化をもたらす事、AdipoR2の量を増加させることはPPARαの活性化、抗炎症・抗酸化ストレス作用を介して、実際に生体内においてメタボリックシンドロームを改善させることを示した(Nat.Med.13:332,2007)。さらに、絶食や飢餓によって増加したアディポネクチンの中で中分子量のアディポネクチン、ヒトにおいてはアルブミンと結合した3量体アディポネクチン(Clin. Chem.53:1541,2007)、が視床下部弓状核にあるAdipoR1を介してAMPキナーゼを活性化し、摂食を亢進させることを示した(Cell Metab.6:55,2007; FEBS Lett.582:74,2008)。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/18209033.ja.html

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  57. アディポネクチンの肥満による低下の原因となる新規転写因子の同定と増加剤の開発
    Identification of transcription factor which regulates obesity-linked downregulation of adiponectin gene and development of treatment modality for metabolic syndrome
    研究課題番号:18390270

    代表者
    2006年度~2007年度
    山内 敏正
    YAMAUCHI, Toshimasa
    研究者番号:40372370
    東京大学・医学部・附属病院・特任准教授

    研究分担者

    窪田 直人
    KUBOTA, Naoto
    研究者番号:50396719
    東京大学・医学部・附属病院・特任准教授

    原 一雄
    HARA, Kazuo
    研究者番号:50359600
    東京大学・医学部・附属病院・講師

    門脇 孝
    KADOWAKI, Takashi
    研究者番号:30185889
    東京大学・医学部・附属病院・教授

    研究概要(最新報告)

    アディポネクチンは脂肪組織特異的に発現・分泌されるアディポカインであるが、その血中レベルおよびmRNAの発現は、脂肪組織量が多い肥満者、糖尿病病態モデル動物において減少している。今回、この発現レベル減少のメカニズムを明らかにするために、アディポネクチン遺伝子プロモーター上の責任領域、および結合タンパク質を同定した。肥大化脂肪細胞におけるアディポネクチンのプロモーター活性は、小型脂肪細胞におけるプロモーター活性の約20%にまで低下した。我々は、肥大化脂肪細胞におけるアディポネクチンの発現抑制に関与するプロモーターの責任領域をdeletion studyより見出し、diabetes related element (DRE)と名付けた。DREをタンデムに並べたコンストラクトは小型脂肪細胞においてエンハンサー活性を有し、結合タンパク質量は肥大化脂肪細胞より多かった。DREに対するONE-hybrid systemにより結合タンパク質を単離し、DRE binding protein I (Debl)と名付けた。DeblはC末端側にZnフィンガードメインをもつ転写因子であり、その発現はアディポネクチンと同様に脂肪細胞分化とともに増大し、肥大化に伴って減少した。またEMSAにおいてDeblはDREと結合したが、2bpの変異を導入したDREに対しては著明に結合量が低下した。siRNAによりDeblの発現を抑制した小型脂肪細胞ではアディポネクチンの発現量が20%まで低下した。本研究において、肥大化脂肪細胞においてアディポネクチンの発現が低下していること、および発現低下に関わるプロモーター領域を明らかとした。この領域に結合する新規転写因子Deblの発現が肥大化脂肪細胞において減少することが、アディポネクチンの発現低下に関与していることが示唆された。Deblの発現をコントロールすることが、肥満によるメタボリックシンドロームや2型糖尿病の原因解明、病態本態の治療に結びつきうると考えられる(投稿準備中)。さらに、メタボリックシンドロームモデル動物においては、リガンドのアディポネクチンのみならず、受容体AdipoRの量も低下していてメタボリックシンドロームの原因の一部になっていること、及び、AdipoRの発現量をアディポネクチン存在下に増加させることが、実際に生体内においてメタボリックシンドロームを改善させることを示した(Nat. Med.13:332,2007)。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/18390270.ja.html

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  58. ヒト内臓脂肪の発現解析によるメタボリックシンドローム発症分子機構の解明
    Clarification of developing metabolic syndrome by using expressionanalysis of human visceral adipose tissue
    研究課題番号:19591038

    代表者
    2007年度~2008年度
    原 一雄
    HARA, Kazuo
    研究者番号:50359600
    東京大学・医学部・附属病院・講師

    研究分担者等

    研究分担者
    門脇 孝
    研究者番号:30185889
    東京大学・医学部附属病院・教授

    連携研究者
    門脇 孝
    KADOWAKI, Takashi
    研究者番号:30185889
    東京大学・医学部・附属病院・教授

    研究概要(最新報告)

    ヒト脂肪組織で、肥満で発現が亢進していることが報告されているレプチン、IL18遺伝子についてはBMIと正の相関を認め、逆に肥満で発現が低下するアディポネクチンはBMI と負の相関を認め、ヒト脂肪組織の発現解析によってメタボリックシンドロームの病態に関与する新たなアディポカインの同定に役立つ可能性が確認された。我々が新規2型糖尿病遺伝子として同定した遺伝子Xについて遺伝子多型と遺伝子発現が相関することを確認した。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/19591038.ja.html

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  59. 代謝制御機構の統合的理解とその破綻
    研究課題番号:20249049

    代表者
    2008年度
    門脇 孝
    研究者番号:30185889
    東大・医学部附属病院・教授

    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/20249049.ja.html

    2008年
    採択課題
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/20249049/2008/1/ja.ja.html

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  60. 代謝制御機構の統合的理解とその破綻
    Integrated elucidation of metabolic pathway in the physiology and pathology.
    研究課題番号:20229008

    代表者
    2008年度~2012年度
    門脇 孝
    KADOWAKI, Takashi
    研究者番号:30185889
    東京大学・医学部附属病院・教授

    研究分担者

    山内 敏正
    研究者番号:40372370
    東京大学・医学部附属病院・講師

    植木 浩二郎
    研究者番号:00396714
    東京大学・医学部附属病院・准教授

    配分額 総額:227240千円

    研究概要(最新報告)

    糖・脂質・エネルギー代謝は生命発現にとって極めて重要である。インスリン(Ins)とアディポネクチン(Ad)はこれら代謝制御の2大経路である。我国で死因上位の心血管疾患の主因である糖尿病・メタポリックシンドローム(MS)の激増の原因解明と治療法開発には、代謝制御とその破綻の統合的理解が不可欠である。本研究では、各種各組織遺伝子欠損マウスを駆使し、中枢・末梢の各組織及び全身におけるAd作用とIns作用の全容の解明を中心にして、代謝制御機構の統合的理解とその破綻の改善法開発に至るまでの(1)代謝制御における臓器間クロストークのメカニズム解明及び(2)代謝制御における細胞機能・恒常性のメカニズムの解明を目的とする。

    -1

    ・高脂肪食肥満マウスの血管内皮では、持続的高Ins血症の結果IRS-2発現が著減し、Ins刺激によるeNOSのリン酸化、毛細血管拡張能、間質Ins濃度が低下し、骨格筋の糖取込が障害されていること、PGI2アナログはeNOS量を増加させ、これらの改善させることを明らかにした(Cell Metab. 13:294,2011)。

    ・骨髄移植と血管内皮特異的遺伝子欠損の解析により、AdipoR1、R2共に抗動脈硬化作用において、重要な役割を果たしている可能性が示された(未発表)。

    ・中枢のIRS-2がレプチンシグナルを介して摂食量や体重調節に加え、肝臓でのIL-6を介した糖新生抑制にも重要な役割を果たしていることを明らかにした(未発表)。

    ・AdはマクロファージでIL-6を増加させ、肝STAT3を活性化し、肝IRS-2を増加させて、Insシグナル及び糖代謝を増強させていることを明らかにした(Cell Metab. 13:401,2011)。

    -2

    ・肝臓特異的AdipoR1/R2欠損の解析により、肝臓ではR1が糖新生抑制に、R2が糖取込に、重要な役割を果たすことを明らかにした(未発表)。

    ・網羅的発現解析により、肝臓において、小胞体ストレス調節転写因子XBP-1sとその下流分子Sdf211の病態生理的意義を明らかにした。その発現上昇により発光するマウスを作製し、健常では摂食により肝臓で一過性に発光するが、肥満状態ではその発光が抑制され、生理的な小胞体ストレスの阻害、インスリン抵抗性が惹起されている可能性が示唆された(未発表)。

    (抄録なし)

    今後の研究の推進方策(最新報告)

    平成23年度については、当初予定していた計画内容について、ほぼ達成した上、さらに当初の計画以上に進展している。そのため、本研究の推進において、研究体制及び研究計画に大幅な変更の必要性は低いと思われ、当初の計画通り、研究を推進する予定である。本研究課題のさらなる進展・加速を目指すべく、研究分担者・研究連携者を含めた各人の実験の精度とスピードアップを図り、目的を早期に達成したいと考えている。また、本研究課題においては、本年度が最終年度となるため、期待される成果を公表・発表するだけでなく、本課題の成果をさらに発展させるべく、特別推進研究を含めた大型研究費への採択に向けた取り組みにも全力を注ぎたいと考えている。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/20229008.ja.html

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  61. 健康長寿のための普遍的代謝調節経路の包括的研究
    研究課題番号:25253068
    代表者
    2013年度
    門脇 孝
    研究者番号:30185889
    東京大学・医学部附属病院・教授

    研究期間
    2013年4月1日~2016年3月31日(予定)
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/25253068.ja.html


    健康長寿のための普遍的代謝調節経路の包括的研究
    研究課題番号:25221307
    代表者
    2013年度~2014年度
    門脇 孝
    研究者番号:30185889
    東京大学・医学部附属病院・教授

    研究期間
    2013年5月31日~2018年3月31日(予定)
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/25221307.ja.html

    健康長寿のための普遍的代謝調節経路の包括的・発展的研究
    研究課題番号:26000012
    代表者
    2014年度
    門脇 孝
    研究者番号:30185889
    東京大学・医学部附属病院・教授

    研究期間
    2014年4月22日~2019年3月31日(予定)
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/26000012.ja.html

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  62. 白血病薬“重い副作用” 国に報告せず
    5月10日 4時21分

    大手製薬会社ノバルティスファーマが販売する白血病の薬を巡って、営業担当の社員が国への報告が義務づけられている重い副作用とみられる症状をおよそ30例把握したのに、国に報告していなかったことが会社の調査で分かりました。厚生労働省は、薬事法に違反する可能性があるとして会社に詳しく調査するよう指示しました。

    ノバルティスファーマによりますと、販売する白血病の治療薬2種類について、営業担当の部署が、去年からことしにかけておよそ3000人の患者を対象にアンケート調査を行った結果、国への報告が義務づけられている重い副作用とみられる症状がおよそ30例見つかったということです。
    しかし、営業担当の社員は副作用を安全担当の部署に連絡しなかったほか、国へも報告していなかったということです。
    ノバルティスから報告を受けた厚生労働省は、薬事法に違反する可能性があるとして会社に詳しく調査するよう指示しました。
    この白血病の薬を巡っては、ノバルティスの複数の社員が薬の副作用を調べる病院の臨床研究に不適切に関与していたことが明らかになり、会社は先月、経営陣を刷新したばかりです。
    ノバルティスは「ご迷惑をおかけし、深くおわびします。ほかにも同じようなケースがないか調査したうえで、原因を究明し、信頼回復に努めたい」とコメントしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140510/k10014346851000.html

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  63. ここしばらくサンドバッグ役の「ノバルティスファーマ」社…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%8E%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9

    https://www.google.co.jp/search?hl=ja&gl=jp&tbm=nws&authuser=0&q=%E3%83%8E%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9

    http://www.2nn.jp/word/%E3%83%8E%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9

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  64. 「ディオバン」
    http://www.2nn.jp/word/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%B3

    「バルサルタン」
    http://www.2nn.jp/word/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B3

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  65. 「ディオバン バルサルタン 臨床試験 高久」
    https://www.google.co.jp/search?num=30&q=%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%B3+%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B3+%E8%87%A8%E5%BA%8A%E8%A9%A6%E9%A8%93+%E9%AB%98%E4%B9%85

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  66. 「各種サルタン星人の勢力争い内ゲバ」
    「ARBをほめちぎる人をサルタン星人と呼ぶらしい。ACE阻害薬の場合はウルトラマンACE?日本にはウルトラマンACEは多くないようです」
    https://www.google.co.jp/search?q=ARB+%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B3%E6%98%9F%E4%BA%BA

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  67. >武田薬品工業の新規ARBアジルバ錠の宣伝に協力する日本高血圧学会の理事(サルタン星人)…
    https://www.google.co.jp/search?q=ARB+%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%90%E9%8C%A0+%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%AB%98%E8%A1%80%E5%9C%A7%E5%AD%A6%E4%BC%9A+%E7%90%86%E4%BA%8B%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B3%E6%98%9F%E4%BA%BA

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  68. 新型(新種)サルタン星人@タケダ(笑)

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  69. そこかしこに、「アリマ/コミヤマ」的な構造問題が存在しているのだな…

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  70. 臨床研究不正防止 統計専門家の育成急務…医療部 高橋圭史
    2014年5月21日3時0分 読売新聞

     高血圧治療薬ディオバンのデータ改ざん問題は、東京地検が捜査に乗り出す事件に発展し、日本の臨床研究の信頼をおとしめた。臨床研究の質の担保に不可欠な「統計学」の専門家不足や、研究者の倫理観の欠如が背景にある。

     ディオバン問題が発覚したきっかけは、統計学に詳しい医師、 興梠こうろ 貴英・自治医大准教授(医療情報)が、京都府立医大の研究論文を精査し、患者のデータの「あり得ない数値」を日本循環器学会に指摘したことだった。2012年秋の出来事で、その内容が今年3月、東京都内で開かれた同学会で初めて明かされた。

     例えば、糖尿病ではない患者群1116人のヘモグロビンA1c(糖尿病の指標)の値は「5・5±2・5」。この群の約7割の人が「3~8」の範囲に収まることを示している。だが、6・5以上は診断基準で糖尿病とみなされる。糖尿病患者が多数混ざっていることになる。

     血液中のカリウム値にもおかしな点があった。論文のデータでは検査値がマイナスになる人が存在することになるが、マイナスの体重がないように、そんな計測値はあり得ない。

     こうした不可解な数値がいくつもあり、「誤記とは考えられず、論文が導く結論も正しいとは思えない」と、興梠准教授は語った。

     なぜ、それまで、ずさんなデータに基づく論文が見逃されていたのか?

     国内の学会誌では、論文内容のチェック(査読)は学会内の医師だけで行うことが多い。医師は結論や論理構成には着目するものの、データの一つ一つに細かく目を配ることはまれだ。

     「臨床研究における統計学の重要性をきちんと理解している医師が少ない。研究には、データ解析や研究計画づくりのノウハウを持つ統計家が不可欠だが、養成講座を設けている大学は国内には数えるほど」と大橋靖雄・元東大教授(生物統計学)は嘆く。

     しかも、数少ない統計家の大半は製薬企業に勤め、中でも薬事法で厳密に審査される新薬の「治験」部門に集まる。ディオバン研究のような一般の臨床研究に加わる統計家を探すこと自体が困難なのだ。

     ディオバン研究では、この薬の販売元ノバルティスファーマ社の元社員が、統計に関わるスタッフとして研究に不正に関与したが、その背景には、こうした人材不足もあった。

     日米の臨床研究に詳しい中村祐輔・シカゴ大教授も、「米国では、臨床研究を審査する大学内部の委員会には必ず統計家がおり、研究の承認を左右する発言力を持つ。日本の遅れは深刻」と危機感を募らせる。臨床研究に関わる統計家の育成が大きな課題だ。

     一方、人の健康に大きな影響を及ぼす医薬品の臨床研究に携わる研究者の倫理も、厳しく問い直されなければならない。

     ディオバンの研究手法には、以前から「研究者の 恣意しい 的な判断が入りやすい」などの批判があった。京都府立医大だけでなく、慈恵医大が行った別の研究論文に対しても、血圧データの不自然さなどを問題視する声があがっていた。しかし、興梠准教授が言い逃れできない不正を指摘するまで、これらの研究の当事者自らが 真摯しんし にデータを検証することはなかった。

     東大病院臨床研究支援センター長の山崎力教授は「研究のルールやデータの取り扱いに対する認識など、研究者は基本から学び直す必要がある。研究体制の整備とともに、研究者教育の見直しも不可欠」と話す。

     国は、臨床研究の不正防止のために法規制も検討しているが、研究の質を担保するには、統計家の育成と研究者教育が重要なカギになる。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140520-118-OYTPT50442

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  71. 訪問時間 2014年6月2日 12:15:00
    組織 Jichi Medical University

    Yahoo!JAPAN「興梠 貴英 ノバルティス」 で検索

    jichi.ac.jp @Shimotsuke

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  72. KAKEN - 興梠 貴英(40401046)
    https://kaken.nii.ac.jp/d/r/40401046.ja.html


    研究デザインデータベース構築及び個人情報セキュリティシステムの開発・臨床応用
    Construction of Clinical Trail Designs Database and Development of Security System for Personal Information Protection
    研究課題番号:17606001

    代表者
    2005年度~2006年度
    林 同文
    HAYASHI, Doubun
    研究者番号:80313104
    東京大学・医学部附属病院・客員助教授

    研究分担者

    永井 良三
    NAGAI, Ryozo
    研究者番号:60207975
    東京大学・医学部附属病院・教授

    興梠 貴英
    KOHRO, Takahide
    研究者番号:40401046
    東京大学・医学部附属病院・客員教員

    岡田 吉弘
    OKADA, Yoshihiro
    研究者番号:60323416
    東京大学・医学部附属病院・客員教員
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/17606001.ja.html

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  73. 訪問時間 2014年6月3日 01:06:14
    サービスプロバイダー University of Tokyo
    組織 University of Tokyo

    u-tokyo.ac.jp @Bunkyo

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  74. Yahoo!JAPAN「東大病院 治験 糖尿病 不正 門脇」 で検索

    訪問時間 2014年6月6日 14:06:47
    サービスプロバイダー University of Tokyo
    組織 University of Tokyo

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  75. 生命体システムの修復―再生の夢を語る (加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ (13)) [単行本]
    永田 和宏 (著), 鍋島 陽一 (著), 渋谷 正史 (著), 井上 正康 (著), 中村 敏一 (著), 香川 靖雄 (編集), 埜中 征哉 (編集)
    講談社 (1997/12)

    内容(「MARC」データベースより)
    加藤記念バイオサイエンス研究振興財団の第13回シンオジウム"生命体システムの修復"で発表された内容をまとめた。医療において重要な修復過程である「再生」について、斯界の第一人者たちが研究の成果と夢を語る。

    著者について
    【香川靖雄】編者
    自治医科大学教授、医学博士、主な著書に『イラストでみる生体膜と疾患の分子生物学』(南山堂)、『老化の分子生物学』(秀潤社)、『生体膜』(講談社)などがある。
    【埜中征哉】編者
    国立精神・神経センター武蔵病院副院長、医学博士。主な著書に『臨床のための筋病理』(日本医事新報社)、『新筋肉病学』(編著、南江堂)、『ミトコンドリア病』(編著、医学書院)などがある。
    【永田和宏】著者
    京都大学胸部疾患研究所教授、理学博士。主な著書に『ストレス蛋白質─基礎と臨床』(編著、中外医学社)、『分子生物学・免疫学キーワード辞典』(医学書院)などがある。
    【井上正康】著者
    大阪市立大学医学部教授、医学博士。主な著書に『活性酸素と医食同源』(共立出版)、『活性酸素とシグナル伝達』(講談社)などがある。
    【鍋島陽一】著者
    国立精神・神経センター神経研究所部長、大阪大学細胞生体工学センター教授、医学博士。
    【中村敏一】著者
    大阪大学医学部教授、理学博士。主な著書に『初代培養肝細胞実験法』(学会出版センター)などがある。
    【渋谷正史】著者
    東京大学医科学研究所教授、医学博士。主な著書に『血管生物学』(講談社)などがある。
    http://www.amazon.co.jp/dp/4061536583

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  76. エイズ―正しい理解のために (加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ)
    塩川 優一 (編集), 北村 敬 (編集)
    講談社 (1991/02)

    目次
    1 日本と世界、エイズの最前線
    2 エイズの原因ウイルスとその生態
    3 エイズ関連ウイルスとその起源
    4 エイズの感染病理像
    5 日本におけるエイズの診療とその対応
    6 エイズに対する予防と治療法の開発
    http://www.amazon.co.jp/dp/4061536168

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  77. 生命体システムにおけるアポトーシス (加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ)
    勝木 元也 (編集), 長田 重一 (編集)
    講談社 (1995/10)

    内容紹介
    生物の形づくりや器官形成、神経系や免疫系の複雑なネットワークの構築に不可欠な“細胞の自殺”アポトーシス。その生物学的意義から分子機構までを第一線の研究者が豊富な図版を用いてわかりやすく解説。

    内容(「BOOK」データベースより)
    本書は、アポトーシスの生物学的意義から分子メカニズムまでを、第一線の研究者が、豊富な図版を用いてわかりやすく解説した。
    内容(「MARC」データベースより)
    生命体システムに不可欠な"細胞の自殺"アポトーシス。いまや、生の裏にある死の側から生命を捉え直す死科学"death science"の視点が、生命体システムの理解に求められている。第一線の研究者による解り易い解説書。図版豊富。

    著者について
    【勝木元也】
    1967年 東京大学理学部卒業
    現在 九州大学生態防御医学研究所教授

    【長田重一】
    1972年 東京大学理学部卒業
    現在 大阪大学医学部教授
    大阪バイオサイエンス研究所研究部長 

    目次
    1 発生過程におけるプログラム細胞死
    2 線虫の発生と細胞死―変異体による解析
    3 自爆遺伝子の世界―細胞社会の生と死
    4 細胞生存・細胞死の細胞社会的調節
    5 bcl‐2によるアポトーシスの抑制的調節
    6 Fasを介したアポトーシスの分子機構
    http://www.amazon.co.jp/dp/4061536435

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  78. 加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ
    http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN06024630

    脂肪細胞の驚異と肥満 : 生活習慣病の解明に向けて
    中尾一和, 門脇孝編
    講談社 1999.12 加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ 15

    ゲノム医学の新しい展開 : 難病・がん・生活習慣病への挑戦
    榊佳之, 中村祐輔編
    講談社 1998.11 加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ 14

    生命体システムの修復 : 再生の夢を語る
    香川靖雄,埜中征哉編
    講談社 1997.12 加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ 13

    生命体システムの破綻 : がん・免疫疾患・老化・プリオン病
    菅野晴夫, 谷口維紹編
    講談社 1997.8 加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ 12

    生命体システムにおけるアポトーシス
    勝木元也, 長田重一編
    講談社 1995.11 加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ 11

    生命体システムのなりたち
    小関治男, 岡田節人編
    講談社 1994.11 加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ 10

    発生・高次機能・老化をめぐって
    伊藤正男編
    講談社 1994.5 加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ 9 . 脳のはたらき / 伊藤正男編||ノウ ノ ハタラキ ; 続

    脳のはたらき : 回路網・遺伝子・機能分子をめぐって
    伊藤正男編
    講談社 1992.12 加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ 8

    エイズ : 正しい理解のために
    塩川優一, 北村敬編
    講談社 1991.3 加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ 6

    がん治療の最前線
    高久史麿, 阿部薫編
    講談社 1991.12 加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ 7

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  79. 桂宮さま 容体悪化で救急搬送
    6月8日 10時15分

    宮内庁の関係者によりますと、天皇陛下のいとこの桂宮さまが8日朝、都内の病院に救急搬送されました。
    桂宮さまは、搬送時には容体が悪化していたということで、医師の手当てを受けられています。

    宮内庁の関係者によりますと、桂宮さまは8日朝、体調が悪化し、東京・文京区にある東京大学附属病院に救急車で搬送されました。
    搬送時には容体が悪化していたということで、病院に入院して医師の手当てを受けられています。
    桂宮さまは6年前に東京大学附属病院に入院し、敗血症と診断されて半年間にわたる治療を受けたあとも、感染症を示す数値の上昇や発熱を理由にたびたび入院していて、ことし1月から3月にかけても発熱のため東京大学附属病院に入院されていました。
    桂宮さまは、昭和天皇の弟の三笠宮さまの次男で、66歳になられます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140608/k10015056671000.html

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  80. 天皇陛下のいとこ 桂宮さま ご危篤
    6月8日 10時51分

    三笠宮ご夫妻の次男で天皇陛下のいとこにあたる桂宮さまは、8日朝、都内の病院に救急搬送され、治療を受けていましたが、容体が悪化し、危篤になられました。

    桂宮さまは8日朝、体調が悪化し、東京・文京区の東京大学附属病院に救急車で搬送され入院されました。
    治療を受けていましたが、宮内庁の関係者によりますと、桂宮さまは容体が悪化し、危篤になられたということです。
    桂宮さまは6年前に東京大学附属病院に入院し、敗血症と診断されて、半年間にわたる治療を受けたあとも、感染症を示す数値の上昇や発熱を理由にたびたび入院していて、ことし1月から3月にかけても発熱のため東京大学附属病院に入院されていました。
    桂宮さまは昭和天皇の弟、三笠宮さまの次男で天皇陛下のいとこにあたり、66歳になられます。
    昭和63年に戦後3番目の宮家を創設し独立しましたが、その年の5月に自宅の寝室で倒れ、急性硬膜下血腫と診断されて、手術を受けられました。
    その後は、リハビリを続けながら車いすで公務などに当たっていましたが、敗血症を患ってからは外出されることは、ほとんどありませんでした。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140608/k10015057111000.html

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  81. 天皇陛下のいとこ 桂宮さま ご逝去
    6月8日 11時10分

    三笠宮ご夫妻の次男で天皇陛下のいとこにあたる桂宮さまは、8日朝、都内の病院に救急搬送され治療を受けていましたが、容体が悪化し、午前11時前、亡くなられました。
    66歳でした。

    桂宮さまは、8日朝、体調が悪化し、東京・文京区の東京大学附属病院に救急車で搬送され入院されました。
    治療を受けていましたが、宮内庁によりますと、桂宮さまは容体が悪化し、午前10時55分、亡くなられたということです。
    桂宮さまは昭和天皇の弟、三笠宮さまの次男で天皇陛下のいとこにあたり、66歳でした。
    昭和63年に戦後三番目の宮家を創設し独立しましたが、その年の5月に自宅の寝室で倒れ、急性硬膜下血腫と診断されて、手術を受けられました。
    その後は、リハビリを続けながら車いすで公務などにあたっていましたが、6年前に東京大学附属病院に入院し、敗血症と診断されて半年間にわたる治療を受けてからは、外出されることは、ほとんどありませんでした。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140608/k10015057301000.html

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  82. 天皇陛下のいとこ 桂宮さま ご逝去
    6月8日 11時36分

    三笠宮ご夫妻の次男で天皇陛下のいとこにあたる桂宮さまは、8日朝、都内の病院に救急搬送され治療を受けていましたが、容体が悪化し、午前11時前、亡くなられました。
    66歳でした。

    桂宮さまは、8日朝、体調が悪化し、東京・文京区の東京大学附属病院に救急車で搬送され入院されました。
    治療を受けていましたが、宮内庁によりますと、桂宮さまは容体が悪化し、午前10時55分、亡くなられたということです。
    桂宮さまは昭和天皇の弟、三笠宮さまの次男で天皇陛下のいとこにあたり、66歳でした。
    昭和63年に戦後三番目の宮家を創設し独立しましたが、その年の5月に自宅の寝室で倒れ、急性硬膜下血腫と診断されて、手術を受けられました。
    その後は、リハビリを続けながら車いすで公務などにあたっていましたが、6年前に東京大学附属病院に入院し、敗血症と診断されて半年間にわたる治療を受けてからは、外出されることは、ほとんどありませんでした。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140608/k10015057301000.html

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  83. 人の生き死に情報も操作コントロールする時代…

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  84. 桂宮さま、ご逝去 - 2014/6/8
    Yahoo!ニュース・トピックス「皇室関連情報」
    http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/imperial_family/

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  85. 天皇陛下のいとこの桂宮さまがご逝去66歳(日本テレビ系(NNN))動画ニュース8日 - 11時32分
    天皇陛下のいとこ、桂宮さまがご逝去(読売新聞)8日 - 11時25分
    桂宮さまご逝去(時事通信)8日 - 11時14分

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  86. 天皇陛下のいとこ 桂宮さま ご逝去
    6月8日 13時37分

    三笠宮ご夫妻の次男で天皇陛下のいとこにあたる桂宮さまは、8日朝、体調が急変し、搬送先の東京都内の病院で、午前11時前に亡くなられました。
    66歳でした。

    宮内庁は、正午すぎから記者会見を開き、桂宮さまが亡くなられたと発表しました。
    宮内庁によりますと、桂宮さまは、8日午前8時ごろ、東京・千代田区のお住まいで呼吸が弱くなるなど体調が急変し、午前9時すぎに東京・文京区の東京大学附属病院に救急車で搬送されました。
    搬送時には心肺停止の状態だったということで、心臓マッサージなどの治療を受けましたが、午前10時55分、急性心不全で亡くなられたということです。
    病院には両親の三笠宮ご夫妻が駆けつけ、最期をみとられたということです。
    桂宮さまのご遺体は、午後0時45分ごろ車で病院を出て、午後1時前にお住まいに戻りました。
    桂宮さまは、昭和天皇の弟、三笠宮さまの次男で天皇陛下のいとこにあたられ、66歳でした。

    闘病生活続けながら公務

    桂宮さまは、長年、闘病生活を続けながら公務を務められました。
    桂宮さまは、昭和46年に学習院大学を卒業したあと、オーストラリアの大学院に留学し、日本とオーストラリアの歴史について学ばれました。
    昭和49年から10年余りNHKに嘱託として勤務し、事業部でスポーツや文化イベントの運営も担当されました。
    皇族としての活動が増えるのに伴って、昭和63年、戦後3番目の宮家を創設し、独立されました。
    しかし、宮家の創設から5か月後に自宅の寝室で倒れ、急性硬膜下血腫と診断されて手術を受けられました。
    運動の機能に障害が残りましたが、リハビリを続けながら車いすで公務を務め、たびたび展覧会に出かけるなど、伝統工芸や美術への関心の高さを示されました。
    地方での公務に臨むこともありましたが、6年前に敗血症を患ってから外出されることは、ほとんどありませんでした。

    「非常に残念です」

    桂宮さまが総裁を務めていた公益社団法人「日本工芸会」の元会長で、宮内庁で東宮大夫も務めた安嶋弥さんは「まじめなお人柄で、日本工芸会の活動にも熱心にご指導をいただきました。展示会の出展作品の中から『総裁賞』を決めるのにも、素早く的確に判断をなさっていたのが印象的に残っています。5、6年前にお会いしたのが最後でしたが、当時から病気の具合が悪く、ずっと心配していました。非常に残念です」と話していました。

    突然の訃報に悲しみ

    桂宮さまが亡くなられたことを受けて、都内では号外が配られ、受け取った人たちからは、突然の訃報を悲しむ声が聞かれました。
    桂宮さまが亡くなられたことを受けて、東京・銀座の交差点では午後2時半ごろから号外が配られました。
    号外を受け取った埼玉県伊奈町の67歳の女性は「ご病気だとは知っていましたが、突然のことで驚いています。男性の皇族が相次いで亡くなっているので残念です」と話していました。
    川崎市の38歳の女性は「まだお若いだけに亡くなられたと聞いて驚きました。お父さまの三笠宮さまらご家族がお気の毒です」と話していました。
    埼玉県川口市の66歳の女性は「ハンサムで親しみを感じていましたが、最近は、お見かけする機会がなかなかありませんでした。先日、高円宮家の典子さまのご婚約のニュースがあって喜んでいましたが、残念です」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140608/k10015057301000.html

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  87. 桂宮さまご逝去 安倍首相が謹話
    6月8日 13時50分

    安倍総理大臣は「桂宮宜仁親王殿下の御訃報に接し、悲しみの念を禁じ得ません。殿下には、三笠宮殿下の御次男としてお生まれになり、皇族として皇室の諸行事に御参列になるほか、農業及び林業の振興、伝統工芸の支援等、様々な分野にわたり、幅広い貢献をしてこられました。また、殿下は、オーストラリアに留学され、その後も、日・豪・ニュージーランド協会総裁をお務めになるなど、皇室の国際親善に大切な役割を果たしてこられました。殿下が、御自身リハビリにお努めになる中、皇族としての役割を果たされるお姿に国民は敬愛の念を抱き、御快復を願っておりましたところ、思いもむなしく薨去(こうきょ)されましたことは、誠に哀惜に堪えません。皇室を始め、御近親の方々の深いお悲しみを拝察申し上げ、ここに、国民と共に謹んで心から哀悼の意を表します」とする謹話を発表しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140608/k10015058391000.html

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  88. 天皇陛下のいとこ 桂宮さま ご逝去
    6月8日 16時46分

    三笠宮ご夫妻の次男で天皇陛下のいとこにあたる桂宮さまは、8日朝、体調が急変し、搬送先の東京都内の病院で、午前11時前に亡くなられました。
    66歳でした。

    宮内庁は、正午すぎから記者会見を開き、桂宮さまが亡くなられたと発表しました。
    宮内庁によりますと、桂宮さまは、8日午前8時ごろ、東京・千代田区のお住まいで呼吸が弱くなるなど体調が急変し、午前9時すぎに東京・文京区の東京大学附属病院に救急車で搬送されました。
    搬送時には心肺停止の状態だったということで、心臓マッサージなどの治療を受けましたが、午前10時55分、急性心不全で亡くなられたということです。
    病院には両親の三笠宮ご夫妻が駆けつけ、最期をみとられたということです。
    桂宮さまのご遺体は、午後0時45分ごろ車で病院を出て、午後1時前にお住まいに戻りました。
    桂宮さまは、昭和天皇の弟、三笠宮さまの次男で天皇陛下のいとこにあたられ、66歳でした。

    闘病生活続けながら公務

    桂宮さまは、長年、闘病生活を続けながら公務を務められました。
    桂宮さまは、昭和46年に学習院大学を卒業したあと、オーストラリアの大学院に留学し、日本とオーストラリアの歴史について学ばれました。
    昭和49年から10年余りNHKに嘱託として勤務し、事業部でスポーツや文化イベントの運営も担当されました。
    皇族としての活動が増えるのに伴って、昭和63年、戦後3番目の宮家を創設し、独立されました。
    しかし、宮家の創設から5か月後に自宅の寝室で倒れ、急性硬膜下血腫と診断されて手術を受けられました。
    運動の機能に障害が残りましたが、リハビリを続けながら車いすで公務を務め、たびたび展覧会に出かけるなど、伝統工芸や美術への関心の高さを示されました。
    地方での公務に臨むこともありましたが、6年前に敗血症を患ってから外出されることは、ほとんどありませんでした。

    「非常に残念です」

    桂宮さまが総裁を務めていた公益社団法人「日本工芸会」の元会長で、宮内庁で東宮大夫も務めた安嶋弥さんは「まじめなお人柄で、日本工芸会の活動にも熱心にご指導をいただきました。展示会の出展作品の中から『総裁賞』を決めるのにも、素早く的確に判断をなさっていたのが印象的に残っています。5、6年前にお会いしたのが最後でしたが、当時から病気の具合が悪く、ずっと心配していました。非常に残念です」と話していました。

    突然の訃報に悲しみ

    桂宮さまが亡くなられたことを受けて、都内では号外が配られ、受け取った人たちからは、突然の訃報を悲しむ声が聞かれました。
    桂宮さまが亡くなられたことを受けて、東京・銀座の交差点では午後2時半ごろから号外が配られました。
    号外を受け取った埼玉県伊奈町の67歳の女性は「ご病気だとは知っていましたが、突然のことで驚いています。男性の皇族が相次いで亡くなっているので残念です」と話していました。
    川崎市の38歳の女性は「まだお若いだけに亡くなられたと聞いて驚きました。お父さまの三笠宮さまらご家族がお気の毒です」と話していました。
    埼玉県川口市の66歳の女性は「ハンサムで親しみを感じていましたが、最近は、お見かけする機会がなかなかありませんでした。先日、高円宮家の典子さまのご婚約のニュースがあって喜んでいましたが、残念です」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140608/k10015057301000.html

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  89. 人間ドック 日本医師会が新基準を批判
    6月8日 4時59分

    日本人間ドック学会が健康な人の血圧などの基準値を新たに示したことについて、日本医師会は「医療現場の混乱を招いている」などと批判する見解を出しました。

    日本人間ドック学会は、人間ドックで健康と判定された人1万人以上の血圧や肥満の程度を示すBMIなどを詳しく分析しました。
    その結果、健康と判定された人の血圧は、上が147まで、下が94までとなり、上が129まで、下が84までとなっている現在の正常値とは異なる値となりました。
    また、肥満度を表すBMIの値も、現在の男女とも、25までが男性は27.7まで、女性は26.1までとなりました。
    人間ドックでの判定の際には現在、血圧は日本高血圧学会が、肥満度は厚生労働省が決めた基準値を使っていますが、今回、人間ドック学会として独自の分析を行ったことで、正常とされる基準値が2種類存在すると受け取られるような事態となっています。
    このため日本医師会は「医療現場は大きな混乱を来している」などと批判していて、新たな基準値をどう扱うのか関連する学会との間で慎重な検討を行うよう求めました。
    日本医師会の今村聡副会長は「本来は生活習慣を改めるべき人が何もせず、病気になることがあってはいけない。医師に数値の意味をきちんと聞いてもらうことが大事だ」と話しています。
    一方、人間ドック学会は、「新たな基準値を判定に導入するかは今後、議論していきたい。ほかの学会にも丁寧な説明を行い、理解を得る努力をしていきたい」としています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140608/k10015055231000.html

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  90. 桂宮さまご逝去 天皇ご一家5日間の喪に
    6月8日 18時19分

    三笠宮ご夫妻の次男で天皇陛下のいとこにあたる桂宮さまは、8日朝、体調が急変し、搬送先の東京都内の病院で、午前11時前に亡くなられました。
    桂宮さまが亡くなられたことを受けて、天皇ご一家は、8日から5日間の喪に服されることになりました。
    このほかの皇族方も、三笠宮ご夫妻の30日を最長に、7日間から5日間の喪に服されます。

    宮内庁によりますと、天皇皇后両陛下は、8日朝、側近の侍従を通じて桂宮さまの容体が急変したとの報告を受け、深く案じられていたということです。
    そして、逝去の知らせを受けると、天皇陛下は喪章をつけ、皇后さまとともに、長い間入退院を繰り返してきた桂宮さまのつらさなどに、改めて思いを寄せられているということです。
    同時に、両陛下は、高齢の三笠宮ご夫妻がどれほど力を落としているかと案じ、身内の方々の深い悲しみに触れつつ、喪に服す意向を示されたということです。
    天皇皇后両陛下は、午後5時すぎ、弔問のため東京・千代田区の桂宮さまのお住まいを訪ねられました。
    両陛下は車から降りると、沈痛な表情で出迎えた職員に会釈をしてお住まいに入られました。
    これに続いて、皇太子ご夫妻も、午後6時すぎ、桂宮さまのお住まいを弔問に訪ねられたほか、秋篠宮ご一家などの皇族方も次々に弔問に出向かれました。
    桂宮さまが亡くなられたことを受けて、皇后さまは、8日午後予定していた東京都内でのバイオリンコンサートの鑑賞を取りやめられました。

    皇室の構成は

    三笠宮ご夫妻には3人の男のお子さまがいて、三男の高円宮さまは平成14年に、長男の三笠宮※寛仁さまは、おととし、亡くなっています。
    桂宮さまが亡くなられたことで、皇室は、天皇陛下と皇族方の合わせて21人となりました。
    また、皇位継承順位が第6位の桂宮さまが亡くなられ、皇位を継承できる男性皇族は5人になりました。
    ※「寛」の字は、右ハネに点のない字体。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140608/k10015062191000.html

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  91. 桂宮さま斂葬の儀 今月17日で調整
    6月8日 19時17分

    桂宮さまが亡くなられたことに伴う一連の儀式や行事は、皇族の葬儀の前例などに基づいて行われ、一般の葬儀に当たる「斂葬の儀(れんそうのぎ)」は、今月17日に東京・文京区の豊島岡墓地で行われる方向で調整が進められています。
    この際、一般の人たちのお別れの拝礼も受け付けられます。
    また、桂宮さまの葬儀の喪主は、三笠宮さまが務められる見通しだということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140608/k10015063031000.html

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  92. 桂宮さま「斂葬の儀」今月17日に
    6月8日 23時00分

    桂宮さまの葬儀に当たる「斂葬(れんそう)の儀」は、今月17日に東京・文京区の墓地で行われることになりました。

    桂宮さまが亡くなられたのを受けて、宮内庁は、8日午後5時から1回目の「喪儀(そうぎ)委員会」を開いて、葬儀の日取りなどを協議しました。
    その結果、桂宮さまの葬儀に当たる「斂葬の儀」は、今月17日の午前10時から東京・文京区の豊島岡墓地で行われることになりました。
    葬儀は、父親の三笠宮さまが喪主を務められ、宮家の行事として行われます。
    はじめに告別式に当たる行事が行われ、一般の人たちのお別れの拝礼も受け付けられます。
    桂宮さまのご遺体は、火葬のあと、当日の午後、豊島岡墓地に新たに設けられる墓に埋葬されることになっています。
    一方、お住まいが手狭なことなどから、桂宮さまのご遺体は9日の午後、東京・元赤坂の赤坂御用地にある赤坂東邸に移される予定で、その後、納棺に当たる「御舟入(おふないり)」という行事が行われます。
    また、一般の人たちの弔問の記帳は、10日から数日間、赤坂東邸に設けられる記帳所で午前9時から午後7時まで受け付けられます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140608/k10015064571000.html

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  93. 桂宮さま 葬儀に伴う一連の行事始まる
    6月9日 6時24分

    三笠宮ご夫妻の次男で、天皇陛下のいとこの桂宮さまが亡くなられたのを受けて、葬儀に伴う一連の行事が9日から始まります。

    桂宮さまは8日の朝、体調が急変し、午前11時前、急性心不全のため搬送先の病院で亡くなられました。
    66歳でした。
    桂宮さまのご遺体は、8日午後、東京・千代田区のお住まいに戻り、天皇皇后両陛下や皇太子ご夫妻などの皇族方が、弔問のため次々とお住まいを訪ねられました。
    一方、桂宮さまが亡くなられたのを受けて、葬儀に伴う一連の行事が9日から始まります。
    桂宮さまのご遺体は、お住まいが手狭なことなどから、9日午後、東京の赤坂御用地にある赤坂東邸に移される予定で、その後、納棺に当たる「御舟入」という行事が行われ、葬儀に伴う一連の行事が始まります。
    葬儀は、父親の三笠宮さまが喪主を務められ、三笠宮家の行事として行われるということで、一般の葬儀に当たる「斂葬の儀」は、今月17日に東京・文京区の豊島岡墓地で行われます。
    この際、一般の人たちのお別れの拝礼も受け付けられます。
    また、一般の人たちの弔問の記帳は、10日から数日間、赤坂東邸に設けられる記帳所で、午前9時から午後7時まで受け付けられることになっています
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140609/k10015066681000.html

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  94. 【社説】薬効改竄逮捕 産学のもたれ合いも解明せよ

     臨床研究のデータ 改竄かいざん 問題が、刑事事件に発展した。全容を解明し、再発防止につなげなければならない。

     東京地検特捜部が、高血圧治療薬「ディオバン」を販売する大手製薬会社「ノバルティスファーマ」の元社員を、薬事法違反容疑で逮捕した。

     京都府立医大の医師らに、薬が脳卒中の予防に効果があるかのように改竄した虚偽のデータを提供し、論文などに掲載させた疑いが持たれている。

     元社員は容疑を否認しているとされる。特捜部は捜査を尽くし、データ改竄の経緯や動機を明らかにすることが求められる。

     ディオバンは医療機関で広く使用され、売り上げは年間約1000億円に上る。ノバ社は、不正データに基づく論文を宣伝に利用していた。医薬品の信頼を著しく損なう行為であり、薬効を期待した患者への背信にほかならない。

     会社による組織ぐるみの関与がなかったのか、究明が必要だ。

     元社員は京都府立医大のほか慈恵医大など4大学の臨床研究でデータ解析に携わり、その多くでデータ操作が判明している。各大学の医師たちは、なぜ不正に気づかなかったのだろうか。

     これらの大学の研究室には、ノバ社からこれまでに計11億円を超える奨学寄付金が提供された。企業から資金を得たい大学と、研究成果を販売促進に役立てたい企業のもたれ合いが、不正の温床となった可能性がある。

     ディオバンのような処方薬の臨床研究は本来、医師や患者が最適な治療を選択するためのデータを集めるのが目的だ。特捜部は、製薬会社と大学の癒着構造にも切り込んでもらいたい。

     臨床研究を巡る不正は後を絶たない。ノバ社は東京大病院などが実施した白血病治療薬の研究に関与し、患者の個人情報を不正に取得した。副作用についても厚生労働省に報告しなかった。

     製薬会社と大学病院は、自浄作用を高めるべきだ。

     日本製薬工業協会は、自社製品の臨床研究を行う大学に対しては、寄付金を提供せず、データ解析を引き受けないことを申し合わせた。日本学術会議は、医薬品の臨床研究を中立的に運営する公的組織の整備を提言している。

     政府は現在、データの長期保存や第三者による研究のチェックを大学側に求める倫理指針を策定中だ。実効性のある取り組みで、臨床研究の公正性を担保することが肝要である。

    2014年6月15日1時25分 読売新聞
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140614-118-OYT1T50200
    http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20140614-OYT1T50200.html

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  95. 武田薬品 社員が一貫して臨床研究に関与
    6月20日 21時55分

    大手製薬会社、武田薬品工業が、高血圧治療薬の臨床研究の結果を宣伝広告に使った際、データが一部書き換わるなどしていた問題で、武田薬品は20日、社員が研究の計画から結果の公表まで一貫して研究に関与しており、公正性に疑義を生じさせかねないなどと指摘した第三者機関の調査結果を明らかにしました。

    この問題は武田薬品工業が高血圧の治療薬「ブロプレス」について、狭心症や脳卒中をどのくらい抑えられるかを調べた臨床研究の結果を平成18年ごろ、薬の宣伝広告に使った際、一部、グラフのデータが書き換わるなどしていたものです。
    武田薬品はこの研究について医師が主導して行ったもので、研究自体には関与していないと説明していましたが、第三者機関がまとめた調査報告書によりますと、武田薬品の社員が研究の計画から結果の公表まで一貫して関わっていたことが分かったということです。具体的には、武田薬品の社員が患者のカルテを閲覧し、条件に合う患者を選んで研究への参加を呼びかけてもらうよう医師に依頼したり、患者のデータの入力を一部、医師に代わって行っていたりしていたということです。
    一方、研究結果を掲載した宣伝広告のグラフのデータが一部書き換わっていた点については、社員が関与したかどうか確認できなかったとしています。
    武田薬品工業の長谷川閑史社長は「結果の公正性に疑念を生じさせかねない関与や働きかけを行ったことについて、おわび申し上げます」と謝罪しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140620/k10015390531000.html

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  96. 武田薬品「研究に組織的関与」で謝罪
    6月21日 1時11分

    大手製薬会社の武田薬品工業は、京都大学などが行った高血圧治療薬の臨床研究に組織的に関わり、研究の公正性に疑義を生じさせかねない関与を続けていたなどとする第三者機関の調査結果を20日、明らかにし、製薬企業全体の信頼を揺るがしかねない行為だったと謝罪しました。

    武田薬品工業は、平成18年ごろに高血圧の治療薬「ブロプレス」の宣伝広告を行った際、狭心症や脳卒中をどのくらい抑えられるかを調べた臨床研究の結果と異なる宣伝を行い、誤解を与える内容だったとことし3月に認め謝罪しました。
    武田薬品はこの研究について、医師が主導して行ったもので研究自体には関与していないと説明していましたが、第三者機関がまとめた調査報告書によりますと、武田薬品の社員が研究の計画から結果の公表まで一貫して関わっていたことが分かったということです。
    具体的には、社員が医師に代わってカルテを閲覧し、条件に合う患者を選んだり、患者データの入力をしたりしていたということです。
    さらに、中間解析で狭心症や脳卒中の発症に差がないと分かると、京都大学に働きかけて糖尿病の発症を新たに解析項目に追加させ、計算条件の修正を求めるなどして最終的にはブロプレスの効果が高いという結果を出したとしています。
    武田薬品工業は計算条件の修正を求めた点については「働きかけは不適切だったが正しい結果になった」などと主張したうえで、長谷川閑史社長が「結果の公正性に疑念を生じさせかねない関与や働きかけで、製薬企業全体の信頼を揺るがしかねない行為だった。おわび申し上げます」と謝罪しました。
    報告書では、研究に参加した患者2人にめまいなど副作用が否定できない重い症状が出ていたものの、国に報告を怠った薬事法違反の疑いについても指摘していて、武田薬品は19日、厚生労働省に報告したということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140621/k10015390531000.html

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  97. 【社会】東大医学部生5人、総長に公開質問状 相次ぐ不正疑惑に説明を求める
    http://peace.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1403574010/

    「東大 医」
    http://www.2nn.jp/search/?q=%E6%9D%B1%E5%A4%A7+%E5%8C%BB&e=

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  98. そういえば、「iPS森口」も東大病院マター…

    「iPS 森口 東大病院」
    https://www.google.co.jp/search?q=iPS+%E6%A3%AE%E5%8F%A3+%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E7%97%85%E9%99%A2

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  99. 昔「陸軍大学校」、今「東大医学部」…

    東大法学部 vs 東大医学部
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9D%B1%E5%A4%A7+%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E9%83%A8+%E6%B3%95%E5%AD%A6%E9%83%A8

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  100. 白血病薬研究に重大過失 個人情報保護法違反と東大調査委

     製薬会社ノバルティスファーマ(東京)の白血病治療薬を使い、東京大病院の医師らが行った臨床研究にノ社の社員が不適切に関与した問題で、東京大の調査委員会は24日、個人情報保護法や国の倫理指針に違反する重大な過失があったとする最終報告を公表した。

     問題になったのは、ノ社が販売する薬タシグナなどの副作用に関する「SIGN(サイン)」と呼ばれる研究で、血液・腫瘍内科の黒川峰夫教授が責任者を務めている。

    2014/06/24 18:51 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014062401002085.html

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  101. 臨床研究への不適切関与 東大病院処分へ
    6月24日 23時27分

    東京大学病院が主導する白血病の薬の臨床研究に、大手製薬会社ノバルティスファーマの社員が研究の根幹となるデータ解析などに関与していた問題で、病院は社員が計画から実施まで関与していたほか、別の研究にも不適切に関与していたことが分かったとする調査結果を公表し、研究の代表者の教授などを処分する方針を示しました。

    この問題は、ノバルティスファーマが販売する白血病の薬の副作用を東京大学病院などの医療機関が客観的な立場から調べる臨床研究を巡り、ノバルティスの複数の社員が関与を続けていたものです。東大病院は24日、内部調査の最終報告を公表し、ノバルティスの社員が、資料作成やデータ解析、それに研究の事務局機能の代行など、計画から実施まで研究全体に関与していたことを明らかにしました。
    そして、病院には200人余りの患者の個人情報がノバルティスに流出したことに対して重大な過失があるとしています。
    さらに、東大病院と製薬会社との不適切な関係は、問題となった白血病の薬の臨床研究だけでなく、別の5つの研究でも確認され、このうち4つにノバルティスが関与していたとしています。
    そのうえで、研究グループに倫理についての認識不足と心構えの甘さが根底にあったとし、「企業から独立すべき臨床研究として不適正だ」と指摘しています。
    東大病院の門脇孝病院長は、記者会見で「協力していただいた患者のみなさまにお詫び申し上げます」と謝罪しました。
    調査結果を受けて、東京大学は研究グループの代表の男性教授などを処分する方針です。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140624/k10015475291000.html

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  102. 奇跡のホルモン「アディポネクチン」(笑)
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AE%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3+%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9D%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3

    さらにさらに…(笑)

    「アディポネクチン受容体(アディポネクチンレセプター)」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9D%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3+%E3%83%AC%E3%82%BB%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC+%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93+%E9%96%80%E8%84%87

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  103. さらに…(笑)

    アディポネクチン受容体を活性化する「アディポロン(AdipoRon)」
    https://www.google.co.jp/search?q=AdipoRon+%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9D%E3%83%AD%E3%83%B3+%E9%96%80%E8%84%87

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  104. 他の追随を許さない、最先端を突っ走る孤高の研究グループ(笑)。

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  105. [論点]前立腺がん研究 治療法求めアジア連携…赤座英之氏
    2014年6月25日3時0分 読売新聞

    あかざ・ひできゆき 筑波大学名誉教授。東京大学先端科学技術研究センター特任教授。国際対がん連合アジア支部長。専門は前立腺がん。68歳。

     前立腺がんは、欧米では男性のがん 罹患りかん 率で1位、死亡率は2位を占める。アジアでも近年、日本を筆頭に罹患率と死亡率が急上昇しており、地域、人種的な違いを勘案した対策を検討するため、アジアの専門家が連携してきた経緯がある。

     日本で前立腺がんが増えた原因は、高齢化、食生活の洋風化と、血液中の指標たんぱくであるPSA検査の普及等によるものとされる。2025年までには欧米同様罹患率1位のがんになる、との予測もあったが、最近、罹患率の伸びが頭打ちになり、死亡率は低下してきた。これは、前立腺がんの特性が地域や人種と深く関わっており、必ずしも西欧の実態に、アジアの状況が追随するわけではないことを示している。

     治療でも、欧米とアジアの違いを勘案する必要性が指摘されている。例えば、がん治療の標準化を目的にした診療ガイドラインとして「米国広域がんネットワーク」のガイドラインが世界中で使われている。しかしこれは欧米のデータに基づいており、アジアのデータがほとんど参照されていない。その結果アジアの患者には、そのガイドラインが推奨する治療法を当てはめるのは妥当ではなかったり、あるいは不可能だったりする例が生じている。

     そこで私たちは、アジアに合ったガイドラインを作るため、同ネットワークと共同でアジアの専門医を中心にした組織を作り、前立腺がんや腎細胞がんのアジアのデータをまとめた報告書を出版してきた。

     また、前立腺がんの治療法は多岐にわたり、新薬開発も盛んだ。理想的な治療体系構築を目指し、我々は07年に「日本前立腺がん研究会」を設立し、米国の同様な研究会と合同で日米の前立腺がん治療の比較研究を続けてきた。この活動はアジアにも広まっている。

     アジア諸国間には様々な違いがあるが、西欧との対比でアジアは一つという見方は、前立腺がんの治療において特に重要である。会議は一般の学術会議と異なり、一定の結論で合意すれば、各国は日常の診療でそれを実行することになる。時には各委員の考えが衝突し、議論が白熱することもあるが、国際政治の議論で見られるような、利己的な要素は感じられない。

     政治の世界では、東アジアは今、異様な緊張状態にある。3月のオランダでの日米韓首脳会談後の記者会見で、韓国語であいさつした安倍首相に対する 朴槿恵パククネ 大統領の反応は、冷え込んだ日韓関係の象徴として記憶に残る。日中は話し合いの糸口がつかめず、南シナ海情勢も緊迫している。

     日中韓の言葉のあいさつも飛び交う我々の会議では、冷たい雰囲気はみじんもない。がんは人類共通の病である。政治、経済、宗教、文化などの背景とは無関係に襲ってくる。国境は防護壁にもならないし、国益だけを重視した議論は意味をなさない。がん克服には国境を超えた共通の戦略を練ることが不可欠であることを、専門家たちは知っているからだ。こうした考え方が、政治的閉塞感という病巣をも、癒やす一助になってほしいと感じている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140624-118-OYTPT50586

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  106. 東大「研究体制ずさん」…認知症データ問題 改ざんは認めず
    2014年6月25日3時0分 読売新聞

     東京大病院など全国38の医療機関が参加するアルツハイマー型認知症の大規模研究について、不適切なデータ処理が指摘されている問題で、東大は24日、ずさんな研究体制が原因だとする調査報告を発表した。「悪意のある改ざんとは断定できない」としたが、データ精査のため、国主導の外部委員会の設置を要望した。

     同研究は、国や製薬会社などが計約30億円を出し、2007年度から認知症の早期診断の基準作成を目指す国家プロジェクト。高齢者約600人に心理検査や脳画像撮影などを行う。

     高齢者の心理試験データについて、30分後に記憶を確認する検査で、1時間後に行ったとの記載を後で40分後に検査したと書き換えるなど、データに改ざんがあったと一部の研究者から指摘されていた。

     これに対し、東大の調査結果では修正履歴が確認できることから、改ざんとは認められないと判断した。ただし、データ修正に関するマニュアルなどが研究開始時に整備されておらず、修正の必要性を判定する専門家の委員会も機能しないなど、管理体制のずさんさを指摘。権限のない担当者が医療機関に修正を求めるなど、不適切な対応が生じたとした。さらに、データベースにも不備があった。

     世界的に認知症研究が進む中、研究が滞っていることについて、中心メンバー4人の監督責任は免れないと結論づけた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140625-118-OYTPT50131

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  107. 「J-adni(ジェイ・アドニ)」という言葉を一言も出さない記事でええのん?

    「J-ADNI 臨床研究(アルツハイマー病の克服をめざす全国規模での臨床研究)」
    https://www.google.co.jp/search?q=J-adni

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  108. 保全データ書き換えか=アルツハイマー病研究めぐり

     国と製薬会社が行う大規模アルツハイマー病研究事業「J-ADNI」の臨床研究データに不適切なケースがあったとされる問題で、厚生労働省の保全要請に反し、データが書き換えられた疑いがあることが27日、分かった。

     田村憲久厚労相は同日の閣議後会見で、研究代表者の岩坪威・東京大大学院教授から近く事情聴取する考えを示し、「厳正に調査したい。改ざんなら許されない」と話した。

     茂木敏充経済産業相も会見でデータ書き換えを明らかにした上、「厚労省の保全要請に反するか精査している」と述べた。(2014/05/27-13:15)
    http://www.jiji.com/jc/zc?k=201405/2014052700378

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  109. 患者データずさんな扱い「研究者責任免れず」
    6月25日 4時22分

    アルツハイマー病の早期発見と根本的な治療法の開発を目指す国内最大規模の臨床研究で、患者のデータがずさんに取り扱われ、5年にわたる研究の成果が出せない状態になっている問題で、東京大学は24日、中心となった研究者は監督責任を免れないとしたうえで、今後、専門家グループを設置してデータを整理し直すべきだなどとする調査結果を発表しました。

    この問題は、アルツハイマー病の根本的な治療法の開発を目指し、国などの資金20億円以上を投じて進められてきた「J-ADNI」と呼ばれる国内最大規模の臨床研究で、研究の条件に合わない患者らが多数登録され、5年にわたる研究の成果が出せない状態になっているものです。
    研究に参加した国内38の大学のうち、責任者の岩坪威教授が所属する東京大学では、厚生労働省の要請を受けて調査を進め、24日にその結果を発表しました。
    それによりますと、この臨床研究では、患者のデータをどのように集めるのかが適切に定められていないなど、ずさんなデータの取り扱いがあったとしたうえで、必要な研究体制を整備しなかった岩坪教授ら中心的な研究者の監督責任は免れないなどとしています。
    そのうえで、今後は専門家グループを設置してデータを整理し直すべきだとしています。
    会見した東京大学の苫米地令理事は「多くの施設が参加した研究なので、東京大学だけですべてを決められない。今後、国と協議して対応を検討していきたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140625/k10015477751000.html

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  110. アルツハイマー病の克服をめざす全日本臨床研究
    J-ADNI(ジェイ・アドニ)ホームページ

    ‎研究の意義

    日本の高齢化率(65歳以上の高齢者が全人口に占める割合)は欧米にも類を見ないスピードで右肩上がりで上昇し、現在は20%を超え、5人に1人が高齢者という時代です。さらに第一次ベビーブーム世代が65-75歳を迎える2015年以降、日本は未曾有の超高齢化社会に突入します。それに伴い、現在170万人と見込まれる認知症高齢者は同じく2015年には250万人になると予想されています。厚生労働省も2005年から「認知症を知り地域を創る10カ年構想」を掲げ、認知症高齢者の受け皿作りに取り組んでいます。その一方で、国民1人1人にとっての重大な関心事は、認知症を発症してからの自分ではなく、いかに認知症を予防し健康で明るい長寿を迎えるかにあるでしょう。

     アルツハイマー病は、物忘れを初期症状とし、進行性に脳の機能が衰えてゆく病気です。アルツハイマー病は認知症の原因として最も多いもので、その患者数は社会の高齢化を反映し増加の一途をたどっています。高齢者でみられる物忘れには、加齢にともなう“自然な”物忘れと、認知症の一症状である“病的な”物忘れの二種類があります。しかし、“病的な”物忘れが出始めたばかりの初期段階では、“自然な”物忘れとの区別が付きにくく、しばしば病気のはじまりが見過ごされています。一方で、アルツハイマー病の根本治療薬の開発も目覚しい進歩を見せ、近い将来アルツハイマー病の進行が食い止められることが期待されています。これを実現するには、早い段階でアルツハイマー病を診断することが必要不可欠になってきます。

     アルツハイマー病の変化が脳の中で起こり始めた段階では、はっきり目に見える症状のない時期から、脳の神経細胞が脱落しはじめ、脳のエネルギー源であるブドウ糖の代謝が低下し、脳内にβアミロイドと呼ばれる異常なタンパク質が蓄積することがわかってきました。正常から軽度認知障害と呼ばれる“病的な”物忘れが出始めたばかりの段階へ、また軽度認知障害からアルツハイマー病へと進行する過程を、脳画像検査、体液検査や心理検査などを詳しく行い長期間観察することによって、MCIからアルツハイマー病への進行を予知する方法を見出し、新しい治療法の効果を正確に評価することが可能になります。

     私たちは日本人のアルツハイマー病の克服を目的に、米国など世界各国のADNI研究と同じ方法を使って、病気の進行の過程を忠実に示す客観的な評価法の確立を目指し、J-ADNI(アルツハイマー病の克服をめざす全日本臨床研究)という研究を始めました。この研究では、全国の健常な高齢者の方々、軽度認知障害(MCI)、そして初期のアルツハイマー病の方々にご協力いただき、脳画像と血液や脳脊髄液などについて、2~3年間にわたる追跡調査を行うことを計画しています。ボランティアの皆様から頂く貴重なデータをもとに、将来のアルツハイマー病の予防、克服を目指す、非常に意義のある研究です。どうか積極的なご参加をお願いいたします。
    http://www.j-adni.org/igi.html

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  111. これも実質的な事務局を仕切ったのは製薬メーカーの社員なのかな?

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  112. 訪問時間 2014年6月26日 15:55:30
    サービスプロバイダー University of Tokyo
    組織 University of Tokyo

    Yahoo!JAPAN「アディポネクチン受容体アゴニストの抗糖尿病作用と寿命延長効果」 で検索
    http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9D%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93%E3%82%A2%E3%82%B4%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AE%E6%8A%97%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85%E4%BD%9C%E7%94%A8%E3%81%A8%E5%AF%BF%E5%91%BD%E5%BB%B6%E9%95%B7%E5%8A%B9%E6%9E%9C

    u-tokyo.ac.jp @Bunkyo

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  113. 厚労省、審査なく補助金2億円 アルツハイマー病研究で
    渡辺周、青木美希2014年6月26日05時40分

     アルツハイマー病研究の国家プロジェクト「J―ADNI(アドニ)2」で、厚生労働省が製薬会社などの関与で研究がゆがめられないかを調べる「利益相反委員会」の審査を経ずに、補助金2億円を出していたことが朝日新聞の調べで分かった。大学研究者と製薬会社の癒着が指摘される問題が相次ぐ中で行政への不信も招くもので、厚労省は「不適切だった」としている。

     ADNI2はアルツハイマー病の兆候を発見し治療薬の開発・投与につなげるため、2007年に始まったADNI1の後続研究。代表者は認知症治療薬を開発・販売するエーザイの内藤晴夫社長が理事長の「バイオテクノロジー開発技術研究組合」。製薬会社を中心に29社で構成され、技術部長など主要職にはエーザイの出向社員が就く。

     利害関係者の関与による不正を防ぐため、厚労省は補助金を出す要件として弁護士らを含む利益相反委員会の設置と審査結果の公開を求めている。厚労省によると、同組合が昨年6月に出した補助金申請書に「審査予定」とあり、厚労省担当者は「すぐ審査するだろう」と考え、確認しないまま10月に補助金2億円を支給。朝日新聞が今年1月にADNI1のデータ改ざん疑惑を報じた後に審査の未実施に気付き、審査するよう指導したという。
    http://www.asahi.com/articles/ASG6T5J0FG6TUUPI001.html

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  114. 「J-ADNI NEDO 東大病院」
    https://www.google.co.jp/search?q=J-ADNI+NEDO+%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E7%97%85%E9%99%A2

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  115. アルツハイマー病の超早期診断技術の確立を目指す
    ―東大病院など全国41施設で臨床研究を実施―
    2013年11月27日

    独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
    国立大学法人東京大学
    バイオテクノロジー開発技術研究組合

     NEDOと東京大学、バイオテクノロジー開発技術研究組合は、アルツハイマー病超早期診断技術の確立を目指す全国規模での臨床研究(J-ADNI2)を、東京大学医学部附属病院(東大病院)など全国41の臨床施設で実施します。

     J-ADNI2は、NEDOのプロジェクトである「脳画像・臨床・ITの融合によるアルツハイマー病超早期診断と先制医療の実現」の一環として行うもので、予定されている41施設における臨床研究を通じ、日本の認知症患者(約460万人)の6割を占めるアルツハイマー病の診断技術の確立や、治療法の開発に必要なデータを収集します。

     なお、被験者の募集は受け入れの準備が整った臨床施設から順次行う予定であり、東大病院が先駆けて実施します。

    【臨床研究対象者】
    健康で、もの忘れのない65~84歳の方(約300人)
    日常的なもの忘れにお困りで、「軽度認知障害」と診断される60~84歳の方(約200人)

    【検査内容】
    臨床研究開始時検査、問診、心理検査、MRI(磁気共鳴画像法)検査、PET(陽電子放射断層法)検査、血液検査、脳脊髄液採取、遺伝子検査などを半年から1年ごとに3年間行います。※

    【募集期間】
    2013年11月27日~概ね2015年3月末まで(所定の人数に到達次第、終了とさせて頂きます。)

    【参加予定臨床施設】
    東大病院を含む全国41の臨床施設。
    (東大病院以外の臨床施設は、受け入れの準備が整い次第の募集開始となります。詳細及び、参加臨床施設、受け入れ開始状況については、下記J-ADNI2 ウェブページをご参照ください。)

    【詳細及び参加に関するお問い合わせ】
    コールセンター: 0120-201-705 (平日:午前10時~午後5時)
    ウェブサイト: J-ADNI2 ホームページ
    http://www.j-adni2.org/

    事前に、当該臨床研究への参加可否確認の検査を受けて頂きます。検査結果によっては、臨床研究の参加をお断りする場合もございます。あらかじめご了承ください。

    アルツハイマー病の超早期の段階を詳細に観察する臨床研究であり、通常の脳健診とは異なります。また、それぞれの臨床施設の募集は、一ヶ月に1~2名程度と限られています。臨床施設の状況によっては、ご希望に添えない場合もございます。
    (参考)J-ADNI とは

    物忘れを初期症状として、徐々に脳の機能が衰えていくアルツハイマー病は、高齢化社会を迎えた日本においても、その患者の数が増加の一途を辿っており、治療薬開発に大きな期待が寄せられています。J-ADNIは、アルツハイマー病の治療薬開発に欠かせない病気の進行過程を忠実に示す客観的な評価法の確立を目指す臨床研究です。客観的評価法が定まれば、将来、アルツハイマー病の早期診断、予防、そして治療薬のスムーズな開発に繋がることが期待されます。

    米国、欧州、豪州でも同様の臨床研究が進められており、データの互換性を確保しながら、国際連携による標準診断法の確立を目指しています。

    1.背景

    アルツハイマー病の根本治療薬は世界規模で研究、治験が行われていますが、認知症発症後のアルツハイマー病では症状が改善されないことが問題となっています。これはアルツハイマー病が進行すると、神経細胞の変性が修復出来ないほど生じてしまい、治療を行っても効果を得られにくいことが原因と考えられます。そのため、アルツハイマー病に対しては、超早期(臨床症状がまだないか軽微な時期)に予防を含めて治療を行う必要があります。しかし、早期ほど評価基準となる認知機能の異常は軽微であることから判定は難しく、認知機能低下を予測する画像・生化学マーカー開発を行い、超早期段階における客観的評価基準を確立することが重要となります。

    2.事業概要

    NEDOプロジェクトの「脳画像・臨床・ITの融合によるアルツハイマー病超早期診断と先制医療の実現」(主任研究者:岩坪威 東京大学大学院医学系研究科教授)では、アルツハイマー病発症前の脳内の変化を高精度に検出可能な早期診断法の確立を目指して、2007年度から米国ADNIとの国際連携を開始し、厚生労働省の協力の下、J-ADNIとして実施され、引き続き2012年からJ-ADNI2を実施しています。J-ADNI2では、J-ADNI1よりもさらに早期の段階に着目した臨床研究を行います。

     J-ADNI2では、国内有数の研究機関(※1)と41の代表的臨床施設(※2)が一体となり、製薬企業コンソーシアム(※3)、画像コンソーシアム(※4)の協力の下で研究を展開。国際連携による標準診断法の確立を目指すとともに、日本独自の研究、技術開発を図りながら研究を展開しております。また、本事業は、厚生労働科学研究費補助金「認知症対策総合研究事業」の一部と連携して実施しています。

     研究内容としては、多数の高齢被験者の協力のもと、臨床研究及び技術開発を進めます。具体的には、「磁気共鳴画像法(MRI)を用いた脳容積測定、陽電子放出断層法(PET)による機能画像評価などの神経イメージング」と、「血液・脳脊髄液などのバイオマーカー測定」を2つの柱として、記憶検査などの臨床指標とともに、1~3年間に亘り計測を実施し、アルツハイマー病への進行を正確かつ客観的に評価する技術を確立することを目指します。

    ※1 研究機関:東京大学、国立精神・神経医療研究センター他、全10機関
    ※2 東大病院、東京都健康長寿医療センター他、全41施設
    ※3 製薬企業コンソーシアム:アステラス、エーザイ他、全13社
    ※4 画像コンソーシアム:GEヘルスケア・ジャパン、東芝メディカルシステムズ他、全9社

    3.お問い合わせ先

    (本プレスリリースの内容についての問い合わせ先)
    NEDO バイオテクノロジー・医療技術部  担当:澤田、矢野  TEL:044-520-5230
    東京大学医学部附属病院  早期・探索開発推進室  教授 岩坪威  TEL:03-5841-3543
    バイオテクノロジー開発技術研究組合 担当:小倉  TEL:03-3595-0373
    (東大病院への取材に関する問い合わせ先)
    東京大学医学部附属病院 パブリック・リレーションセンター 担当:小岩井、渡部 
    TEL:03-5800-9188   E-mail:pr@adm.h.u-tokyo.ac.jp
    (その他NEDO事業についての一般的な問合せ先)
    NEDO 広報部 担当:遠藤  TEL:044-520-5151  E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp

    http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100236.html

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  116. 「杉下守弘 j-adni」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9D%89%E4%B8%8B%E5%AE%88%E5%BC%98+j-adni

    発表が嘘だらけ「J-ADNI」臨床データ改竄問題が泥沼化 | 海野吉臣
    http://www.huffingtonpost.jp/yoshiomi-unno/todai-j-adni_b_4612988.html

    《記者会見で、堂々と「改ざんではない。この分野の大規模共同研究は日本では初めてのため、データ処理技術など、研究班に未熟な点があった」と、朝田隆・筑波大教授は説明したのだという。

     メディアにも確認を取ったところ、確かにそう言っている... これ、嘘ですよね。

     「この分野の大規模共同研究は日本では初めて」なので未熟というが、これまでに同一分野の多施設臨床研究としてJ-COSMIC、SEAD-Jという国内多施設臨床研究があり、それぞれに成果を挙げている。》

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  117. 「結果期待して」ノバ社元社員、研究者にメール
    2014年6月29日17時28分 読売新聞

     高血圧治療薬「ディオバン」の臨床研究データ改ざん事件で、ノバルティスファーマ元社員・白橋伸雄容疑者(63)が2009年4月、京都府立医大の研究チーム側に、「これからホテルにこもり、データ解析の最終段階に入る。結果を期待して待って」とメール送信していたことが、関係者への取材でわかった。

     東京地検特捜部は、このメールを入手。白橋容疑者によるデータ改ざんを裏付ける証拠の一つとみており、白橋容疑者を勾留期限の7月1日に、薬事法違反(誇大記述・広告)で起訴するとみられる。

     関係者によると、問題のメールが送られたのは09年4月29日。京都府立医大の研究チームが、「ディオバンを服用すれば、脳卒中や狭心症のリスクが下がる」との内容の主論文を欧州心臓病学会に発表する約4か月前だった。研究の統括責任者だった松原弘明元教授と、論文執筆を担当した医師が受け取っており、「連休明けには重要な解析を終え、必ず吉報が訪れる」とも記されていたという。

     白橋容疑者は逮捕前の特捜部の調べに対し、「医師の指示に従って解析はしたが、改ざんは一切していない」と供述。逮捕後は容疑事実について黙秘している。しかし特捜部は、メールの文面などから、ディオバンに効能・効果があるようデータを改ざんしたのは、実際に解析を担当した白橋容疑者しかいないとみている。

     この主論文は13年2月、「データ解析に深刻な誤りがある」として同学会誌から撤回された。特捜部は、主論文の発表行為なども薬事法違反にあたるとみているが、公訴(起訴)時効の3年を過ぎており、事件化は見送るとみられる。

     一方、京都府立医大が11年12月~12年9月に公表した主論文から派生した複数のサブ論文にも、改ざんデータが使用されており、特捜部は白橋容疑者の関与について捜査を進めている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140629-118-OYT1T50053

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  118. 薬の論文データ改ざん 手動入力の形跡
    7月1日 4時51分

    大手製薬会社、ノバルティスファーマの高血圧治療薬の論文データ改ざん事件で、論文の基になったデータの中に自動的に計算されるはずの数値を手動で入力した形跡が残されていたことが関係者への取材で新たに分かりました。
    特捜部は元社員によるデータの改ざんを裏付ける証拠の一つとみて1日、薬事法違反の罪で起訴するものとみられます。

    ノバルティスの元社員、白橋伸雄容疑者(63)は高血圧治療薬「ディオバン」の臨床研究で、研究データを不正に操作し京都府立医科大学の研究チームに虚偽の論文を発表させたとして先月、薬事法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕されました。
    特捜部は白橋元社員の自宅などの関係先を捜索し論文の基となった研究データを押収していますが、このデータの中に統計ソフトで自動的に計算されるはずの数値を手動で入力した形跡が残されていたことが関係者への取材で新たに分かりました。
    特捜部は、データの解析を担当していた白橋元社員がデータを改ざんしていたことを裏付ける証拠の一つとみて1日、薬事法違反の罪で起訴するものとみられます。
    また、特捜部は白橋元社員が京都府立医科大学のほかの論文のデータの改ざんにも関わっていた疑いがあるとみて捜査を進めています。白橋元社員の弁護士は取材に対し、「複数の医師と相談し、データを手動で入力し直したのは事実だが、改ざんには当たらない」としています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140701/k10015636851000.html

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  119. データ改ざん ノバ社長を聴取 東京地検 法人も起訴見通し
    2014年7月1日3時0分 読売新聞

     高血圧治療薬「ディオバン」の臨床研究データ改ざん事件で、東京地検特捜部が、薬を販売したノバルティスファーマ(東京都港区)のダーク・コッシャ社長(50)を任意で事情聴取したことが、関係者への取材でわかった。特捜部は、改ざんは同社の業務に関して行われたとして、元社員・白橋伸雄容疑者(63)を勾留期限の1日に薬事法違反(誇大記述・広告)で起訴するとともに、法人としてのノバ社も起訴する見通し。

     同法は、社員に会社の業務に関して違法行為があった場合、法人に罰金を科す「両罰規定」を設けている。誇大記述・広告では200万円以下の罰金となる。

     関係者によると、白橋容疑者はノバ社の出張許可を得て大学の研究に参加。ノバ社も昨年7月の調査報告書で「(白橋容疑者の)上司は研究への関与を認識し、支援もしていた」と認めた。このため、特捜部はノバ社の刑事責任を追及できると判断。コッシャ社長から、社内の管理体制などについて説明を求めたとみられる。ノバ社では、白血病治療薬でも研究不正が発覚。前任の日本人社長が今年4月に更迭され、スイス本社からコッシャ社長が就任している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140701-118-OYTPT50170

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  120. データ改ざん、社長を聴取…ノバ社も起訴見通し
    2014年7月1日10時38分 読売新聞

     高血圧治療薬「ディオバン」の臨床研究データ改ざん事件で、東京地検特捜部が、薬を販売したノバルティスファーマ(東京都港区)のダーク・コッシャ社長(50)を任意で事情聴取したことが、関係者への取材でわかった。

     特捜部は、改ざんは同社の業務に関して行われたとして、元社員・白橋伸雄容疑者(63)を勾留期限の1日に薬事法違反(誇大記述・広告)で起訴するとともに、法人としてのノバ社も起訴する見通し。

     同法は、社員に会社の業務に関して違法行為があった場合、法人に罰金を科す「両罰規定」を設けている。誇大記述・広告では200万円以下の罰金となる。

     関係者によると、白橋容疑者はノバ社の出張許可を得て大学の研究に参加。ノバ社も昨年7月の調査報告書で「(白橋容疑者の)上司は研究への関与を認識し、支援もしていた」と認めた。このため、特捜部はノバ社の刑事責任を追及できると判断。コッシャ社長から、社内の管理体制などについて説明を求めたとみられる。

     ノバ社では、ディオバンの問題だけでなく、白血病治療薬でも研究不正が発覚。前任の日本人社長が今年4月に更迭され、スイス本社からコッシャ社長が就任している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140630-118-OYT1T50164

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  121. >ディオバンの問題だけでなく、白血病治療薬でも研究不正が発覚…

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  122. >白血病治療薬

    「血液のがん」治療薬…

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  123. 別の論文データ改ざんの疑い 再逮捕
    7月1日 17時04分

    大手製薬会社「ノバルティスファーマ」の高血圧治療薬の論文データ改ざん事件で、東京地検特捜部は、ノバルティスの元社員が別の論文のデータも改ざんしていたとして再逮捕しました。
    また、特捜部は、最初の逮捕容疑について元社員を起訴するとともに、データを改ざんしたのは会社の広告に使うためだったとして法人としてのノバルティスも起訴しました。

    再逮捕されたのは、ノバルティスの元社員、白橋伸雄容疑者(63)です。
    東京地検特捜部の調べによりますと、白橋元社員はおととし2月、高血圧治療薬「ディオバン」の効果を調べた京都府立医科大学の臨床研究でデータを改ざんし、虚偽の論文を発表させたとして、薬事法違反の疑いが持たれています。
    白橋元社員は、心臓の冠動脈の病気にかかった患者がディバオンを服用した場合、ほかの薬を服用した患者に比べて脳卒中の発生率が低くなるなどとしたうそのデータを大学側に提供していたということです。
    また、特捜部は、別の論文のデータを改ざんしたとする最初の逮捕容疑について、白橋元社員を薬事法違反の罪で起訴するとともに、データを改ざんしたのは会社の広告に論文を使うためだったとして、法人としてのノバルティスも起訴しました。
    弁護士によりますと、白橋元社員は「論文の数値に間違いはあるかもしれないが、改ざんではない」と話しているということで、特捜部の調べに対しては黙秘を続けているということです。
    ノバルティスファーマは「元社員が再逮捕され、会社も起訴されたことについて、大変重く受け止めております。皆様にさらなるご心配とご迷惑をかけることになり、改めて深くおわび申し上げます」というコメントを出しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140701/k10015656611000.html

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  124. 「三内医科様奇跡」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E4%B8%89%E5%86%85%E4%B8%B8%E5%B1%B1
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E5%AD%A6+%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E9%83%A8+%E9%99%84%E5%B1%9E%E7%97%85%E9%99%A2+%E7%AC%AC%E4%B8%89%E5%86%85%E7%A7%91+%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9D%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93

    奇跡の超善玉ホルモン(笑)
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AE%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3+%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9D%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3+%E8%B6%85%E5%96%84%E7%8E%89

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  125. 「患者数多い病気」の論文依頼か
    7月2日 4時22分

    大手製薬会社「ノバルティスファーマ」の高血圧治療薬の論文データ改ざん事件で、逮捕された元社員が心臓病など患者の数が多い病気の治療効果について論文を書くよう大学の研究チームに繰り返し依頼していたことが、関係者への取材で分かりました。特捜部は、患者数が多い病気への効果を強調し治療薬の売り上げを伸ばそうとしたとみて調べています。

    ノバルティスの元社員白橋伸雄容疑者(63)は、おととし高血圧治療薬「ディオバン」の臨床研究で京都府立医科大学の研究チームに虚偽の論文を発表させたとして、1日、薬事法違反の疑いで東京地検特捜部に再逮捕されました。
    研究チームは5年前にディオバンの効果について最初の論文を発表しましたが、その後、白橋元社員が、心臓病や糖尿病など患者の数が多い病気の治療効果について論文を書くよう研究チームに繰り返し依頼していたことが、関係者への取材で分かりました。
    依頼のあと研究チームは、逮捕容疑になった心臓病をテーマにしたものなど関連の論文を複数発表したということです。
    当時はディオバンの特許切れが迫っていて、特捜部は、白橋元社員が論文で患者数が多い病気への効果を強調し売り上げを伸ばそうとしたとみて調べています。
    関係者によりますと、白橋元社員は弁護士に対し「論文のテーマを依頼したかどうかは覚えていないがデータの改ざんはしていない」と話しているということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140702/k10015670361000.html

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  126. 「最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9C%80%E5%85%88%E7%AB%AF%E7%A0%94%E7%A9%B6%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0+FIRST%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0

    またの名を「奇跡のプロジェクト」(笑)。
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AE+FIRST+%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0

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  127. 永井 良三 東京大学 東京大学 未解決のがんと心臓病を撲滅する最適医療開発 3,464,000,000
    http://www.jsps.go.jp/j-first/sentaku.html

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  128. 永井良三「未解決のがんと心臓病を撲滅する最適医療開発」
    http://first.umin.ne.jp/

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  129. 東大臨床研究に不安 「大学は説明の場を」
    7月4日 18時04分

    東京大学医学部が関わる臨床研究を巡って、製薬会社との不適切な関係やずさんなデータ管理が次々に明らかになったことについて、東京大学の医学生たちが4日、記者会見を開き、「このままでは将来、患者の信頼を得て医療を行えるか不安だ」として、大学側に対し、学生に説明する場を設けるよう求めました。

    記者会見したのは、岡崎幸治さんらいずれも東京大学医学部の学生3人です。
    東京大学医学部が関わる臨床研究を巡っては、白血病の薬の研究に大手製薬会社、ノバルティスファーマの社員が不適切に関与し、研究の客観性が疑われる事態になっているほか、アルツハイマー病の治療法などの研究で患者のデータをずさんに取り扱い、研究成果が出せない状態になるなど、問題が次々に明らかになっています。
    4日の会見で、岡崎さんたちは、「東京大学医学部は社会の信頼を失っているおそれがあり、このままでは、将来、患者の信頼を得て医療を行えるのか不安がある。大学側は、私たちが先月出した質問状にも納得のいく回答をしておらず、説明責任を果たしていない」と述べ、大学側に対し、今月中に直接、学生に説明する場を設けるよう求めました。
    東京大学は「会見について把握しておらず、今の時点ではコメントできない」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140704/k10015750561000.html

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  130. 産官学「銭ゲバ」組織に言いがかりをつける身の程知らずの青二才ども…

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  131. 武田薬品に新たな「贈収賄」疑惑
    新薬拡販でばらまいた「黒い研究費」

     武田薬品工業の不祥事が止まらない。本誌二月号で詳報した降圧剤ブロプレスを用いた医師主導臨床研究(CASE-J)問題は、武田側が六月二十日、謝罪会見で組織的な関与を認めた。捜査当局は京都大学と武田による虚偽広告、贈収賄の疑いで調べを進めている。

     そんな窮地の武田に、新たな臨床研究不正疑惑が浮上した。糖尿病治療薬ネシーナの臨床研究J-BRANDに重大な嫌疑がかけられているのだ。研究代表者は、門脇孝・東京大学大学院糖尿病・代謝内科教授。東大医学部附属病院院長、日本糖尿病学会理事長を務める大物だ。

    「武田薬品が新薬ネシーナの売り上げを増やすため、医師主導臨床研究を隠れ蓑にカネで患者の囲いこみをはかった」。都内の内科開業医は、問題の核心をそう指摘する。

    一症例で三万円の「小遣い」

     ネシーナは二〇一〇年六月に発売された、DPP-4阻害剤に分類される薬だ。武・・・
    http://www.sentaku.co.jp/pick-up/post-3504.php

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  132. 「生体における動的恒常性維持・変容機構の解明と制御」
    http://www.jst.go.jp/presto/hody/intro/103koujyousei.pdf

    領域トップ
    http://www.jst.go.jp/presto/hody/index.html

    研究総括
    春日 雅人  国立国際医療研究センター 総長

    領域紹介
    http://www.jst.go.jp/presto/hody/intro/index.html

    領域アドバイザー
    http://www.jst.go.jp/presto/hody/advisor/index.html

    植木 浩二郎  東京大学 大学院医学系研究科 特任教授
    黒川 峰夫  東京大学 大学院医学系研究科 教授
    小室 一成  東京大学 大学院医学系研究科 教授
    小安 重夫  理化学研究所 統合生命医科学研究センター センター長代行
    反町 典子  国立国際医療研究センター 研究所 プロジェクト長
    内匠 透  理化学研究所 脳科学総合研究センター シニアチームリーダー
    竹田 秀  東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 教授
    丹澤 和比古  第一三共株式会社 顧問
    本田 賢也  理化学研究所 統合生命医科学研究センター チームリーダー
    水島 昇  東京大学 大学院医学系研究科 教授
    箕越 靖彦  自然科学研究機構 生理学研究所 教授
    望月 敦史  理化学研究所 望月理論生物学研究室 主任研究員

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  133. 女子医大、学長を解任=「正常な運営阻害」
    時事通信 7月7日(月)12時3分配信

     東京女子医大は7日、無断で記者会見し学内を混乱させたとして、笠貫宏学長を解任し、高桑雄一医学部長を問責したと発表した。6日に臨時理事会を開き決議した。吉岡俊正理事長が学長代行を兼務するという。
     同大は解任理由について、「正常な運営を阻害する無責任な言動を繰り返し、医療事故について偏向した情報を公開することを容認した」などとしている。 
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140707-00000049-jij-soci

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  134. 訪問時間2014年7月11日 13:07:46
    ホスト名157.82.96.80
    サービスプロバイダーUniversity of Tokyo
    組織University of Tokyo

    Yahoo!JAPAN「J‐BRAND ネシーナ」 で検索

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  135. 「iPS森口 東大病院 読売新聞」
    https://www.google.co.jp/search?q=iPS%E6%A3%AE%E5%8F%A3+%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E7%97%85%E9%99%A2+%E8%AA%AD%E5%A3%B2%E6%96%B0%E8%81%9E

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  136. 「東大教授ら虚偽の説明、処分を」千葉大調査委
    2014年7月15日19時7分 読売新聞

     高血圧治療薬「ディオバン」の臨床研究データが改ざんされていた問題で、千葉大の調査委員会は15日、「統計解析を販売元のノバルティスファーマの元社員に行わせていたにもかかわらず、論文の責任著者の小室一成・現東大教授らが虚偽の説明を続け、調査を混乱させた」として、小室教授の処分を東大側に求める異例の最終報告をまとめた。

     報告では、〈1〉研究の一部のデータが、複数回にわたり、元社員に提供され、最終段階の統計解析が行われた可能性が高い。意図的な操作が否定できない〈2〉データの脱落率が60~80%と異常に高い項目があり、ディオバンに有利な結果になった傾向が見られる――などを確認し、改めて論文を取り下げるべきだと勧告した。

     小室教授らは、千葉大の調査委に対して今年4月まで、研究グループ自らが統計解析を行っていたと虚偽の説明を続けていた。報告書は「これまで取ってきた行為が厳に戒められるべき」と指弾した。

     東大は「確認が取れていないので、コメントできない」としている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140715-118-OYT1T50173

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  137. 千葉大調査委 処分の検討を求める報告書
    7月15日 21時33分

    大手製薬会社、「ノバルティスファーマ」の高血圧の薬の効果を調べた複数の大学の臨床研究に当時の社員が関与していた問題で、千葉大学の調査委員会はこの社員にデータの解析を依頼したなどとして、論文の著者で当時の教授らに対し、処分の検討を求める最終報告書をまとめました。

    この問題は、「ノバルティスファーマ」の高血圧の治療薬、「ディオバン」の効果を調べた複数の大学の臨床研究にこの会社の当時の社員が関与していたもので、元社員は京都府立医科大学の臨床研究でデータを改ざんした薬事法違反の疑いで逮捕・起訴されました。千葉大学の研究チームも「ディオバン」はほかの薬より効果が高いとする論文を発表していましたが、大学の調査委員会は15日、内部調査の最終報告書を公表しました。この中で論文の著者である教授らが元社員にデータの解析を依頼したことを認めたとしました。
    教授らは当初、「データの解析は研究チームがみずから行った」と説明していて、報告書は、「虚偽の説明で調査を混乱させ、長期化させた」と批判しました。
    さらに元社員が意図的にデータを操作した可能性が否定できず、この臨床研究は基本的なルールから逸脱したものと判断しました。
    そのうえで大学側に対し、論文の取り下げに同意していない複数の研究者に再度、取り下げを勧告するよう求めるとともに、論文の著者で当時の教授らに対する処分の検討を求めています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140715/k10013040041000.html

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  138. 訪問時間 2014年7月20日 12:02:29
    ホスト名 202.243.17.214
    サービスプロバイダー National University Corporation Asahikawa Medical
    組織 National University Corporation Asahikawa Medical

    Yahoo!JAPAN「門脇孝、J-BRAND」 で検索

    asahikawa-med.ac.jp @Asahikawa

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  139. バルサルタン:捜査終結へ ノバルティス社元社員ら追起訴
    毎日新聞 2014年07月22日 20時14分

     降圧剤バルサルタン(商品名ディオバン)の臨床試験を巡る虚偽広告事件で、東京地検特捜部は22日、京都府立医大の研究チームが2012年に発表した論文の臨床データを改ざんしたとして再逮捕されていた製薬会社ノバルティスファーマ元社員、白橋伸雄容疑者(63)と、法人としてのノ社を薬事法違反(虚偽広告)で追起訴した。これで一連の捜査を実質的に終えるとみられる。

     白橋被告は、同大が11年に発表した論文のデータを改ざんしたとする同法違反でも既に起訴されている。関係者によると、白橋被告は2件とも起訴内容を否認しているとみられるが、特捜部はいずれも、白橋被告が独断で改ざんしたと判断した模様だ。

     バルサルタンの臨床試験は、府立医大のほか、東京慈恵会医大▽千葉大▽滋賀医大▽名古屋大の4大学も実施。07年以降、各大学で試験結果に関する論文が発表された。

     厚生労働省の告発を受けた特捜部は、今年2月以降、5大学すべてを家宅捜索しカルテなどを押収し、研究に関わった医師らから事情を聴いた。府立医大以外の一部大学でも臨床研究データの改変が確認されたが、虚偽広告の公訴時効(3年)を経過している例が多く、時効成立前のケースも虚偽広告に問えるほど明確な改ざんとは言い切れないと判断したとみられる。

     起訴状によると白橋被告は、府立医大が冠動脈疾患の患者についてバルサルタンとそれ以外の降圧剤の効果を比較した研究で、11年8〜10月ごろ、脳卒中などの発生数がバルサルタンに有利になるよう臨床データを操作した図表を研究チームに提供したとされる。研究チームはそれを基に論文を執筆・投稿。論文は12年に出版社のホームページに掲載され、不特定多数が閲覧可能となった。

     ノ社は「元社員ならびに会社が再び起訴されたことを大変重く受け止める。改めておわび申し上げます」とのコメントを発表した。

    【山下俊輔、近松仁太郎】
    http://mainichi.jp/select/news/20140723k0000m040058000c.html

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  140. 「バルサルタン」
    http://www.2nn.jp/search/?q=%E3%83%90%E3%83%AB+%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B3&e=

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  141. 「XP」OSでご来訪された方は、どこのどなた?

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  142. 厚生労働相 臨床研究問題で再発防止を要請
    7月24日 21時19分

    臨床研究に製薬会社が不適切に関与する問題が相次ぐなか、田村厚生労働大臣は、製薬会社で作る団体に対し、再発防止を徹底するよう要請しました。

    臨床研究を巡っては、高血圧治療薬の論文データを改ざんしたとして、大手製薬会社のノバルティスファーマの元社員と会社が薬事法違反の罪で東京地検特捜部に起訴されたほか、武田薬品工業が高血圧治療薬の研究に組織的に関わるなど、製薬会社による不適切な関与が相次いでいます。
    一連の問題を受け、田村厚生労働大臣は日本製薬工業協会の多田正世会長を厚生労働省に呼び、「臨床研究の信頼性を取り戻すことが重要で、製薬会社の自浄作用を発揮していただきたい」と述べ、再発防止を徹底するよう要請しました。
    これに対し、多田会長は、臨床研究のデータ解析などを行うため製薬会社の社員を大学の研究室などに派遣することを禁止し、業界として再発防止に取り組んでいることを説明しました。
    日本製薬工業協会の多田会長は「国民の信頼を回復するため再発防止を徹底していきたい」と話していました。
    臨床研究を巡っては、データの取り扱いや製薬会社の関与などについての規制がないことから、厚生労働省は検討会を立ち上げ、法整備が必要かどうか議論を進めています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140724/k10013271261000.html

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  143. 訪問時間2014年7月28日 10:58:15
    ホスト名g.h.u-tokyo.ac.jp
    サービスプロバイダーUniversity of Tokyo
    組織University of Tokyo

    Yahoo!JAPAN「矢崎義雄 小室一成」 で検索
    http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E7%9F%A2%E5%B4%8E%E7%BE%A9%E9%9B%84+%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E4%B8%80%E6%88%90

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  144. 未来の科学者40人が合宿…「育成塾」開講
    2014年8月1日18時8分 読売新聞

     全国から集まった中学2年生40人が、合宿しながら著名な科学者らの授業を受ける「創造性の育成塾」(NPO法人ネットジャーナリスト協会主催、読売新聞社など後援)が1日、山梨県の富士山麓にある研修施設で始まった。

     塾長の有馬朗人元文部相らが「科学や技術分野の人材を育てよう」と考えて始め、今年で9回目。今回は中国、韓国、タイの高校生ら8人も招いた。7日まで講義や実験に臨む。

     初日に登壇した永井良三・自治医科大学長は「科学には倫理観や社会との対話が必要だ」と訴えた。茨城県から参加した生徒(13)は「一流の先生の話を聞き、ロボットを開発する夢に近づきたい」と話した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140801-118-OYT1T50132
    http://www.yomiuri.co.jp/science/20140801-OYT1T50132.html

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  145. 「イノベーションキャンパスinつくば2014」
    未来貢献プロジェクト : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9in%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%81%B0+2014

    【参考情報】イノベーションキャンパスinつくば2014参加者募集(7/21〆切) ‐科学技術振興機構
    https://ssh.jst.go.jp/information/show/388.html

     

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  146. ncvc.go.jp @Suita

    訪問時間2014年8月5日 00:46:44
    ホスト名101.143.225.253
    サービスプロバイダーK-Opticom Corporation
    組織K-Opticom Corporation

    Yahoo!JAPAN塩島一朗 で検索

    国立循環器病研究センター - NCVC
    https://www.google.co.jp/search?q=ncvc.go.jp

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  147. Yahoo!JAPAN「小室一成 評判」 で検索
    http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E4%B8%80%E6%88%90+%E8%A9%95%E5%88%A4

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  148. DeNA 遺伝子検査サービス開始
    8月12日 11時57分

    遺伝子の情報から病気のかかりやすさなどを分析する「遺伝子検査ビジネス」に参入する企業が増えるなか、ソーシャルゲーム大手のDeNAが、この分野に参入することになり、12日からサービスを始めました。

    DeNAは売り上げの大半を占めるゲーム事業に次ぐ、収益の柱に育てようと東京大学と共同で遺伝子検査ビジネスの研究を行い、12日からサービスを始めました。
    利用者はホームページから申し込みをして、送られてきた検査キットにだ液を入れて返送します。
    その後、専門家ががんや生活習慣病などの病気のかかりやすさや、太りやすさといった体質など最大で282の項目について分析し、病気の予防法などをアドバイスします。
    遺伝子検査ビジネスには国内でIT企業など700社余りが参入していますが、業者によっては科学的な根拠が乏しい分析を行っているという指摘もあり、検査の質を高めていくことが課題となっています。
    DeNAライフサイエンスの深澤優壽社長は「この分野には非常に大きな市場があるが、利用者の中には不安や疑問もあるかと思うので、科学的な根拠や検査の質について分かりやすく説明していきたい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140812/k10013748791000.html

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  149. トンズラしたのは誰かな…(笑)。

    中村祐輔 「「遺伝子診断ビジネス」のでたらめ」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90+%E8%A8%BA%E6%96%AD+%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9+%E4%B8%AD%E6%9D%91%E7%A5%90%E8%BC%94

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  150. DeNA 遺伝子検査サービス開始 - 2014/8/12
    Yahoo!ニュース・トピックス
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6126848

    DeNA、遺伝子検査サービス開始 病気予防や生活改善をサポート
    産経新聞 8月12日(火)13時56分配信

     ディー・エヌ・エー(DeNA)子会社でヘルスケア事業を展開するDeNAライフサイエンスは12日、個人向け遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」の提供を開始した。最大約280という検査項目や生活改善に役立つ分かりやすいアドバイスなどをアピールし、ヤフーなど他社が提供するサービスと差別化する考えだ。

     都内で開いた発表会で、DeNAライフの深沢優壽(まさとし)社長は「誰でも簡単に自宅でできる。病気予防や生活改善をトータルにサポートしていきたい」と述べた。発表会には、タレントの鈴木奈々さんや俳優の石田純一さんらも出席し、体験した感想などを話した。

     がんや生活習慣病の疾病リスク、体質などすべての検査項目を網羅する「オールインワン280+」は2万9800円(税別)。

     サービスはインターネット経由で申し込む。自宅に郵送される検査キットに唾液を採取して返送。結果やアドバイスは利用者専用のホームページで確認する。

    【関連記事】
    DeNAが遺伝子検査サービスに参入 東大医科研が協力
    人間だって滅ぶ!? 蚊の絶滅方法に「いやな予感」…遺伝子操作めぐり
    人生後期に発病する遺伝性腎臓病「ADPKD」 進行遅らせる世界初の治療薬
    遺伝子リテラシー教育 理解進まず弊害…デメリット強調の教科書も
    認知症のアルツハイマー型、生活習慣病と関連…予防するには
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140812-00000515-san-bus_all

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  151. DeNAが遺伝子検査サービスに参入 東大医科研が協力
    2014.6.3 19:03 産経新聞

     ソーシャルゲーム大手のDeNAは3日、ヘルスケア分野に参入し、7月下旬から遺伝子検査サービスを始めると発表した。解析を得意とする東京大学医科学研究所との共同研究を通じて行う。

     DeNAは4月に新設した100%子会社「DeNAライフサイエンス」を通じて遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」を提供する。利用者の遺伝子を解析し、病気のリスクや体質のリポート、予防や健康のためのアドバイスなどを主にインターネットを使って行う。

     遺伝子検査サービスは他社も展開しているが、東大医科研が協力することで、日本人の体質に合った「学術的な基盤に基づくサービス」(同社)を提供できるとしている。

     同時に、得られた情報を東大医科研にフィードバックして、ビッグデータを蓄積。予防や先進医療の研究などに活用し、医療費抑制や健康長寿社会の実現につなげる。

     この日の発表会で創業者の南場智子取締役は「(得意とする)ネットサービスを活用し、ヘルスケア領域で広い事業展開をしていきたい」と意欲を述べた。
    http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/140603/ecn14060319030036-n1.html

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  152. 中村某がさっさとトンズラするわけだ…(笑)。

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  153. そんなことまで 遺伝子検査
    8月13日 18時35分

    ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが乳房を切除するきっかけとなって注目を集めた「遺伝子検査ビジネス」。病気にかかるリスクなどを判定するこのビジネスにここ数年、多くの企業が参入しています。
    遺伝子検査ビジネスは病気の予防などに一定の効果が期待できるという意見がある一方、検査の質の確保や個人情報の保護など課題も多いという指摘が出ています。このビジネスの展望や課題について経済部・新井俊毅記者が解説します。

    「そんなことまで!?」

    「知らなくていいような項目まで分かってしまう」

    遺伝子検査のサービスを始めたソーシャルゲーム大手「DeNA」の発表会で、出席していたプロ野球解説者の古田敦也さんが思わず発したことばです。

    今月12日「DeNA」が開始したサービスは利用者が自宅に送られてきた検査キットに「だ液」を採って返送するだけ。分析結果が出るまではおよそ2週間という速さ。

    検査では利用者の遺伝情報から病気のかかりやすさや体質などを調べます。その項目は胃がんや肺がんなどがんだけで39項目、糖尿病をはじめとした19の生活習慣病など最大で282項目に上ります。料金は税別で2万9800円。
    サービス開始に向けて、この会社では東京大学医科学研究所と共同で判定の方法などについて研究を重ねてきたといいます。

    「DeNAライフサイエンス」の深澤優壽社長は「世界的に見てもトップクラスの物ができた」と胸を張りました。「DeNA」は、遺伝子検査ビジネスを中核としたヘルスケア事業をゲーム事業に次ぐ収益の柱に育てようという戦略を描いています。

    最も気になる個人情報の保護について深澤社長は「遺伝情報は究極の個人情報であり最も重要な位置づけにある」と述べ個人情報と遺伝情報を別々に管理し、万が一漏えいがあっても誰の遺伝情報なのか分からない仕組みを構築したとしています。

    遺伝子検査ビジネスは700社超!

    「遺伝子検査ビジネス」は、ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが検査を受けた結果、乳がんにかかる確率が非常に高いと指摘され乳房を切除したことで注目を集めました。

    検査費用が安くなり結果が出るまでの期間が大幅に短縮されたことで、日本でも企業の参入が相次ぐようになりました。経済産業省の平成24年度の調査によると、こうしたサービスを手がけている国内の企業は実に738社に上り急増しているようです。

    遺伝子検査ビジネスに課題も

    ただ、遺伝子検査ビジネスに対しては多くの課題も指摘されています。

    具体的には、ビジネスに取り組む企業が
    (1)遺伝子を正しく解析できる技術レベルにあるのか
    (2)病気のかかりやすさや体質の傾向を分析する際の科学的な根拠をきちんと確保できているか
    (3)検査結果の内容を利用者に正しく伝えているか
    といった点が挙げられています。

    特に(3)については、アメリカで去年11月、FDA=食品医薬品局が大手遺伝子検査会社に対して、誤った検査結果が出る可能性が一定程度あったにもかかわらず、利用者に正しく伝わらず必要のない手術を受けたり、逆にリスクを見逃したりするおそれがあったとしてサービスを中止するよう警告する文書を出した例がありました。

    またニューヨークタイムズ紙は、アメリカの利用者が3つの企業に検体を送ったところ、病気のかかりやすさについてそれぞれ異なる判定が出たと報じた例もあるということで(「経済産業省遺伝子ビジネスに関する調査」より)課題が浮き彫りになっています。

    また、情報の保護の在り方も重要な課題です。企業の中には、利用者の同意を得たうえで、解析した遺伝子の情報を匿名化し遺伝子に関する研究に活用しようとしているところもあります。しかし自分の遺伝子に関する情報が外部に流出した場合、利用者が受けるダメージはとてつもなく、このビジネスが発展するには企業側の徹底した情報管理が不可欠だとも言えます。究極の個人情報だけに「究極の」情報管理を利用者は求めるでしょう。

    ルール作りに限界も

    こうした懸念の声を受けて、経済産業省はことし1月、専門家や企業の担当者などによる研究会を作り、ルール作りに向けた議論を始めました。

    しかし研究会では、当面、業界団体が自主的にガイドラインを見直すことにとどめました。これは法的な規制が必要だという意見の一方で、規制を作れば利用者が海外に流れるだけで産業の発展が遅れるという否定的な意見も根強かったためです。経済産業省も法的な規制には慎重な立場です。「科学的知見に基づいて病気のリスクや体質の特徴を正確に把握できれば、健康管理や医療費の削減に役立つ可能性があり、産業として育てていくべきだ」というのがその理由です。

    「発展途上」の技術

    ただ、今後、検査の質を確保できない悪質な業者が出てこないとも限りません。産業育成と利用者保護の両立をどう図るか議論を深める必要がありそうです。

    では、ルールの整備が追いついていない現状で利用者はどのように遺伝子検査ビジネスに向き合えばいいのか。私が今回取材をしているなかで、多くの専門家が言っていたのが「遺伝子検査に関する技術は急速に発展しているもののまだ研究段階で発展途上にある」ということでした。検査を受けることで病気などのリスクを知るきっかけになる可能性がある反面、取材した医療関係者も現段階では検査レベルには「限界がある」と口をそろえていました。

    新分野のこのビジネスを手がける企業にはこうした検査の実情を利用者に事前に十分説明するとともに、利用する側もこのビジネスの現在位置をよく理解して利用する必要があると専門家は指摘しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2014_0813.html

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  154. 所詮は、血液型性格判断、星占い(占星術)、手相占いなどと大して変わらない代物でしかない…

    つかってる道具が科学的に高度に見えてると(あくまでも錯覚や勘違いだと思うけど)、初期のころのワープロ文書がさもさも清く正しく美しく間違いがないように見えていたのと似たようなもの…

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  155. 訪問時間2014年8月18日 14:52:04
    ホスト名180.42.3.98
    サービスプロバイダーNTT
    組織NTT

    a. [IPネットワークアドレス] 180.42.3.96/29
    b. [ネットワーク名] JSTNET
    f. [組織名] 独立行政法人科学技術振興機構
    g. [Organization] Japan Science and Technology Agency

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  156. ノバルティス、医師71人の旅費510万を負担
    2014年8月27日20時0分 読売新聞

     製薬大手「ノバルティスファーマ」(東京都港区)が、学会に出席した医師71人の旅費計510万円を肩代わりしていたとして、約200社が加盟する「医療用医薬品製造販売業公正取引協議会」は27日、規約違反を理由に同社に指導文書を出す処分を行った。

     同協議会などによると、同社は今年4月、東京都港区で、自社の販売する糖尿病治療薬などを説明する講演会を開き、首都圏以外から出席した糖尿病専門医160人の交通費と宿泊費を負担した。このうち71人は同日、千代田区で開かれた内科学会の総会にも出席していたという。

     規約は景品表示法に基づく業界の自主ルールで、取引を不当に誘引する手段として、医師に金銭などを提供することを禁じている。

     同社は「処分を重く受け止め、再発防止に努める」とコメントしている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140827-118-OYT1T50107

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  157. >30秒でわかる日本再生医療学会

    理事長 岡野 光夫
    ⇒小保方晴子の指導教授、共同研究者、2008年と2011年の小保方晴子の不正論文の共著者(セルシード製品にかかわる論文)、
     ネイチャープロトコルなどで利益相反記載違反、セルシード創業者
     
    副理事長 澤 芳樹
    ⇒セルシード共同研究者、セルシードと特許を共同で出願、報道ステーションで小保方を擁護

    理事
    江上 美芽
    ⇒東京女子医科大学TWINS(小保方の指導教授の岡野光夫が所長をつとめていた)

    小室 一成
    ⇒不正疑惑論文多数、ディオバン事件の最重要人物として報道されている

    高橋 政代
    ⇒理化学研究所、基礎研究の共同研究者はSTAPの笹井。岡野光夫、大和雅之らと頻繁に講演など同席して政府や、神戸市に働きかけ、IPS特区などの巨額の金が動く案件の旗振り役。

    出澤 真理
    ⇒STAP類似の万能細胞MUSE細胞の発案者、NEDOで岡野らと共同プロジェクト中。

    西田 幸二
    ⇒セルシード共同研究者、2008年の小保方の不正論文の共著者

    森下 竜一
    ⇒ディオバンの疑惑論文、アンジェスの利益相反違反疑惑など多数

    大和 雅之
    ⇒東京女子医科大学TWINS所長(前所長は岡野光夫)。STAP論文共著者、小保方の指導教授、セルシード研究者、セルシード株主。2008年と2011年の小保方晴子の不正論文の共著者
    STAP論文疑惑発覚直後に脳梗塞で行方不明。

    ------------------------------------------
    「STAP細胞の懐疑点」に関するテンプレ・スレッド 2
    http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1407864172/115

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  158. 武田薬品が異なる内容の宣伝 京大が調査へ
    9月10日 17時07分

    大手製薬会社の武田薬品工業が高血圧治療薬の宣伝広告を行った際、臨床研究の結果とは異なる内容の宣伝が行われていた問題で、京都大学は外部の有識者を含めた委員会を新たに設け、臨床研究を行った大学の研究者が不正に関与していなかったか、調査を行うことになりました。

    この問題は、武田薬品工業が、高血圧の治療薬「ブロプレス」が狭心症などをどのくらい抑えられるかを調べた臨床研究の結果を、平成18年ごろ、宣伝広告に使った際、研究結果と異なる内容の宣伝を行っていたもので、武田薬品は、ことし6月、研究の計画から結果の公表まで一貫して社員が関わっていたとする調査結果を公表しました。
    ところが、臨床研究を行った京都大学を中心とする研究グループは、武田薬品は研究自体に関与していないなどと矛盾する説明をしていたため、大学では外部の有識者を含めた委員会を新たに設け、不正への関与などについて調べることになりました。
    新たな委員会は、大学の研究者が研究結果の宣伝にどのように関わったのかや、会社側から金銭などの利益を不当に得ていないかなどについて調べ、早ければ2か月後をめどに調査結果をまとめたいとしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140910/k10014497691000.html

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  159. 高血圧学会とサルタン星人と「降圧剤」疑獄…

    返信削除
  160. 「アルツハイマー」
    http://www.2nn.jp/search/?q=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%84+%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC&e=

    ★科学ニュース+ 14/09/21 14:32 13res 6.2res/h □
    【医療】アルツハイマー病 脳内神経細胞に異常 東京医科歯科大などが突き止める
    ★ニュース速報+ 14/09/18 14:34 38res 0.6res/h □
    【科学】アルツハイマー病、発症前に脳内たんぱく質が変化 - 東京医科歯科大
    ★科学ニュース+ 14/08/21 22:33 40res 0.0res/h □
    【神経】エクソソーム投与にて脳内アミロイドベータを除去…アルツハイマー病の予防や治療に役立つ可能性
    ★ニュース速報+ 14/07/15 21:04 32res 1.2res/h □
    【医療】アルツハイマー病、生活習慣改善で世界数百万人の発症を予防可能 英研究 画像あり
    ★ニュース速報+ 14/07/09 16:37 16res 0.9res/h □
    【医療】アルツハイマー病、発症予測する血液検査開発に前進...英研究チーム 画像あり
    ★科学ニュース+ 14/07/09 08:08 8res 0.0res/h □
    【神経科学】近い将来のアルツハイマー病発症を血液検査で予見
    ★ニュース速報+ 14/07/01 21:36 29res 1.1res/h □
    【科学】厚労相、東大に再調査求める アドニ・アルツハイマー研究のデータ改竄疑惑で
    ★ニュース速報+ 14/06/30 05:59 89res 2.5res/h □
    【社会】知的な活動でアルツハイマー病予防 [サンケイビズ]
    ★科学ニュース+ 14/06/05 00:35 14res 0.0res/h □
    【神経科学】アルツハイマー抑制タンパク質 滋賀医科大チーム発見 画像あり
    ★ニュース速報+ 14/05/27 16:07 90res 1.4res/h □
    【医療】アルツハイマー病研究の国内第一人者の東大教授が口止めメール 国家プロジェクトのデータ改ざん疑惑
    ★ニュース速報+ 14/05/26 12:31 26res 0.6res/h □
    【研究】疑惑データを不正更新、製薬社員隠蔽工作か アルツハイマー病の国家プロジェクト
    ★科学ニュース+ 14/05/21 07:41 7res 0.0res/h □
    【医学】アルツハイマー病関連分子の脳内分布を3次元で測定することに成功 [名古屋大学]
    ★科学ニュース+ 14/04/27 16:38 42res 0.0res/h □
    【神経】アルツハイマー病のマウスで記憶回復に成功、スペイン研究
    ★ニュース速報+ 14/04/24 18:16 33res 1.3res/h □
    【科学/認知症】アルツハイマー病のマウスで記憶回復に成功、研究
    ★ニュース速報+ 14/04/14 17:34 67res 2.7res/h □
    【医療/認知症】アルツハイマー病マウスを開発 理研、患者に似た症状 画像あり
    ★科学ニュース+ 14/04/14 07:47 60res 0.0res/h □
    【脳科学】アルツハイマー病マウスを開発 理研、患者に似た症状 画像あり
    ★ニュース速報+ 14/04/11 12:13 60res 2.3res/h □
    【医療】「アルツハイマー病予防にカフェインが効果」、研究で学説補強
    ★ニュース速報+ 14/03/21 09:39 79res 0.7res/h □
    【研究】著者の一人である杉下東大元教授が論文撤回を呼びかける…アルツハイマー病研究の国家プロジェクト「J―ADNI」で
    ★ニュース速報+ 14/02/14 18:59 14res 0.5res/h □
    【守秘義務違反】告発メール転送、厚労省職員処分へ アルツハイマー研究
    ★科学ニュース+ 14/02/13 20:59 25res 0.0res/h □
    【医学】アルツハイマー病の原因物質が脳に蓄積されるのを防ぐたんぱく質を発見/大阪大
    ★ニュース速報+ 14/02/13 18:45 30res 1.2res/h □
    【科学】アルツハイマー防ぐ物質解明 脳内「掃除役」、大阪大
    ★科学ニュース+ 14/02/05 16:40 19res 0.0res/h □
    【医学】アルツハイマー病 脳内に原因物質ためる遺伝子KLC1E発見/大阪大
    ★ニュース速報+ 14/02/04 15:36 155res 1.6res/h □
    【社会】アルツハイマー研究データ改ざん 告発、動かぬ厚労省「隠蔽される」 杉下守弘・元東大教授、実名で会見 画像あり
    ★科学ニュース+ 14/02/02 23:34 44res 0.0res/h □
    【医学】ホップのエキス アルツハイマー病の発症や進行を抑える/京都大チーム
    ★ニュース速報+ 14/01/31 08:05 60res 2.4res/h □
    【健康】ホップでアルツハイマー予防…エキスに効果確認「ただしビールは不可」…サッポロビール・京都大研究チーム
    ★ニュース速報+ 14/01/29 16:51 248res 2.5res/h □
    【社会】アルツハイマー研究で厚労相がもみ消し? 内部告発として扱わず 臨床改ざん調査消極的
    ★科学ニュース+ 14/01/24 00:34 30res 0.0res/h □
    【医療】アルツハイマー病も血液1滴で検査 半導体センサーで簡単、迅速に検出する技術を開発/国立長寿医療研究センターなど
    ★科学ニュース+ 14/01/11 22:44 62res 0.0res/h □
    【研究】国主導のアルツハイマー病研究で改ざんか 厚労省調査 画像あり
    ★ニュース速報+ 14/01/10 22:13 63res 1.7res/h □
    【科学】改ざんではない、未熟…アルツハイマー型認知症研究で部門責任者
    ★ニュース速報+ 14/01/10 17:52 134res 1.1res/h □
    【社会】東京大学など全国38の医療機関 アルツハイマー病研究 成果出せない状態に

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  161. 東大論文不正:中核メンバーの群大・北川教授が退職 /群馬
    毎日新聞 2014年09月23日 地方版

     東京大分子細胞生物学研究所の加藤茂明元教授グループによる論文不正問題で、中核メンバーの北川浩史(ひろちか)・群馬大教授が退職していたことが分かった。群馬大によると、退職は自己都合で8月31日付。別の研究職には就いていないという。

     加藤研については、東大の委員会が8月1日、論文5本の不正を認定。北川氏は4本の筆頭筆者で、実験画像を改ざんしていたという。東大は「懲戒処分に相当する」と指摘。群馬大も過去の研究・教育活動を精査しているが、「退職前に聞き取り調査は実施済み」という。

     加藤研グループに所属していた北川氏は多数の論文を著名雑誌に投稿し、2009年11月、群馬大生体調節研究所教授に就任した。【尾崎修二】
    http://mainichi.jp/edu/news/20140923ddlk10040060000c.html

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  162. 任期途中で理事長辞任…「混乱招き社会的責任」
    2014年10月19日19時46分 読売新聞

     日本高血圧学会は19日、高血圧治療薬の研究不正問題などに絡む説明が不十分で学会の信頼を低下させたことの責任を取り、理事長が任期途中で辞任したことを明らかにした。

     辞任したのは、堀内正嗣・愛媛大教授。堀内教授は、臨床研究データ改ざん問題が起きた高血圧治療薬ディオバンの広告活動に関与していたことなどについて、学会内外から批判を受け、理事らから辞任要求が出ていた。理事長任期は学会学術総会が開かれた同日までだったが、9月23日付で辞任した。新理事長に就任した梅村敏・横浜市立大教授は「学会を率いる立場として、説明不足で混乱を招いたことの社会的道義的責任を取った形」と説明した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20141019-118-OYT1T50043

    返信削除
  163. 訪問時間2014年10月20日 11:57:16
    ホスト名160.190.244.6
    サービスプロバイダーNational Cancer Center
    組織National Cancer Center

    Yahoo!JAPAN笹月健彦 叙勲 で検索
    http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E7%AC%B9%E6%9C%88%E5%81%A5%E5%BD%A6%E3%80%80%E5%8F%99%E5%8B%B2&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=top_of3_sa&x=wrt

    >国立がん研究センター
    https://www.google.co.jp/search?q=National+Cancer+Center

    返信削除
  164. 発がんと発がん防御の基礎的研究
    研究期間 : 1999年度~2004年度

    胃がん発症に関与する遺伝子の解明
    研究期間 : 2000年度~2004年度

    免疫制御の分子機構
    研究期間 : 1993年度~1995年度

    HLA-DP5-DR53関連疾病のゲノム・免疫学的解析
    研究期間 : 2010年6月23日~2015年3月31日(予定)

    先端技術を駆使したHLA多型・進化・疾病に関する統合的研究
    研究期間 : 2010年6月23日~2015年3月31日(予定)
    https://kaken.nii.ac.jp/p?q=%E7%AC%B9%E6%9C%88%E5%81%A5%E5%BD%A6&c=100&o=2

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  165. 医学を手玉に取った手品としかいいようがないもの…

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  166. ディオバン問題で虚偽説明の千葉大教授を戒告
    2014年10月20日20時18分 読売新聞

     高血圧治療薬「ディオバン」の臨床研究データの改ざん問題で、千葉大は20日、大学の信用を傷つけたとして、同大薬学研究院の高野博之教授を戒告処分とした。

     発表によると、教授は研究データの統計解析をノバルティスファーマ社の元社員に依頼するよう大学院生に指示していたにもかかわらず、同大の調査委員会に「研究グループ自らが統計解析した」と虚偽の説明を行い、調査の混乱と長期化を招いた。

     調査委は、今年7月にまとめた最終報告で、論文の責任著者の小室一成・東京大教授(当時は千葉大)についても、東大側に処分を求めるように促している。

     千葉大は20日、研究不正の再発防止策も発表。学長をトップに、研究に不適切な点があれば、研究の停止を命令できる全学的な統括組織を新設する。大学病院も、臨床研究を目的とした企業からの奨学寄付金の受け入れを禁止する。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20141020-118-OYT1T50112

    返信削除
  167. >Yahoo!JAPAN「kaken 小室一成」 で検索
    http://search.yahoo.co.jp/search?p=kaken+%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E4%B8%80%E6%88%90

    あれまあ…

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  168. ノーベル賞2氏に文化勲章 人形浄瑠璃文楽の竹本氏も

     政府は24日、2014年度の文化勲章を、ノーベル物理学賞の受賞が決まった半導体工学の中村修二(60)と電子・電気材料工学の天野浩(54)、人形浄瑠璃文楽の竹本住大夫(89)、小説家の河野多恵子(88)、分子組織化学の国武豊喜(78)、経済理論・経済学説史の根岸隆(81)、洋画家の野見山暁治(93)の7氏に贈ることを決めた。

     文化功労者には漫画家のちばてつや(75)、宇宙物理学・宇宙論の佐藤勝彦(69)、スポーツの樋口久子(69)の3氏ら17人を選んだ。文化勲章の親授式は11月3日に皇居で、文化功労者の顕彰式は同4日に東京都内のホテルで開かれる。

    2014/10/24 11:30 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014102401000941.html

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  169. 文化勲章に天野さんや中村さんなど7人
    10月24日 11時46分

    今年度の文化勲章の受章者にノーベル物理学賞を受けることになった天野浩さんや中村修二さんなど7人が選ばれました。
    文化功労者には漫画家のちばてつやさんなど17人が選ばれました。

    文化勲章を受章するのは次の7人の方々です。
    ことしノーベル物理学賞を受けることになった名古屋大学大学院教授の天野浩さん(54)とカリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二さん(60)。
    2人は青色LEDの開発に取り組み、天野さんは青い光を出すのに必要な高品質の「窒化ガリウム」の結晶化に世界で初めて成功したほか、中村さんは極めて明るい青色LEDの開発を世界に先駆けて実現しました。
    作家の河野多惠子さん(88)、本名、市川多惠子さん。
    昭和38年に発表した「蟹」で芥川賞を受賞。
    人間の深層心理を描く独自の文学的世界を構築して意欲的な作品を次々に発表し、文学界の振興に大きく貢献しました。
    人形浄瑠璃「文楽」の語り手で人間国宝の七世、竹本住大夫さん(89)、本名、岸本欣一さん。
    ことし惜しまれながら引退しましたが、長年にわたり技芸の向上にまい進するだけでなく文楽の魅力と芸術性を広く知らしめ、多くの人に感動を与えました。
    九州大学名誉教授の國武豊喜さん(78)。
    人工の物質から動物の細胞膜と同じ構造の膜が形成されることを世界で初めて発見するなど、分子組織化学を開拓しその発展に力を尽くしました。
    東京大学名誉教授の根岸隆さん(81)。
    過去の経済理論を現代の経済理論の立場から批判的に再構成し、経済学史の研究に新しい分野を開拓するなど、すぐれた業績を挙げました。
    洋画家の野見山暁治さん(93)。軽やかで深みのある抽象画を制作し続けているほか、戦没した画学生の遺作を調査、収集し保存に努めるなど美術界の発展に大きく貢献しています。
    また、文化功労者に選ばれたのは次の17人の方々です。
    今年度の文化勲章にも選ばれた天野浩さん(54)と中村修二さん(60)。
    指揮者の秋山和慶さん(73)。日本体育協会の理事でプロゴルファーの樋口久子さん(69)。
    作家の黒井千次さん(82)。
    本名、長部舜二郎さん。
    筑波大学名誉教授で仏教学などが専門の川崎信定さん(78)。
    大阪芸術大学教授で洋画家の絹谷幸二さん(71)。
    法政大学名誉教授で労働経済学などが専門の小池和男さん(82)。一橋大学名誉教授で比較経済史などが専門の齋藤修さん(68)。東京大学名誉教授で宇宙物理学などが専門の佐藤勝彦さん(69)。常磐津節三味線の演奏家で人間国宝の常磐津英寿さん(87)、本名、鈴木英二さん。
    東京都医学総合研究所の所長で酵素学が専門の田中啓二さん(65)。
    漫画家のちばてつやさん(75)、本名、千葉徹弥さん。
    能ワキ方で人間国宝の宝生閑さん(80)。
    東京薬科大学名誉教授で生化学が専門の山川民夫さん(93)。
    東京工業大学名誉教授で有機金属化学が専門の山本明夫さん(84)。
    作曲家の湯浅譲二さん(85)。文化功労者に選ばれたのは以上の17人の方々です。
    文化勲章の親授式は、来月3日に皇居で、文化功労者の顕彰式は、来月4日に都内のホテルでそれぞれ行われます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141024/k10015663071000.html

    返信削除
    返信
    1. 文化勲章の親授式
      11月3日 12時26分

      文化の日の3日、皇居で文化勲章の親授式が行われ、ノーベル物理学賞の受賞が決まった天野浩さんや中村修二さんなどに、天皇陛下から文化勲章が贈られました。

      ことしの文化勲章の受章者は、▽青色LEDの開発に取り組み、ノーベル物理学賞の受賞が決まった名古屋大学大学院教授の天野浩さん(54)と▽カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二さん(60)、▽軽やかで深みのある抽象画を制作し続けている洋画家の野見山暁治さん(93)、▽人形浄瑠璃「文楽」の語り手で人間国宝の七世、竹本住大夫さん(90)、▽「蟹」(かに)で芥川賞を受賞するなど、人間の深層心理を描く独自の文学的世界を構築した作家の河野多惠子さん(88)、▽理論経済学や経済学史の研究ですぐれた業績を挙げた東京大学名誉教授の根岸隆さん(81)、▽動物の細胞膜と同じ構造の膜を化学的に作り出すことに世界で初めて成功した九州大学名誉教授の國武豊喜さん(78)の7人です。
      親授式は皇居・宮殿の松の間で行われ、天皇陛下から、欠席した河野さんを除く受章者一人一人に、橘の花にまが玉をあしらった文化勲章が贈られました。
      そして、受章者を代表して根岸さんが、受章に恥じないよう一層職務に励んでいくとあいさつすると、天皇陛下は「長年努力を重ね、大きな業績をおさめられ、文化の向上に尽くされたことを、まことに喜ばしく思います」とお祝いのことばを述べられました。
      このあと、受章者たちは文化勲章をつけて宮殿の前で記念撮影に臨み、受章の喜びをかみしめていました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141103/k10015900711000.html

      削除
  170. KAKEN - 国武 豊喜(40037734)
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E5%9B%BD%E6%AD%A6+%E8%B1%8A%E5%96%9C
    https://kaken.nii.ac.jp/d/r/40037734.ja.html

    分子の集積・組織化の精密設計と機能制御
    岩村 秀 → 新海 征治SHINKAI, Seiji
    研究期間 : 1996年度~2002年度
    研究分野:
    研究種目:COE形成基礎研究費→特別推進研究(COE)
    研究機関:九州大学
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/08CE2005.ja.html

    >配分額 総額:1603545千円

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  171. 研究概要(最新報告)

    一次元デザイングループ(新海、君塚)では、COE研究テーマとして(1)金属-配位子相互作用、ボロン酸-糖質相互作用あるいは両親媒性が導入された相補的水素結合分子対を利用することによって、水中、あるいは有機媒体中においてメゾスコピックレベル(10nm〜μmオーダー)の超分子組織体(メゾスコピック系超分子)の開発に成功してきた。またこの概念を低次元無機物質と有機分子集合体からなる超分子複合体の設計に展開し、(2)擬一次元金属錯体と合成脂質から成る新しいポリイオンコンプレックスを設計した。

    二次元デザイングループ(梶山、筒井、高原)では、低欠陥・大面積の有機単分子膜の構築法の確立、走査フォース顕微鏡を用いた有機単分子膜の電場および機械的ナノ加工法の開発、高分子薄膜および厚膜表面の分子運動特性解析法の確立等、有機分子二次元組織体における分子集積・組織化の精密設計と評価法に関して顕著な研究成果をあげた。

    三次元デザイングループ(古賀、岩村、大川、入江)の中で、古賀・岩村グループは有機分子の不対電子と磁性金属イオンを組み合わせたヘテロスピン系を用いて、顕著な成果を上げてきた。最終年度に入り、世界でも例のない剛体溶媒中での強磁性体の発現及び単分子磁石の生成の予備観測に成功した。大川は、これまでに錯体化学の手法による集積化を行い、2種類の金属イオンを交互配列させた三次元分子磁性体の構築に成功し、構造が明らかにされた分子磁性体では最高の磁気相転移温度(71K)を実現した。入江はフォトクロミック分子集積体を記録媒体とする、共焦点光学顕微鏡を用いた3次元光メモリの構築を完成した。

    総合デザイングループ(成田、青山、浜地)では高度な分子機能を実現するために、次元性を越えて合理的な分子設計に基づく機能分子合成を行い、その高度な分子変換、分離、分子認識機能の発現において顕著な成果を挙げてきた。成田は、マンガンポルフィリン配列体を用いた水の酸化による酸素発生は、未知の光合成酸素発生錯体中のマンガンクラスターの反応予測に大きな影響を与えた。青山は、多孔質・不溶性で水でも分解しない固体触媒を得る簡単な方法を見い出した。回収が容易で再利用可能な固体触媒を水中で使い、生成物以外の廃棄物を何も残さない、省資源・省エネルギー・環境保全(グリーン)型の革新的な物質変換法の開拓に向けた展望が大いに広がるものと期待される。浜地は、半合成タンパク質を有機合成技術で修飾することにより、タンパク質に新規な機能を付与することに成功した。特に光合成の初期過程である電荷分離状態をmsecオーダーまで伸ばすことに成功した。

    以上、七年間の研究期間に挙げた成果を基礎として、世界に類のない分子集積体の次元性を元にして、それぞれの特徴を生かして有機分子、金属錯体の集積の方法を開拓して、世界に類を見ない広範でかつ創造的な成果を挙げた。

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  172. 名大への補助金交付凍結を解除…不正認められず
    2014年10月24日14時59分 読売新聞

     大手製薬会社が大学病院の臨床研究に不適切に関与したとして、厚生労働省が臨床研究の拠点に指定する東京大などの4病院に対し、今年度の補助金交付を凍結していた問題で、名古屋大への凍結が解除されたことがわかった。

     名大によると今月22日、厚労省から補助金の交付の内示書を受理したという。名大は、製薬大手ノバルティスファーマ社の高血圧治療薬を巡る研究に同社社員が関与したと指摘されていたが、同大の調査ではデータの捏造ねつぞうなどの不正は認められなかった。厚労省は凍結した大学について各大学の調査結果を精査し、最終的に交付の可否の判断をするとしていた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20141024-118-OYT1T50076

    返信削除
  173. 臨床研究に法規制が必要…厚労省検討会が合意
    2014年10月23日8時49分 読売新聞

     高血圧治療薬ディオバンの研究データ改ざん事件など相次ぐ臨床研究不正を受け、厚生労働省の有識者検討会は22日、「臨床研究に対し、法規制が必要」との見解で合意した。

     法規制の対象は、未承認薬や、医薬品・医療機器の広告に用いられる臨床研究などに限る方向で、検討会は年内に報告書をまとめる。

     薬の製造・販売承認を得るために行う臨床試験(治験)が薬事法で規制されるのに対し、大学などが行う臨床研究には、国の倫理指針があるだけで法規制はなく、違反しても罰則がない。欧米では法規制がある。

     ディオバン問題では、ノバルティスファーマと元社員が、データ改ざんそのものではなく、薬事法違反(誇大記述・広告)で起訴された。

     検討会では「厳しすぎて研究を妨げてもいけないが、一部法制化が必要ではないか」「不正があった場合、ある程度、法的権限で行政が調査する必要がある」などの意見が相次ぎ、「研究開発が推進できる適度な法規制が必要」との意見で一致した。

     法規制の対象や運用方法については、今後も議論を続ける。過度の規制は、研究の萎縮を招く恐れがあるため、米国の法規制のように、未承認薬や適応外の薬の研究などに限定される見通し。医薬品や医療機器を使わない研究は対象外とする方向だ。

     新法を作るか、薬事法を改正するかも、現時点では未定だ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20141022-118-OYT1T50161

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  174. 東大病院の臨床研究、製薬会社が不適切関与公表
    2014年10月28日10時8分 読売新聞

     東京大病院などが行う白血病治療薬の臨床研究で、複数の製薬会社の不適切な関与が指摘されていた問題で、製薬会社のブリストル・マイヤーズは27日、弁護士事務所による第三者機関の調査報告書を公表した。

     報告書によると、同社の複数の社員は、研究計画の作成や、患者の検査データを入手して資料をまとめる作業などに関与。打ち合わせの会場費用(約13万5000円)なども同社が負担していた。

     同社は「再発防止策を徹底し、不適切な関与をした社員を厳正に処分する」としている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20141027-118-OYT1T50150

    返信削除
  175. 自閉症障害の臨床研究 ホルモン投与、東大など

     東京大など国内4大学の研究チームは30日、他人の気持ちを読み取るのが難しいコミュニケーション障害が特徴の「自閉症スペクトラム障害」の治療に、オキシトシンというホルモンが有効かを確かめる臨床研究を始めると発表した。

     臨床研究は、東大、金沢大、福井大、名古屋大の各病院で実施し、31日から計約120人の参加者を募集する。希望者は東大医学部精神医学教室のホームページ(http://npsy.umin.jp/oxytocin.html)から申し込む。

    2014/10/30 19:17 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014103001001729.html

    返信削除
  176. あいかわらず「白血病」と同じことやってんだな…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E7%97%85%E9%99%A2+%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85%E3%81%AB%E4%BB%95%E7%AB%8B%E3%81%A6%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%82%A3%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1

    返信削除
  177. >赤ちゃんのアトピー・喘息・発達障害・自閉症・てんかんは、「悪い母乳病」か「離乳食病」
    http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4905194415/

    返信削除
  178. どこかで「歯科医」ふぜいがと見下げるようなところがあるのかもしれない…

    返信削除
  179. 秋の褒章734人 21団体
    2014年11月2日5時0分 読売新聞

     政府は2日付で、2014年秋の褒章受章者734人(うち女性165人)と21団体を発表した。3日に発令される。

     学術や研究、芸術、スポーツなどの分野で活躍した人に贈られる紫綬褒章には、ミュージシャンとして活躍中の桑田佳祐さん(58)や、日本将棋連盟会長の谷川浩司さん(52)ら14人が選ばれた。

     それぞれの職業で一筋に励んだ功績をたたえる黄綬褒章は、今年4月の安倍首相とオバマ米大統領の会食場所にもなった東京・銀座のすし店「すきやばし次郎」店主の小野二郎さん(89)ら240人、教育や福祉など公益に尽くした人への藍綬褒章は457人がそれぞれ受章した。

     人命救助に尽力した人への紅綬褒章には、4人と1団体、社会奉仕活動に尽くした人への緑綬褒章には19人、20団体が選出された。

    ◆【紫綬褒章受章者】 (敬称略、かっこ内は芸名など。年齢は発令日の3日現在)

     東北大教授 蔡安邦(55)▽九大教授 井上和秀(63)▽東大教授 香取秀俊(50)▽京大教授 西村いくこ(64)▽京大教授 野田進(54)▽歌舞伎俳優 小川光照(中村又五郎)(58)▽ミュージシャン 桑田佳祐(58)▽女優 高畑淳子(60)▽将棋棋士 谷川浩司(52)▽歌人 中原京子(栗木京子)(60)▽撮影監督 浜田毅(62)▽声楽家 藤村実穂子(48)▽画家 遠藤彰子(67)▽漫画家 竹宮恵子(64)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20141102-118-OYTPT50082

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  180. ◆【紫綬褒章受章者】 (敬称略、年齢は発令日の3日現在)

     東北大教授 蔡安邦(55)▽九大教授 井上和秀(63)▽東大教授 香取秀俊(50)▽京大教授 西村いくこ(64)▽京大教授 野田進(54)

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  181. 東北大教授 蔡安邦
    http://shinbun.fan-miyagi.jp/article/article_20120223.php
    https://kaken.nii.ac.jp/d/r/90225681.ja.html
    https://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%E9%87%91%E5%B1%9E%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9&c=200&o=2

    九大教授 井上和秀
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/80124379.ja.html
    http://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%A2&c=100&o=2
    http://kaken.nii.ac.jp/p?qb=ATP%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93&c=100&o=2

    東大教授 香取秀俊
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/30233836
    http://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%E5%85%89%E6%A0%BC%E5%AD%90&c=100&o=2

    京大教授 西村いくこ
    https://kaken.nii.ac.jp/d/r/00241232.ja.html
    https://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%E6%B6%B2%E8%83%9E%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0&c=50&o=2

    京大教授 野田進
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/10208358.ja.html
    http://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E7%B5%90%E6%99%B6&c=50&o=2

    勲章ってのは、異化様トリックスのギルドを科学クラスターに脱皮させるためのものなんだな…

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    1. 新しい金属基ガラスの創製と物性を利用した工業材料への新展開
      Fabrication of New Metallic Glass and Application to Engineering Materials by the Use of their Fundamental Characteristics
      研究課題番号:06102002

      代表者
      1994年度~1997年度
      井上 明久
      INIUE, Akihisa
      研究者番号:10108566
      東北大学・金属材料研究所・教授

      研究分担者

      蔡 安邦
      研究者番号:90225681
      東北大学・金属材料研究所・助教授

      張 涛
      ZHANG, Tao
      研究者番号:70250818
      東北大学・金属材料研究所・助手

      木村 久道
      KIMURA, Hisamichi
      研究者番号:00161571
      東北大学・金属材料研究所・助手

      研究概要(最新報告)
      平成9年度の主要成果として,(1)Fe,Co,Ni基のバルク金属ガラスが種々の鋳造プロセスにより生成できることを(Fe,Co,Ni)-(Zr,Hf,Nb,Ta)-B, Fe-(Zr,Nb,Ta)-(Mo,V)-B, Co-Fe-(Zr,Nb,Ta)-B, Ni-Fe-(Zr,Nb,Ta)-B系で見出したこと,(2)これらのバルク金属ガラスが結晶化開始温度(Tx)以下で最大89Kにも達する広い過冷却液体域を出現し,過冷却液体が結晶化に対して高い安定性を有していることを結晶化挙動と関係付けて明らかにしたこと,(3)この高い安定性を利用することにより,銅鋳型への溶湯鋳造法により,約6mmの直径までバルク金属ガラスが生成すること,(4)これらのバルク金属ガラスが室温で2800〜3200MPaの高い引張強度と,800〜1100の高ビッカース硬さおよび900〜950Kの高い結晶化温度を有すること,(5)ガラス遷移温度(Tg)とTxの間の過冷却液体域で引張伸びが1000%以上の大きな伸びを示すと共に,真応力と真ひずみの関係がひずみ速度10^<-4>〜10^0 S^<-1>の広い範囲において直線関係を示し,その直線の傾きはひずみ速度感受性に対応しており,その値(m値)は約0.1の高い値を示し理想的な超塑性的粘流動を示すこと,およびこの超塑性粘性流動性を利用することにより,種々の複新形状材への加工成型を行えること,(6)Fe基バルク金属ガラスが0.8〜1.0Tの飽和磁速密度(Bs),1〜5A/mの低保磁力および1KHzで18000〜27000の高透磁率を示すこと,またこの透磁率の高い値はさらに高周波域まで保持され,1MHzにおいても8000の高い値を示すこと,および(7)同様な高周波透磁率特性がCo基金属ガラスにおいても発現することおよびその優れた高周波特性が,これらの金属ガラスが金属-金属と金属-半金属成分からなる特殊なガラス構造と関連していることを推察したこと,などの多くの新しい知見を見出した。
      https://kaken.nii.ac.jp/d/p/06102002.ja.html

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    2. 東北大総長が研究不正⑤(仮)
      http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1284387742/

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    3. ほかの叙勲者も推して知るべし…

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  182. トリックスター…
    https://www.google.com/search?q=%E4%B8%AD%E5%BF%83%E3%81%A8%E5%91%A8%E7%B8%81+%E9%81%93%E5%8C%96+%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%88

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  183. 秋の叙勲 4029人が受章
    11月3日 5時15分

    ことしの秋の叙勲の受章者が発表され、各界で功労のあった合わせて4029人が受章することになりました。

    ことしの秋の叙勲を受章するのは「旭日大綬章」が6人、「瑞宝大綬章」が1人となっています。
    また、「旭日重光章」と「瑞宝重光章」が合わせて46人、「旭日中綬章」と「瑞宝中綬章」が合わせて303人、「旭日小綬章」と「瑞宝小綬章」が合わせて871人など、全体で4029人となっています。
    このうち、女性の受章者は370人となっています。
    また、民間からの受章者は1757人で全体の43.6%を占め、今の制度になった平成15年秋以降で最も高い割合となっています。
    「旭日大綬章」は、コマツ相談役で政府の総合資源エネルギー調査会会長の坂根正弘さん、元最高裁判所判事の竹内行夫さん、元最高裁判所判事の田原睦夫さん、元山口県知事の二井関成さん、前参議院議長の平田健二さん、帝人名誉顧問で日本政策金融公庫の初代総裁を務めた安居祥策さんの6人が受章します。
    「瑞宝大綬章」は、元イギリス大使の林貞行さんが受章します。
    また、「旭日小綬章」は俳優や歌手として活躍し、「若大将」の愛称で親しまれている加山雄三さんや、数多くの映画やテレビドラマに出演し、存在感のある演技で知られる俳優の樹木希林さん、「ドカベン」や「あぶさん」など野球を題材にした数多くの人気漫画で知られる漫画家の水島新司さんらが受章します。
    このほか、外国人叙勲ではインドのシン前首相が「桐花大綬章」を受章するなど、30の国と地域から合わせて57人が受章することになりました。
    叙勲の親授式や伝達式などは、今月5日から行われます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141103/k10015897231000.html

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    1. ◇瑞宝重光章◇
      宮村達男 70 元国立感染症研究所長
      http://mainichi.jp/shimen/news/20141103ddm010040077000c.html
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%91%9E%E5%AE%9D%E9%87%8D%E5%85%89%E7%AB%A0+%E5%AE%AE%E6%9D%91%E9%81%94%E7%94%B7

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    2. ◇瑞宝中綬章◇
      品川森一 74 帯広畜産大名誉教授
      清水実嗣 70 元農研機構動物衛生研究所長
      http://sp.mainichi.jp/shimen/news/m20141103ddm010040078000c.html

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    3. 「宮村達男 品川森一 清水実嗣」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%AE%AE%E6%9D%91%E9%81%94%E7%94%B7+%E5%93%81%E5%B7%9D%E6%A3%AE%E4%B8%80+%E6%B8%85%E6%B0%B4%E5%AE%9F%E5%97%A3

      『モスキートパニック』 星川英輝(著) 扶桑社(1997/8/1)
      http://koibito2.blogspot.jp/2014/09/199781.html

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  184. 製薬10社、講演謝礼110億 昨年度 1000万円超受け取った医師も
    2014年11月3日3時0分 読売新聞

     製薬企業の売り上げ上位10社が昨年度、医師らを対象に開いた薬などに関する講演会は計約7万回で、講師の医師らに支払った謝金の総額は約110億円になることが、読売新聞の集計でわかった。年50回以上講演を行い、1000万円を超える謝金を受け取った医師も10人以上いた。

     国内の主要な製薬企業は昨年から、日本製薬工業協会の指針に基づき、医師・医療機関に提供した資金の情報を公開している。個人に支払った講師謝金などは今年初めて対象となった。

     各社が謝金を年200万円以上支払った医師はのべ226人。糖尿病や高血圧など生活習慣病分野が約4割と目立った。10社の医薬品売り上げは全体の約半分を占める。10月末までに公開した65社では講演会は16万回超、講師謝金は約236億円。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20141103-118-OYTPT50070

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  185. [スキャナー]製薬65社 謝礼支払い 医師講演会、年16万回 「最新情報現場に提供」 「薬の宣伝合戦」指摘も
    2014年11月3日3時0分 読売新聞

     製薬企業65社が昨年度、医師らを対象に開いた講演会は16万回に上る。現場の医師が最新の情報を得る貴重な機会だが、情報が偏ったものになれば、患者への処方にも悪影響を与えかねない。今年、個人に支払った講師謝金が初めて情報公開されたが、透明性をさらに高めていくことが求められる。(医療部 高橋圭史、原隆也、赤津良太)

    ■立食パーティー

     講演会は主に診療現場の医師に、薬や病気に関する情報を提供する。医師会と一緒に開くケースも多い。製薬企業は「最新情報を現場の医師に正しく知ってもらうのが狙い」(第一三共)と説明する。

     講師は各分野のリーダーや地元の有力大学教授などが選ばれることが多い。

     国立大教授は「医師会に頼まれ、地域の医師のレベルを上げるためにやっている」と話す。別の講師は「全国の医師に情報を伝えるのも、私の重要な役割」と説明する。

     ただ、専門家からは「新薬が出る度に、企業が巨額を投じ、『医師向け勉強会』という名目の宣伝合戦になっている。結果として、高価な新薬の処方が増え、国民の医療費を押し上げている」(臨床研究適正評価教育機構の桑島巌理事長)との指摘もある。

     実際、講演会はホテルなどで開かれ、立食パーティーが用意されたり、参加者にタクシー券が配られたりすることもある。製薬企業にとっては、薬の処方箋を書く医師に直接働きかけられる貴重な場になっている。

     京都で開業する医師は「同じ講師がA社の講演会ではA社の薬を持ち上げ、B社の講演会ではB社の薬を薦めていて、一体何が正しいか、わからないこともある」と首をかしげる。

     高血圧治療薬ディオバンのデータ改ざん問題では、日本高血圧学会の役員らが講演会などで、薬の効果をPRしていたことが批判された。

    ■「偏る恐れ」

     そこで、昨年から始まったのが医師・医療機関への資金提供の情報公開だ。日本製薬工業協会(加盟72社)の指針に基づき、今年も8月から順次、各社がホームページなどで報告を始めた。個人の講師謝金は今年初めて開示された。10月末までに65社が情報公開した。

     読売新聞が、売り上げ上位10社を調べたところ、昨年度の資金提供総額は1900億円で前年度より1割以上減少。研究・開発費が890億円で2割減、接遇費などが25億円で4割以上減る中、講師謝金だけは110億円で微増だった。

     講演会は、10社で計7万回開かれ、各社が年200万円以上の謝金を支払った医師はのべ226人だった。年50回以上講演した医師が14人、謝金の合計が1000万円を超えた医師も11人いた。155回の講演で2800万円以上を得た医師もいた。65社全体では講演会は計16万回だった。謝金は講演1回当たり10万~20万円が多かった。

     産学連携に詳しい筑波大の新谷由紀子准教授は「講師謝金の情報公開は大きな一歩だ。企業と関係が深い医師の情報発信は、企業の意向を反映し偏る恐れがある。発言者と企業の関係をチェックする必要がある」と指摘する。

    米国 進む情報公開

     製薬企業の情報公開が求められるのは、不透明な資金提供で、薬の処方がゆがめられれば、患者にも悪影響が及ぶからだ。

     世界医師会は2009年に「企業との関係はあらゆる状況で十分に公表されるべきだ」という声明を発表した。米国では医療保険改革法に基づき、物品を含め10ドル以上の利益提供は報告が義務付けられ、政府が今年からインターネットで公開するなど、世界中で情報公開が進む。

     日本でも業界の自主公開が昨年から始まったが、情報の印刷ができなかったり、一部で来社しなければ閲覧できなかったりするなど、「不親切さ」が目立つ。

     一方、薬の情報入手が企業頼みになっている現状を見直す動きもある。京都府の開業医の和田成雄さんらは02年に「京都糖尿病医会」を設立して、自主的に勉強会を開いている。

     糖尿病の分野は近年、新薬が続々と発売され、どの薬を処方すればよいか、悩む医師も少なくない。

     同医会では、学術講演会や地域単位の学習会など、手弁当の医師向け勉強会を年に4回開く。「薬の利点だけでなく、危険性を知ることが大切」との考えで、テーマや講師は会員の話し合いで決める。企業と共催する場合も、テーマや講師は自分たちで選ぶ。

     和田さんは「手間はかかるが、診療に必要な情報を正しく得るには、製薬企業頼りではなく、医師側の努力が欠かせない」と話す。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20141103-118-OYTPT50083

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  186. 文化功労者への顕彰式
    11月4日 18時14分

    今年度の文化功労者に選ばれた人たちへの顕彰式が4日、東京で行われました。

    今年度の文化功労者には、青色LEDの開発に取り組み、ノーベル物理学賞の受賞が決まった名古屋大学大学院教授の天野浩さんと、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二さん、それに、漫画家のちばてつやさんなど17人が選ばれました。
    4日、東京都内のホテルで行われた顕彰式には、このうち16人が出席し、藤井基之文部科学副大臣が一人一人に顕彰状を手渡しました。
    そして、「それぞれの専門分野で卓越した業績を挙げ、わが国の文化の向上、発展に多大な貢献をされたことに深く敬意を表します」と祝いのことばを述べました。
    続いて、出席者を代表して東京薬科大学名誉教授で生化学が専門の山川民夫さんが「これまでの努力が評価され、これに勝る栄誉はありません。これを励みとして一層、精進を重ねます」と話しました。最後に出席者全員で記念撮影が行われました。
    文化功労者には終身年金として毎年350万円が支給されるということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141104/k10015933361000.html

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    1. 文化勲章受章者と文化功労者の業績・略歴
      2014/10/24 11:30

       文化勲章受章者と文化功労者の業績と略歴は以下の通り。(敬称略)

       【文化勲章】

       天野浩(あまの・ひろし)名古屋大教授。青色発光ダイオード(LED)の基礎技術開発を世界に先駆けて成功させた。

       国武豊喜(くにたけ・とよき)北九州産業学術推進機構理事長。現代化学の最重要領域である分子組織化学や、新たな分子組織材料の形成手法の開拓に取り組んだ。

       河野多恵子(こうの・たえこ、本名市川多恵子=いちかわ・たえこ)小説家。人間の深層心理のイメージをえぐり出す独自の文学的世界を構築した。

       竹本住大夫(たけもと・すみたゆう、本名岸本欣一=きしもと・きんいち)人形浄瑠璃文楽太夫。人形浄瑠璃文楽の魅力と芸術性を国民に広く知らしめた。

       中村修二(なかむら・しゅうじ)米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授。青色LEDの製品化を実現し、エネルギーの革命的効率化を生み出す。

       根岸隆(ねぎし・たかし)東大名誉教授。応用ミクロ経済学の諸問題や経済学説史の研究などで多くの先駆的な業績を上げ、現代の経済学の発展に貢献した。

       野見山暁治(のみやま・ぎょうじ)洋画家。人間や自然の本質を抜き出した軽やかで深みのある抽象絵画を制作した。

       【文化功労者】

       秋山和慶(あきやま・かずよし)指揮者。高い技術と指導力を発揮し、日本のオーケストラ活動の発展に大きく寄与した。

       川崎信定(かわさき・しんじょう)筑波大名誉教授。緻密な分析で、日本のチベット仏教と仏教思想に関する研究に新しい視点をもたらした。

       絹谷幸二(きぬたに・こうじ)洋画家。壁画の古典技法であるフレスコ画を人間描写に適用し、現代絵画の幅を拡大した。

       黒井千次(くろい・せんじ、本名長部舜二郎=おさべ・しゅんじろう)小説家。人間関係や内面を描き、社会への目配りも忘れない作風で高く評価される。

       小池和男(こいけ・かずお)法政大名誉教授。労働経済学や人的資源管理論の第一人者として、幅広い分野での著書、論文を著した。

       斎藤修(さいとう・おさむ)一橋大名誉教授。日本経済史、比較史の実践、歴史人口学の領域で優れた業績を上げた。

       佐藤勝彦(さとう・かつひこ)自然科学研究機構長。宇宙の起源・進化を説明するインフレーション理論を提唱し、従来の理論で説明できない問題を解決。

       田中啓二(たなか・けいじ)東京都医学総合研究所長。タンパク質分解系に関する研究を包括的に推進、21世紀の生命科学の最重要テーマの一つに押し上げた。

       ちばてつや(本名千葉徹弥=ちば・てつや)漫画家。ヒット作を連発し、代表作「あしたのジョー」は社会現象となり、時代を超えて語り継がれている。

       常磐津英寿(ときわず・えいじゅ、本名鈴木英二=すずき・えいじ)常磐津節三味線演奏家。常磐津節の伝統継承に尽力し、創作曲も数多く発表した。

       樋口久子(ひぐち・ひさこ、本名大塚久子=おおつか・ひさこ)プロゴルファー。海外メジャー大会で日本人初優勝を果たすなど国内外で通算72勝。

       宝生閑(ほうしょう・かん)能楽師。ワキ方として卓抜した技芸を持ち、後継者養成にも取り組んだ。

       山川民夫(やまかわ・たみお)東大名誉教授。新しい糖脂質を発見するなど、糖鎖研究の基盤となる優れた研究を展開した。

       山本明夫(やまもと・あきお)東京工業大名誉教授。有機金属化学の分野で、多数の触媒的有機合成反応を開発するなど先駆的な業績を上げた。

       湯浅譲二(ゆあさ・じょうじ)作曲家。実験的、先進的な作曲技法を駆使した作品で、現代音楽の新しい可能性を追求した。

      〔共同〕
      http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG2400D_U4A021C1CR0000/

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  187. 臨床研究の規制 製薬会社は対象外の方針
    11月5日 4時22分

    医師が行う臨床研究に製薬会社が不適切に関与する問題が相次いだことを受けて、法規制が必要かどうか検討している厚生労働省は「臨床研究に法規制は必要」とする報告書の素案をまとめました。
    しかし、焦点となっていた、製薬会社を法規制の対象にするかについては「企業側に自主的な努力を求める」として規制の対象外とする方針であることが分かりました。

    臨床研究を巡っては、高血圧治療薬の効果を調べた研究の論文データを改ざんしたとして、大手製薬会社の「ノバルティスファーマ」の元社員と会社が刑事責任を問われるなど、製薬会社による不適切な関与が相次いでいます。
    現在は臨床研究の不正を防ぐ仕組みがないため、厚生労働省は法規制が必要かどうか、専門家による検討会で議論を進めています。
    その結果、厚生労働省は「医師による自主的な取り組みには限界があり、法規制が必要だ」として▽未承認の薬などを使った臨床研究や▽広告に利用することを目的とした臨床研究を対象に、研究内容の公開を義務づけるなどの法規制を求める報告書の素案をまとめました。
    しかし、焦点となっていた、製薬会社を法規制の対象にするかについては「医師側の研究開発の促進に影響を及ぼさないよう配慮が必要だ」として規制の対象外とし、「企業側の自主的な努力を一層求める」という内容にとどまっています。
    厚生労働省は来月にも報告書を取りまとめ、次の通常国会に法案の提出を目指すことにしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141105/k10015943901000.html

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  188. 認知症の国際会議始まる 東京
    11月5日 12時13分

    高齢化に伴い患者が急増している認知症について、「ケアと予防」をテーマに先進各国の政策担当者などが意見を交わす国際会議が、5日から東京で始まりました。

    東京・港区の会場には、アメリカやイギリスなど主要な先進国の政策担当者や研究者、それにWHO=世界保健機関の担当者などが出席しています。
    はじめに厚生労働省の三浦公嗣老健局長が、「認知症に関し日本は多くの実績を積み重ねている。国際的な連携に向け有益な情報を交換したい」と協力を呼びかけました。
    高齢化に伴い認知症患者は急増し、世界で4400万人に上ると推計されています。
    治療薬の開発や効果的なケアの確立は各国共通の課題となっていて、去年12月には、G8の閣僚級が話し合う「認知症サミット」がイギリスのロンドンで初めて開かれています。
    今回の会議は、去年の認知症サミットの後継会議と位置づけられていて、サミットに参加した参加国が独自にテーマを決め、持ち回りで開くものです。
    会議は3日間の日程で開かれ、最新の予防研究が報告されるほか、効果的なケアの普及に向けた国際社会の連携などについて意見が交わされることになっています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141105/k10015951821000.html

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  189. 認知症の新国家戦略を策定へ 首相、国際会議で表明

     安倍晋三首相は6日、東京都内で開催中の認知症に関する国際会議に出席し、「わが国の認知症施策を加速させるよう、新たな戦略を策定する。厚生労働省だけでなく政府一丸となって、(認知症の人の)生活全体を支える」との方針を表明した。

     厚労省が昨年4月から進めている「認知症施策推進5カ年計画」(オレンジプラン)に代わる「国家戦略」の位置付けとなる。年末の政府予算案の編成に反映させるため、年内に策定し、来年度から実施する方針。

     認知症になっても住み慣れた地域で暮らせるようにするのが狙いだが、財源確保や、当事者の視点をどう盛り込めるかが課題となりそうだ。

    2014/11/06 10:47 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201411/CN2014110601000831.html

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