2020年5月12日

【マレーシア機撃墜】国連「エイズは2030年までに撲滅可能」…

国際エイズ学会(IAS)、世界保健機関(WHO)、国連(UN)

サクリファイス  スペシャル・エディション (2枚組) [DVD]

タルコフスキー 『サクリファイス』
http://www.amazon.co.jp/dp/B003UYICO4/


「エイズ」関連ニュース(2NN)


【医療】エイズは「2030年までに撲滅可能」、国連報告 [7/17]
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1405596823/


【国際】エイズ研究者が多数搭乗=墜落のマレーシア機
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1405649873/

【医学】「悲しい一日」学会が声明 世界のエイズ研究に衝撃走る=マレーシア機墜落で [2014/07/18]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1405699304/

【国際】マレーシア機撃墜、エイズ会議に出席する専門家らや、WHO報道担当者も犠牲に[07/19]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1405733450/





「エイズ 岩本愛吉」(ぐぐる先生)

koibito2.blogspot.jp 岩本愛吉


「エイズ 永井美之」(ぐぐる先生)

koibito2.blogspot.jp 永井美之



「社会のニーズを踏まえたライフサイエンス分野の研究開発 新興・再興感染症研究拠点形成プログラム(ぐぐる先生)



首相官邸「感染症との闘い」(笑)。



「WHOウイルス根絶計画」
>ポリオウイルスは代表的なエンテロウイルスであり、経口感染によりヒトからヒトへと伝播する。そしてヒトのみが唯一の感受性自然宿主である。糞口感染が日常的におこらないような衛生状態が恒常的に保たれれば、ポリオの伝播は次第に絶ち切られ、ポリオという疾患は消滅するはずである。一気にポリオを根絶する為には、更に強力な免疫計画とサーベイランスが必要であり、この目的をもって世界レベルの根絶計画がWHOの強力な指導のもとにスタートした。
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/08041188.ja.html






(書きかけ)









タルコフスキー「サクリファイス」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=QeQCb5uyIFY

初めにことばありき、なぜなのパパ?」




贖罪の山羊(Scapegoat,Sacrifice)」



殉教るいは「神の国の信仰に身を捧げる」ことを脚色演出するものどもがいる…




昔、「らい病とキリスト教」、今、「エマージング感染症」と…


信仰最高官撰ショー医科様ネットワーク(笑)



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(関連リンク)

「日航機123便墜落事故」(ぐぐる先生)


そして、「福島第一原発事故」をめぐる壮大な「大本営発表」と…



(2014年7月19日)(追記7/22)

214 件のコメント:

  1. エイズは「2030年までに撲滅可能」、国連報告
    2014年07月17日 11:03 発信地:ジュネーブ/スイス

    【7月17日 AFP】国連(UN)は16日、世界全体で後天性免疫不全症候群(AIDS、エイズ)に関連して死亡した人の数と、エイズの原因となるヒト免疫不全ウイルス(HIV)の新規感染者数が、ここ10年で3分の1余り減少したことから、2030年までにエイズを撲滅できる可能性が出てきたと発表した。

     一方で国連合同エイズ計画(UNAIDS)のミシェル・シディベ(Michel Sidibe)事務局長は、世界に約3500万人いるHIV感染者のうち半数以上が感染に気付かないまま生活しているとみられるため、エイズとの闘いは終わりには程遠いと指摘している。

     オーストラリアで今月20~25日に開催される第20回国際エイズ会議(International AIDS Conference)に先立って発表された国連の報告書によると、2013年にエイズに関連して死亡した人の数は、前年の170万人から150万人に減少。2004~05年に年間240万人と死者数がピークに達して以降、前年比で最大の減少幅となった。

     また、昨年のHIV新規感染者は210万人で、2001年の340万人から38%減った。

     感染者と死者は依然としてアフリカ諸国に集中しており、2013年の死者は約110万人、新規感染者は約150万人だった。HIV感染者は計2470万人とされている。

     報告書はこのほか、ブラジルと中国、インド、インドネシア、ロシア、米国での状況にも焦点を当てており、米国ではアフリカ系女性とヒスパニック系の人々、若い同性愛男性に感染が集中していることが指摘されている。

     世界保健機関(World Health Organization、WHO)は、新規感染者の約半数を占める同性愛男性やトランスジェンダーの人たち、刑務所の収監者や注射で薬物を使用する人、性産業の従事者への対応を強化すべきだと訴えている。こうした人たちのHIV/エイズ対策に当たっては、差別への取り組みが重要な要素と指摘されている。(c)AFP/Jonathan FOWLER
    http://www.afpbb.com/articles/-/3020766

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  2. 【マレーシア機撃墜】
    エイズ研究者ら百人搭乗か WHO報道官も
    2014.7.18 20:29

     ウクライナ東部で撃墜されたとみられるマレーシア航空機には、オーストラリア南東部メルボルンで20日から開かれる「第20回国際エイズ会議」に参加する研究者らが搭乗していた。有力紙オーストラリアン(電子版)などによると、開催会場では18日、搭乗者の約3分の1に当たる100人前後が会議参加者との情報が流れ、動揺が広がった。

     主催する国際エイズ学会は同日、ウェブサイトに声明を出し、エイズ研究者として著名な同学会の元会長、ヨープ・ランゲ氏が搭乗者に含まれているとの情報があるとした。また、世界保健機関(WHO)の報道官も同機に搭乗していた。

     エイズ会議は20日から25日までの日程で、約200カ国から1万数千人が参加し、クリントン元米大統領も出席予定。同機に搭乗した参加者はクアラルンプールで別の便に乗り換え、18日夜、メルボルンに到着する予定だったという。
    http://sankei.jp.msn.com/world/news/140718/erp14071820290027-n1.htm

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  3. 【マレーシア機撃墜】
    「悲しい一日」学会が声明 世界のエイズ研究に衝撃走る
    2014.7.18 21:46

    「報道が事実だとすれば今日は国際エイズ学会(IAS)にとって悲しい一日です」。世界最大のエイズ対策専門家集団である国際エイズ学会(IAS)は18日、マレーシア航空17便に関する声明を発表した。乗客の身元確認もできない段階での早期声明は、世界のエイズ対策へ与える衝撃の大きさを物語るものだ。IASは「エイズとの闘いにささげた仲間の献身に応え会議は予定通り開催する。その中で追悼の機会を設ける」とも発表した。

     マレーシア航空17便の乗客283人の中には、オーストラリアのメルボルンで20日開幕予定の第20回国際エイズ会議に参加するヨーロッパのエイズ研究者やエイズ対策の非政府組織(NGO)関係者が多数、乗っていたと伝えられる。乗客の3分の1を超える100人以上が国際エイズ会議関係者だとの報道もある。また、報道ではIAS元会長のヨープ・ランゲ博士夫妻も乗客に含まれていると伝えられており、声明は「事実だとすればエイズとの闘いは文字通り巨人を失う」と述べている。

     国際エイズ会議は隔年開催の大規模会議で、第20回メルボルン会議は世界中からエイズ研究者、医師、エイズの原因ウイルスであるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染したHIV陽性者組織の代表、エイズ対策のNGO関係者、各国政府保健担当者ら約1万5000人の参加が予定されている。

     開幕前日の19日にはIAS主催で、研究の進展状況を検討するシンポジウムが予定されており、ヨーロッパの第一線の研究者の多くが18日中にメルボルンに到着できるようマレーシア航空17便を利用していたとみられる。

     ランゲ博士は2002年から04年までIAS会長をつとめ、HIV陽性者の長期生存を可能にする抗レトロウイルス治療の普及に取り組んだ功績はいまも高く評価されている。(宮田一雄)
    http://sankei.jp.msn.com/life/news/140718/bdy14071821460001-n1.htm

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  4. 標的にされたのは実は…


    サクリファイスの儀式、通過儀礼…

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  5. 撃墜 エイズとの闘いに大打撃 - 2014/7/19
    Yahoo!ニュース・トピックス
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6123265

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  6. マレーシア機撃墜、WHO報道担当者も犠牲に
    ジュネーブ=松尾一郎2014年7月19日02時44分

     マレーシア航空17便には、オーストラリア・メルボルンで20日から開かれる第20回国際エイズ会議に参加する専門家らが搭乗していた。地元紙などによると、搭乗者の3分の1に当たる約100人との情報もある。

     AFP通信などによると、この会議に向かっていた国際エイズ学会の元会長で著名な研究者のヨップ・ランゲ医師(オランダ出身)も身内と搭乗していた。国際エイズ学会は、公式ウェブサイトで、ランゲ医師が搭乗していた可能性に触れ、「もしも本当なら大変大きなものを失う」との声明を出した。

     国際エイズ学会の声明によると、国際エイズ会議は予定通り開催されるという。

     国連世界保健機関(WHO、本部スイス・ジュネーブ)では、報道担当者で英国人のグレン・トーマスさんが犠牲になった。トーマスさんは、ジュネーブの国連欧州本部での記者会見に頻繁に顔を出し、記者に知られた存在だった。

     18日午前の国連欧州本部定例会見では、出席者全員で冒頭、黙禱(もくとう)した。トーマスさんの上司だったグレゴリー・ハートルさんは会見後取材に応じ、「非常に優れた専門家で、人柄も良かった。笑顔がすてきで周りのみんなもにっこりさせてくれた。人生はなんてはかないんだ。国際エイズ会議をどう推進していくか話したばかりなのに」と、目を腫らしながら話した。ハートルさんによると、現在のところ、他に国連職員の犠牲者は確認されていないという。(ジュネーブ=松尾一郎)
    http://www.asahi.com/articles/ASG7L54J7G7LUHBI02S.html

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  7. まるで以前から狙いを定めて段取りを組んでいたかのような…

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  8. ゴルゴ13や007が、フィクションの世界から抜け出してきたかのよう…

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  9. 感染症とたたかう ―インフルエンザとSARS―
    岡田晴恵・田代眞人著
    (新赤版870)

     風邪の季節がやってきました。また、毎年冬になると流行るのがインフルエンザです。
     今年はじめのSARS流行はまだ記憶に新しいことと思いますが、ようやく終息宣言の出た際にも、乾燥した冬になったら再び流行るのではないかと言われていたことを、覚えておいでの方も多いのではないでしょうか。それを警戒しての厚労省の呼びかけもあってか、インフルエンザの予防接種を受ける方が今年は目立って多く、ワクチン不足がTVのニュースで取り上げられたりもしています。

     しかし、これはあまり知られていないことですが、もし新型インフルエンザ(毎年流行るインフルエンザとは共通しない、まったく別の型)が出現すれば、SARS以上の大流行になり、被害もより大きい可能性が高いのだそうです。しかもこの新型インフルエンザは、いままで十数年に一度の割合で流行しており、近年中に出現するのではと専門家の間では警戒され、対策がとられているとか。SARSの発見・病原体の特定が迅速だったのも、実はこの新型インフルエンザ調査網に捉えられたためだったそうです。

     また、大した病気ではないと思われがちな麻疹(はしか)と風疹についても、大人のはしか(成人麻疹)の増加など、今まで常識とされてきた知識を覆す事態がおきています。
     では、自分の身を守り、大流行を防ぐためにはどうすればよいのでしょう。本書では感染症の専門家として、日本、また世界規模での流行を抑えるべく日々研究を続けているお二人が原因から治療法、取るべき対策までを余すところなく報告します。
    (新書編集部 広田祐子)
     
     
         
      ■著者紹介
    岡田晴恵(おかだ・はるえ)
    1963年埼玉生まれ.
    順天堂大学医学部大学院博士課程中退.医学博士
    ドイツマールブルク大学ウイルス学研究所客員研究員
    現在―厚生省国立感染症研究所ウイルス第三部研究員
    専門―感染免疫学,ワクチン学

    田代眞人(たしろ・まさと)
    1948年東京生まれ.
    東北大学医学部卒業.医学博士
    現在―国立感染症研究所ウイルス第三部部長,
       WHOインフルエンザ協力センター長,
       WHO 西大平洋地域SARSレファランス 
       検査室室長,WHO麻疹特別研究室室長
    専門―ウイルス学,感染症学
     
         
      ■目次  
         
      1 インフルエンザは「かぜ」とはちがう  
         毎年流行するインフルエンザ/「かぜ」とは別の病気/なぜ冬に流行る?/インフルエンザウイルスの発見/インフルエンザウイルスと細菌とのちがい/インフルエンザウイルスの構造/なぜ毎年流行するのか/インフルエンザの症状/強い増殖能力と伝播力/インフルエンザの感染病理機構/インフルエンザと細菌の相互共生/インフルエンザと合併症/インフルエンザ脳症/解明されつつある発症原因/小さないのち(インフルエンザ 脳症の会)/インフルエンザの治療  
         
      2 新型インフルエンザの脅威  
         新型インフルエンザの脅威/人獣共通感染症としての新型インフルエンザ/トリからヒトへウイルスが侵入するメカニズム/過去の新型インフルエンザ大流行/最近の新型――強毒型ウイルスの登場/強毒型ウイルスとは/いま新型インフルエンザが出現したら――想定される被害/医療体制はどうなるか/社会活動への影響/被害を最小限にとどめるためには/事前準備と行動計画/行動計画の必要性/わが国の新型インフルエンザ対策/WHOによる基本方針の再検討/動物インフルエンザに対する国際監視体制の検討/新型ワクチン政策の問題点/ワクチン接種対象と優先順位/日本の新型ワクチン製造/ワクチン緊急増産体制の確立/抗インフルエンザ薬の備蓄/どの薬をどのように備蓄するか/備蓄にはいくらかかるか/新型ウイルスの出現予測・早期検知方法の確立/日本における早期検知体制/地球インフルエンザ検査センター構想/国際協力の重要性/大流行対策の国際的な動き  
         
      3 インフルエンザワクチン  
         免疫/予防接種/インフルエンザ感染はワクチンで防げるのか/インフルエンザワクチンの開発史/ワクチン製法の進歩/日本のワクチン政策の変遷/集団接種から任意接種へ/ハイリスク群を対象に/ワクチンの効果と限界/効果への疑問と誤解/認識からくる誤解も/ワクチンはほんとうに「効かない」のか/一般的接種方法と効果/ワクチンの安全性/起こりうる副作用とは/判断のためには正確な理解を/現行ワクチンの製造方法/流行予測はどのように行われるか/ワクチン株の選定過程/WHO推奨株は「目安」  
         
      4 SARSの流行と対応――新たな感染症に挑む国際社会  
         新時代の感染症SARS/SARS感染拡大の経緯/謎の肺炎発生/たった一人からひろがった/広東省の肺炎もSARSだった/日本の国際協力と支援/初動対応が明暗を分けた/日本での対応体制の不備/どのような体制が必要か/わが国におけるSARS対策の進展/国際共同研究によるSARS病原体の究明/病原体同定までの過程/三候補から絞り込む/SARSコロナウイルスとは/SARSの臨床症状/症状・感染力には個人差が/検査・診断と施設管理/SARSの治療法/予防対策/国内侵入を防ぐ/SARSの危機管理例――愛知大学の対応/輸血および臓器移植における対策/新興感染症としてのSARS/SARSはどこから来たのか/地球レベルの対策を/SARS再流行を防ぐために/SARSとインフルエンザ/どうすれば識別できるのか/SARS対策としてインフルエンザワクチン接種を  
         
      5 成人麻疹  
         増えつつある大人のはしか/麻疹とはどんな病気か/日本は麻疹輸出国?/麻疹ウイルスは空気感染する/麻疹ウイルスの遺伝子型/麻疹ワクチンによる免疫は終生免疫ではない/成人麻疹の実態/成人麻疹はなぜ起こるのか?/症状はどのようなものか/「診断がつきにくい」という問題/成人麻疹の免疫抑制/妊婦の麻疹と新生児診断/麻疹ウイルスの感染源/対応をどうしたらいいのか?/ 日本に必要な麻疹対策とは  
         
      6 風疹と先天性風疹症候群  
         風疹とは/先天性風疹症候群の発見/先天性風疹症候群とは/日本における先天性風疹症候群の発見/先天性風疹症候群をめぐる問題―人工妊娠中絶/最良の予防はワクチン接種/ワクチン接種戦略/集団接種から個別接種へ/自発的なワクチン接種を/風疹ワクチン接種への願い  
         
       あとがき
    https://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0312/sin_k154.html

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  10. 感染症とたたかう
    ―― インフルエンザとSARS ――
    岡田 晴恵,田代 眞人

    ■新赤版 870
    ■体裁=新書判・並製・カバー・266頁
    ■品切重版未定
    ■2003年12月19日
    ■ISBN4-00-430870-4 C0247

    世界中を震撼させたSARS感染症.輸送や通信がグローバル化した今日,もはや感染症対策は個人でも一国の問題でもない.その中で,スペイン風邪など歴史上猛威をふるった,いわゆる新型インフルエンザの再出現が不幸にも確実視されている.感染症対策の最前線で働く著者らが,その影響予測と対策について提言をおこなう.
    https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/4/4308700.html

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  11. 著名なエイズ研究者が搭乗の可能性
    7月18日 12時50分

    国際エイズ学会によりますと、墜落したマレーシア航空の旅客機には、オーストラリアのメルボルンで20日から開かれる国際エイズ会議に出席するため、クアラルンプールを経由して現地に向かう予定だった人が搭乗していた可能性があるということです。

    国際エイズ学会の幹部はメルボルンで記者団に対して、「著名なエイズの研究者が乗っていたという情報もある。何人乗っていたかはまだ確認が必要だ」と述べました。また、オーストラリア政府によりますと、旅客機には少なくとも27人のオーストラリア国籍の人が乗っていたということです。
    アボット首相は18日朝、緊急の国家安全保障会議を開いた後、議会で演説し、旅客機は親ロシア派の武装勢力によって撃墜されたという認識を示しました。
    そのうえで、「国連安全保障理事会で真相究明のための調査を求める決議を採択するよう働きかけていきたい」と述べました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140718/k10013113381000.html

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  12. 「エイズ研究に衝撃」会議参加者の死を悼む
    7月19日 17時43分

    ウクライナ東部で撃墜されたマレーシア航空の旅客機に、20日からオーストラリアで開かれる国際エイズ会議に出席する世界的に有名なエイズの研究者など、少なくとも6人が搭乗していたことが確認され、会議の主催者はエイズの研究において大きな衝撃だと同僚の死を悼みました。

    オーストラリアのメルボルンで20日から開かれる国際エイズ会議を主催する国際エイズ学会のバレシヌシ会長は、20日に現地で記者会見を開き、少なくとも6人の出席予定者がウクライナ東部で撃墜されたマレーシア航空の旅客機に搭乗していたことを確認したと発表しました。
    この中には、オランダのエイズの研究者で国際エイズ学会の会長も務めたヨープ・ランゲ氏が含まれていたということです。
    ランゲ氏はエイズの発症を抑える治療法の1つである「抗レトロウイルス治療」の普及を進めた研究者として知られており、バレシヌシ会長は「昔からの友人や仲間を失ったことは非常につらく、エイズの研究において大きな衝撃だ」と同僚の死を悼みました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013143631000.html

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  13. 「後天性免疫不全症候群(AIDS)」と、「ヒト免疫不全レトロウイルス(HIV)」の因果関係と、創作捏造問題…

    疾患現象と病原体(病原ウイルス)のあやしげなインチキで医科様な関係…

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  14. エイズ学会6人の死亡確認 マレーシア機撃墜、百人は否定

     【シドニー共同】国際エイズ学会は19日、ウクライナで撃墜されたマレーシア機に搭乗し、オーストラリア・メルボルンで開かれるエイズ会議に向かっていた専門家らのうち、同学会のヨープ・ランゲ元会長ら6人の死亡が確認されたとウェブサイトで発表した。

     一方、オーストラリアのAAP通信によると、フランソワーズ・バレシヌシ会長は19日、搭乗していた専門家らの人数は一部メディアが報じた100人前後より大幅に少ないとの見方を示した。

     各国当局などに確認した結果、判明したのが6人という。会長は「まだ少し増えるかもしれないが、報道されているような数ではない」と述べた。

    2014/07/19 18:17 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201407/CN2014071901001639.html

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  15. 犠牲者に子供80人=「国外の夏休み」暗転-マレーシア機撃墜

     【キエフ時事】ウクライナ東部ドネツク州でマレーシア航空機が撃墜された事件で、現地メディアは18日、乗客乗員298人のうち約80人が子供だったと伝えた。夏休みを国外で楽しもうとした子供らが多数犠牲となった悲劇に衝撃が広がっている。
     ウクライナのテレビは、子供とみられる遺体や燃えるスーツケースなど、ドネツク州の事故現場を放映。インドネシアのガイドブック、現場で回収された多くの子供のパスポートなども映し出された。
     犠牲者の中には、オーストラリアで開かれる国際エイズ会議に出席予定だった関係者もいた。世界保健機関(WHO)のグレン・トーマス報道官が巻き込まれたことは、ウクライナでも大きく伝えられた。(2014/07/19-15:59)
    http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014071900172

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  16. 忘れられるエイズの恐怖、思い出させるスイスの激烈啓発“性的”ビデオ - 2014/7/20 ニュース:イザ!

     国連機関が7月、相次いでエイズウイルスに関連するデータを公表した。ひとつは感染者と死者数が減少傾向にあることで、もうひとつは同性愛男性の間で感染者が増加していること。啓発活動や抗ウイルス薬の普及を示している一方で、エイズへの関心が若い世代の間で薄れつつあることが背景にあるという。そんな中で、スイス政府が作成した感染予防のための啓発ビデオが話題となっている。多数の男女が抱き合い性行為に及ぶ内容だが、注目度は高い。その効果は-。

    ■若い世代は関心が薄く…

     国連合同エイズ計画は7月16日、世界のエイズウイルスの新たな感染者とエイズ関連の死者はともに減少傾向にあるとの報告書を公表した。また、13年の新たなHIV感染者は推定210万人で過去3年で13%減少。エイズ関連の死者も同150万人でピークだった05年に比べ35%減った。抗ウイルス薬や啓発活動の普及が背景にあるとみている。

     一方、国連の世界保健機関(WHO)は7月11日、同性愛男性の間で、HIV感染が増えていることを明らかにした。理由としてエイズへの関心の薄れを指摘している。

     その中でスイス政府が作成した啓発ビデオが注目を浴びている。

     スイス・インフォ(電子版)によると、ビデオは、保健局が作成し、タイトルは「LOVE LIFE No Regrets」(愛 生活 後悔しないために)。年間2百万フラン(約2億3千万円)もの予算をかけ、性病予防や、安全な性行為の必要を訴えている。
    http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/140720/wor14072010220008-n1.html

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  17.  動画投稿サイト「You Tube(ユーチューブ)」で流されている映像によると、数組の男女、同性愛者が裸になって性行為に及んでおり、これまでの30万回以上も再生されている。

    ■「均等な関係」か「エロティックな画像」か

     「(男女、同性愛者双方に)思いやりがあり、均等な関係を示している」

     保健局の担当者は、チューリヒ拠点のドイツ語日刊紙「ノイエ チャルヒャー ツァ イトゥング」に対し、そう強調した。刺激的な内容が耳目をひいており、キャンペーンとしては成功だと指摘する関係者もいる。

     実は、スイス政府は過去にも、フェンシングやアイスホッケーを裸で行う選手らのCMを放映。無防備な形で競技を行わないことと、エイズに無関心でいることを重ね合わせたのだといい、注目を浴びた。

     スイス・インフォによると、スイスのHIV感染者数は2012年に前年比15%増えたが、13年には同8%減少して575人となった。啓発活動は少しずつ効果を発揮している。

     一方で批判の声もある。

     ドイツ語圏のシュヴァイツ・アム・ゾンターグ(電子版)によると、免疫学者のベダ・スタッドラー氏は「性行為は連想させる。しかし安全な性行為をどう伝えようとしているのかがまったく分からない」と疑問を呈した。広告代理店の関係者も「エロティックな画像ではあるが、(感染予防のための)コンドーム使用という考えまでにはたどり着かない」と指摘している。「まるでポルノ映画」との批判もある。
    http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/140720/wor14072010220008-n2.html

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  18. ■爆発的な流行への対処とは…

     スイス・インフォは、ある財団の調査結果として、18~60歳の約80%は「セックスに非常に満足している」と伝えている。具体的には、約90%が過去12カ月のうちに性行為に及んだとし、約80%は性行為の相手が1人、3%は処女だった。回答者(1千人)のうち3分の2は自らの経験に後悔はなかったと答えている。

     一方で、スイスのHIV感染事例の4割が同性愛者だというデータもある。WHOは、同性愛男性の間での感染について「爆発的な流行」との見方をしている。

     スイス政府は、啓発ビデオ作成だけでなく、ホームページを作成し、「責任を持つ」「身体は自分で守る」「(性行為について)配慮する」などの賛意を問うている。今回の過激ビデオがどの程度、効果を発揮するのか注目される。

     日本では、大阪を含めHIV感染者、エイズ患者ともに増加傾向にあり、平成24年12月までに報告されたHIV感染者は計1万4706人。大阪市は1505人。エイズ患者は全国で6719人、大阪市は369人となっている。
    http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/140720/wor14072010220008-n3.html

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  19. 衆生の性行為をコントロールしたがるのは、いったいぜんたいどういう動機に基づいているのだろう…

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  20. 「キリスト教 姦淫」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99+%E5%A7%A6%E6%B7%AB

    「聖書 姦淫」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E8%81%96%E6%9B%B8+%E5%A7%A6%E6%B7%AB

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  21. 「モーセ 十戒 汝姦淫するなかれ」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BB+%E5%8D%81%E6%88%92+%E6%B1%9D%E5%A7%A6%E6%B7%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%82%8C

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  22. 「ヘブライズム 法思想」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%98%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%A0+%E6%B3%95%E6%80%9D%E6%83%B3

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  23. 撃墜機に養女、失踪機に兄弟…豪女性二重の悲劇
    2014年7月19日15時7分 読売新聞

     【クアラルンプール=児玉浩太郎】ウクライナ上空でマレーシア航空17便が撃墜されたとみられる事件で、義理の娘夫婦を失ったオーストラリア在住の女性ケイリーン・マンさんは、今年3月に消息を絶った同航空370便でも親族を失っており、二重の悲劇に見舞われた。

     AP通信によると、17便には、マンさんの義理の娘のマリー・リツクさんとその夫が搭乗。夫婦は1か月の欧州旅行から帰国する途中だった。今年3月に370便が失踪した際には、マンさんの兄弟のロッド・バロウズさんとその妻が搭乗していた。

     わずか4か月の間に繰り返された悲劇に、マンさんの兄弟のグレッグ・バロウズさんは「彼女は全てを奪われてしまった」と嘆いた。

     一方、マレーシア紙「ニュー・ストレーツ・タイムズ」(19日)などによると、墜落した航空機に搭乗したマレーシア人29人の中に、海外生活を終えて帰国の途についていた6人家族が含まれていた。

     「私たちの新しいヒジュラ(メッカからメディナへの移住)が始まります」――。イスラム教徒のアリザ・ガザリーさん(46)は、搭乗当日の17日、帰国の途をイスラム教の創始者、預言者ムハンマドによるヒジュラ(622年)になぞらえ、フェイスブックに書き込んでいた。メッセージには、アムステルダムのスキポール空港で撮影したとみられるスーツケースやバッグの写真が添えられていた。

     アリザさんは夫(48)との間に19~13歳の4人の子どもがいた。石油会社従業員の夫の転勤に伴い、カザフスタンに移住したのは3年前。夫のクアラルンプールの本社への異動が決まり、この日は家族そろって帰郷する途上だった。

     アリザさんは、断食明けの大祭を地元の親族らと過ごせることを楽しみにしていたという。アリザさんの母(72)は「これまでで最も悲しい大祭になる。娘もその家族も一瞬にして失ってしまった」と悲嘆に暮れた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140719-118-OYT1T50073

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  24. 暴力の犠牲に…エイズ研究者らをオバマ氏が追悼
    2014年7月19日16時10分 読売新聞

     【ワシントン=中島達雄】オバマ米大統領は18日、マレーシア航空17便が撃墜されたとみられる事件で、多くのエイズ研究者やその家族らが搭乗していたことに触れ、「命を救うために自分をささげていた人たちが、非常識な暴力行為の犠牲になった」と述べ、特別に追悼の意を示した。

     ホワイトハウスでの記者会見で「最後にひと言、コメントしたい」と切り出し、「世界の紛争や殺りくのまっただ中に、このような人々がいることを忘れてはならない。国際社会は正義の側に立つ」と強調した。

     研究者らはオーストラリア・メルボルンで20日から開かれる国際エイズ会議に出席するため、クアラルンプール経由でオーストラリアに向かっていた。

              ◇

     日本エイズ学会理事長代行の杉浦亙わたる・国立病院機構名古屋医療センター部長は、「今もリーダーシップをとっている方々が、起こらなくて済んだ出来事で命を落とした。本当に残念でいたたまれない」と話した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140719-118-OYT1T50063

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  25. マレー機、エイズ学会関係者が多数搭乗
    2014年7月18日11時37分 読売新聞

     【アムステルダム=三好益史】マレーシア航空は18日、乗客283人のうち242人の国籍を確認したと発表した。

     内訳は、オランダ154人、マレーシア28人、オーストラリア27人、インドネシア12人、英国9人、ドイツ4人、ベルギー4人、フィリピン3人、カナダ1人。残る41人は確認中。乗員15人は全員マレーシア人。乗客は当初280人としていたが、座席のいらない赤ちゃんが3人いたという。ロイター通信によると、ウクライナ政府当局者は、米国人23人が搭乗していたと語った。

         ◇

     国際エイズ学会は18日、ホームページ上で、多くの同学会関係者が搭乗していたと明らかにした。オーストラリア・メルボルンで20日に開かれるエイズの国際会議の出席者だという。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140718-118-OYT1T50068

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  26. 「ロシアからミサイル搬入 衛星写真ある」
    7月20日 20時24分

    ウクライナのポロシェンコ大統領は、19日、フランスのオランド大統領との電話会談で、「地対空ミサイルがロシアから運び込まれる様子を捉えた衛星写真がある」と述べ、マレーシア航空機を撃墜したのは親ロシア派の武装集団であることは疑いようがないと主張しました。

    ウクライナ大統領府によりますと、ポロシェンコ大統領は、フランスのオランド大統領との電話会談の中で、親ロシア派の武装集団が、マレーシア航空機の墜落現場からフライトレコーダーを持ち去ったほか、専門的な調査を妨害するなど、証拠隠滅を図っているとして非難したということです。
    そのうえで、ポロシェンコ大統領は、「証拠隠滅は無意味だ。地対空ミサイルがロシアから運び込まれる様子を捉えた衛星写真などの証拠がある」と述べ、撃墜したのは親ロシア派の武装集団であることは疑いようがないと主張しました。
    一方、オランド大統領は、地対空ミサイルがロシアから武装集団側に運び込まれたことが証明された場合、EU=ヨーロッパ連合が緊急の会合を開き、対応を話し合うという見通しを示したということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140720/k10013158421000.html

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  27. 米大統領「撃墜は親ロシア派の可能性高い」
    7月19日 5時33分

    マレーシア航空の旅客機がウクライナ東部で墜落したことについて、アメリカのオバマ大統領は地対空ミサイルで撃墜されたとしたうえで、親ロシア派の武装集団によって撃墜された可能性が高いという見方を示し、原因究明に向けた国際的な調査が必要だと強調しました。

    ウクライナ東部で17日、オランダのアムステルダムを出発しマレーシアのクアラルンプールに向かっていたマレーシア航空の旅客機が墜落し、乗客乗員の合わせて298人全員が死亡したとみられています。
    乗客のうち7割近くがオランダ人だったほか、オーストラリアでの国際エイズ会議に出席するためクアラルンプールを経由して現地に向かっていたエイズ研究者も数多く乗っていました。
    墜落の現場では旅客機の機体が散乱していて、これまでに181人の遺体が収容されています。
    この墜落を受けて、アメリカのオバマ大統領は18日、ホワイトハウスで声明を発表しました。
    この中でオバマ大統領は「旅客機は撃墜された」としたうえで、「アジアの航空会社の旅客機がヨーロッパの上空で破壊されるという地球規模の悲劇だ」と述べ、原因究明に向けた国際的な調査が必要だという考えを強調しました。
    そのうえで「これまで得られた証拠は、親ロシア派の武装集団が掌握する地域から発射された地対空ミサイルで旅客機が撃墜されたことを示している。親ロシア派の武装集団はこれまでにも、ウクライナの輸送機やヘリコプターを撃墜している」と述べ、旅客機は親ロシア派の武装集団によって撃墜された可能性が高いという見方を示しました。
    オバマ大統領はさらに、「親ロシア派はロシアの支援を受けて武装し、訓練を積んでいる」と述べ、親ロシア派の武装集団がロシアの支援によって航空機を撃墜する能力を備えていると指摘しました。
    そして、「国際的な調査を実施するためにも、ロシアと親ロシア派、そしてウクライナは直ちに停戦しなければならない」と述べたうえで、現場に残された証拠を保全し、国際的な調査に協力するよう求めました。

    ウクライナ内相「ミサイルがロシア方面に」

    ウクライナ内務省は、マレーシア機の撃墜に使われた地対空ミサイル「ブーク」が、トラックに載せられ、ウクライナ東部からロシアとの国境に向けて運ばれたとする映像を、ホームページで公開しました。
    映像は、18日早朝にひそかに撮影され、ミサイルのようなものを装着した「ブーク」とされる兵器を載せたトラックが、ルガンスク州の国境の町、クラスノドンを通ってロシアとの国境方面へ向かったとしています。
    これについて、アバコフ内相は、みずからのフェイスブックで「これが、マレーシア機を撃墜した地対空ミサイル、ブークだ」と断定しています。
    ウクライナの治安機関は、現在、この映像をもとに分析を行っているということです。
    これに対して、ロシア国防省は18日、「ブーク」だけでなく、ほかのいかなる武器も、ロシア領内には運び込まれていないとして否定しています。
    そして、墜落現場を射程範囲内におさめる地点に、ウクライナ軍の「ブーク」をはじめ地対空ミサイルが配備されていたとして、ウクライナ軍の関与を強く示唆しています。

    「ミサイル使用にロシアの支援不可欠」

    アメリカ国防総省のカービー報道官は18日の記者会見で、旧ソビエト製の地対空ミサイルの「ブーク」が、親ロシア派の武装集団が掌握するウクライナ東部のロシアとの国境付近から発射され、旅客機が撃墜されたという見方を示しました。
    カービー報道官は、誰がマレーシア航空の旅客機を撃墜したのかは、まだ分からないとしたうえで、「このミサイルは、技術的に高度なものだ。
    ロシアから何らかの支援なしに親ロシア派の武装集団が使ったとは信じがたい」と述べ、ミサイルを使用するには、ロシアの支援が必要だという認識を示しました。
    そして、「ロシアから親ロシア派の武装集団への支援が止まった兆候はない。
    実際には、ロシアは武装集団に武器や資金を提供し続け、武装集団は、ロシア人の戦闘員を自由にウクライナに入国させている」と述べ、ロシアの動きを注視する必要があるという考えを示しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013135441000.html

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  28. ウクライナ軍の輸送機撃墜 ロシアからミサイルか
    7月15日 7時19分

    ウクライナ政府は14日、親ロシア派の武装集団との戦闘が続く東部の国境近くで軍の輸送機が撃墜されたと発表し、ロシア側からミサイルが発射された可能性があるとの見方を示しました。

    ウクライナ政府は14日、東部のルガンスク州にあるロシアとの国境近くの町で兵士ら8人を乗せた軍の輸送機が撃墜されたと発表しました。
    ロシアの国営テレビが放送した映像には、ウクライナの国章がついた尾翼とみられる機体の一部の近くで、黒い煙が上がっている様子が確認できます。
    けが人がいるかどうかは分かっていませんが、武装集団は4人を拘束したと発表しました。
    ウクライナのヘレテイ国防相は「高度6500メートルを飛行する輸送機を武装集団が撃ち落とすことは困難だ」と述べたほか、国家安全保障・国防会議の報道官はロシア側からミサイルが発射された可能性があるとの見方を示しました。
    また、ポロシェンコ大統領は治安機関のトップとの会議で、「武装集団にロシアの将校が加勢している証拠がある」と述べて、ロシアを非難し、軍事作戦を強化するため東部地域に兵力を増強する姿勢を示しました。
    ロシア政府はこれまでのところ、公式な反応は示していません。
    ロシアとウクライナとの国境地帯では13日、砲弾がロシア側に着弾して市民1人が死亡し、ロシア政府が抗議するなど両国の応酬が激しさを増しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140715/k10013013821000.html

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  29. 米大統領が各国首脳に電話 ロシアへの対応検討
    7月19日 12時36分

    ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜されたことを受けて、アメリカのオバマ大統領はイギリスやドイツなどの首脳と電話で会談し、原因究明に向けた国際的な調査の実施の必要性を確認するとともに、制裁強化の可能性も含むロシアへのさらなる対応を検討することも話し合いました。

    ホワイトハウスによりますと、18日、オバマ大統領はイギリスのキャメロン首相やドイツのメルケル首相、それにオーストラリアのアボット首相と相次いで電話会談を行いました。
    この中で各国の首脳は、原因究明に向けて国際的な調査を直ちに実施する必要性を確認するとともに、墜落現場周辺を掌握する親ロシア派の武装集団に、調査団の安全の確保と証拠の保全を求めることで一致しました。
    オバマ大統領はまた、ロシアが親ロシア派の武装集団に武器を提供したうえ、停戦を実現させるための影響力を行使しなかったと非難し、ロシアが今後も事態の鎮静化に向けて行動を取らなければ制裁強化の可能性を含むさらなる対応を検討することも話し合ったということです。
    アメリカなど各国は国際的な調査の必要性を強調していますが、現場入りしたOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構の監視団が武装集団に妨害を受ける事態が早くも起きており、調査が確実に実施されるかどうか懸念が出ています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013139261000.html

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  30. ウクライナ大統領 各国に調査協力を要請
    7月19日 13時45分

    ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜されたことを受けて、ウクライナのポロシェンコ大統領は18日、オーストラリアとドイツ、それにイギリスの首相と相次いで電話会談し、原因究明のための調査に協力を求めました。

    ウクライナ大統領府によりますと、ポロシェンコ大統領は原因究明のための調査チームを設置したことを明らかにし、各国の首相に専門家の参加を要請しました。
    これに対してオーストラリアのアボット首相は、透明性の高い国際的な調査の重要性を強調したうえで、遺体の収容や機体の回収が安全に行われるよう協力する考えを示しました。
    またドイツのメルケル首相は、客観的な調査が行われるよう協力する姿勢を示したほか、イギリスのキャメロン首相は、可能な限り証拠を集めて国連の安全保障理事会に提出することが不可欠だと強調したということです。
    さらにポロシェンコ大統領は、今回の調査に、ICAO=国際民間航空機関やヨーロッパの航空管制を調整するユーロコントロールのほか、EU=ヨーロッパ連合の執行機関であるヨーロッパ委員会、それにアメリカのNTSB=国家運輸安全委員会を招へいしたことを明らかにしました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013140161000.html

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  31. マレーシア機撃墜 遺体収容と調査進まず
    7月20日 5時10分

    ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜されてから2日がたちましたが、遺体の収容を巡り、ウクライナ政府と親ロシア派が対立しているほか、原因究明に向けた国際的な調査が始まる見通しも立っておらず、犠牲者の出身国ではいらだちが募っています。

    10か国以上の298人を乗せたマレーシア航空機がウクライナ東部のドネツク州で撃墜されてから2日がたち、家族などから、遺体の収容や原因究明を求める声が高まっています。
    ウクライナ政府はハリコフ州に新たに「危機対策センター」を立ち上げ、遺体の収容や身元の確認を行うとしていますが、墜落現場の周辺地域を実効支配する親ロシア派は、遺体をドネツク州南部の都市に運ぶと主張し、対立しています。
    19日、NHKの取材班がハリコフ州で取材をしたところ、現場から遺体が運び込まれたという情報はなく、身元を確認して遺体を遺族のもとに返せる見通しは立っていません。
    また、ウクライナ政府は各国政府などと協力して原因究明を行う考えを示していますが、その準備のために現地に入ったOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構の監視団も活動範囲を制限され、国際的な調査をいつ始められるかは不透明なままです。
    こうしたなか、旅客機に193人が搭乗していたオランダは、ティマーマンス外相が19日、ウクライナのポロシェンコ大統領と会談し、亡くなった人たちが適切に扱われていないと憤りを示し、「このような事態にオランダの国民は激しい怒りを抱いている」と対応を迫りました。
    ウクライナ国内の混乱で遺体の収容や調査が進まない現状に、各国ではいらだちが募っています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140720/k10013149761000.html

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  32. マレー機 ICAO主導の委員会が調査を
    7月20日 7時17分

    ドイツのメルケル首相とロシアのプーチン大統領は、19日、電話会談を行い、ドイツ首相府によりますと、両者は共に、ウクライナ東部で撃墜されたマレーシア航空機について、ICAO=国際民間航空機関が主導する国際的で独立した委員会が調査を行うべきだという認識を示しました。

    そして、調査団が墜落現場に速やかに入れるよう、関係する当事者に協力を求める立場で一致したということです。
    また、メルケル首相は、ウクライナ東部の停戦に向けて、プーチン大統領が親ロシア派に対して影響力を行使するよう改めて求めました。
    プーチン大統領は、停戦に向けてウクライナ政府やOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構、それに、ロシアの代表が協議する必要があるとの考えは受け入れたということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140720/k10013150491000.html

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  33. マレー機撃墜受け 米ロ外相が電話会談
    7月20日 7時17分

    ウクライナ東部でマレーシア航空機が撃墜されたことを受けて、アメリカのケリー国務長官は19日、ロシアのラブロフ外相と電話で会談しました。

    この中で、ケリー国務長官はロシアに対し、親ロシア派の武装集団に武器や人員を提供するのをやめ、ウクライナ政府と停戦に向けた対話を始めるよう親ロシア派に働きかけるなどして事態の鎮静化に向けた具体的な行動を直ちに取るよう強く求めました。
    さらに、原因究明に向けた国際的な調査を求める声が国際社会から高まっていることを強調したうえで、親ロシア派とみられる武装集団がOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構の監視団の活動を制限していることや、遺体や証拠となりうる機体の残骸などを勝手に動かしているという報道に強い懸念を示したということです。
    これに対し、ロシア外務省は、透明性の高い独立した国際調査を実施する必要性に同意したほか、調査に当たる専門家グループが墜落現場に入れるよう関係する当事者に求めることで一致したなどとしています。
    この電話会談に先立ち、アメリカのオバマ大統領は18日、親ロシア派の武装集団によって撃墜された可能性が高いとの見方を示しましたが、これについて、ケリー国務長官とラブロフ外相の間でやり取りがあったかどうかは明らかになっていません。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140720/k10013150501000.html

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  34. 親ロシア派が遺体の捜索制限 批判強まる
    7月20日 12時17分

    ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜された現場では、周辺地域を支配する親ロシア派の武装集団が、ウクライナ政府による遺体の捜索活動を制限していることから、ロシアに対し、武装集団に影響力を行使するよう求める声が強まっています。

    10か国以上の乗客乗員298人を乗せて、オランダからマレーシアに向かっていたマレーシア航空の旅客機は、ウクライナ東部ドネツク州の上空で17日、撃墜され、ウクライナ政府は、これまでに186人の遺体を確認したと発表しました。
    しかし、現場周辺を支配する親ロシア派の武装集団は、ウクライナ政府の捜索活動を制限していて、政府が身元の確認などの拠点に指定した東部のハリコフに、遺体が運び込まれたという情報はありません。
    旅客機に27人が搭乗していたオーストラリアのシドニーでは、日本時間の20日午前9時半からアボット首相も参加して、犠牲者の追悼式典が開かれました。
    式典に先立ちアボット首相は、「墜落現場で通常行われるはずの作業が全く行われていない」と述べて、遺体の収容が進んでいないことに不満をあらわにしました。
    また、乗客の中で最も多い193人が搭乗していたオランダは、ルッテ首相が19日、ロシアのプーチン大統領と電話で会談し、遺体の収容が円滑に進むよう、親ロシア派に対して直ちに影響力を行使すべきだと強く迫るなど、ロシアへの批判の声が一層高まっています。

    オランダとロシアの首脳 電話で激しいやり取り

    マレーシア航空機の撃墜で、最も多い193人の犠牲者が出たオランダのルッテ首相が19日、記者会見し、遺体の収容や調査が進まない現状についてロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、激しいやり取りを交わしたことを明らかにしたうえで、「プーチン大統領には今こそロシアが協力する意志があることを世界に示す最後のチャンスだと伝えた」と述べ、ロシアに対し親ロシア派に影響力を行使するよう強く求めました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140720/k10013153551000.html

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  35. ロシア 影響力行使の動き見せず
    7月20日 18時40分

    ウクライナ東部で、マレーシア航空の旅客機が撃墜された事件で、各国からロシアに対して親ロシア派の武装集団への影響力を行使するよう求める声が強まっていますが、ロシア政府は、今のところ具体的な行動は見せておらず、遺体の確認作業などには依然大きな進展が見られていません。

    乗客乗員298人を乗せてオランダからマレーシアに向かっていたマレーシア航空の旅客機は、ウクライナ東部ドネツク州の上空で17日、撃墜され、全員が死亡したとみられています。
    ウクライナ政府は、380人の捜索隊が現地で活動しているものの、800人を超える親ロシア派の武装集団がいて、真相解明や遺体の収容活動が妨害されていると主張しています。
    こうした状況に、最も多い193人が搭乗していたオランダのルッテ首相は19日、ロシアのプーチン大統領と電話で会談し、親ロシア派に対して直ちに影響力を行使すべきだと強く迫るなど親ロシア派の後ろ盾となってきたロシア政府に対する批判が強まっています。
    こうしたなかで、犠牲者の遺体の収容や原因究明を指揮するためウクライナ政府が東部のハリコフ州に設置した「危機対策センター」で会見が行われ、冷凍車両を墜落現場の付近に待機させ、遺体の搬送準備を進めていることを明らかにしました。
    また、ウクライナ政府は、親ロシア派の武装集団が墜落現場から運び出した遺体について、政府側に引き渡すことで、親ロシア派とおおむね合意したと発表しました。
    しかし、最終的に遺体をいつ、どこに搬送するかなど具体的なことは明らかになっておらず、家族による身元の確認が順調に進むかどうか、依然不透明な情勢です。
    こうしたなかで、今後、各国からロシアへの批判がさらに強まることも予想されます。

    ナジブ首相の親族も死亡

    撃墜されたマレーシア航空機の乗客の中に、マレーシアのナジブ首相の親族も含まれていることが分かり、衝撃が広がっています。
    これはナジブ首相が自身のツイッターで明らかにしたもので、「私はマレーシア航空17便に搭乗していた方たちの家族と悲しみを共有します。私の義理の祖母も乗客の1人でした」とつづっています。
    撃墜された旅客機には乗員を含む43人のマレーシア人が搭乗していて、ナジブ首相の親族も含め、犠牲者の家族の多くはクアラルンプール近郊のホテルに待機して、捜索の状況など現地からの情報を待っているということです。
    20日、このホテルにはマレーシアの閣僚も訪れ、犠牲者の家族に面会して慰めのことばをかけていました。
    遺族たちは涙を流しながら、できるだけ早く犠牲者の遺体を家族の元へ戻すよう働きかけを求めたということです。

    国際エイズ会議でも追悼

    エイズに関する最新の研究や対策などについて話し合う国際エイズ会議が20日からオーストラリアで始まり、この会議に向かう途中にマレーシア航空機の撃墜で犠牲になった研究者らを追悼しました。
    国際エイズ会議は、世界各地のエイズ研究者をはじめ政府やNGOの関係者などが参加して2年に1度開かれるもので、20日からオーストラリアのメルボルンで始まりました。
    日本時間の20日午後6時すぎから行われた開会式では、ウクライナ東部で撃墜されたマレーシア航空機に搭乗していた研究者や国際機関の職員など会議に出席する予定だった6人の犠牲者について、エイズ撲滅に尽くした功績をたたえたあと、出席者全員が立ち上がって黙とうしました。
    犠牲となった6人の中には、WHO=世界保健機関でエイズと結核の合併症の対策に取り組んでいた職員も含まれていて、WHOの中谷比呂樹事務局長補は、「彼の遺志を継いで、エイズと結核の合併症による死亡への対策づくりを進めたい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140720/k10013157211000.html

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  36. 中谷比呂樹・WHO事務局長補
    「彼の遺志を継いで、エイズと結核の合併症による死亡への対策づくりを進めたい」

    「エイズと結核の合併症」…

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  37. 米ケリー長官 地対空ミサイルはロシアが提供
    7月21日 11時41分

    ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜された事件について、アメリカのケリー国務長官は、撃墜に使われた地対空ミサイルは、ロシアが親ロシア派の武装集団に提供したものだという見方を示し、EU=ヨーロッパ連合と共に、ロシアへの圧力を強めていく考えを強調しました。

    アメリカのケリー国務長官は20日、アメリカのABCやNBC、それにCNNなど、テレビ局5社のインタビューに応じました。
    この中でケリー長官は、数週間前に親ロシア派武装集団にロシアからロケットの発射装置を含む車両150台分の武器が引き渡されたという情報を把握しているとしたうえで、地対空ミサイルが発射され、飛行した軌跡の画像や、武装集団のメンバーが地対空ミサイルの発射について話している会話の傍受記録やソーシャルメディアの記録を入手していることを明らかにしました。
    そのうえで、旅客機の撃墜に使われた地対空ミサイルについて、「最終的な結論は下していないが、ロシアから運び込まれたことを裏付ける十分な状況証拠がある」と述べ、ロシアが親ロシア派の武装集団に提供したものだという見方を示しました。
    そしてケリー長官は、「今回の旅客機の撃墜は、ロシアに融和的だったヨーロッパへの重大な警告だ」と述べ、EU=ヨーロッパ連合がロシアに対して、より厳しい制裁を科すよう求め、アメリカとして、EUと共にロシアへの圧力を強めていく考えを強調しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140721/t10013165431000.html

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  38. オランダ首相 遺体収容へ専門家派遣
    7月21日 12時40分

    ウクライナ東部で撃墜されたマレーシア航空機を巡り、乗客192人が犠牲になったオランダのルッテ首相は20日、記者会見を開き、遺体の収容や身元確認のため専門家をウクライナに派遣することを明らかにしました。

    この中でルッテ首相は、ウクライナ政府が東部のハリコフに設置した遺体の収容や、原因究明を指揮する危機対策センターに言及し、「専門家を軍用機でハリコフに派遣する」と述べ、オランダ政府として専門家を現地に派遣し、一刻も早く遺体を収容して身元を確認したい考えを示しました。
    さらに、ウクライナ東部の現場に監視団を派遣しているOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構について、「現地で親ロシア派と交渉している。すべての努力は、遺体をウクライナの支配地域に運ぶことに向けられている」と述べ、遺体の収容に向けて、OSCEが親ロシア派と交渉を進めていることを明らかにしました。
    これに関連してルッテ首相は、遺体を速やかに母国に帰還させるよう国連で協議するため、ティマーマンス外相がニューヨークを訪問することを明らかにしました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140721/k10013165991000.html

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  39. 豪首相 ロシアは撃墜原因調査に協力を
    7月21日 13時24分

    マレーシア航空機の撃墜に関連して、オーストラリアのアボット首相は21日の記者会見で、「ロシアのプーチン大統領を自分のことばに忠実に行動させることができるか試されている」と述べ、ロシアは原因究明のための調査に協力すべきだという考えを重ねて強調しました。

    撃墜されたマレーシア航空機には27人のオーストラリア国籍の人が搭乗していましたが、オーストラリアのメディアは、永住権を持つほかの国籍の人も合わせると40人近くが自宅に戻る途中だったとして、21日も各テレビ局がトップニュースとして伝えています。オーストラリアのアボット首相は21日、記者会見し、日本時間の21日未明、ロシアのプーチン大統領と電話で会談し、マレーシア航空機の撃墜への対応について協議したことを明らかにしました。アボット首相は墜落現場を荒らさないことと、速やかに遺体を収容することを望むとしたうえで、プーチン大統領から何らかの前向きな発言があったことを示唆しながら、「プーチン大統領を自分のことばに忠実に行動させることができるかが今、試されている」と述べ、原因究明のための調査に協力すべきだという考えを重ねて強調しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140721/t10013166761000.html

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  40. 旅客機撃墜 安保理で原因究明求める決議へ
    7月21日 15時52分

    ウクライナ東部で、マレーシア航空の旅客機が撃墜された事件を巡って、国連の安全保障理事会では、原因の究明に向けて国際的な調査を行い、各国に協力を求める決議が、日本時間の22日未明に採択される見通しです。

    マレーシア航空の旅客機が17日、ウクライナ東部の上空で撃墜され、乗客乗員298人全員が死亡したとみられる事件では、ウクライナ政府が現地で事故原因の調査や遺体の収容を試みているものの、親ロシア派の武装集団の妨害を受け、作業が進んでいないと主張しています。
    こうしたなか、国連の安全保障理事会では、多くの国民が犠牲になったオーストラリアが提出した決議案が21日午後(日本時間の22日未明)に採決にかけられる見通しです。
    決議案は、親ロシア派の武装集団に対し、事件現場へのアクセスを保障するよう求めているほか、原因の究明に向けて国際的な調査を行い、各国に協力を求める内容になるとみられます。
    また、決議案は、国際的に批判されているロシアを非難する内容とはならず、ロシアのチュルキン国連大使も20日、決議案を支持する姿勢を示していることから、全会一致で採択される見通しです。ただ、決議が採択されても、武装集団がどこまで協力するのかは未知数で、実際に現場の状況が改善され、国際的な調査が順調に進むかどうか、なお予断を許さない情勢です。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140721/k10013169451000.html

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  41. マレーシア 遺体の収容進まずいらだち
    7月21日 19時01分

    マレーシア航空機が撃墜された事件について、マレーシアでは、リャオ運輸相が国際的な合同調査チームが現場に入れないことに対して懸念を示す声明を発表するなど、犠牲者の遺体の収容作業が進まないことにいらだちが高まっています。

    撃墜されたマレーシア機を巡って、マレーシア政府は国際的な調査に参加させるため専門家や遺体の捜索などを行うチームをウクライナに派遣しましたが、親ロシア派の武装集団が掌握している東部の墜落現場には、まだ入れていません。事件の対応を協議するため、ウクライナの首都キエフを訪れているマレーシアのリャオ運輸相は20日、声明を発表し、「ウクライナ政府が現場周辺での国際調査チームの安全を保障できないと言っている」と述べました。
    そのうえで、「国際調査チームが現場に入れないことに深い懸念を抱いている。調査や遺体の捜索などを行う国際的なチームが、現場へのアクセスを妨害されないことが絶対に必要だ」と述べて、親ロシア派の武装集団に対し、速やかに調査を受け入れるよう改めて求めました。
    マレーシアでは市民の間で、いまだに犠牲者の遺体の収容作業などが進まないことへのいらだちが高まっており、58歳の男性は「亡くなった人たちを思うと泣きそうになります。犠牲者の遺体が早く家族のもとに戻ってきてほしい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140721/k10013172331000.html

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  42. ロシア大統領「政治利用すべきでない」
    7月21日 19時01分

    ウクライナ東部でマレーシア機が撃墜された事件で、親ロシア派の後ろ盾となってきたロシアへの批判が高まるなか、プーチン大統領は、異例のビデオメッセージを出し、「この悲劇を政治的な目的のために利用する権利は誰にもない」と述べて、欧米各国に反論しました。

    ロシアのプーチン大統領は21日未明、マレーシア航空機の撃墜について異例のビデオメッセージを発表しました。
    この中でプーチン大統領は「われわれは、すべての当事者に流血をやめ、交渉のテーブルに着くよう求めてきた。戦闘が再燃していなければ、この悲劇は起きなかった」と述べ、ウクライナ政府と親ロシア派の武装集団との対立が、事件の引き金になったと主張しました。さらに、欧米各国が、旅客機を撃墜した可能性が指摘される親ロシア派の後ろ盾となってきたロシアを批判していることについて、「この悲劇を政治的な目的のために利用する権利は誰にもない」と述べて、反論しました。
    そして、墜落の原因究明のための国際調査について、「ICAO=国際民間航空機関の指導の下、専門家のチームで作業する必要がある。そのための安全の確保に全力を尽くす」と述べ、協力する姿勢を強調しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140721/k10013172341000.html

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  43. 旅客機撃墜 中国は肩入れ避ける
    7月21日 19時01分

    ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜された事件について、ウクライナや欧米各国と、ロシアが対立を深めるなか、中国は一方に肩入れしているような印象を与えるのを極力避けようという構えです。

    マレーシア航空機の撃墜事件を巡っては、欧米各国とウクライナが「現場周辺の地域を掌握する親ロシア派の武装集団が関与した」として、ロシアに対する非難を強める一方で、ロシアは「領空の安全を確保する責任はウクライナ側にあった」としており、双方の対立が深まっています。
    こうしたなか、中国の習近平国家主席は訪問先のアルゼンチンで18日、「公正かつ客観的な調査を行い、できるかぎり早く真相を明らかにすべきだ」と表明しました。同じ日に開かれた国連安全保障理事会の緊急会合で劉結一国連大使も「当面の重点は真相の解明だ。真相が明らかになるまでは、各国とも主観的な推測で断定したり、互いに非難し合ったりしないほうがよい。独立した公正かつ客観的な調査が行われることをわれわれは支持する」と述べました。
    中国は少数民族問題や台湾問題などを抱え、領土の保全を「核心的利益」と位置づけていて、ウクライナ情勢を巡っても領土の保全が尊重されるべきだとしています。一方で、「ウクライナの危機は複雑な歴史的経緯に関連している」と繰り返し指摘し、ロシアの立場にも理解を示しています。
    中国は今回の撃墜事件でも、公正な調査を求める姿勢を強調することで、一方に肩入れしているような印象を与えるのを極力避けようという構えです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140721/k10013172321000.html

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  44. ウクライナ駐日大使 ロシアの責任追及も
    7月21日 19時18分

    ウクライナのハルチェンコ駐日大使は21日、都内で記者会見し、マレーシア機が撃墜された事件について、可能なかぎり証拠を集め、国際的な司法の場でロシアの責任を追及する可能性を示唆しました。

    この中で、ハルチェンコ駐日大使は、「われわれは、ロシアが撃墜を支援した証拠をいくつも持っている」としたうえで、今回の撃墜事件に使用された地対空ミサイル「ブーク」について、「ロシアから運ばれたもので、ウクライナ東部の親ロシア派の武装集団が、ミサイルの専門家の力を借りて発射したものだ」と指摘しました。
    そのうえで、ハルチェンコ駐日大使は、ウクライナとしては原因究明を巡る調査と合わせて可能なかぎり証拠を集め、ICC=国際刑事裁判所など国際的な司法の場で、ロシアの責任を追及する可能性を示唆しました。
    また、ハルチェンコ駐日大使は「親ロシア派の武装集団がマレーシア機の飛行データを記録したフライトレコーダーを回収し、保管している」と述べ、親ロシア派が撃墜の証拠を隠蔽しようとしているとして非難しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140721/k10013172591000.html

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  45. 旅客機撃墜 ドネツクで再び戦闘で影響懸念
    7月21日 19時18分

    ウクライナ東部で、マレーシア航空の旅客機が撃墜された事件で、欧米各国と、親ロシア派の後ろ盾になってきたロシアの対立が深まるなか、東部の中心都市ドネツクでは、再び戦闘が起き、遺体の引き渡しなどへの影響が懸念されます。

    乗客乗員298人を乗せてオランダからマレーシアに向かっていたマレーシア航空の旅客機は、ウクライナ東部ドネツク州の上空で、17日、撃墜され、全員が死亡したとみられています。
    アメリカのケリー国務長官は20日、テレビ局のインタビューの中で、旅客機の撃墜に使われた地対空ミサイルは、ロシアが親ロシア派の武装集団に提供したものだとの見方を示し、改めてロシアを批判しました。
    これに対し、ロシアのプーチン大統領は21日未明、異例のビデオメッセージを発表し、「この悲劇を、政治的な目的のために利用する権利は誰にもない」と反論しました。
    一方、ウクライナ東部のハリコフには、オランダやオーストラリア、それにドイツなど5か国の専門家、合わせて31人が、ハリコフに到着しました。
    このうちの1人は、「遺体を本国に送り届けるために来た」と話していましたが、墜落現場からおよそ80キロに位置するドネツク市では21日朝、ウクライナ軍と親ロシア派の武装集団の間で戦闘が起き、国際調査に影響が出ることが懸念されます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140721/k10013172531000.html

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  46. 親露派司令官「ブラックボックスとにかく隠せ」
    2014年7月21日20時4分 読売新聞

     【キエフ=工藤武人】ウクライナ治安当局は20日、親露派の司令官が墜落現場の作業員に対し、飛行データを記録した「ブラックボックス」を直ちに見つけて隠すよう指示する通話内容を公開した。

     ウクライナ政府は「ロシアは証拠隠滅を図ろうとしている」と非難した。

     動画サイト「ユーチューブ」に公開されたのは、武装集団の「ボストーク(東)」部隊の司令官と、現場で遺体や機体の残骸の回収作業にあたっている武装集団側の作業員との3度の会話。撃墜翌日の18日夕に交わされたとしている。司令官はこの中で、「だれがブラックボックスを持っているのか」と繰り返し質問。まだ見つかっていないと答えた作業員に、「急げ。非常事態だ。モスクワが所在に強い関心を持っている。直ちに報告せよ」と焦った様子で迫っている。

     約15分後の別の作業員との会話では、「現場で見つけたものは全て、他人の手に渡ることがないようにしてくれ」と要請。この50分には、「ブラックボックスを確保したらとにかく隠せ」と指示した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140721-118-OYT1T50078

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  47. WHO、世界で肥満児が増加傾向 25年に1・6倍の7千万人

     【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は22日までに、過体重または肥満の乳幼児(0~5歳)が世界的に増加傾向にあり、2012年の4400万人から25年には約1・6倍の7千万人に達する可能性があるとの報告書を発表、対策を急ぐよう各国に促した。

     1990年は3100万人だった。発展途上国での増加が目立ち、アフリカでは90~12年に400万人から1千万人へ2・5倍に増えた。

     幼児期に肥満になればその後も肥満のままの傾向が強く、糖尿病や心臓疾患などを若いうちに発症するリスクを高めるという。

    2014/07/22 17:31 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201407/CN2014072201001834.html

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  48. 「JR福知山線脱線事故」
    https://www.google.co.jp/search?q=JR%E8%A5%BF%E6%97%A5%E6%9C%AC+%E7%A6%8F%E7%9F%A5%E5%B1%B1%E7%B7%9A+%E8%84%B1%E7%B7%9A%E4%BA%8B%E6%95%85

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  49. 「置石」…
    https://www.google.co.jp/search?q=JR%E8%A5%BF%E6%97%A5%E6%9C%AC+%E7%A6%8F%E7%9F%A5%E5%B1%B1%E7%B7%9A+%E8%84%B1%E7%B7%9A%E4%BA%8B%E6%95%85+%E7%BD%AE%E7%9F%B3

    「ブレーキ」
    https://www.google.co.jp/search?q=JR%E8%A5%BF%E6%97%A5%E6%9C%AC+%E7%A6%8F%E7%9F%A5%E5%B1%B1%E7%B7%9A+%E8%84%B1%E7%B7%9A%E4%BA%8B%E6%95%85+%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AD+%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3

    「ブレーキの謎」
    https://www.google.co.jp/search?q=jr%E8%A5%BF%E6%97%A5%E6%9C%AC+%E7%A6%8F%E7%9F%A5%E5%B1%B1%E7%B7%9A+%E8%84%B1%E7%B7%9A%E4%BA%8B%E6%95%85+%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%81%AE%E8%AC%8E

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    1. 福知山線事故 JRが現場保存案を提示
      7月25日 21時51分

      107人が死亡した9年前のJR福知山線の脱線事故で電車が衝突したマンションについて、JR西日本は一部を保存する案を作成し、25日から遺族などに説明を始めました。

      平成17年4月に兵庫県尼崎市のJR福知山線で起きた脱線事故では、電車がカーブを曲がりきれずにマンションに衝突し、107人が死亡、562人がけがをしました。
      JR西日本はこれまでに衝突したマンションを買い取ったうえで、遺族にアンケートをするなどして保存方法を検討してきました。
      JR西日本が今回、作成した案は、9階建てのマンションのうち事故の痕跡が激しく残る1階部分はすべて残したうえで、4階部分までを階段状に残すとしています。
      また電車が脱線した付近からマンションまでの全体を大きな屋根で覆うとともに、マンションの東側には事故の概要や犠牲になった人の名前を刻む慰霊碑を設けるとしています。
      JR西日本はこの案を25日から遺族などに説明し始めていて、「保存・整備の在り方についていろいろな意見があるなかでできるだけ多くの方に理解いただけるよう説明を尽くしていきたい」としています。
      JR西日本は今回の案に対する意見を集めたうえで年内に改めて遺族などへの説明会を開き最終的な案をまとめたい考えです。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140725/k10013301301000.html

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  50. 【医学】「悲しい一日」学会が声明 世界のエイズ研究に衝撃走る=マレーシア機墜落で [2014/07/18]
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1405699304/83n-

    83 :名無しのひみつ@転載は禁止:2014/07/20(日) 16:28:36.58 ID:ZBjF1Wdv
    JAL123便はTRONの開発者チームが乗ってて全滅した
    今となってみればあれはCIAの陰謀だったのかもしれない

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  51. 撃墜事件 米大統領「徹底調査へ蘭と協力」
    7月23日 6時25分

    ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜された事件を受けて、アメリカのオバマ大統領は22日、ワシントンにあるオランダ大使館を訪れ、哀悼の意を表したうえで、真相究明のため徹底した調査が行われるよう協力していく考えを強調しました。

    アメリカのオバマ大統領は、ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜された事件で、22日、最も多くの犠牲者が出たオランダの大使館を訪れ、記帳して哀悼の意を表しました。
    そして、記者団に対して「適切な調査が確実に行われるよう、オランダと共に取り組むつもりだ」と述べ、真相究明のため徹底した調査が行われるよう協力していく考えを強調しました。
    また、ホワイトハウスのアーネスト報道官は記者会見で、乗客乗員の遺体やフライトレコーダーなどが親ロシア派の武装集団から引き渡されたことについて評価しながらも、親ロシア派が国際的な調査に十分協力しているとは言えないとして、ロシアが親ロシア派に影響力を行使するか注視していく考えを示しました。
    そのうえで、EU=ヨーロッパ連合がロシアへの制裁を強化した場合には歓迎するとし、アメリカとしても追加制裁を検討していく立場を改めて示しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140723/k10013211511000.html

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  52. ロ大統領 制裁の動きには対抗
    7月23日 7時17分

    ロシアのプーチン大統領は、マレーシア航空機の撃墜事件を巡って国際社会の圧力が強まるなか、安全保障会議を開き、欧米の要求に応じて、ウクライナの親ロシア派に影響力を行使する姿勢を示す一方で、ロシアへの制裁を強める動きには対抗する考えを強調しました。

    ロシアのプーチン大統領は22日、モスクワで主要な閣僚らを集めて、対外政策などを協議する安全保障会議を開きました。
    この中で、プーチン大統領は、欧米から旅客機の撃墜事件への関与が指摘されているウクライナ東部の親ロシア派について、「影響力を行使するよう求められているが、できることはもちろん行う」と述べ、真相解明に向けた国際的な調査に協力するよう働きかける姿勢を示しました。
    また、ウクライナ政府に対しては、「調査を行う間は、いかに短い期間であっても停戦すべきだ」と述べ、東部での軍事作戦の停止を求めました。
    その一方で、国際社会でロシアの立場を弱めようとする企てがあると指摘し、「ロシアは、相応の対応をしていく」と述べました。
    さらに、NATO=北大西洋条約機構がロシアとの国境近くで活動を活発化させているとして、ロシアが一方的に編入したクリミアなどで、軍事力を強化する方針を示しました。
    プーチン大統領としては、ウクライナ東部の混乱の収束に協力する姿勢を示す一方で、ロシアへの制裁を強める動きには対抗する考えを強調し、欧米をけん制したものとみられます。

    「ウクライナは欧米の手下」

    マレーシア航空機の撃墜を巡って欧米とロシアとの溝が深まるなか、プーチン大統領の側近のパトルシェフ安全保障会議書記は22日、「ウクライナは欧米の手下だ」と強く非難しました。
    これは、プーチン大統領も出席した安全保障会議で発言したもので、パトルシェフ氏は、「ウクライナ政府は国としての独立性や意思決定を失いつつあり、ただ、欧米の指示に従うだけだ」と述べました。
    パトルシェフ氏の発言は、マレーシア機の撃墜を巡って、ロシアに対する欧米からの圧力が強まるなか、欧米を後ろ盾とするウクライナ政府を強く非難し、欧米をけん制したものとみられます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140723/k10013207671000.html

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  53. みんな浅尾代表 ロ大統領訪日は慎重対応を
    7月23日 10時35分

    みんなの党の浅尾代表は訪問先のアメリカで記者会見し、日本とロシアの両政府が調整していることし秋のプーチン大統領の訪日について、マレーシア航空機の撃墜事件を踏まえ、慎重に対応する必要があるという考えを示しました。

    アメリカを訪れているみんなの党の浅尾代表は22日、ワシントンで民主党のケネディ下院議員やシンクタンクの有識者らと会談し、ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜された事件などを巡って意見を交わしました。
    このあと浅尾代表は記者会見し、会談で、日ロ両政府が調整していることし秋のプーチン大統領の日本訪問について、アメリカの有識者から「ロシアのプロパガンダなどに利用されてはいけないタイミングもある。今の状況が続くなら、適切ではない可能性がある」という指摘があったことを明らかにしました。
    そのうえで浅尾代表は「厳しい状況になった。今後のロシア側の対応に国際社会が満足できれば、秋のプーチン大統領の訪日は否定すべきものではないが、満足できず、さらなる制裁を科すということになったときには、相当注意深くしないと国際社会とそごが生じる」と述べ、慎重に対応する必要があるという考えを示しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140723/k10013213271000.html

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  54. ロシア関与の可能性を示唆 米紙が写真
    7月23日 17時29分

    マレーシア航空機の撃墜を巡り、アメリカの新聞は、ロシアの関与の下、親ロシア派の武装集団が地対空ミサイルを使って航空機を撃墜した可能性を指摘するアメリカの情報当局の衛星写真などをインターネットに掲載しました。

    これは、アメリカの有力紙、ワシントン・ポストが22日の電子版で、アメリカの情報機関を統括する国家情報長官室の資料だとして伝えたものです。
    このうちの資料の1つは、マレーシア航空機の飛行経路と残骸の飛び散った範囲、さらにアメリカ政府がセンサーで追尾していた地対空ミサイルの飛行経路から、ミサイルが発射された場所は親ロシア派の武装集団の支配地域だと分析しています。
    さらに別の資料では、インターネット上に投稿された、地対空ミサイル「ブーク」がロシアとの国境に向けて移動する写真と、当時国境を越えたロシア軍の基地で活発な動きがあったことを示す衛星写真などを使って、今回の撃墜にロシアが関与している可能性を示唆しています。
    またワシントン・ポストは、情報当局の高官の話として、当時ウクライナ政府は航空機を射程に収める地域に地対空ミサイルを配備していなかったとして、航空機を撃墜したのは親ロシア派の武装集団だと指摘しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140723/k10013229191000.html

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  55. 遺体乗せた輸送機 オランダに向け出発
    7月23日 19時24分

    ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜された事件で、亡くなった乗客乗員の遺体を乗せた最初の輸送機が日本時間の23日午後6時前、東部のハリコフからオランダに向けて出発しました。

    ウクライナ東部で起きたマレーシア航空機の撃墜事件では、乗客乗員298人全員が死亡し、遺体は東部のハリコフに運ばれ、オランダなどから派遣された専門家チームが確認作業を続けています。
    これまでに専門家チームがおよそ200人の遺体を確認し、このうち16人の遺体を乗せた最初の輸送機がオランダに向けて、23日正午前(日本時間の午後6時前)ハリコフの空港を出発しました。
    これに先立って空港ではウクライナ政府が主催する追悼式典が開かれ、ウクライナに駐在するオランダ大使が「われわれが調査を主導し、公正な調査で原因を明らかにする」と述べ、真相究明を誓いました。
    輸送機は日本時間の23日夜遅く、オランダ南部のアイントホーフェン空港に到着し、ウィレム・アレクサンダー国王やルッテ首相が出迎える予定です。
    そのあと乗客の家族らも加わって軍の施設で身元の確認などの作業が行われる見通しです。
    真相究明に向けた国際調査はオランダ政府が主導して行われ、このうち親ロシア派から引き渡されたフライトレコーダーとボイスレコーダーはイギリスでデータの取り出し作業が行われることになっています。
    しかし、墜落現場の周辺を掌握する親ロシア派が検証作業などに今後どこまで協力するかは不透明で、真相の究明は難航も予想されます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140723/k10013235361000.html

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  56. アルジェリア航空機、消息絶つ…乗客110人
    2014年7月24日18時55分 読売新聞

     【カイロ=久保健一】AFP通信によると、西アフリカ・ブルキナファソからアルジェリアの首都アルジェに向かっていたアルジェリア航空旅客機が24日、消息を絶った。

     首都ワガドゥグの空港を離陸して50分後、地上との連絡が途絶えたという。

     中東の衛星テレビ「アル・アラビーヤ」によると、旅客機はエアバス320で、乗客は110人という。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140724-118-OYT1T50093

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  57. エイズ幻想…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BA+%E5%B9%BB%E6%83%B3

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  58. 献血の検査 エイズウイルス防止で新たに
    8月1日 8時41分

    エイズウイルスに感染した人の血液が献血の際の検査をすり抜けて輸血され、1人が感染した問題を受けて、日本赤十字社は1日から、精度を高めた新たな検査方法を全国で導入します。

    献血された血液について、日赤はエイズウイルスに感染していないかどうか検査していますが、去年2月、エイズウイルスに感染した男性が献血した血液が検査をすり抜けて2人に輸血され、このうち60代の男性が感染したことが明らかになりました。
    この問題を受け、日赤は、20人分の血液をまとめて調べるこれまでの検査方法から、一人一人の血液を個別に調べる、より精度の高い検査方法を1日から全国8か所のすべての検査施設で導入することになりました。
    日赤によりますと、新しい検査方法は、これまでより2、3日早い段階でウイルスを検出できるということですが、感染から6週間程度たたないと検出できず、ウイルスの量が少ない、感染後間もない時期には、検査をすり抜けるおそれがあるということです。
    厚生労働省によりますと、ことし3月までの3か月間に献血された血液のうち、エイズウイルスへの感染は20件確認されているということです。
    日本赤十字社は「献血での感染を少しでも防ごうと新たな検査方法を導入した。感染に心当たりのある人や検査目的の献血は、絶対に控えてほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140801/k10013455041000.html

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  59. あるあるエイズウイルス幻惑マター(笑)。

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  60. 日航機墜落事故から29年を前に灯籠流し
    8月11日 22時01分

    520人が犠牲になった日航ジャンボ機の墜落事故から12日で29年になります。墜落現場がある群馬県上野村では、遺族たちが川に灯籠を流して事故で亡くなった人たちを追悼しました。

    群馬県上野村の墜落現場「御巣鷹の尾根」のふもとを流れる神流川では、毎年、事故の前日の8月11日に、犠牲者を追悼する灯籠流しが行われています。
    11日も夕方から遺族や関係者の人たちが集まり、灯籠に「安らかにお眠りください」とか「空の安全を守ります」といったメッセージを書き込みました。そして、墜落時刻の午後6時56分にあわせて1つずつ静かに川に灯籠を浮かべ、事故で亡くなった人たちを追悼していました。
    当時50歳だった父親を亡くした神奈川県の49歳の女性は「父にはことしも1年家族が元気に過ごせたと報告しました。事故から30年になる来年は、父と同じ年になるので、これまでよりも父の気持ちに寄り添って追悼したい」と話していました。
    遺族たちは、事故から29年になる12日、墜落現場まで慰霊の登山に臨み、夕方には現場近くの「慰霊の園」で開かれる追悼慰霊式に参加して空の安全を祈ります。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140811/t10013738991000.html

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  61. 日航ジャンボ機墜落事故から29年
    8月12日 4時16分

    520人が犠牲になった日航ジャンボ機墜落事故から12日で29年となり、墜落現場の群馬県上野村では遺族の人たちが慰霊登山に訪れます。

    昭和60年8月12日、お盆の帰省客などを乗せた日本航空のジャンボ機が群馬県上野村の山中に墜落し、国内の航空機事故としては最も多い520人が犠牲になりました。
    事故から29年となる12日、朝早くから遺族の人たちが墜落現場の「御巣鷹の尾根」を目指して慰霊の登山に訪れ、犠牲者を追悼します。そして、墜落現場にある慰霊碑「昇魂の碑」の前では、520人の犠牲者に黙とうをささげます。
    また、夕方には、現場近くの「慰霊の園」で、遺族や地元の人たちが参加して追悼慰霊式が開かれ、墜落時刻の午後6時56分に合わせて黙とうをささげ、空の安全を祈ることになっています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140812/k10013742791000.html

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  62. 日航ジャンボ機墜落事故から29年 慰霊登山
    8月12日 6時17分

    520人が犠牲になった日航ジャンボ機の墜落事故から12日で29年となり、墜落現場の群馬県上野村では、朝早くから遺族の人たちが慰霊登山に訪れています。

    昭和60年8月12日、お盆の帰省客などを乗せた日本航空のジャンボ機が群馬県上野村の山中に墜落し、国内の航空機事故としては最も多い520人が犠牲になりました。
    事故から29年となる12日、上野村では朝早くから遺族や関係者の人たちが墜落現場の「御巣鷹の尾根」を目指して慰霊の登山に訪れています。そして、遺族の人たちは、墜落現場にある慰霊碑「昇魂の碑」の前で黙とうをささげています。
    夕方には、現場近くの「慰霊の園」で追悼慰霊式が開かれ、墜落時刻の午後6時56分に合わせて黙とうをささげ、空の安全を祈ることになっています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140812/k10013743861000.html

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  63. 日航機墜落事故から29年 慰霊登山
    8月12日 12時09分

    520人が犠牲となった日航ジャンボ機の墜落事故から12日で29年となり、墜落現場の群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」では、遺族の人たちが慰霊登山に訪れています。

    昭和60年8月12日、お盆の帰省客などを乗せた日本航空のジャンボ機が群馬県上野村の山中に墜落し、国内の航空機事故としては最も多い520人が犠牲になりました。
    事故から29年となる12日、墜落現場の「御巣鷹の尾根」には、朝早くから遺族の人たちが慰霊登山に訪れ、亡くなった人の墓標に花や線香などを供えました。
    また、慰霊碑、「昇魂の碑」の前では、アコーディオンの演奏のなか、鐘を鳴らして犠牲者を追悼しました。
    当時、29歳だった夫を亡くした大阪・豊中市の58歳の女性は、「事故当時、私のおなかの中にいた息子が来年1月には、夫が亡くなった年齢になるとは信じられません。事故のことをもっと伝えていきたいです」と話していました。
    また、当時43歳だった父を亡くした北海道の43歳の女性は、「父が亡くなったのと同じ年齢になり、若くして亡くなった父の無念さが改めて伝わってきました。事故のない安全な社会を願っています」と話していました。
    午後6時からは、現場近くの「慰霊の園」で、追悼慰霊式が開かれ、墜落時刻の午後6時56分に合わせて黙とうをささげ、空の安全を祈ることになっています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140812/k10013749061000.html

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  64. 『「社会のニーズを踏まえたライフサイエンス分野の研究開発-新興・再興感染症研究拠点形成プログラム-」に関する募集について』に関する新興・再興感染症研究拠点の採択について
    平成17年7月26日
    文部科学省研究振興局 ライフサイエンス課
    http://www.crnid.riken.jp/activities/pdf/05072801.pdf

    感染症研究推進準備委員会 委員名簿

    神谷 齊 国立病院機構三重病院名誉院長

    倉田 毅 厚生労働省国立感染症研究所長

    ◎ 笹月 健彦 厚生労働省国立国際医療センター総長

    清水 実嗣 株式会社微生物化学研究所顧問(前独立行政法人農業生物
    系特定産業技術研究機構動物衛生研究所長)

    竹田 美文 厚生労働省国立感染症研究所名誉所員

    豊島 久真男 独立行政法人理化学研究所研究顧問

    永井 美之 富山県衛生研究所長(独立行政法人理化学研究所感染症研
    究ネットワーク支援センター長)

    (五十音順。◎は座長)
    http://www.crnid.riken.jp/activities/pdf/05072801.pdf
    ----------------------------------------
    http://koibito2.blogspot.jp/2014/07/nhk-2003227.html?showComment=1408619467895#c8417975349988373745

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  65. 電子たばこ「有害」…WHO、宣伝中止勧告 禁煙効果 根拠限定的
    2014年8月27日3時0分 読売新聞

     【ロンドン=柳沢亨之】世界保健機関(WHO)は26日、消費が急拡大している電子たばこについて、健康への有害性を指摘し、公共施設などでの利用や未成年者への販売を禁じるよう勧告する報告書を発表した。

     報告書は電子たばこについて、ニコチンなどの有害物質が通常の巻きたばこより少ないとした上で、禁煙効果を示す科学的根拠は「限定的」と指摘し、受動喫煙による第三者の健康被害のリスクも高まるとした。

     このため報告書は電子たばこの製造者に対し、健康上の効果があるとの宣伝や広告などをやめるよう勧告。また、受動喫煙の被害がないと証明されるまでは屋内の公共施設での利用を禁じることや、未成年への販売や自動販売機での販売を認めないことなどを求めた。

     電子たばこは、ニコチンなどを入れた溶液から水蒸気を発生させて吸引する器具。若者らに流行しており、WHOによると、2013年現在、世界で30億ドル(約3100億円)の市場規模となっている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140827-118-OYTPT50102

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  66. 胃がん8割 ピロリ菌原因 WHO専門組織 除菌で30~40%発生減
    2014年9月23日3時0分 読売新聞

     胃がんの発症につながるとされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)について、世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関の作業部会は、全世界の胃がんの約8割はピロリ菌の慢性的な感染が原因とする報告書をまとめた。ピロリ菌の除菌で胃がん発生の危険性が30~40%減る可能性があることから、各国がピロリ菌を考慮した胃がん対策をとるよう勧めている。

     報告書では、ピロリ菌は全胃がんの78%、特に日本人に多い、噴門ふんもん部(胃と食道のつなぎ目の部分)以外の胃がんでは89%がピロリ菌が原因と推定されるとした。除菌の効果は、まだ十分なデータがないものの、これまでの研究結果の解析では胃がんの発生を30~40%減少させ、1人が1年にかかる医療費も削減する効果が出ているとした。

     ピロリ菌対策として、日本では昨年から内視鏡で慢性胃炎と診断された人に除菌治療を保険適用で行うなど、各国の取り組みを紹介。一方で、除菌によって抗生物質の耐性菌が増える可能性なども示し、「各国が患者数や医療優先度、経済効果の分析をした上で、ピロリ菌の検査と治療戦略を地域ごとに模索することを勧める」と結論づけた。

     胃がんは日本人が最も多くかかるがんで、死亡者数も肺がんに次ぎ2位。世界では年間約100万人が発症する。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140923-118-OYTPT50105
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/10/blog-post_5.html?showComment=1411437184141#c7728923206357552563

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  67. ポリオ急増のパキスタンにワクチン提供
    11月18日 5時09分

    日本政府は、ポリオが撲滅されてなく感染者が急増しているパキスタンに、新たに1300万人分のワクチンなどを無償で提供することを決め、首都イスラマバードで式典が開かれました。

    幼い子どもが感染しやすく、手足のまひといった後遺症が懸念されるポリオは、ほとんどの国で撲滅されましたが、パキスタンはまだ撲滅されていない世界3か国のうちの1つです。
    ことしはこれまでに246件と、去年1年間の2倍以上も感染が報告されていて、感染者が急増しています。
    こうしたなか日本政府は、パキスタンに、新たに1300万人分のワクチンや、ワクチンを保管する設備など合わせて5億6200万円相当の支援を無償で行うことを決めました。
    17日に首都イスラマバードで開かれた式典では、パキスタンに駐在する猪俣大使とワクチン接種を行っているユニセフ=国連児童基金の代表の間で合意文書が取り交わされました。
    パキスタンではイスラム過激派による妨害でワクチンが十分に行き渡っていないうえ、ことしはイスラム過激派に対する軍事作戦の影響でワクチン接種を受けていない人が各地に避難しているため、さらなる感染拡大への懸念が高まっています。
    猪俣大使は、「パキスタン政府にはぜひ、日本や各国の支援をうまく活用してポリオ撲滅を目指してほしい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141118/k10013279191000.html

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  68. 「ポリオ 顕性感染率」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%AA+%E9%A1%95%E6%80%A7%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%8E%87

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  69. ユダヤ教の礼拝所を襲撃 4人死亡
    11月18日 23時06分

    中東のエルサレムで、ユダヤ教の礼拝所をパレスチナ人2人が銃やおのを持って襲撃し、ユダヤ人4人が死亡、少なくとも4人が大けがをし、イスラエルのネタニヤフ首相は「パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長が暴力をあおった結果だ」と強く非難しました。

    エルサレムで18日、ユダヤ教の礼拝所シナゴーグに、男2人が銃やおのをもって押し入り、祈りをささげていた住民10数人を相次いで襲いました。この事件でユダヤ人4人が死亡し、少なくとも4人が大けがをしました。
    警察の発表によりますと、容疑者の男2人はパレスチナ人で、駆けつけた警察官にその場で射殺されました。
    住民の男性は「とても重い気分です。常に隣に誰が居るのか、気をつけなければならないような状況が続いています」と話していました。
    事件を受けて、イスラエルのネタニヤフ首相は「パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長とイスラム原理主義組織ハマスが、ユダヤ人の襲撃をあおった結果だ」とパレスチナ側を強く非難しました。
    現地では先月、エルサレムにあるイスラム教の聖地でユダヤ教徒が礼拝を強行するなどして緊張が高まり、今月12日には、ヨルダン川西岸のパレスチナ人の村で、イスラム教の礼拝所が何者かに火を放たれ、ユダヤ人入植者による犯行だとの見方が広がるなど、双方の対立感情が悪化するなか、暴力の連鎖が拡大することへの懸念が強まっています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141118/k10013305131000.html

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  70. 「エイズ会議 マレーシア航空」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BA%E4%BC%9A%E8%AD%B0+%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%88%AA%E7%A9%BA

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  71. 東京都内のエイズ感染者 20代で過去最多
    4月6日 6時29分

    東京都内で去年1年間に、新たにエイズウイルスの感染が確認された20代は148人とこれまでで最も多く、都は若年層の間でエイズ予防の知識が不足しているとして今後、啓発活動を強化することにしています。

    東京都によりますと、去年1年間に都内で、発症はしていないものの新たにエイズウイルスの感染が確認された20代の人は、去年より45人増えて148人となり、統計を取り始めた平成元年以降、最も多くなりました。
    また、発症した患者を合わせると前の年より43人増えて512人となり、過去3番目に多かったということです。このうち、96%に当たる496人が男性で、推定される感染経路では性的な接触が大半を占めているということです。
    東京都は「若年層の間でエイズ予防のための知識が不足しているので、今後、啓発活動を強化するなど対策を徹底したい」としています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150406/k10010039611000.html

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  72. WHO「エイズ撲滅」って、何を撲滅するつもりなのだろう…

    最初から幻想幻惑と戦っている、なんちゃって「見えない敵との戦い」だったりして…(笑)。

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  73. 世界初 キューバがHIV母子感染撲滅に成功
    7月1日 22時58分

    エイズウイルスが妊娠した母親から子どもに感染する母子感染について、WHO=世界保健機関は、キューバが世界で初めて撲滅に成功したと発表しました。

    WHOによりますと、世界では毎年140万人のエイズウイルスに感染した女性が妊娠し、抗ウイルス薬を飲むなど適切な治療を受けられなければ、15%から45%の確率で、出産や母乳などを通じて子どもに感染するとされています。
    キューバでは、WHOと政府が協力して、こうした母子感染の防止に取り組んでいて、すべての妊婦が早い段階でエイズウイルス検査や薬の提供を受けているということです。また、無料で帝王切開による出産や母乳の代用品を利用できるということです。
    その結果、母子感染の割合を2%以下におさえることに成功し、WHOは30日、世界で初めて母子感染の撲滅に成功したと発表しました。エイズウイルスに感染し出産したキューバ人の女性は、「娘が健康に産まれると聞いて、妊娠を選びました。出産後1年半の検査の間、娘が感染していないかどうか不安でしたが、娘には感染せず、健康に産まれてくれて幸せです」と話していました。
    WHOは、キューバで成功した背景には、国策として、国民皆保険の医療制度をすべての妊産婦に行き渡らせたことがあると指摘しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150701/k10010135191000.html

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    1. 「~~とされています」
      「~~ということです」
      「~~と話していました」

      伝聞情報…さてさてその真偽のほどは医科様に…

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    2. つか、HIV感染AIDSそのものが創作捏造幻惑幻想案件の疑惑濃厚なのだが…

      「検査」をでっちあげられれば、あとはベルトコンベアー方式の自動幻想生成マシンが稼動したも同然…

      削除
    3. それ以外に確認確定のしようがないのだから…

      削除
    4. ありふれた日和見感染症に姿を借りた「でっち上げ」案件としかいいようがない…

      ひょっとするとその疾患現象も操作されつくられたものかもしれないし…

      ウイルス感染現象や疾患現象を意図的恣意的に「演出」できるとしたら…

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    5. 「ミンクに豚や鳥のインフルエンザを感染させる実験」(笑)
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%AB%E8%B1%9A%E3%82%84%E9%B3%A5%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%92%E6%84%9F%E6%9F%93%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E5%AE%9F%E9%A8%93+%E6%9D%BE%E6%B5%A6%E5%96%84%E6%B2%BB

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  74. マレーシア機撃墜1年 親ロシア派が追悼式
    7月18日 0時21分

    ウクライナ東部で乗客・乗員298人を乗せたマレーシア航空機が撃墜されてから1年になるのに合わせて、親ロシア派が追悼式を開き、撃墜の責任は、ウクライナ政府にあると強調するねらいがあるものと見られています。

    オランダからマレーシアへ向かっていたマレーシア航空の旅客機が、去年7月17日、ウクライナ東部の上空で撃墜されて乗客・乗員298人全員が死亡し、ウクライナ政府と欧米は親ロシア派が撃墜したという見方を示しているのに対して、親ロシア派はロシアと共にウクライナ軍の関与を主張しています。
    ロシアのメディアによりますと、ウクライナ東部ドネツク州の撃墜された現場で、17日、親ロシア派組織の代表や近くの住民ら数百人が参加して、犠牲者の追悼式が開かれました。
    追悼式では、オランダやオーストラリアなど犠牲になった人たちの出身国の国旗が掲げられ、近くの住民らが現場に設置された石碑に花をささげたということです。
    親ロシア派の指導者のザハルチェンコ氏は「このような悲劇を許したウクライナ政府を罰しようとする人たちを支援する」と述べ、ウクライナ側が撃墜に関与したと改めて主張しました。
    親ロシア派としては、追悼式を開くことによって撃墜の責任はウクライナ側にあると強調するねらいがあるものと見られています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150718/k10010157451000.html

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  75. HIV 早期治療の中止後もほぼ消滅状態
    7月21日 10時37分

    エイズ研究の世界的な権威として知られるフランスの研究所は、エイズウイルスに母子感染した少女が、生後すぐに抗ウイルス薬による治療を開始したところ、その後、長期間にわたって治療を中止したにもかかわらず、ウイルスがほぼ消滅した状態を維持していた事例を発表し、早期の治療の重要性を呼びかけています。

    エイズ研究の世界的な権威として知られるパリのパスツール研究所は20日、エイズウイルスに関する最新の研究成果を発表しました。
    それによりますと、妊娠した母親からエイズウイルスに感染した少女が生後すぐに抗ウイルス薬による治療を開始したところ、その後、長期間投薬治療を中止したにもかかわらず、ウイルスがほぼ消滅した状態を維持していることが明らかになったとしています。
    この少女は、医師や家族の判断で、6歳になる直前から投薬治療を中止しましたが、18歳になった今も通常の生活を送っているということです。
    研究所によりますと、母子感染した子どもが、12年という長期間にわたって、ウイルスがほぼ消滅した状態を維持している例は、今回が初めてだということです。
    研究所は、エイズウイルスに母子感染してもできるだけ早く治療を受けることによって、ウイルスをほぼ消滅させた事例だとして、早期の治療の重要性を呼びかけています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150721/k10010160591000.html

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  76. マレーシア機撃墜と、日航123便墜落事故…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%97%A5%E8%88%AA%E6%A9%9F%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

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  77. WHO アフリカのポリオ流行終息を発表
    9月26日 14時19分

    WHO=世界保健機関は、感染症「ポリオ」がナイジェリアで流行のおそれがなくなったと宣言し、アフリカのすべての国でポリオの流行が終息したと発表しました。

    幼い子どもが感染しやすく、手足がまひするなどの後遺症が残る「ポリオ」は、多くの国で根絶されましたが、パキスタン、アフガニスタンそれにナイジェリアの3か国では流行が続いていました。
    このうち、ナイジェリアについて、WHOは25日、去年7月以降新たな感染者の報告がないとして、ポリオの流行が終息したと発表しました。
    ナイジェリアでは2012年にポリオの感染が122件報告され、世界全体の半数以上を占めていましたが、ワクチンの予防接種を広めた結果、流行のおそれがなくなったということです。
    これでアフリカのすべての国で、ポリオの流行が終息したことになります。
    一方、パキスタンとアフガニスタンでは、イスラム過激派などによってワクチンの接種が妨害されるケースもあり、ことしに入ってからも合わせて41件の感染が確認されているということで、WHOはポリオの世界的な根絶に向けて努力を続ける必要があるとしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150926/k10010248801000.html

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    1. >ポリオウイルスが感染しても、90~95%は不顕性感染(感染後も無症状で経過するもの)でおわる。
      http://idsc.nih.go.jp/vaccine/b-polio.html

      「不顕性感染 ポリオ」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E4%B8%8D%E9%A1%95%E6%80%A7%E6%84%9F%E6%9F%93+%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%AA

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  78. エイズ全感染者に抗ウイルス薬を WHO、対策新勧告
    2015/10/15 16:50 【共同通信】

     【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は15日までに、全てのエイズウイルス(HIV)感染者に抗ウイルス薬による治療を行うよう求める新たな勧告を発表した。国連が9月、2030年までにエイズの流行を終わらせる目標を設定したことを受け、対策強化に乗り出した形だが、高額な薬の費用をどう工面するかが課題となる。
     エイズ治療は現在、複数の抗ウイルス薬を服用する多剤併用療法が一般的。新勧告は、エイズ感染が判明すれば免疫力の目安となる「CD4」の値に関係なく直ちに治療を開始すべきだとした。
    http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015101501001376.html

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    1. 「ウイルスに効く薬はない」という常識がいつのまにやら雲散霧消して、いまや「抗ウイルス薬」全盛の時代に…

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  79. 社説
    マレー機撃墜 ロシアは事件捜査に協力せよ
    2015年10月19日3時4分

     300近い人命を奪った悲劇から1年以上が経過しても、実行犯訴追の展望が開けていない。極めて重大な問題だ。

     昨年7月、ウクライナ東部上空で起きたマレーシア航空機撃墜事件について、最も多くの犠牲者を出したオランダの安全委員会が最終報告書を公表した。

     報告書は、ウクライナ政府軍と親ロシア派武装集団の戦闘中に発生した撃墜の経緯を詳細に分析した結果、地対空ミサイル「ブク」によるものと断じた。

     ミサイルが発射された可能性のある場所として、ウクライナ東部の約320平方キロ・メートルの範囲を特定した。一帯を支配していた武装集団の関与を示唆したものだ。

     米欧諸国やウクライナ政府は、通信傍受やレーダーの記録などから、武装集団がマレー機をウクライナ空軍機と誤認し、ミサイルを発射したと指摘してきた。

     しかし、報告書は、実行犯の特定にまでは踏み込まなかった。安全委に捜査権限がないとはいえ、遺族らが憤りを募らせているのは理解できる。

     実行犯特定を含む刑事責任の追及は今後、オランダ、マレーシア、ウクライナ、米露などで構成する共同捜査団に委ねられる。

     すでに複数の実行犯が浮かんでいるという。共同捜査団は、安全委の調査結果を十分に生かし、蛮行の責任の所在を明確にしなければならない。

     障害となるのは、ロシアと武装集団が、自らの関与を一貫して否定していることだ。「ブク」を保有するウクライナ軍による撃墜の可能性を主張してきた。捜査にも非協力的と言うほかない。

     プーチン政権は事件直後、国際的な調査チームの現場入りを武装集団が妨害するのを黙認した。

     今年7月には、実行犯の責任を問う国際犯罪法廷設置を巡る国連安全保障理事会決議案に拒否権を発動し、否決に追い込んだ。

     一連の行動は、ロシアへの不信を強めるだけではないか。

     ミサイル発射地点の解明と、全実行犯の訴追には、ロシアによる情報提供が欠かせない。国際社会は共同捜査団を支援し、ロシアに協力を促すことが肝要だ。

     真相解明には、ウクライナ東部情勢の安定化が急務である。

     9月以降、戦闘は小康状態にあるが、ウクライナ政府軍と武装集団の重火器撤去が進まないなど、停戦合意の履行は遅れている。

     紛争の長期化を避けるために、米欧や日本は連携し、当事者に停戦の順守を迫り続けるべきだ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151018-118-OYT1T50091
    http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20151018-OYT1T50091.html

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    1. 「ブク」で撃墜、露が報告書批判「同意できぬ」
      2015年10月15日10時43分

       【モスクワ=緒方賢一】ロシア航空運輸局は14日、ウクライナ東部上空で昨年7月、マレーシア航空機が地対空ミサイル「Bukブク」に撃墜された事件を巡ってオランダ安全委員会が公表した最終報告書について、「ロシア側から提供した調査データが考慮されていない」と批判した。

       製造元のロシアの軍需企業「アルマズ・アンテイ」の調査から、使用されたブクはウクライナ政府軍も保有する旧ソ連製の「旧タイプ」だったとして調査結果をオランダ側に提供したが、13日公表の最終報告書では「改良型」のブクが使用されたと結論付けたと指摘。発射場所についても、親ロシア派武装集団の支配地域ではなかったとして、最終報告書の見解には「同意できない」と反論した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151015-118-OYT1T50041

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    2. マレー機「対空ミサイルが撃墜」…オランダ安全委 親露派が発射か
      2015年10月14日3時0分

       【ブリュッセル=三好益史】ウクライナ東部で昨年7月に墜落したアムステルダム発クアラルンプール行きマレーシア航空17便(ボーイング777型機、乗員乗客298人)の原因調査を主導するオランダ安全委員会は13日、同便が「地対空ミサイル『Bukブク』に撃墜された」と断定する最終報告書を公表した。ブクは旧ソ連製で、親ロシア派の武装集団が発射した可能性を示唆したが、特定には至らなかった。

       一方、ロシア側は、同型ミサイルはウクライナ政府軍も保有しているなどと主張。親ロシア派の武装集団の関与は否定している。

       オランダ安全委は同日、調査のため墜落現場から回収した残骸をもとに復元した機体の一部も公開。報告書によると、同便はウクライナ東部の上空約1万メートルを飛行中、機体の左前部でブクの爆発で空中分解し、残骸は50平方キロの広範囲に散乱した。墜落現場で見つかったミサイルの破片からブクだったと断定した。

       一方、オランダ安全委の調査とは別に、刑事責任の追及を進めているオランダ検察当局などの共同捜査団は13日、「犯人逮捕に時間はかかるが、複数の容疑者は判明している」との声明を出した。ルッテ首相は同日の記者会見でロシアに対し「(捜査に)協力するよう求める」と述べた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151014-118-OYTPT50101

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    3. マレー機撃墜「旧ソ連製ブクを使用」…露企業 旅客機使い爆発再現
      2015年10月14日3時0分

       【モスクワ=緒方賢一】ウクライナ東部で昨年7月に撃墜されたマレーシア航空17便(乗員乗客298人)を巡り、ロシアの軍需企業「アルマズ・アンテイ」は13日、独自調査から旧ソ連時代に製造された旧式の地対空ミサイル「Bukブク」が使用されたとする見解を公表した。オランダ安全委員会が同日公表した最終報告書でも、同便はブクによって撃墜されたと結論付けたが、ロシア側は親ロシア派の武装集団が発射したとする見立ては否定している。

       この日は、同社のヤン・ノビコフ社長がモスクワで記者会見した。同社の調査では、マレーシア航空機に見立てた旅客機前部の実物を使用し、近くでブクを爆発させる再現実験を実施。機体の破壊状況などから、使用されたのは1986年に製造を終えた旧式のブクだったと結論づけた。

       旧式のブクは、ウクライナ軍も2005年の時点で502基を保有していたという。25年に設定されている耐用年数を過ぎているため、現在のロシア軍には配備されていないとしている。ノビコフ社長は「実験データを国際機関に提供する用意がある」と述べ、ロシアの調査結果も尊重するよう呼びかけた。

       撃墜現場付近では当時、親ロシア派の武装集団とウクライナ軍の戦闘が続いていた。ノビコフ社長は、どの勢力からミサイルが発射されたかについては明確な見解を示さなかったが、調査担当者はウクライナ軍が支配していた地域から発射されたとの見方を示し、親露派に撃墜されたとする見方を否定した。

       一方、ロシアは撃墜事件が起きた後、戦闘地域の上空を飛行禁止にしなかったとしてウクライナ政府を非難。各国の航空会社は現在、再発防止のため同国東部上空の飛行を控えている。

       武装勢力とウクライナ軍による戦闘は9月以降、ほぼ沈静化。情勢安定化に向けた「停戦合意」は履行の期限が今年末に迫る中、達成は困難で、事実上、16年以降に期限が延期されている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151014-118-OYTPT50062

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    4. 「ブク」がマレーシア機撃墜と断定…復元し公開
      2015年10月14日1時20分

       【ブリュッセル=三好益史】ウクライナ東部で昨年7月に墜落したアムステルダム発クアラルンプール行きマレーシア航空17便(ボーイング777型機、乗員乗客298人)の原因調査を主導するオランダ安全委員会は13日、同便が「地対空ミサイル『Bukブク』に撃墜された」と断定する最終報告書を公表した。

       ブクは旧ソ連製で、親ロシア派の武装集団が発射した可能性を示唆したが、特定には至らなかった。

       一方、ロシア側は、同型ミサイルはウクライナ政府軍も保有しているなどと主張。親ロシア派の武装集団の関与は否定している。

       オランダ安全委は同日、調査のため墜落現場から回収した残骸をもとに復元した機体の一部も公開。報告書によると、同便はウクライナ東部の上空約1万メートルを飛行中、機体の左前部でブクの爆発で空中分解し、残骸は50平方キロの広範囲に散乱した。墜落現場で見つかったミサイルの破片からブクだったと断定した。

       一方、オランダ安全委の調査とは別に、刑事責任の追及を進めているオランダ検察当局などの共同捜査団は13日、「犯人逮捕に時間はかかるが、複数の容疑者は判明している」との声明を出した。ルッテ首相は同日の記者会見でロシアに対し「(捜査に)協力するよう求める」と述べた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151013-118-OYT1T50084

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    5. 露軍需企業も「旧式ブク」使用の見解…独自調査
      2015年10月13日23時5分

       【モスクワ=緒方賢一】ウクライナ東部で昨年7月に撃墜されたマレーシア航空17便(乗員乗客298人)を巡り、ロシアの軍需企業「アルマズ・アンテイ」は13日、独自調査から旧ソ連時代に製造された旧式の地対空ミサイル「Bukブク」が使用されたとする見解を公表した。

       オランダ安全委員会が同日公表した最終報告書でも、同便はブクによって撃墜されたと結論付けたが、ロシア側は親ロシア派の武装集団が発射したとする見立ては否定している。

       この日は、同社のヤン・ノビコフ社長がモスクワで記者会見した。同社の調査では、マレーシア航空機に見立てた旅客機前部の実物を使用し、近くでブクを爆発させる再現実験を実施。機体の破壊状況などから、使用されたのは1986年に製造を終えた旧式のブクだったと結論づけた。

       旧式のブクは、ウクライナ軍も2005年の時点で502基を保有していたという。25年に設定されている耐用年数を過ぎているため、現在のロシア軍には配備されていないとしている。ノビコフ社長は「実験データを国際機関に提供する用意がある」と述べ、ロシアの調査結果も尊重するよう呼びかけた。

       撃墜現場付近では当時、親ロシア派の武装集団とウクライナ軍の戦闘が続いていた。ノビコフ社長は、どの勢力からミサイルが発射されたかについては明確な見解を示さなかったが、調査担当者はウクライナ軍が支配していた地域から発射されたとの見方を示し、親露派に撃墜されたとする見方を否定した。

       一方、ロシアは撃墜事件が起きた後、戦闘地域の上空を飛行禁止にしなかったとしてウクライナ政府を非難。各国の航空会社は現在、再発防止のため同国東部上空の飛行を控えている。

       武装勢力とウクライナ軍による戦闘は今年9月以降、ほぼ沈静化した。情勢安定化に向けた「停戦合意」は履行の期限が今年末に迫る中、達成は困難で、事実上、16年以降に期限が延期されている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151013-118-OYT1T50090

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  80. C・シーンさん、HIV感染公表=米

     【ワシントンAFP=時事】米俳優チャーリー・シーンさん(50)は17日放映のNBCテレビの番組で、エイズウイルス(HIV)に感染していることを公表した。「受け入れ難い3文字であり、人生の転機になるものだ」と話した。最初に体の不調を感じたときは脳腫瘍だと思ったが、検査を受け、約4年前に診断された。
     シーンさんはこれまで、薬物やアルコール依存などの問題で世間を騒がせてきた。
     俳優マーティン・シーンさん(75)の息子で、映画「プラトーン」(1986年)などに出演、名声を得た。その後「スピン・シティ」などのテレビドラマで人気を集めた。フォーブス誌によると、2010~11年にかけて4000万ドル(約49億円)を稼ぎ、最も高給取りのテレビ俳優となった。(2015/11/17-22:59)
    http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015111700969

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    1. エイズ芸人、乳がん芸人… 病気をネタに世間の目をひきつける芸能を発揮する者ども…

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    2. チャーリー・シーンさん エイズウイルス感染を告白
      11月18日 3時03分

      ハリウッド俳優のチャーリー・シーンさんが、17日、アメリカのテレビ番組に出演して、エイズウイルスに感染していたことを明らかにし、メディアが大きく伝えています。

      チャーリー・シーンさんは17日、アメリカのテレビ番組の中で、「エイズウイルスに感染していることを、今ここで認める」と述べ、4年ほど前にエイズウイルスの感染が確認されたことを明らかにしました。また、シーンさんはまだ発症しておらず、感染ルートは、はっきりとは分からないと説明しました。
      今、感染を明らかにした理由については、感染を知った人物から公にしないことと引き換えに金を要求され、実際に大金を支払っていたと打ち明け、こうした行為を終わりにするためだとしています。
      シーンさんは、ベトナム戦争を題材にした「プラトーン」や、アメリカの金融業界の実態を描いた「ウォール街」などの社会派の映画に出演した人気俳優で、欧米メディアは今回の告白を大きく伝えています。
      アメリカの保健当局によりますと、エイズウイルスの感染者は全米でおよそ120万人に上るということで、シーンさんは「今後はエイズウイルスに感染している多くの人の助けになりたい」と話していました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151118/k10010310421000.html

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    3. >感染ルートは、はっきりとは分からない

      そういえば、「子宮頸がんウイルス」HPVの感染ルートをちゃんと追跡した話は一度も聞いたことがないなあ…

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    4. チャーリー・シーンさん、HIV感染を公表
      2015年11月18日20時17分

       【ニューヨーク=水野哲也】米国の映画俳優チャーリー・シーンさん(50)が17日、米NBCテレビの番組に出演し、エイズウイルス(HIV)に感染していることを公表した。

       4年ほど前に診断で感染が発覚した。現在は治療を受けており、発症はしていないという。

       シーンさんは、感染の事実を知った人物から秘密を守るために金銭を要求され続け、これまでに大金を支払ってきたことを明らかにし、こうした行為に終止符を打つために公表に踏み切ったという。感染経路は分かっていない。

       シーンさんは、ベトナム戦争を扱った映画「プラトーン」など多くのヒット作に出演している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151118-118-OYT1T50107

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  81. 社説
    国内テロ対策 水際を固めて発生を阻止せよ
    2015年11月19日3時2分

     海外のテロ情報を収集し、国内での犯行阻止につなげる。その体制整備が喫緊の課題である。

     安倍首相は、主要20か国・地域(G20)首脳会議からの帰国直後に開いた国家安全保障会議(NSC)で、「テロの未然防止に全力を尽くしてほしい」と指示した。

     パリ同時テロを引き起こした過激派組織「イスラム国」は、日本も標的に挙げている。来年の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)や2020年東京五輪・パラリンピックを控えるだけに、対策に時間的な猶予はない。

     パリのテロでは、不特定多数の民間人が集まる劇場や競技場が狙われた。ソフトターゲットと呼ばれ、政府機関などに比べて警備が手薄になりがちだ。

     ソフトターゲットになり得る場所は日本にも多い。入場者の手荷物検査といった対策が必要だ。ただし、全ての施設で手厚い警備を実施するのは不可能だろう。

     重要なのは、テロリストを入国させないことだ。そのためには、国際テロ組織や個々のテロリストに関する情報が欠かせない。事前に機密情報をどこまで入手できるかに、水際対策の成否がかかっていると言えよう。

     「イスラム国」は日本人の人質2人を殺害した。この事件を受け、政府は今年5月、「国際テロ情報収集ユニット」を外務省に設置することを決めた。

     政府の全関係機関が共同でテロ情報を収集する官邸主導の組織となる。来春の設置を目指してきたが、前倒しも検討するという。

     独立した対外情報機関を持たない日本は、テロ情報の保有量が少ないとされてきた。特定秘密保護法の施行で、その弱点は改善されるだろう。早急にユニットを始動させ、外国の情報機関との連携を強めてもらいたい。

     今後も観光などで来日する外国人の増加が見込まれる。空港などの入国審査で、不審人物を迅速にチェックする必要がある。

     法務省は、テロリストらの顔画像をデータベース化し、瞬時に照合できるシステムを来年度から全国の国際空港に導入する方針だ。指紋によるチェックと併せ、有効に機能させねばならない。

     組織的犯罪の対策を巡っては、重大犯罪を計画した段階で処罰対象とする共謀罪の創設の是非が議論されてきた。現行法で適用範囲が厳しく制限された通信傍受の柔軟な運用を望む声もある。

     人権に配慮しつつ、実効性のある方策を見極めたい。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151119-118-OYT1T50000
    http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20151119-OYT1T50000.html

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  82. インドネシア政府 エイズポスター誤表記で謝罪
    11月19日 9時53分

    インドネシアで、保健省がエイズについての啓発活動のために制作したポスターの中で、「エイズウイルスは蚊や汗などを通じて感染しない」とすべきところを、誤って「感染する」と表記してしまい、謝罪する事態となりました。

    インドネシアの保健省によりますと、エイズについて国民の理解を深める啓発活動の一環として、エイズウイルスの基礎知識に関するポスターを制作したところ、誤って「エイズウイルスは蚊や汗などを通じて感染する」と表記してしまったということです。ポスターは、今月14日に首都ジャカルタを走る電車の中に掲示されましたが、市民からの抗議を受けて翌日には撤去されました。
    保健省によりますと、発注を受けた印刷会社が、本来は「感染しない」とするべきところを誤って「感染する」と表記し、保健省の最終確認を受けることなく、そのまま掲示してしまったということで、保健省は18日までに、ツイッター上で謝罪する声明を出す事態となりました。
    保健省の統計によりますと、インドネシアでは、エイズウイルスの感染者が15万人以上に上り、エイズに対する差別や偏見が根強く残っていて、ことし2月にもインドネシアの閣僚が「古着を着るとエイズに感染する可能性がある」と発言して批判を浴びるなど、偏見をいかになくしていくかが課題となっています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151119/k10010312021000.html

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  83. ベルギー首都 地下鉄全駅閉鎖
    2015年11月21日(土) 18時2分掲載
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6181640

    ベルギー「具体的テロ情報」
    2015年11月21日(土) 21時57分掲載
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6181655

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    1. 「首都 テロ」
      http://www.2nn.jp/search/?q=%E9%A6%96%E9%83%BD+%E3%83%86%E3%83%AD&e=

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    2. 「テロ」に関連するニュース
      http://www.2nn.jp/word/%E3%83%86%E3%83%AD

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    3. ベルギー、警戒水準最高に…地下鉄運休・駅閉鎖
      2015年11月21日23時37分

       【ブリュッセル=三好益史、パリ=本間圭一】ベルギー政府は21日、首都ブリュッセルのテロ警戒水準を最も高い「レベル4」に引き上げたと発表した。

       ミシェル首相は同日記者会見し、「パリ同時テロに関わった数人が武器や爆弾を所持し、テロを行う可能性があるという情報を得た」と理由を述べた。

       警戒水準引き上げに伴い、首都の地下鉄は同日、全面運休となり、全駅は閉鎖された。22日も運休の見通し。路面電車の一部も運休となったが、バスは運行している。中心街にある劇場や博物館、美術館なども休館となった。政府は軍や警察を増員し、警戒を強化した。

       ミシェル首相は「地下鉄や商業施設、繁華街など大勢の人が集まる場所が狙われていた」として、これらの場所にできるだけ出かけないよう市民に呼びかけた。「レベル4」は、テロの脅威が「深刻で目前に迫っている」ことを示す。政府はパリ同時テロの直後、国内のテロ警戒レベルを1段引き上げて「3」にしていた。

       パリ同時テロで指名手配中のサラ・アブデスラム容疑者(26)は事件後、ベルギー国内に入国したことが確認されている。アブデスラム容疑者や、同時テロの首謀者とされるアブデルハミド・アバウド容疑者はブリュッセルに在住していた。

       一方、フランス内務省は20日、パリ同時テロ以降、関連捜査のため、計793か所で捜索を行い、計90人を拘束したことを明らかにした。仏議会は20日、非常事態を3か月延長する法案を可決、成立させており、非常時の捜査権限は2月下旬まで続く。

       AFP通信によると、仏捜査当局は21日、パリ近郊サンドニで18日に拘束した8人のうち7人を釈放した。拘束されている1人は、アバウド容疑者にアパートを提供した男という。仏メディアによると、アバウド容疑者は同時テロの実行犯の一人だった可能性が浮上した。13日の事件直後、パリ東方の地下鉄駅の監視カメラにとらえられていたという。アバウド容疑者は18日、警察の拘束作戦の最中に死亡した。

       【ニューヨーク=水野哲也】国連安全保障理事会は20日、イスラム過激派組織「イスラム国」のテロ防止に向け、「あらゆる必要な措置」を加盟国に求める決議案を全会一致で採択した。

       パリ同時テロや10月末のロシア旅客機墜落などを「イスラム国」の犯行と明記し、「最も強い表現で明確に非難する」とした。外国人戦闘員の流入阻止や資金源の遮断に向け、取り組み強化を促している。決議案はフランスが提出した。

      参考記事
      朝夕刊同時テロ1週間 安保理 テロ防止決議 仏、非常事態3か月延長 11/21 15:00
      新着ブリュッセルのテロ警戒レベル、最高に引き上げ 11/21 12:41
      新着安保理がテロ防止決議…仏非常事態、3か月延長 11/21 12:07
      オピニオンパリ同時テロ 「イスラム国」打倒へ結束せよ 11/21 3:03
      朝夕刊EU出入国厳格化…テロ情報共有新組織 11/21 3:00

      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151121-118-OYT1T50139

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    4. 米国務省、全世界対象の渡航注意を国民に勧告
      2015年11月24日 20時21分

       【ワシントン=今井隆】米国務省は23日、米国民に対し全世界を対象とする渡航注意勧告を出した。

       発表は「テロリストの脅威が増している」と指摘。イスラム過激派組織「イスラム国」や国際テロ組織アル・カーイダ、ナイジェリアのイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」などが「複数の地域でテロ攻撃を計画していることを示す情報がある」と警戒を呼びかけた。勧告の期限は来年2月24日まで。全世界対象の勧告は、オーストラリア・シドニーで昨年12月に起きた人質立てこもり事件後に出されて以来。
      http://www.yomiuri.co.jp/world/20151124-OYT1T50152.html

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  84. 同性間HIV感染、1万人超=84年以降累計で―厚労省
    時事通信 11月24日(火)20時2分配信

     厚生労働省は24日、同性間の性的接触によるエイズウイルス(HIV)感染者が、統計を取り始めた1984年以降、累計で1万人を超えたと発表した。
     
     厚労省によると、今年9月27日時点の累計感染者数は1万7582人。感染経路別では、同性間の性的接触が1万150人、異性間は4744人だった。同性間のうち女性は5人で、ほとんどを男性が占めている。このほか注射器による薬物乱用が71人、母子感染が40人だった。
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151124-00000135-jij-pol

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    1. 同性間HIV感染 累計1万人超え
      2015年11月24日(火) 20時31分掲載
      http://news.yahoo.co.jp/pickup/6181959

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    2. HIV/エイズ予防対策
      厚生労働省
      http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/aids/

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    3. 施策紹介
       我が国のエイズ対策は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき平成11年に策定された「後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針(以下、エイズ予防指針という。)」に沿って講じられてきました。
       同指針については、エイズの発生動向の変化等を踏まえ、2度の見直しを行い、平成24年1月から施行したところです。改正後のエイズ予防指針に基づき、国と地方の役割分担の下、人権を尊重しつつ、普及啓発及び教育、検査・相談体制の充実、医療の提供などの施策に取り組むこととしています。

       エイズ予防指針の基本的な考え方と施策の3本柱は、以下のとおりです。

      【基本的な考え方】
      1 疾病概念の変化に対応した施策展開
      2 国と地方公共団体との役割分担の明確化
      3 施策の重点化
      【施策の3本柱】
      1 普及啓発及び教育:個別施策層に重点をおいた普及啓発等
      2 検査相談体制の充実:利便性の高い検査体制構築(平日夜間・休日・迅速検査等)等
      3 医療の提供:中核拠点病院の整備を始めとした医療体制の確保

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  85. 15~19歳のエイズ死者 15年間で3倍に
    11月28日 5時58分

    ユニセフ=国連児童基金は、エイズウイルスに感染する子どもの現状をまとめた報告書を発表し、エイズに関連した病気で死亡した子どものほとんどが母子感染によるもので、15歳から19歳の死者は過去15年間で3倍に増加したことを明らかにしました。

    ユニセフが27日に発表した報告書によりますと、エイズに関連した病気で死亡した子どものほとんどは、母子感染を防ぐ薬が普及していなかった10年前から15年前にエイズウイルスに感染し、その事実を知らないまま10代を過ごしていたということです。
    またユニセフは報告書の中で、15歳から19歳のエイズによる死者が過去15年間で3倍に増加したことや、15歳未満の感染者のうち、治療を受けているのは3分の1にとどまることを明らかにしました。
    一方で、2014年までにエイズウイルスに感染した妊婦のおよそ6割が、母子感染を防ぐ治療を受けるようになり、2000年以降で130万人近い子どもの感染を防ぐことができたとしています。
    ユニセフは声明で「母子感染の防止の成果は称賛に値するが、すでにエイズウイルスに感染した子どもの命を救うためには、早急な対応が求められる」と強調しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151128/k10010322281000.html

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    1. エイズウイルスの感染力低下 たんぱく質発見
      11月24日 17時40分

      ヒトの体内にエイズウイルスの感染力を大幅に低下させる働きを持つたんぱく質があることを国立感染症研究所のチームが発見し、エイズの新たな治療薬の開発につながると注目されます。

      エイズウイルスの感染力を大幅に低下させる働きがあると分かったのは、ヒトのリンパ節の中の細胞の一部に含まれる「MARCH8」と呼ばれるたんぱく質です。
      国立感染症研究所の徳永研三主任研究官らのチームは、MARCH8を持つ細胞と持たない細胞でそれぞれエイズウイルスを培養したところ、MARCH8を持つ細胞で増えたウイルスは、ほかの細胞に感染することがほとんどできませんでした。このためさらに詳しく調べたところ、MARCH8を持つ細胞で増やしたエイズウイルスは、細胞に感染する際必要なウイルス表面の突起が極端に少なくなり、感染力が大幅に低下していたということです。
      徳永主任研究官は「体内でMARCH8をたくさん作る薬ができれば、エイズの治療効果が期待できる。表面に突起を持つ別の種類のウイルスでも感染力の低下が確認されており、今後さらに研究を進めたい」と話しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151124/k10010317861000.html

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    2. 徳永研三・国立感染症研究所主任研究官
      「体内でMARCH8をたくさん作る薬ができれば、エイズの治療効果が期待できる。表面に突起を持つ別の種類のウイルスでも感染力の低下が確認されており、今後さらに研究を進めたい」

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  86. 感染症対策で首相 国際的な連携強化を
    12月16日 12時48分

    安倍総理大臣は、感染症対策などの保健分野の課題を議論する国際会議に出席し、エボラ出血熱が流行した際には国際社会の対応が不十分だったため多くの命が失われたとして、国際的な連携の強化を呼びかけました。

    この国際会議は、感染症対策や、すべての人が公平に医療や保健サービスを受けられるシステムの構築について議論しようと東京都内で開かれ、安倍総理大臣やWHO=世界保健機関のマーガレット・チャン事務局長らが出席しました。
    この中で安倍総理大臣は、感染症対策について「エボラ出血熱の流行の際には、各国での感染症検知・報告の遅れや不十分な国際社会の対応もあり、結果として多くの命が失われた。グローバル化が進むなか、地球規模の感染症対策を機動的に進めていく必要がある。多様な課題に対応できる、生涯を通じた保健サービスの確保も課題だ」と述べました。
    そのうえで、「これらの課題への取り組みとして、保健システムを強じんで持続可能かつ包摂的なものに強化していくべきで、途上国自身も含め、世界全体で強い政治的意思、明確な計画、十分な資金、人材の動員が不可欠だ」と述べ、国際的な連携の強化を呼びかけました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151216/k10010342691000.html

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    1. 感染症緊急対応に12億円拠出
      WHO設置基金へ、厚労相表明

      2015年12月16日 16時36分 共同通信

       東京都内で16日に開かれた国際保健に関する会議で、塩崎恭久厚生労働相は、エボラ出血熱のような感染症拡大の緊急事態に対応するため、世界保健機関(WHO)が設置した基金に1千万ドル(約12億円)を拠出すると表明した。

       また塩崎氏は、今年ドイツで開かれた先進7カ国首脳会議で、抗生物質の効かない薬剤耐性菌の拡大防止が取り上げられたことを受け、来年4月にアジア太平洋地域の耐性菌問題に関する閣僚級会合を開催することを明らかにした。
      http://this.kiji.is/49762005918254586

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    2. WHOが感染症に120億円基金 エボラ対応批判で
      共同通信 47NEWS - 2015年5月28日 17時02分

       【ジュネーブ共同】西アフリカで流行したエボラ出血熱への対応のまずさを批判された世界保健機関(WHO)は、今後新たに深刻な感染症が流行した際に対処する財源確保のため、1億ドル(約124億円)規模の基金創設を含む組織改革の実施を決めた。ただ、基金は各国政府などの「任意拠出金による」としており、十分な資金が集まるかどうか不安も残る。

       今月ジュネーブで開かれた総会で、基金創設と合わせ、緊急事態に対応できる専門知識を備えた人材の増強などが決まった。

       チャン事務局長は総会での演説で「WHOが準備や人材、資金が足りない状況に陥るのを二度と見たくない」と述べた。
      http://this.kiji.is/40371192433917952

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    3. 多剤耐性菌 感染拡大防ぐ行動計画策定へ
      12月15日 5時11分

      「多剤耐性菌」の感染の拡大が懸念される中、厚生労働省など関係する省庁が対策チームを立ち上げ、抗生物質の使いすぎを防ぐことなどを盛り込んだ初めての行動計画を策定する方針を決めました。

      抗生物質がほとんど効かない細菌、多剤耐性菌は、アメリカやヨーロッパの医療機関で感染が広がり、免疫が低下した入院患者が死亡するなど大きな問題となっていることからWHO=世界保健機関は抗生物質を使いすぎると耐性菌が増えることにもつながるとして各国に対策をとるよう求めています。
      日本でも海外の医療機関で治療を受けた患者を通じて感染が確認されるケースが相次いでいることから厚生労働省や農林水産省、環境省など関係する省庁が近く対策チームを立ち上げ感染を防ぐための初めての行動計画を策定する方針を決めました。抗生物質は医療機関だけでなく、牛や豚などの成長を促す目的で畜産の現場でも使われていることから、対策チームでは人や家畜への抗生物質の使用量を段階的に削減するための方法や感染が確認された際の調査・監視方法などについて検討を進め、来年の3月末までに行動計画を策定することにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151215/k10010341251000.html

      http://koibito2.blogspot.jp/2014/02/blog-post_6.html?showComment=1450150668803#c5003034865716988019

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    4. 保健分野のシステム構築 サミットで議論を
      12月16日 14時31分

      安倍総理大臣は、IT企業マイクロソフトの創業者のビル・ゲイツ氏と東京都内で面会し、来年の主要国首脳会議・伊勢志摩サミットでは、すべての人が公平に医療や保健サービスを受けられるシステムの構築に向け、議論を進めたいという考えを示しました。

      安倍総理大臣は16日午前、感染症対策など保健分野の課題を議論する国際会議に出席するため日本を訪れている、アメリカのIT企業マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏と面会しました。
      この中で、安倍総理大臣は「日本は世界の保健システムの強化を推進しており、来年の主要国首脳会議・伊勢志摩サミットでは、保健分野の議論を重視したい。公衆衛生の危機への対応も重要だと考えている」と述べ、来年の伊勢志摩サミットでは、すべての人が公平に医療や保健サービスを受けられるシステムの構築に向け、議論を進めたいという考えを示しました。
      これに対し、ビル・ゲイツ氏は「日本が保健分野を優先課題としていることを評価する。私は保健分野を大変重視しており、安倍総理大臣と協力していきたい」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151216/k10010342771000.html

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    5. WHO事務局長 途上国の保健医療制度充実に支援を
      12月16日 21時48分

      エボラ出血熱など国境を越えて広がる感染症などへの対応を話し合う国際会議が、16日に都内のホテルで開かれ、WHO=世界保健機関のマーガレット・チャン事務局長は、発展途上国の保健医療制度を充実させるため、積極的な支援を呼びかけました。

      この国際会議は、感染症などの保健分野の課題を議論するために開かれたもので、都内のホテルには、WHOや世界銀行をはじめ、保健分野の活動を支援している国際的な団体の代表や研究者などおよそ300人が集まりました。
      会議の冒頭であいさつしたWHOのチャン事務局長は、日本が途上国の医療体制の整備を外交上の重要課題と位置づけ、積極的に援助してきたとして評価しました。
      そして、去年、西アフリカで流行が拡大し先進国でも患者が出たエボラ出血熱について、「保健医療制度がぜい弱な国にエボラウイルスが入り込むと、制御しきれなくなり、世界に影響を与えることになる」と述べ、途上国で感染症などに対応できる体制を整えることが国際社会全体にとって重要だと指摘しました。そのうえで、「今必要なのは実行することだ」として、エボラ出血熱の教訓が忘れられないうちに、対策が実行されるよう積極的な支援を呼びかけました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151216/k10010342981000.html

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    6. ビル・ゲイツ氏 保健医療分野で日本企業に期待
      12月18日 1時50分

      感染症対策などに財団を通じて資金を拠出しているビル・ゲイツ氏がNHKのインタビューに応じ、日本企業が持つ進んだ技術は薬の開発など保健医療分野で役立つとして積極的な関与に期待を示しました。

      ビル・ゲイツ氏が共同代表を務める財団は、去年、西アフリカを中心にエボラ出血熱が流行した際、5000万ドルを緊急支援のために拠出するなど、感染症対策をはじめとする保健や医療の分野での協力に力を入れています。
      ゲイツ氏は17日、都内でNHKのインタビューに応じ、死亡率が高くなると人々がより多くの家族を持とうとして人口が増える傾向にあるとしたうえで、「健康問題に取り組まなければ、食糧問題や失業問題といったほかの問題も解決できないままになる」と指摘し、保健医療分野の課題に引き続き取り組んでいく考えを示しました。
      そのうえで、「財団が出資している日本企業からの提案は、新しい薬を生み出す可能性があり、進捗(しんちょく)を期待して見ている。日本は薬をはじめとする科学の分野でとても強い」と述べ、政府による資金援助だけでなく、進んだ技術やノウハウを持つ民間企業にも保健医療分野の課題解決に積極的に関わってほしいと訴えました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151218/k10010344611000.html

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    7. ワクチン接種推進団体「開発の仕組み作り必要」
      12月18日 1時51分

      発展途上国で病気を予防するためにワクチンの接種を推進している国際団体のトップがNHKのインタビューに応じ、利益を見込めなくても企業などがワクチンや薬の開発を続けられる仕組み作りが必要だと訴えました。

      発展途上国でポリオや黄熱病などのワクチンの接種を推進している官民合同の国際団体「Gaviワクチンアライアンス」のセス・バークレー事務局長が17日、都内でNHKのインタビューに応じました。
      この中でバークレー事務局長は、西アフリカでエボラ出血熱が流行した際、接種できるワクチンがなかったことに触れ、「世界に必要な製品を作るかどうかの決断は、利益が出るか否かに基づくべきではない」と述べ、利益を見込めなくても企業などがワクチンや薬の開発を続けられる仕組み作りが必要だと訴えました。
      また、ワクチンの接種を推進することは、必要な人材の育成など途上国の基本的な医療体制を強化することにもつながると説明しました。そのうえで、「ワクチンは最も費用対効果が高い医療の対策だ」と述べ、ワクチンの研究開発や普及にさらに力を入れるよう日本を含む国際社会に呼びかけました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151218/k10010344601000.html

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    8. >利益を見込めなくても企業などがワクチンや薬の開発を続けられる仕組み作りが必要だ

      手段ではなく、目的になっちゃってるのね…

      欲で目が曇る、おカルトな信者衆もしくは、世界を股にかけるすっとぼけの香具師詐欺師ペテン師…

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  87. 新たに確認のエイズ感染者・患者、2年連続減少
    2016年02月29日 20時55分

     厚生労働省のエイズ動向委員会は29日、2015年の1年間に国内で新たに確認されたエイズウイルス感染者とエイズ患者の合計(速報値)が1413人で、2年連続で減少したと発表した。

     新たな感染者は990人で、20~30歳代が多く、6割以上を占めた。感染経路では男性間の性的接触が約7割だった。

     感染者と患者の合計数は、過去最多だった13年の1590人から2年連続の減少。ただ、女性の新規感染者は13年の46人から、14年は50人、15年は57人と増加した。委員会では、性感染症「梅毒」の患者が若い女性に増えていることと合わせて懸念する声が上がった。
    http://www.yomiuri.co.jp/national/20160229-OYT1T50117.html

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  88. マレーシア機残骸か…モザンビークの海岸で発見
    2016年3月3日14時14分

     【ジャカルタ=池田慶太】米CNNによると、アフリカ東部モザンビークの海岸で、2014年3月に行方不明となったマレーシア航空機の水平安定板とみられる残骸が見つかった。

     マレーシア運輸相は「(不明機と同じ)ボーイング777型機の一部である可能性が高い」と指摘している。

     残骸は長さ約1メートルで、観光客が先週末に海岸沿いで発見した。不明機の捜索拠点があるオーストラリアで詳しい調査が行われる。昨年7月にはモザンビークから東に約2100キロ・メートル離れた仏領レユニオン島でも、不明機の残骸が漂着しているのが見つかっている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160303-118-OYT1T50083

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  89. マレーシア機不明から2年 新たな手がかりなし
    3月8日 21時07分

    乗客乗員200人以上を乗せたマレーシア航空機の旅客機が行方不明になってから2年となる8日、マレーシア政府は、暫定的な報告書を発表しましたが、原因の特定につながる新たな手がかりは得られていません。

    乗客乗員239人を乗せたマレーシア航空370便は、おととしの3月8日、マレーシアの首都クアラルンプールから中国の北京に向かう途中に消息を絶ち、去年、翼の一部がインド洋のレユニオン島で見つかりましたが、原因の特定に必要なフライトレコーダーは現在も発見されていません。
    機体が行方不明になってから2年となる8日、マレーシア政府が設置した事故調査チームは暫定的な報告書を発表しました。それによりますと、原因の特定につながる新たな手がかりは見つかっておらず、当時の機体の整備状況のほか、パイロットが故意に墜落させた可能性も指摘されていることから、乗員の勤務態度など8つの分野について継続して調べているとしています。
    旅客機が墜落したとみられているオーストラリア沖のインド洋での捜索は、ことし半ばには終了する予定です。事故から2年が経過しても手がかりが見つからないなか、範囲を広げるなどして新たな捜索を行うのかどうか、関係各国は、今後の対応を問われることになります。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160308/k10010436231000.html

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  90. ベルギーで連続テロ 34人死亡 - 2016/3/22
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6195358

    <ベルギー同時テロ>空港と地下鉄駅で爆発、34人死亡

     【ブリュッセル斎藤義彦】ベルギーの首都ブリュッセルで22日朝(日本時間同日夕)、空港と地下鉄駅で連続して爆発が起きた。AFP通信によると、2度の爆発が起きた空港では14人、地下鉄駅で20人が死亡したほか、2カ所で200人以上が負傷した。ベルギーのミシェル首相は「我々の国が卑劣なテロに見舞われた」と述べ、両方ともテロ攻撃と断定した。ベルギー内務省は対テロ警戒水準を4段階の最高レベルに引き上げた。(毎日新聞)

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    1. 「ベルギー」に関連するニュース
      http://www.2nn.jp/word/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC

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  91. [環境@辺境]エイズの脅威 今も 編集委員 佐藤淳
    2016年3月24日15時0分

     冷たく乾いた手だった。別れ際に握手したやわらかい感触がいまも、右手に残っている。「娘はひと月に1回くらいしか会いに来てくれない。娘にも家族がいるから仕方ないんだけど」。アフリカ南部のスワジランドで取材したエイズ感染者の女性は、かすれた声でつぶやいた。

     女性はアイルランドの支援で建てられた小さな保護施設にいた。新聞や手紙を家庭やオフィスに届ける仕事を35年続けた娘4人の母。薬の詰まった袋を手に、「異変に気づいて2年で働けなくなった。疲れやすく、何もする気になれない」と話した。

     国連合同エイズ計画(UNAIDS)によると、世界の感染者は3700万人。その7割がサハラ砂漠以南のアフリカにいる。

     アフリカで共同研究が軌道に乗ったかと思うと、地元の研究者やスタッフがエイズで亡くなってしまう。そんな話を以前、日本人の研究者から聞いたことがある。薬の普及で死亡率は低下したが、アフリカではいまなお、エイズによる死は、人々の身近にある。

     「アフリカでは、エイズが全ての戦争、飢饉ききん、洪水を上回る命を奪っている」。南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)を撤廃に導いたネルソン・マンデラ氏は生前、アフリカ諸国の結束を訴えた。苦境は貧困にあえぐ大陸の手に余る。世界的な感染拡大が確認されてから30年余り。冷たい手を温める手が要る。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160324-118-OYTPT50238

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    1. 何らかの医原性疾患、つくられた病気の可能性…

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  92. 薬害エイズ 和解から20年 薬害根絶誓う集会
    3月26日 22時17分

    薬害エイズ裁判の和解から今月で20年となるのに合わせて、犠牲者を追悼し薬害の根絶を誓う集会が東京で開かれました。

    集会には薬害エイズの被害者や家族などおよそ300人が出席し、全員で黙とうし、犠牲者を追悼しました。
    治療に使われた血液製剤を通じて1400人を超える患者がエイズウイルスに感染した薬害エイズの問題では、被害者や家族が国と製薬会社を訴え、20年前の平成8年3月に和解が成立しています。
    集会では、裁判の原告を代表して花井十伍さんが、裁判の被告企業の1つ「化血研」が血液製剤の製造を巡って不正を続けていたことに触れ、「製薬会社で不正が行われないよう今後も薬害根絶に向けて活動を続けたい」と訴えました。
    続いて、塩崎厚生労働大臣が「不正を見抜けなかったことを重く受け止め対策を行っていきたい」と述べました。
    治療法が進歩し、エイズで亡くなる被害者は少なくなっていますが、ほとんどがC型肝炎ウイルスにも感染しているため、毎年10人前後が肝硬変などで死亡し、犠牲者は697人になっています。
    参加した人たちは薬害の根絶を誓うとともに、高齢化した被害者への支援を国に求めていくことを確認しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160326/k10010457691000.html

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  93. 【テレ朝メルマガ 報道ブーメラン第817号】薬害エイズ裁判和解20年/東日本大震災取材現場から
    http://www.tv-asahi.co.jp/mailmagazine/

    ■01■記者コラム
    「霊安室 ~薬害エイズ裁判和解20年~」
     社会部/郭 晃彰

    港区白金台にある東京大学医科学研究所、通称「医科研」。ちょうど30年前、日本のエイズ医療は、ここで始まった。医療機関で診察を拒まれた多くの患者たちが、一縷の望みを託して訪ねてきたのだ。

    感染の有無を調べ、結果を伝えてくれる病院は当時、皆無に等しかった。ましてや感染が分かっても、効果がある薬はなく、治療と呼べるものは何ひとつなかった。感染症を専門にした医療機関だった医科研ですら手を出せなかった。医師たちは亡くなったエイズ患者の遺体を解剖することで、“謎の奇病”に迫ろうとした。それ以外に為す術がなかったからだ。

    薬害エイズの被害者・大平勝美さん(67)が、当時を振り返る。

    「本当に沢山の人が亡くなっていった。霊安室は離れにあってボロかった。ほとんどの人が、残された仲間のために、やせ細った体を差し出していった。隣には、解剖室があって、私は、壁越しに洩れてくる電ノコの音を聞きながら、遺族と、その帰りを一緒に待っていた。彼らは内臓を含めた全てを取り出され、からっぽの体になって戻ってきた。今、私たちがあるのは、こうした亡くなった人たちに生かされているんだと思う…」

    血友病患者が、治療のために使っていた血液製剤で、エイズウイルスに感染した薬害エイズ事件。海外から輸入された新しいタイプの製剤が汚染されていたことが原因だ。5000人いた血友病患者の約3割が感染し、697人が死亡した。当時、エイズを発症すれば、全員が死んでいた。原因は不明。人々はエイズを恐れ、避けた。

    当初彼らは、薬害事件の被害者として認識されず、ウイルスをまき散らす“病原菌”のように扱われた。家族や親戚までもが差別され、職を追われた人もいる。性交渉で広がることが分からず、妻を感染させてしまった人も。自らの手で汚染された製剤を子どもに注射してしまった親も少なくない。海外では家に火を放たれたケースまであったという。

    社会から徹底的に排除され、死んでいった被害者たち。それでも「仲間のためになるなら」と彼らと家族たちは、医科研に体を差し出すことを選んだ。その“屍”の上に、エイズ医療の今がある。コントロールができる病気になるまでには、本当に多くの犠牲があったのだ。

    大平さんは、30代半ばでエイズウイルスに感染した。今も昔も、趣味は海外旅行。血友病による出血がひどく、自由に歩き回れなかった子どもの頃、世界地図を眺め、地球儀を回すことで、旅行気分を味わっていた。

    血友病患者の間で、感染が広がっていた1980年代前半。実は“危険な血液製剤”の存在は一部で知られていた。大平さん自身も聞いていた。調べた結果、不安を感じた。だから普段は使わなかった。

    しかし、医師から「携帯には便利だ」と勧められ、手を出した。大好きな海外旅行の時だった。数日だけなら、そんな思いだったという。帰国後、階段を踏み外し、けがをした時にも使った。数回の使用。だけど、感染した。告知された日、病院からどうやって家まで帰ったのか覚えていない。

    ある時、「危ないって知っていたのに、何で使ったのですか?」と無神経に聞いた私。「バカだよね。世界になんて興味を持たなきゃよかったよ」と大平さん。彼はずっと後悔し続けてきたのかと思うと、質問したことを悔やんだ。同時に、国と製薬会社、そして医師は、そんなささやかな楽しみさえ奪い取っていったのだと感じた。

    数年前、顔見知りだった被害者が亡くなった。お腹には水が溜まっていて、パンパンに腫れていた。体は痩せて、細かった。元気だったころは、肉付きがよく、大柄だった。

    彼の病室に、大平さんが入ってきた。言葉はなかったが、ベッドの傍らに立った大平さんは、彼と会話をしていたように見えた。「あとは自分たちに任せて、休め」「お前の死は絶対に無駄にしない」。音ひとつしない、ピーンと張りつめた空間で、命のバトンを引き継ぐ儀式…。霊安室での別れもこうだったのだろうか。

    何十、何百もの仲間を、こうして見送ってきたのだろう。大平さんは「生き残った自分にできることは?」と自問しながら、今も被害者や遺族の生活支援を続けている。

    被害者が国と製薬会社を訴えた裁判は、7年に及んだ末、1996年3月29日に和解した。20年の節目を前に、初めて医科研を訪ねてみた。そこに行けば、何かが分かる気がしていた。が、霊安室も、解剖室もなくなっていた。それでいいのかもしれない。シンボリックな場所がないからこそ、語り継ぐ必要がある、伝え続ける意味がある。(了)

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    1. >港区白金台にある東京大学医科学研究所、通称「医科研」。ちょうど30年前、日本のエイズ医療は、ここで始まった…

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    2. 「新型インフルエンザウイルス」
      https://kaken.nii.ac.jp/p?q=%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9&qh=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E5%AD%A6&o=1

      https://kaken.nii.ac.jp/r?q=%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9&qh=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E5%AD%A6&o=4

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  94. エジプト航空機 消息を絶つ - 2016/5/19
    Yahoo!ニュース・トピックス
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6201516

    エジプト航空機が消息絶つ=パリ発カイロ行き、乗客乗員69人
    時事通信 5月19日(木)12時18分配信

     【カイロ時事】エジプト航空は19日、パリ発カイロ行きの同航空804便(エアバスA320型機)が同日午前2時45分(日本時間同9時45分)に地上との交信を絶ったとツイッターで明らかにした。

     消息を絶った原因は不明。同航空は捜索を続けている。

     同機はパリの空港を現地時間の18日午後11時9分(日本時間19日午前6時9分)に離陸したという。CNNテレビによると、乗客59人と乗員10人の計69人が乗っていた。消息を絶ったのは、エジプトの空域に入った直後で、約1万1300メートル上空を飛行していた。

     在エジプト日本大使館は、乗客に日本人がいないか確認を急いでいる。
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00000055-jij-m_est

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    1. パリ発のエジプト航空機 レーダーから機影消える
      5月19日 12時05分

      エジプト航空の発表によりますと、フランスのパリを出発し、エジプトの首都カイロに向かっていたエジプト航空804便が、日本時間の19日午前、消息を絶ったということです。

      それによりますと、この旅客機は、乗客乗員合わせて69人を乗せて、現地時間の18日深夜(日本時間19日午前6時ごろ)、パリを出発したあと、現地時間の19日午前2時45分(日本時間午前9時45分)に、エジプトの空域に入る前にレーダーから消え、消息を絶ったということです。当時の高度はおよそ1万1000メートル余りだったということです。

      外務省 日本人搭乗していたか情報収集急ぐ

      今回の発表を受けて外務省は、エジプト航空の旅客機に、日本人が搭乗していたかどうか、パリとカイロにある日本大使館などを通じて、情報収集を急いでいます。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160519/k10010526811000.html

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    2. エジプト航空機 仏大統領「海に墜落した」
      5月19日 21時06分

      66人が乗ったエジプト航空の旅客機がフランスのパリからエジプトのカイロに向かっている途中に地中海で消息を絶ち、フランスのオランド大統領は、旅客機が墜落したと述べました。一方、エジプトの民間航空相は、墜落したかどうか断定できないとして、エジプト当局が機体の捜索にあたっています。

      エジプト航空によりますと、フランスのパリからエジプトのカイロに向かっていたエジプト航空804便が現地時間の19日午前2時半ごろ(日本時間の19日午前9時半ごろ)消息を絶ちました。
      旅客機はパリを出発してからおよそ3時間半後に、エジプトの海岸から280キロ沖合の地中海上でレーダーから機影が消えたということです。旅客機には乗客乗員合わせて66人が乗っていて、日本人はいないということです。
      この旅客機について、フランスのオランド大統領は演説で「収集した情報により、残念ながら、旅客機が海に墜落したことを確認した」と述べました。
      一方、エジプトのファタヒ民間航空相は記者会見で「旅客機が見つかるまでは墜落したのかどうかは断定できない」と述べました。
      エジプトの当局は現在、旅客機の航路に当たるギリシャの軍とともに、機体の捜索にあたっています。
      ギリシャの航空当局によりますと、航空管制官が日本時間の19日午前9時26分に旅客機と交信したときに異常はありませんでしたが、その3分後、機影がレーダーから消えたことに気付き、パイロットとの交信を試みたものの、応答がなかったということです。
      また、ギリシャのカメノス国防相は会見で、「レーダーの情報から、機体は左に90度ほど旋回したあと、右に360度ほど旋回し、高度およそ1万1000メートルからおよそ4500メートルまで急降下したあと、レーダーから機影が消えた」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160519/k10010527611000.html

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    3. 「エジプト」に関連するニュース
      http://www.2nn.jp/word/%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88

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  95. 「マレーシア航空」に関連するニュース
    http://www.2nn.jp/word/%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%88%AA%E7%A9%BA

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  96. 国際エイズ会議 南アフリカで開幕
    7月19日 10時23分

    エイズに関する最新の研究成果などを話し合う「国際エイズ会議」が南アフリカのダーバンで開幕し、国連の責任者は、世界では、エイズの治療を巡って前進がみられるものの、去年だけで新たに210万人が感染したとみられるとして、対策の一層の強化が必要だと訴えました。

    ことしの国際エイズ会議は南アフリカのダーバンで18日開幕し、研究者や感染者の支援に携わる人たちなど1万8000人が参加しています。

    この中で、国連合同エイズ計画のミシェル・シディベ事務局長は、エイズの治療薬の普及で、世界全体で1700万人の患者が治療を受けられるようになるなど大きな前進がみられると説明しました。一方で、去年だけで210万人が新たに感染したとみられるとして、「このままでは、国連が掲げる2030年までにエイズウイルスの感染を終わらせるという目標は、到底達成できない」と述べて、対策の一層の強化が必要だと訴えました。

    エイズを巡っては、南アフリカで、親を亡くしたエイズ孤児が250万人に上るなど、特にアフリカ南部や東部で引き続き深刻な社会問題となっていて、会議に先だって会場の近くでは、エイズ孤児の孫を育てる女性たちが社会的な支援を求めてデモを行っていました。会議は今月22日まで行われ、エイズに関する最新の研究成果などが話し合われることになっています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160719/k10010600571000.html

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  97. みながみな一様に騙されたふりをきめこんでいる構図…

    ほんとうに騙す側にいる者は誰なのか…

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  98. エイズ 最初の患者報告の10年前には米国内に
    10月27日 6時30分

    エイズは、1981年に世界で最初の患者がアメリカで報告されましたが、その10年ほど前には、すでにウイルスが持ち込まれていたことがアメリカなどの大学の研究で分かり、エイズが広がった経緯を理解するうえで重要な成果として注目されています。

    エイズは、1981年に世界で最初の患者がアメリカのロサンゼルスで報告されて以降、感染が拡大し、WHO=世界保健機関によりますと、去年1年間に世界でおよそ100万人が死亡したと見られています。

    アメリカのアリゾナ大学などのグループは、1970年代後半にニューヨークとサンフランシスコで採取された同性愛の男性8人分の血液から、ごく微量のエイズウイルスを検出しました。そして、ほかの地域で検出されたウイルスと遺伝子の変化の程度を比較したところ、エイズウイルスはアフリカからカリブ海のハイチを経て、1970年代はじめにはニューヨークに持ち込まれていたことが初めてわかったということです。

    これまで、最初に報告された患者らが感染拡大を招いたと非難されてきましたが、研究グループは、彼らはエイズの存在を社会に明らかにしただけで、その時点ですでに感染は広がっていたとしています。研究グループは「感染症が拡大すると、誰が広めたのかと考えてしまうが、誰も非難されるべきでない」と話しています。

    この論文はイギリスの科学雑誌、ネイチャーに発表され、エイズが広がった経緯を理解するうえで重要な成果として注目されています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161027/k10010745961000.html

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    1. 「エイズ」
      https://koibito2.blogspot.jp/search/label/%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BA

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    2. 「エイズ」ウイルスの元になった医科様モデルは…

      「HTLV-1 レトロウイルス HIV」
      https://www.google.co.jp/search?q=HTLV-1+%E3%83%AC%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9+HIV

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    3. 「成人T細胞白血病 HTLV 熊本大学 高月清 日沼頼夫 ギャロ」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%88%90%E4%BA%BAT%E7%B4%B0%E8%83%9E%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85+HTLV+%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E5%AD%A6+%E9%AB%98%E6%9C%88%E6%B8%85+%E6%97%A5%E6%B2%BC%E9%A0%BC%E5%A4%AB+%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%AD

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  99. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明 66<1>世界初「死の病」治療薬
    2016年10月29日5時0分

     かつて「死の病」と恐れられたエイズ(後天性免疫不全症候群)。治療薬の進歩で、患者の生存率は飛躍的に向上、天寿を全うできるほどになった。世界初の治療薬を開発した満屋裕明さんが、エイズとの闘いを振り返る。

     調査研究本部主任研究員 田中秀一

         ◇

     エイズ治療薬の研究を始めたのは、熊本大学からアメリカの国立衛生研究所に留学していた1984年でした。

     《エイズは、エイズウイルスの感染によって体の免疫機能が破壊され、重い肺炎やがんを引き起こす病気。米国で81年に初めて発症が報告され、患者は急激に増えた。発症から2年以内の死亡率は70~80%に及んだ》

     留学した当初、エイズの研究をすることになるとは思っていませんでした。僕が研究していたのは白血病だったからです。

     ところが、この白血病の原因ウイルスと、エイズウイルスは共にレトロウイルスという種類で、人体の同じ免疫細胞に感染することが分かりました。

     僕はその免疫細胞をたくさん培養していました。そこで、研究室の上司が「エイズの治療薬の研究をしよう」と言い出したのです。

     エイズの原因となるウイルスは83年に発見されたばかりで、まだ感染経路や感染力の強さもよく分かっていなかった。研究する者にとって危険な挑戦でしたが、誰かがやらなければいけないと思いました。

     しかも、レトロウイルスの治療薬を作るのは不可能と言われていました。このウイルスは人に感染すると細胞の遺伝子に潜り込むので、排除できないと考えられていたからです。

     試行錯誤を繰り返し、AZT(アジドチミジン)という薬の効果を調べたところ、エイズウイルスの増殖を抑えることが分かり、87年に世界初の治療薬として承認されました。

     幸運にも、2番目、3番目の治療薬も見つけることができました。

     その後、様々な薬が開発され、今では20種類以上の薬があります。それらを組み合わせて治療することで、患者は命を落とさずに済むようになりました。エイズは「コントロール可能な慢性疾患」で、もはや「死の病」ではありません。

     《満屋さんはその道を切り開いた功績により、毎年のようにノーベル賞の候補に名前が挙がる》

     残念なことにエイズの患者は増え続けています。闘いは終わりません。

     (この連載は月~木曜日と土曜日に掲載します)

         ◇

     みつや・ひろあき 1950年(昭和25年)、長崎県佐世保市出身。熊本大医学部卒。米国立がん研究所レトロウイルス感染症部長、熊本大教授を歴任、2016年4月から国立国際医療研究センター研究所長。07年に紫綬褒章、14年に読売国際協力賞、15年、日本学士院賞受賞。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161028-118-OYTPT50445

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    1. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明 66<2>留学先は「最低な研究室」
      2016年10月31日5時0分

       1982年の秋、初めてワシントンの空港に降り立ちました。アメリカ国立衛生研究所(NIH)に留学するためです。

       それまで熊本大学第2内科で、患者を診ながら免疫の病気の研究をしていました。恩師の岸本進教授から「もっと研究する時間が欲しいだろう。留学したら、研究に専念できる」と勧められました。

       その時32歳、留学するには、だいぶ年を食っていました。熊本大学を卒業して医者になり、7年です。ところが、アメリカ人は卒後3年か4年でNIHに入っていて、キャリアを積んでいる。もっと早く来るべきだったと思いました。

       免疫研究の権威だった大阪大学の岸本忠三先生が、米国立がん研究所(NIHの下部組織)の有名な教授に紹介状を書いてくれました。そして、その下にいるサミュエル・ブローダー博士の研究室に入りました。僕は、がんに起きる免疫不全の研究をしていて、その論文を読んでいた博士が「私とテーマが同じだから、研究に加わってほしい」と手紙を出してきた。「望まれるなら、そこに行こう」と考えました。

       岸本忠三先生は、僕がブローダー博士の研究室に入ったと聞いて、「これで満屋も終わりだな」と思われたそうです。博士には、それまであまり大した業績がなかったから。

       実際に研究室に行くと、イスラエルから来た研究者と、昼まで新聞ばかり読んでいる女性の技術者がいるだけ。ブローダー博士自身は実験しません。研究室が狭いのにも驚きました。

       「これから何を研究するか考えてこい」と博士に言われ、白血病を治療するため、がん化した細胞だけを攻撃する免疫細胞を作成することを提案しました。

       ブローダー博士は「ヒヒで実験しよう」と言います。でも、人の細胞を使ってヒヒで実験しても、免疫に排除されてうまくいくはずがない。サルの腎臓を人間に移植しても定着しないのと同じです。「常識外れ。やっても無駄です」と思ったけれど、言わなかった。

       実際にやってみないと、何が起きるか分からないから。もしかしたら、僕が間違っているかもしれない。やはり実験は大事です。

       それに、ボスの言うことを断ったら、後々うまくいかないと思いました。新入社員が社長に「これを売ってこい」と言われて、「そんなの売れませんよ」と言ってはだめでしょう。

       一生懸命、実験しました。3か月、4か月とやって、「やっぱりできません」と言うと、ブローダー博士は「そうか、もっとやれ」。

       「いんけつ(最低)な研究室に来た。このままでは僕のサイエンティスト(科学者)としてのキャリアは本当に終わってしまう」と焦りました。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161030-118-OYTPT50160

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    2. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明 66<3>「研究者の天国」 NIH
      2016年11月1日5時0分

       アメリカ国立衛生研究所(NIH)に留学した当初、研究室のボス、ブローダー博士から指示された実験はうまくいきませんでした。白血病治療のため、ヒヒを使い、がん細胞だけを攻撃する免疫細胞を作る研究でした。

       ヒヒでは無理なので、人間の細胞を使った実験をしたい、と提案しました。

       人の体では、1日に数千個のがん細胞ができます。それでもがんにはならないのは、がん細胞を殺す免疫の働きがあるからです。

       がんになっても、小康状態になったり治癒したりする人がいます。免疫が活性化し、がん細胞を再び殺し始めるからではないか、と考えられています。

       そこで、「白血病になって、いったん治った人の細胞が欲しい」と博士に言いました。

       すると、1週間ほどで「あったぞ」と持ってきた。どんなものも手に入るのがNIHのすごいところ。隣にある海軍病院の患者から採ったものだといいます。いいボスだと思いました。

       その細胞を、別に採ってあった白血病細胞で何度も刺激すると、すぐに目的の免疫細胞ができました。正常細胞を殺さず、白血病ウイルスが感染した細胞だけを殺す。これを活用すれば、白血病の治療法になる可能性がある。博士は「大きな成果だ」と言い、有力医学誌に発表しました。

       これは後に、エイズの治療薬を研究する時に大いに役立つことになります。

       研究が進んだのは、ひとえにNIHの環境が素晴らしかったからです。

       日本で実験に使う試薬を手に入れるには、アメリカから取り寄せるので1、2か月かかりました。値段もアメリカの4倍ほど高い。

       実験器具のピペットやフラスコは使うたびに洗い、加熱滅菌して冷やす。細胞の培養液は、ばい菌をフィルターでこして自分で作る。2日前から準備します。

       ところが、アメリカは器具は使い捨て。培養液は無菌の瓶に入っていて、どれもがNIH地下のスーパーマーケットで売っています。準備の必要がない。

       遺伝子の研究に必要な酵素の自動販売機もありました。コーラのようにボタンを押すとドンと出てくる。

       日本では1回の実験に準備を含めて3日かかったのに、NIHでは1日に2回、3回と実験できる。研究者にとって天国です。これでは日本は医学研究で勝てるはずがないと思いました。

       論文を書く時も、日本ではタイプライターで清書していました。教授に「ミスがある」と言われると、最初から打ち直し。今度は別の所にミスが起きて、またやり直しです。アメリカでは、ワードプロセッサーでミスした所だけ直せばいい。論文を書く早さが5、6倍になりました。

       研究に勢いがついて、世界的な医学誌に五つの論文を発表しました。そんな時、ブローダー博士からエイズ治療薬の研究を持ちかけられました。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161031-118-OYTPT50394

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    3. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明 66<4>感染リスク 乗り越え決断
      2016年11月2日5時0分

       エイズ治療薬の研究を始めたのは1984年(昭和59年)4月です。アメリカ国立衛生研究所に留学中、研究室のボスだったサミュエル・ブローダー博士が「やってみようか」と言いだしました。

       エイズは、ウイルスが血液中の免疫細胞のヘルパーTリンパ球に感染することで発症します。僕はそのリンパ球を大量に培養していました。それまで研究していた成人T細胞白血病は、ウイルス感染によって起きますが、このウイルスが感染する細胞もヘルパーTリンパ球だったからです。

       ブローダー博士は「君はヘルパーTリンパ球を山ほど持っている。そういう研究者は、世界にもほとんどいない。エイズ治療薬の研究に役立つかもしれない」と言いました。

       《エイズウイルス(HIV)は83年にフランス・パスツール研究所のグループが発見した。だが、まだ感染経路や感染力はよく分かっていなかった》

       「手を出したら死ぬかもしれない。どうしようか」という気持ちもありましたが、誰かがやらなくてはいけない。そうしないと世の中が困ったことになる。誰がやるかと言ったら、医者しかいない。医者にはそういう宿命があります。

       帝国ホテルの総料理長だった村上信夫さん(1921~2005年)の若い頃に、こんな話があります。

       当時の犬丸徹三社長から「君、フランスに行かないか」と言われ、「行きます」と即答した。それまでに8人ほどが同じことを言われて「家の者と相談させてください」と答え、社長は激怒した。しかし、村上さんは即断したから行くことに決まった、といいます。それで、彼のヨーロッパ修業が始まりました。

       そういうものなんだな、と思います。その時、僕も大きな躊躇ちゅうちょはなかった。

       自分がエイズで死ぬことはないだろう、という見通しもありました。

       僕が研究していた成人T細胞白血病の原因ウイルスは、エイズと同じレトロウイルスですが、患者を診た医師が命を落とすわけではなかった。エイズも、診療した医師や看護師が次々に命を落とすことはなかった。おそらく感染性は低いのだろうと考えました。

       それでも100%安全とは言えない。それは仕方ない。医者だから、一定の危険を冒す義務はあります。

       黄熱病を研究した野口英世も、破傷風を研究した北里柴三郎も、死ぬかもしれないと思ったでしょう。彼らはリスクテイカー(危険を引き受ける人)でした。リスクを取るのを恐れない人たちがいて、僕もそのはしくれかもしれない、と思います。

       もっとも、感染性が低いという推測が当たったのはたまたまでした。後にエイズには10年以上の潜伏期間があると分かり、医師たちが感染したとしても、すぐには発症しないからです。僕にはビギナーズラックもありました。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161101-118-OYTPT50457

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    4. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明 66<5>試行錯誤で「吸血鬼」に
      2016年11月3日5時0分

       アメリカ国立衛生研究所(NIH)の研究室のボス、ブローダー博士の提案でエイズ治療薬の研究を始めることになりました。1984年(昭和59年)、エイズの患者が急激に増え始めた頃で、彼には先見の明がありました。

       しかし、博士は研究の具体的な方法は何も示さなかったので、自分で考えなければならなかった。「今日はフランス料理が食べたいな。でも、おれは作れない。おまえが作れ」と言われたようなものです。ボスというのはそういうものだと思います。

       試行錯誤してたどり着いたのが、試験管を使い、目で見て薬の効果を判定する方法です。

       実験に使うのは、エイズウイルス(HIV)が感染する免疫細胞の一種、ヘルパーTリンパ球です。このリンパ球を試験管内で増殖させると、細胞同士が集まって、きれいなボタン状の白い塊になる。これにHIVを加えると、細胞は感染して死に、塊は散り散りになってしまいます。

       しかし、HIVに効果がある薬剤を加えると細胞は死なず、塊が残る。その塊の直径を測れば、薬が効いたかどうか分かるのではないか、と思ったのです。

       それには、増殖力が強いうえに、HIVに感染すると容易に死ぬ細胞が必要でした。役に立ったのが、金沢大学から留学していた谷内江やちえ昭宏君の細胞、ヤチエ細胞です。

       《谷内江さん(62)は83年から85年までNIHに留学し、現在は金沢大学小児科教授を務める。小児の免疫疾患の専門家だ》

       彼に計画を話して採血させてもらい、リンパ球を採取しました。その細胞に、破傷風ワクチンを抗原として加えて刺激すると、ぐーんと増える。しかも、試験管内でHIVに感染させると、すぐに死ぬ。最適の条件を備えていました。

       実験のたびに新鮮な細胞が必要なので、「吸血鬼」と恐れられながら、毎週のように採血しました。

       この検査方法ができたのは、留学前に所属していた熊本大学で、恩師の岸本進教授から「目で見る免疫学」という論文を書くように言われた経験があったからです。免疫細胞は抗原で刺激を受けると、盛んに増殖します。抗原として、破傷風ワクチンを自分に打って実験しました。

       破傷風ワクチンの開発に貢献したのは、ドイツの細菌学者コッホの元に留学した北里柴三郎ですが、それには日本での研究が役立ったといいます。

       《北里(1853~1931年)は1886年に留学し、コッホに破傷風菌の純粋培養を指示された。破傷風菌は酸素を嫌う嫌気性細菌で、純粋培養は困難だった。北里は日本で作っていた装置を応用して容器内に酸素のない環境を作り、純粋培養に成功、治療法の開発につなげた》

       僕も、留学前の「目で見る免疫学」を「目で見るウイルス学」にすることができました。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161102-118-OYTPT50511

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    5. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<6>深夜 孤独の研究室へ通う
      2016年11月5日5時0分

       エイズ治療薬の研究をアメリカ国立衛生研究所で始めることになった時、思わぬ問題が起きました。研究室の同僚から強く反対されたのです。

       《同じ研究室のボブ・ヤーショアン医師は「そんな危険なウイルスを扱う研究は絶対やってほしくない。やらせない」と言った》

       僕は、へたくそな英語で言い返しました。

       「中世のヨーロッパでペストが流行した時、誰が治療したか知っているか。医者と僧侶だぞ。彼らも死んだんだ。誰かがやらないといけない、おれたちがやらないで誰がやるんだ」

       でも、彼は「おれを辞めさせる気か」と譲らない。ボスのブローダー博士に「これでは研究できない」と相談したところ、「ロバート・ギャロに頼んでみる」と言います。

       《ギャロ博士は米国立衛生研究所のウイルス学者で、1984年(昭和59年)にエイズウイルス(HIV)を発見したと発表した。後にそれは誤りで、真の発見者はフランスの研究者と分かった》

       ブローダー博士は、HIVを培養していたギャロ博士からウイルスを譲り受け、夜間に彼の研究室を借りて実験できるようにしてくれました。

       ギャロ博士の研究室に行くと、試験管に入ったウイルスを、ゴム手袋も着けず素手で手渡された。それほど感染力は強くないはずだと考えていましたが、やはりたじろぎました。

       そして、昼間は自分の研究室で研究し、夜中に無人になった彼の研究室に行って一人で実験しました。

       研究室は狭いので、実験用具を置き放しにできない。用具一式を入れたバスケットを持って、夜ごとギャロ研究室のあるビルまで10分ほど歩きました。

       そのビルの入り口の鍵を渡されていなかったので、ドアが閉まる夜間は、誰かが出てくるのを待たなければなりませんでした。

       研究に使う細胞を自分で作り、培養液の入ったフラスコに入れておく。試験管、ピペット、それにピペットを操作する機械、ノート、試験管立て。全部持って行き、持って帰ります。

       細胞の増殖に適した温度に保つ培養器だけは借りました。試験管に入れた細胞をそれで増やし、HIVや試薬を混ぜる。細胞がウイルスに感染して死んでいくか、試薬が効いて生き残るかを観察します。

       研究の立案から実験の準備、実施まで全部一人でやりました。

       ニューヨークの自由の女神の広場で演奏するワンマンバンドという大道芸があります。一人でギターを弾き、ハーモニカを吹き、ドラムをたたく。まさにそれ。それがまた楽しい。深夜の実験も苦ではなかった。

       ボスは1日に1回来て、What’s new?(何か新しいことはあったか)と聞くだけです。でも、研究費は潤沢に用意してくれた。弟子としてはありがたかった。

      (調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161104-118-OYTPT50269

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    6. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明 <7>薬開発「もうやめようか」
      2016年11月7日5時0分

       アメリカ国立衛生研究所で始めたエイズ治療薬の研究は当初、いろいろな壁にぶつかりました。

       まず、どんな薬なら効果があるか、誰にも分からなかった。

       エイズウイルス(HIV)はレトロウイルスというウイルスの一種で、増殖する際に、逆転写酵素という酵素を使うのが特徴です。この酵素の働きを阻止する薬が見つかれば、治療薬になるのではないか。研究室のボスのブローダー博士と、そう話しました。

       文献を探し、インターネット検索などない時代でしたが、逆転写酵素に阻害効果があるという化合物の一覧表をやっと見つけました。

       10種類くらいの化合物が載っていて、試してみましたが、どれ一つとして効きません。

       《エイズの治療は当時、不可能とされていた。レトロウイルスは、人の細胞に感染すると細胞の遺伝子に潜り込み、ひとたび感染したら排除できない、と考えられていたからだ》

       やはり治療薬の開発は難しいのだろうか。ブローダー博士は「もうやめようか」と言いました。エイズの研究を始める前に、白血病の研究で成果を上げていたので、先行きの見えないエイズの研究より、白血病の研究を優先しようと考えたのです。

       熊本大学から留学して2年が過ぎ、「戻ってこい」と大学の医局から電話がかかってきました。

       僕に留学を勧めた恩師の岸本進先生(当時は熊本大学から大阪大学教授に転任)に、アメリカで研究を続けるか、日本に帰るべきか相談しました。

       僕が白血病に関する論文をいくつも発表していたのを見ていた岸本先生は「君の研究は進んでいるようだから、そちらで続けなさい」と言われました。

       それで、熊本大学の医局に電話して「戻りません」と言い、退職しました。

       あの時、岸本先生から日本に戻るよう言われていたら、エイズ治療薬は発見できなかった。

       実験に使う細胞にも問題が起きました。金沢大学から留学していた谷内江やちえ昭宏君(現金沢大学教授)から採血して作った「ヤチエ細胞」です。

       この細胞は盛んに増殖するので、HIVの感染を受けやすく、実験に最適だったのですが、増えなくなってしまった。細胞は通常50回くらい分裂すると、老化して寿命を迎えます。ヤチエ細胞も老化には勝てませんでした。

       谷内江君は間もなく帰国することになっていて、採血もできなくなります。

       その時、以前に行った試験管内の実験で、ヤチエ細胞に白血病ウイルスを感染させると、急速に増殖するようになったのを思い出しました。がん化した細胞は無限に増殖する力を持ちますが、ヤチエ細胞もがん細胞に近い性質を持ち、老化しにくくなったのです。

       その時に作っていた細胞を使い、再び実験が進みだしました。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161106-118-OYTPT50160

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    7. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<8>ウイルス増殖 抑えたが……
      2016年11月8日5時0分

       エイズ治療薬の研究が進まずにいたある日、研究室の同僚が、エイズウイルス(HIV)に効くかもしれない薬がある、と聞きつけてきました。エイズの研究に大反対したボブ・ヤーショアン医師です。

       どんな薬か説明するには、HIVの仕組みをお話ししないといけません。

       HIVはレトロウイルスの一種で、逆転写酵素を持っているのが特徴です。

       生きとし生けるものは、遺伝情報がDNAからDNA、またはDNAからRNAに転写(伝達)される、と考えられていました。ところが、そのほかにRNAからDNAに転写されるウイルスがあることが1970年に分かった。これをつかさどるのが逆転写酵素で、この酵素を持つウイルスは、通常とは「逆」という意味で「レトロ」ウイルスと名付けられました。

       この酵素の働きを阻止する化合物なら、ウイルスの増殖を止め、治療薬になる可能性があるわけです。

       ヤーショアン医師は、アメリカ国立衛生研究所のカフェテリアで他の研究者と食事していた時、僕の研究について話し、「逆転写酵素を阻害する薬があるぞ、確かスラミンという名前だ」と聞いたのです。

       スラミンは、アフリカに蔓延まんえんしているトリパノソーマ症の薬でした。ツェツェバエが媒介する眠り病です。副作用のため、今ではほとんど使われていません。

       この話を研究室のボスであるブローダー博士が聞いてスラミンを入手し、確か5月だったのですが、「メリークリスマス」と言って僕に渡しました。

       試験管で実験すると、効いているように見えた。ヤーショアン医師の反対で、それまで別の研究室を借りて実験していましたが、自分の研究室で確かめたいと考えました。料理するのに、勝手を知った我が家の台所でやる方がスムーズにいくのと同じです。

       誰もいない早朝と深夜だけなら、と了解を取って自分の研究室で実験すると、確かにウイルスの増殖が抑えられていた。試験管内ですが、HIVに活性(効果)がある物質を初めて見つけました。1984年(昭和59年)7月です。

       ところが、午前9時に来たヤーショアン医師が、まだ僕が実験をしているのを見ると「約束が違う」と食ってかかってきた。

       各国がエイズの治療薬を探し求めていた時です。この時ほど怒りを感じたことはありません。

       《HIVの増殖を抑える化合物を発見した研究成果はこの年、世界的科学誌サイエンスに掲載された》

       論文は投稿から13日間で受理されました。通常は数か月以上かかり、考えられないスピードでした。

       研究所の付属病院で、患者に投与する臨床試験が始まりました。しかし症状は良くならず、次々に亡くなっていく。スラミンは、試験管内では有効でも、人体の血液中では、たんぱく質と結合して効果を発揮しませんでした。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161107-118-OYTPT50381

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    8. >研究所の付属病院で、患者に投与する臨床試験が始まりました。しかし症状は良くならず、次々に亡くなっていく


      ほんとうに「エイズ」HIV感染で亡くなったのかな?

      そういう疾患症状を意図的につくりこんではいなかったか…

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    9. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<9>薬剤 コードネーム「S」
      2016年11月9日5時0分

       エイズウイルス(HIV)に対して初めて試験管内で効果が観察された薬スラミンは、患者には効果がないと分かり、研究室のボス、ブローダー博士は、新たな薬剤を求めて様々な製薬会社に共同研究を持ちかけました。

       1985年(昭和60年)、その中の1社が「S」というコードネームの薬を送ってきました。

       試験管に免疫細胞を入れて増殖させると、白いボタン状の塊ができます。そこにエイズウイルスを加えると、細胞はウイルスに殺されてバラバラになる。ところが薬剤Sを入れると、ウイルスが入っているのに細胞は増え、きれいな塊ができました。薬がウイルスの働きを止めたのです。極めてはっきりした結果で、1回の実験で効いたと分かりました。

       これを製薬会社に伝えると、AZT(アジドチミジン)という薬だと説明がありました。1964年に抗がん剤として開発されましたが、がんには全く効かず、たなざらしになっていた薬です。70年代に、動物のレトロウイルスに効果があるらしいと報告されていました。エイズウイルスもレトロウイルスの一種です。

       患者に使う臨床試験が始まりました。効果のない偽薬と比べる方法です。この薬を服用した患者の症状は良くなっていきました。

       一方、偽薬に当たった患者の病状は悪化し、19人が亡くなった。AZTを使った場合の死者は1人だけ。薬の効果は明らかでした。

       《AZTは87年、世界初のエイズ治療薬として米、日本などで承認され、薬を待ち望んでいた多くの患者に恩恵をもたらした》

       この薬が抗がん剤として効かなかったのは、人の細胞に大きな害がないということ。これがエイズ治療薬として幸いしました。

       AZTを作ったのは、アメリカ・ミシガンがん研究所のジェローム・ホーウィッツ博士(1919~2012年)です。

       彼が作った薬は、人類を滅ぼしたかもしれない感染症・エイズの制御に大きな役割を果たしました。彼はそれについて何の栄誉も金銭的な見返りもなく、無冠の帝王ですが、僕にとってはヒーローです。

       博士が出身大学からAZT合成の功績で表彰されたのを知って、会いに行きました。「あなたは素晴らしい人だ。ありがとう」と伝えたかった。僕の訪問をとても喜んでくれました。

       彼は受賞記念講演で、アメリカの詩人エマーソンの詩を朗読していました。

       「成功とは何か。しばしば、そしてたくさん笑うこと。聡明そうめいな人々の称賛と、子供たちの愛を勝ち取ること。偽りの友の裏切りを許すこと。世界を少しだけ良くして去ること……」

       博士は、その詩を書いた紙を「進呈する」と言って手渡してくれました。うれしかった。今でも大切にしています。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161108-118-OYTPT50390

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    10. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<10>ようやく動いた大統領
      2016年11月10日5時0分

       初のエイズ治療薬AZT(アジドチミジン)が1987年(昭和62年)にアメリカや日本で承認され、エイズはようやく治療できるようになりました。

       当時のレーガン大統領は翌年、ワシントン郊外の国立衛生研究所に来て、AZTの効果を発見した僕にも面会しました。

       レーガン大統領は当初、エイズに関して語ろうとさえしませんでした。エイズの患者が最初に報告されたのは81年ですが、彼がエイズについて公式に発言したのは87年のことです。

       86年末までに、アメリカでは3万7000人がエイズにかかり、1万6000人が亡くなった。それまで国の指導者が何も言わないなんて、考えられますか?

       エイズ患者の支援活動家たちは「レーガンはエイズを野放しにした」と批判しました。

       《81年に就任したレーガン大統領は、87年に初めてエイズ対策について演説した。この年、対策を検討する大統領エイズ委員会が設置された。治療薬の登場は政権の姿勢を変える原動力の一つになった》

       対策が遅れたのは、エイズ患者はゲイ(男性同性愛者)に多かったからです。限られた人々の問題とみなされ、放置された。ゲイの行為は神に背き、エイズは天罰だ、と主張する人さえいました。

       子供たちに道徳をしっかり教え、自制させればエイズは防げる、という意見もありました。学校で性教育をすべきではない、エイズも教えるべきではない、夫婦以外の性交渉を認めない伝統的なキリスト教主義に従えば問題は起きない、と言うのです。レーガン大統領も、そうした保守派の支持を得ていました。

       一方で、子供たちの命を守るために性教育をし、エイズを教えるべきだ、と考える親たちもいました。

       病気はゲイだけでなく、麻薬常習者にも蔓延まんえんしました。注射の回し打ちが原因です。そこで、彼らに新しい注射針を配れ、という人たちもいた。「麻薬常習を正当化し、エイズがもっと増える」と賛否両論が巻き起こりました。

       アメリカ政府は結局、新しい注射針を配り、高校生にコンドームを配った。それは個人の感染を防ぐのに正しい判断でした。エイズは、お行儀良くするように説くだけでは防げない。

       僕の研究室に来た大統領は「良い仕事をしてくれてありがとう。これからも良い仕事をしてほしい」と言って、写真に納まり、さっさと帰って行った。エイズ対策に取り組んでいるという政治的アピールです。

       それも必要なことです。多くの犠牲者が出て、世論に押されて初めて大統領が動いた。政府はその後、エイズに関する予算を大幅に増やしました。

       大統領は、僕にエイズ治療薬の開発を促した研究室のボス、ブローダー博士を国立がん研究所長に任命しました。これも、政治的な動きでした。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161109-118-OYTPT50379

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    11. 「試験管に入った、ゴム手袋も着けず素手で手渡された」ウイルス(?)がクセモノだったかもしれん…

      もっぱら「ウイルスに効く薬」という「手品の種」を開発していたかもしれんし…

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    12. エイズ幻惑ハイプと、新型インフルエンザ・パンデミック幻惑ハイプは、どこか似ている…

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    13. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<11>大村先生から実験依頼
      2016年11月12日5時0分

       1985年(昭和60年)にエイズ治療薬の効果を発見してから、薬の効果を調べてほしいという依頼がたくさんありました。その中には、2人のノーベル賞受賞者もいました。

       ある日、「ライナスだけど」と名乗る電話がありました。珍しい名前で、あまり聞いたことがない。「ドクター・ポーリングですか」と聞くと、「そうだ」。既にノーベル賞を2回も受賞していたライナス・ポーリング博士でした。

       《ポーリング博士(1901~94年)は米国の化学者。54年に化学結合の本性に関する研究でノーベル化学賞、62年には核実験反対運動の功績でノーベル平和賞を受賞した》

       エイズに効くかもしれないものがあるので調べてくれないか、というのです。

       「もちろん、いいですよ」と答え、「何種類ですか」と尋ねると、「1種類、ビタミンCだ」。

       彼は、がんにビタミンCが効くという信仰に近いものを持っていました。それは後に否定されるのですが、ほかにも何かに効くと思っていたようです。

       ウイルスは、よほどその特徴をとらえた方法でなければ殺せないので、ビタミンCは効かないだろうと思いました。その通り、実験しても効果は見られませんでした。

       その後、今度は「北里大学の大村です」と電話がありました。昨年のノーベル賞受賞のはるか前のことですが、医学界では既に知られた名前でした。

       《大村智・北里大特別栄誉教授は昨年、抗寄生虫薬イベルメクチンの開発に貢献した功績でノーベル生理学・医学賞を受賞した》

       大村先生が見つけられた微生物から作った化合物5、6種類の効果を調べたいといいます。「郵便で送ってください」と言うと、「弟子に持たせます」。僕がいるワシントン郊外のアメリカ国立衛生研究所まで東京から女性2人が来て、化合物を手渡しました。残念ながら、いずれも効果は見られませんでした。

       大村先生は、トリパノソーマ症(アフリカ睡眠病)の薬も探されています。僕が試験管内の実験でエイズに対する効果を見つけた薬、スラミンも、元はトリパノソーマ症の薬だった、という縁もあります。

       ポーリング博士と大村先生の共通点は、とにかく調べてほしい、と言って、既に有名だったのに、年齢とか地位に関係なく、まだ30代半ばだった僕に頼んできたことです。

       サントリーの創業者、鳥井信治郎(1879~1962年)は「やってみなはれ。やらなわからしまへんで」が口癖だったといいます。そういう開拓者のチャレンジ精神がポーリング博士と大村先生にもあって、すごいと思いました。

       大村先生は、土壌から未知の微生物を探す努力の連続です。ノーベル賞の受賞で、ようやく報われたと思いました。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161111-118-OYTPT50389

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    14. 「エイズ HIV 治療薬 効果 検査 実験 手順 満屋 特許」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BA+HIV+%E6%B2%BB%E7%99%82%E8%96%AC+%E5%8A%B9%E6%9E%9C+%E6%A4%9C%E6%9F%BB+%E5%AE%9F%E9%A8%93+%E6%89%8B%E9%A0%86+%E6%BA%80%E5%B1%8B+%E7%89%B9%E8%A8%B1

      ははーん…

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    15. 効果があるとされる薬の発見がすごいんじゃなくて、それを確認するための「検査・実験」の「方法・技法・手順」を発明したことがすごいんだ(笑)。

      それを特許でおさえてしまえば、おいそれと誰で手がけられることじゃなくなってしまうな…

      「検査」を独占してしまえるということだ。

      効く効かないの真相は、ブラックボックスの奥の院(笑)。

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    16. 自分の周りを「有名人」の羽で豪華絢爛かつ華麗に装飾を施して、自分をさらに大きく見せようとする…

      まるでイソップのおしゃれなカラスだな…
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%83%E3%83%97%E7%89%A9%E8%AA%9E+%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9+%E7%BE%BD

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    17. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<12>「長生きの薬」母との約束
      2016年11月15日5時0分

       僕は1950年(昭和25年)、長崎県佐世保市で生まれました。父は市の職員、母は看護師で、男3人、女1人の4人きょうだいの長男でした。

       小学生の頃、母(萬亀子まきこさん)に「長生きの薬を作ってあげる」と言っていました。それを母は、うれしそうに聞いていたように思います。

       気丈で健康な母だったので、なぜそんなことを言ったのかは分かりません。母から仕事の話を聞いたことはほとんどなく、看護師という母の職業の影響かどうかも分かりません。

       ただ、母のことが大好きだったので、「早く死んでほしくない」と思っていたのは確かです。母親が少し風邪をひいただけでも心配するものでしょう。

       子供の頃から、「死後の世界はあるのだろうか」などと、死というものを観念的に考えていました。

       生まれたら死ぬ、会ったら別れがある。そういうことを考えて絶望的になったり、ほかの人はどう考えているんだろうと思ったり。死を意識するような特別な出来事が身の回りで起きたわけではないのですが。

       中学3年か高校1年の時に読んだロマン・ロランの小説「ジャン・クリストフ」に、主人公が祖父の臨終に立ち会い、いまわの際に祖父が「お母さん!」と言った、という話が出てきます。死にゆく人が自分の母親のことを呼ぶ。母親とは、子供が最後に回帰する場所なのかもしれない、と思ったものです。

       《「長生きの薬を作る」という母への約束は、医学部に進み、研究者の道を歩む原点になった》

       もっとも、医学部に入った頃は、「先生」と呼ばれて偉そうにしている医者というものが嫌いでした。うさんくさいと思った。

       医者は人の命を助けることはできる。しかし、彼らの人生まで助けることはできない。小説家や詩人、音楽家にはそれができても、医者にはできない。その限界を自覚しないといけないと思います。

       母はC型肝炎ウイルスに感染したのが原因で、肝硬変を起こして1999年に亡くなりました。まだ69歳でした。

       感染したのが病院でなのか、何かの治療を受けた時なのかは分からない。その頃の医学のレベルではやむを得なかったことですが、ウイルスに「殺された」のは間違いない。今ではC型肝炎を完治させる薬も開発されていますが、残念ながら母に対しては「長生きの薬」は作れなかった。

       僕には一つ上の姉がいます。母は、姉を産んで間もなく身ごもり、堕おろそうととした、というんです。中絶に行く日まで決まっていたけれど、その日に雨が降ったのでやめた。医者になった後、母から聞かされた話です。

       その日に晴れていたら、僕はこの世にいなかったかもしれない。雨が助けてくれた。だから、ショパンの「雨だれ」前奏曲がとても好きです。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161114-118-OYTPT50325

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    18. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<13>優等生は嫌 不良に憧れ
      2016年11月16日5時0分

       高校時代は番長グループにいました。不良になりたかったんです。

       なぜかというと、中学時代は優等生で、ブラスバンド部のキャプテンでした。何をやっても教師にほめられて、我ながら「えこひいきじゃないか」と思うくらい。何をしても許されるのは面白くありません。

       1966年(昭和41年)、長崎県立佐世保北高校に入学し、野球や柔道をした後、応援部に入りました。応援部は「番長グループ」でもありました。

       生意気なヤツを昼休みに呼び出して、「おまえ、ふざけてるな」と言って殴る。今は反省していますが。

       もっとも、かわいいもので、殴り合いになったら困るから、授業が始まる直前に始めるんです。チャイムが鳴ったら授業に行かないといけないので、それで終わり。だから、誰もけがはしなかった。

       学校の帰りはサテン(喫茶店)にたむろして、デパートガールを追い掛ける。軟派学生でした。

       大学に入って学生運動に加わりますが、高校の時からエンタープライズに石を投げたりしていました。

       《米国の原子力空母エンタープライズは68年1月、日本で初めて佐世保港に入港した。反対する学生や市民団体がデモ行進し、警官隊と衝突した》

       そんなことをしたのは、やはり反抗でしょうね。エスタブリッシュメント(既成支配層)に反感を覚えて、マーロン・ブランドの悪党ぶりに憧れた。彼が暴走族の役でオートバイを乗り回す映画「乱暴者(あばれもの)」にひかれた。僕も後にナナハン(750ccオートバイ)に乗りました。

       高校生の頃は小説家になりたいと思っていました。言葉に対して敏感な人と、そうでない人がいるでしょう。言葉を正しく使って、正しく伝えようとする、そういう文筆家になりたかった。そういう才能と機会に恵まれず、医者になってしまいましたが。

       小説家と言えば、高校の1年後輩に村上龍がいました。早熟な面白い男で、彼の家に行ったり、一緒に遊んだりしていました。僕が番長グループで生意気なヤツを懲らしめてやろうとすると、聞きつけた彼が「まあ、そう言わないで」と間に入ってきた。

       《村上龍さんは76年、デビュー作「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞を受賞した。青春時代をつづった自伝的な小説「69 sixty nine(シクスティナイン)」には、同級の女子高校生が憧れの女性として描かれている。後に満屋さんの妻となる和子さんだ》

       彼とは大学に入ってからも交流が続きました。僕が学生運動の集会で上京し、警察の放水車でずぶぬれになった時、彼のアパートに転がり込みました。

       ツナのピラフを振る舞ってくれて、「これ、うまいな。よくそんなカネがあるな」と言うと、「これ、キャットフードだ」。楽しい男でした。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161115-118-OYTPT50445

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    19. >高校生の頃は小説家になりたいと思っていました

      もろ「サイエンス風フィクション」の世界のど真ん中を生きているじゃないか(笑)。

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    20. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<14>学生運動 2年で「脱退」
      2016年11月17日5時0分

       熊本大学医学部に入り、学生運動に加わりました。東大安田講堂事件が起きた年で、そういう時代の風が吹いていた。

       《1969年(昭和44年)1月、東大の安田講堂に立てこもっていた学生たちは、機動隊と2日間にわたる攻防戦を繰り広げ、多数の逮捕者が出た。医学部の学生ストライキがきっかけだった。この年、東大の入試は中止された》

       当時、学生は三つに分かれていた。新左翼の3派全学連、共産党系、それに政治に無関心なノンポリ。僕は新左翼に加わり、1、2年の教養課程では授業にほとんど出ず、東京や各地の集会に参加していました。警察の放水車で全身ぬれそぼったこともあります。

       公安警察のリストにも載って、集会に行く時、刑事が僕の家まで来て「今度、東京に行くんだってね。何人で行くの?」なんて聞いてきた。

       母からは「なぜ学生運動なんかするのか。ほかの人にやらせておけばいいじゃないか」とずいぶん言われました。

       学生運動をしていた時、部落問題の存在を知りました。その勉強を始めたら、差別が大きな社会問題であることが分かった。

       それに比べ、学生運動は国民から遊離している、こんな運動は長く続かないと思い、2年生の時に脱退宣言をしました。そして、部落差別を解消する運動をしている人たちに教えてもらい、大学に部落解放研究会を設立しました。

       被差別地域には、十分な教育が受けられない子供たちもいました。教育が大切と考え、子供たちに勉強を教えに行きました。

       仲間と3、4人で電車で行き、街灯もない真っ暗な夜道を、懐中電灯で足元を照らしながら歩いていく。公民館に子供たちを集めて、無料で家庭教師をするんです。お金がないので、電車賃は研究会でカンパで集めました。

       こうした活動は、大学を出て医者になってからも82年にアメリカへ留学するまで続けました。正しいと信じたことはやめない。

       エイズの感染者や患者も差別に苦しみました。

       《米国では、エイズが広がり始めた1980年代、感染者が解雇されたり、学校から登校を拒否されたりする例が相次いだ。日本でも、血液製剤で感染した血友病患者が転職を余儀なくされる、子供が学校でいじめを受ける、といった差別が問題化した》

       その後、エイズに対する理解はある程度進みましたが、アフリカなどでいまだに差別は深刻です。エイズの研究を続けてきたのは、治療薬を作り、差別される人たちの力になりたい、という気持ちもありました。学生時代の活動は、その出発点だったと思います。

       アメリカ留学が決まり、差別問題について教えを受けた人たちに報告に行くと、「人々のために医学研究に行くのだから、頑張ってほしい」と励まされ、涙が出ました。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161116-118-OYTPT50383

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    21. 医科様な病気をつくって、治すふりをする…

      差別を創って、差別をただす…

      正義という偽善欺瞞の根っこにあるもの。

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    22. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<15>命 未来に生かす論文
      2016年11月19日5時0分

       1975年(昭和50年)、熊本大学医学部を卒業して、第2内科に入りました。現在の血液・膠原病こうげんびょう・感染症内科で、血液や免疫の病気の診療をしていました。

       そこで受け持った、忘れられない患者がいます。

       1人は悪性リンパ腫の患者でした。「あなたの病気はリンパ節炎です」と、良性の病気のように説明していた。

       あの頃、僕たち医者はうそつきでした。がんの患者に本当の病名を言わない時代だった。「炎症を抑える薬です」と言って抗がん剤を投与した。病状は一向に良くならない。

       それはきつい、心苦しいことでした。患者にも医者にも葛藤があった。

       あの頃のきつさを知っていると、いま「あなたは白血病です。余命は……」と言うのは、楽にさえ思えます。インフォームド・コンセント(説明と同意)といって事実を説明するわけですが、これはアメリカで確立された考え方。確かに合理的ですが、合理性だけでは割り切れない。患者の葛藤を考えないといけない。

       免疫不全症の2人の患者も忘れられません。1人は全身の皮膚に膿うみができる、難しい病状でした。

       もう1人は20歳の青年でした。免疫不全の患者は抵抗力が弱く、何度も感染を起こす。彼は感染を繰り返すうちに、直腸膀胱瘻ぼうこうろうといって腸と尿路が破れてつながった。両方の排せつ物が混ざる状態に悩まされ、入退院を繰り返しました。

       体が弱く、やせていて、なかなか雇ってくれるところがない。夜の街で「お客さん、いい子がいますよ」と声をかける客引きをしていました。

       ある晩、彼から僕の家に電話がかかってきた。病状に何か問題がありそうな患者には、自宅の電話番号を教えていました。「きょう若くてきれいな女の子が入りましたから、来てください」と言うのです。

       それが彼にできるお礼だったのでしょう。僕は「ありがとう。今日は忙しいから今度にする」と答えた。

       彼はやがて胃がんになりました。最初は小さな病変だったけれど、ものすごく進行が速かった。

       健康な人は、がん細胞ができても、免疫の働きで殺している。その力がないのが免疫不全で、がんになると急速に進む。後に研究するエイズも、同様にがんが多発する病気です。

       僕は彼から採血しました。治る見込みがなく、本人の治療に役立たないのは分かっていましたが、研究を完成させ、論文にまとめなければならなかった。

       「論文主義」と批判する人もいますが、それは違います。論文にすれば、自分の経験を次の人たちに伝え、同じ失敗を繰り返さずに済む。亡くなった彼のデータを含め、まとめたのが医学博士論文です。

       この2人を診て、免疫不全の研究をしようと思いました。エイズも免疫不全の病気。40年後の今につながる、原点になったように思います。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161118-118-OYTPT50455

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    23. 治らない病気という先入観で向かう医者モドキ…

      本当に治そうという気があったのならば、既存のレールやルールを逸脱してまでも方策を探るはず…

      偽善者カリキュラムのレールにのっかって無責任になれるヒトビト、あるいはそういう医師養成教育プログラム…

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    24. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<16>睡眠4時間 研究に没頭
      2016年11月21日5時0分

       1975年(昭和50年)に医学部を卒業して入った熊本大学第2内科で、恩師として指導を仰いだのが岸本進教授です。

       とても厳格な方で、いつも若い医師に論文を書くよう言っていました。ゴルフやマージャンは禁止。時間をとられ研究の妨げになるから。他の病院でのアルバイトも禁じられました。

       研修医だった頃、その岸本先生に盾突いたことがあります。今は研修プログラムが整備されていますが、当時はそういうものはなかった。診療の技術は見よう見まねで覚えるしかない。同僚たちも、不満を漏らしていました。

       それで、医局会議で「研修プログラムがないのは困ります」と言いました。岸本先生は激怒し、おまえのようなやつは出て行け、というようなことを言われました。

       僕も「こんな所にいるものか」と思って大学を飛び出し、熊本市内の熊本中央病院に移りました。

       手先が器用だったようで、内視鏡検査など難しいこともすぐにできるようになった。「もう君に教えることはない。正式に雇いたい」。そう言われていい気になって、そこで就職することに決めました。

       すると、後に院長になった山崎徳二先生(故人)から「君はここにいる人ではない。僕は戦争のせいで研究ができなかった。大学に戻り、私の分まで研究しなさい」と言われました。

       尊敬していた先生だったので、「はい、分かりました」と即答しました。

       大学に戻ると、日中に診療し、夕方から実験を始めました。1回に8時間以上かかり、終わるのは午前3時か4時になる。朝になると、また診療です。

       研究に必要な血液を患者から採るため、市内の病院をナナハン(750ccオートバイ)で回った。この頃から「吸血鬼」と恐れられていました。

       睡眠は1日4時間で十分でした。自分でもあまりに活動的なので、「(代謝を促す甲状腺ホルモンが過剰になる)甲状腺の病気ではないか」と疑って検査したこともあります。結果は正常でした。

       研究が進み、論文も発表していた頃、岸本先生が大阪大学教授に転任されることになりました。次の教授が誰になるか分からず、これまで通り研究を続けられるか見通せない。そこで、先生からアメリカ国立衛生研究所(NIH)への留学を勧められました。

       NIHへの留学には博士号が必要でした。ところが、僕は医学博士号を持っていなかった。当時は学生運動の影響で「博士号は権威主義の象徴だ」と思い、大学院に行かなかった。

       大学院に行かなくても、5年以上、勤務すれば博士号を申請できることになっていた。僕はまだ4年で期間が足りない。当時の医学部長が4年で通るよう計らってくれて、留学が決まりました。そして、エイズ治療薬の研究に取り組むことになります。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161121-118-OYTPT50094

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    25. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<17>高額な薬 買えない患者
      2016年11月22日5時0分

       世界初のエイズ治療薬AZT(アジドチミジン)が1987年(昭和62年)にアメリカで承認され、患者は治療を受けることができるようになりました。

       しかし、その薬の値段を聞いて驚きました。1年間の治療費が約1万ドル(当時のレートで約150万円)になり、前例のないような高額だったのです。

       アメリカには日本のような医療保険制度がないので、裕福な人は薬を使えたけれど、薬を買えない患者も多かった。治療を受けられない患者が、次々に命を落としていく。本当に胸が痛みました。

       患者や一般の人も「なぜこんなに高いんだ。この薬は政府の研究機関で税金を使って開発したんじゃないのか」と怒った。エイズ問題の活動家たちは抗議行動を起こしました。

       AZTは、アメリカ国立衛生研究所(NIH)の研究室のボスだったサミュエル・ブローダー博士が、エイズ治療薬の共同研究を呼びかけたのに対して製薬会社が送ってきた薬です。効果を実験で確かめたのは研究室にいた僕だし、患者に使って有効性を調べる最初の臨床試験をしたのもNIHです。その過程で、製薬会社は危険とされていたウイルスを扱おうとせず、患者の血液検査も拒んだ。

       薬の特許に関する一定の権利がNIHにあってもいいはずです。ところが会社は、僕やブローダー博士に知らせずに特許を申請し、権利を独占しました。

       《メディアも取り上げ、ニューヨーク・タイムズは「薬を開発し、リスクの多くを負ったのは(満屋さんらがいる)政府だ」との論説記事を載せた。製薬会社は、別の企業や消費者団体から「特許は無効」などとして訴訟を起こされた》

       僕も証人として法廷で連日、朝から夕まで、被告側の弁護士から威嚇のような詰問を受けました。

       莫大ばくだいなお金が動く新薬開発で殺された人もいる、という話が映画にもなっていました。僕も殺されるんじゃないかと思った。暗い駐車場で車を乗り降りする時は本当に怖かった。

       僕たちは医学論文でAZTの効果を報告しているので、科学の世界では薬の開発者として認められています。しかし、裁判では被告の製薬会社が勝訴し、僕たちは開発者と認められませんでした。

       製薬会社からは1円の報酬も受け取っていません。厳密に言うと、数百円のサラダを一度だけごちそうになったことがありますが、それも反省しています。

       AZTの問題で、薬剤開発に関する法制の不備が明らかになり、連邦政府管轄の研究所で開発された薬の権利関係を定めた技術移転法が整備されました。

       薬が高い値段で売り出されて憤慨しても、なすすべがない。唯一できるのは、第2、第3の薬を開発することです。そうすれば、製薬会社の独占状態を切り崩して値段を下げることができる。新しい薬の研究に没頭しました。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161121-118-OYTPT50290

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    26. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<18>安い第2、第3の新薬開発
      2016年11月23日5時0分

       最初に売り出されたエイズ治療薬AZT(アジドチミジン)があまりに高額だったので、治療を受けられない患者が多かった。憤慨して、もっと安い薬を作ろうと研究を続けました。

       そのころ既に、僕はアメリカ国立衛生研究所で、第2、第3の薬の開発に着手していました。

       手始めに、AZTがエイズに効いたメカニズムを解明する必要がありました。生化学を勉強し直そうと、医学生の頃に丸暗記した教科書を読み返したいと思った。偶然にも、研究所に留学していた九州大学の外科医が持っていて、貸してもらいました。

       エイズウイルスが発見される前の本で、ウイルスのことなど書かれていない。しかし、亀の甲のような化学構造式を見直しているうちに、AZTが効いたカラクリがひらめきました。

       この薬の化学構造のうち、特定部位がウイルスのDNA合成を妨げ、増殖できなくなるのではないか。そういう仮説を立て、同様の化学構造を持つ化合物を5種類、入手しました。

       それらを使って実験すると、どれもウイルスの増殖を抑えることが分かった。自分の立てた仮説が当たり、「これで新しい薬ができる」と興奮しました。

       研究室のボス、ブローダー博士に報告すると、「これはすごい。誰にも見せずに開発を進めよう」と言います。しかし、その日夕方には別のグループの研究者たちが「すごいデータが出たらしいな」と言う。なんのことはない、博士自身が吹聴していたのです。

       《5種類の薬のうち、ddI(ジダノシン)とddC(ザルシタビン)の二つは、患者に使う臨床試験でも有効性が確認され、それぞれ第2、第3のエイズ治療薬として、1991年と92年に承認された。世界で3番目までの薬のいずれをも手がける偉業だった》

       この2剤は、特許を持つ発明者は僕とブローダー博士でしたが、特許に関する金銭的な権利はアメリカ政府に移譲しました。価格はAZTの数分の1で、AZTの値段も下がった。薬を高額で売った製薬会社への鬱憤うっぷんが、少し晴れました。

       医学では、DNAの合成を阻害する化合物は人の細胞には毒になる、という定説があったので、専門家だったら、ddIやddCが薬になるとは考えず、実験もしなかったでしょう。でも、僕は専門家ではないので、そういう従来の常識にはとらわれなかった。

       幸運はもう一つありました。実験は動物を使って行うことが多いですが、僕はヤチエ細胞という人の細胞を使っていたことです。

       ddIとddCは、人の細胞に取り込まれると化学変化を起こして形を変え、効果を表します。ところが、マウスの細胞では変化しないので、薬効もない。もし動物で実験していたら、これらの薬を発見できませんでした。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161122-118-OYTPT50392

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    27. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<19>多剤併用で死亡率低下
      2016年11月24日5時0分

       エイズの治療は、様々な薬が使えるようになって大きく進歩しました。複数の薬を組み合わせる「多剤併用療法」が可能になったからです。

       効果がある薬でも、副作用で治療を続けられないことがよくあります。効果を保ちながら、副作用を減らすことを目指すのが多剤併用療法です。

       例えば、1剤で100の効果を持つ薬が2種類あるとします。それぞれを半分ずつ使うと、効果が50ずつになったとしても、合わせれば100になる。一方、副作用が表れる確率は、それよりはるかに大きく減らすことができます。

       かつて不治の病とされていた結核、がんにも多剤併用療法が行われ、大きな成功を収めました。エイズも当初、薬物療法は不可能とみられていましたが、今では死亡率が劇的に下がり、患者はほぼ天寿を全うできるほどになりました。

       エイズに対する最初の多剤併用療法は、僕たちが開発した薬で行いました。

       最初の薬AZT(アジドチミジン)には、主として貧血、リンパ球減少の副作用があった。次に出たddI(ジダノシン)の副作用は手足のひどいしびれと急性膵炎すいえん。使う量を半分にすると、効果も半分ずつになるかもしれないけれど、副作用は格段に減ります。

       この2剤は、いずれも逆転写酵素阻害剤という薬ですが、その後、別のタイプの薬が出ました。異なるタイプの薬を組み合わせると、効果はさらに強くなる。今ではそういう組み合わせが常道です。

       《逆転写酵素阻害剤に加え、ウイルス増殖に必要なたんぱく質ができないようにするプロテアーゼ阻害剤が1995年に登場し、本格的な多剤併用療法が始まった。現在5タイプの治療薬があるが、逆転写酵素阻害剤とプロテアーゼ阻害剤の2種類が基本となる》

       AZTやddIは初期の薬で、今ではあまり使われていません。その後、副作用が少なく、薬の効かない薬剤耐性が出にくい薬が、次々に開発されました。

       AZTは、1日6回、4時間ごとに飲む必要がありました。患者は夜も眠れないので5回にしましたが、それでも負担でした。

       その後、薬の種類が増え1日3回、計20錠ほども飲まなければならなかった。今は複数の成分が入った薬を1日1錠飲めばいい。

       最初のAZTが改良された結果です。飛行機の開発の歴史もそうでしょう。

       ライト兄弟が1903年に初めて有人動力飛行に成功した時、飛行時間12秒、距離は36メートル、高度わずか3メートルでした。

       しかし、その12年後にドイツが第1次大戦で使ったフォッカーという戦闘機は、時速140キロ・メートル、5分で高度1000メートルに達した。最初に原理を示すと、あとは改良が急速に行われる。これがイノベーション(技術革新)です。

       AZTの改良もイノベーション。驚くほどのスピードでした。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161123-118-OYTPT50279

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    28. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<20>同僚と和解 共同研究
      2016年11月26日5時0分

       1987年に初のエイズ治療薬AZTを世に送り出して間もなく、新しい問題が起きました。治療を続けるうちに次第に薬が効かなくなる「薬剤耐性ウイルス」が出現したのです。

       開発した薬は我が子のようなものだから、責任を持たなければいけない。耐性ウイルスの仕組みの解明に取り組みました。

       エイズウイルス(HIV)が増殖する時には、人の細胞にはない、逆転写酵素という酵素が働きます。AZTは、この酵素の働きを止めてウイルスの増殖を防ぐ薬です。

       薬剤耐性は、ウイルスの性質が変化することで起きます。逆転写酵素は、ウイルスにとって極めて重要な働きをするので、大きく変化すると役割が失われる。だから大きく変化しないだろう、従って薬への耐性はほとんど起きないだろう、と考えていました。このウイルスを甘く見ていた。

       HIVは、1日に1000億個になるほど激しく増殖します。逆転写酵素は、遺伝子を複製する時に頻繁に誤りを犯す「オンボロコピー」で、増殖を繰り返すうちにウイルスはコロコロ姿を変えていく。それで、薬が効かなくなる耐性が表れました。

       我々人間は、遺伝子を複製する時に変わらないことによって生存できる。ところが、HIVは変わることによって生存するウイルスなのです。ウイルスの薬剤耐性に対抗するには、さらに新しい薬を開発する必要がありました。

       《満屋さんが効果を発見した第2の薬ddI(1991年承認)、第3の薬ddC(92年承認)にも、耐性ウイルスが現れた》

       薬に耐性が出て、アメリカ国立衛生研究所のボブ・ヤーショアン医師と共同研究を始めました。エイズ治療薬の研究をしようとした時、「危険なウイルスを扱う研究はしないでほしい」と反対した同僚です。

       世界で初めてAZTやddI、ddCを患者に投与する臨床試験をしたのは彼でした。ddIの臨床効果に関する彼の論文が、科学誌サイエンスに載った時のこと。彼は、研究に反対した頃について、「あの時は悪かった。本当に怖くて、死ぬかもしれないと思った。妻や家族にもうつると思ったんだ。許してほしい」と言いました。

       潔いと感じ、「いいよ」と答えました。憎しみや反感を持つのは間違いだ、サイエンスの発展にも良くないと考えた。

       そういう場合、日本人なら「武士に二言はない」とか「あいつは恒心がない」と言って許さない。でも、つまらないことで意地を張るのはおかしい。

       アメリカでは、別の病院に移る人に「向こうでの成功を願う。でも気が変わったら、いつ戻ってきても歓迎する」と言う。「俺の顔に泥を塗るのか。二度とこの門はくぐらせない」と言いがちな日本と違う。

       ヤーショアン医師とは、今も信頼し合って仕事をしています。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161125-118-OYTPT50332

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    29. 本当は怪しい「薬剤耐性」ウイルス…

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    30. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<21>第4の薬 安価で途上国に
      2016年11月28日5時0分

       2006年、僕にとって4番目のエイズ治療薬「ダルナビル」を世に送り出すことができました。

       プロテアーゼ阻害剤というタイプの薬です。ウイルスが増殖する際に必要なたんぱく質を作る酵素、プロテアーゼの働きを妨げる作用があります。

       元々は、アメリカ・パデュー大学の化学者アラン・ゴーシュ博士から「効果を調べてほしい」と、米国立衛生研究所(NIH)に1997年に送られてきた化合物でした。

       プロテアーゼ阻害剤が世界で初めて開発されたのは95年ですが、薬が効かない薬剤耐性ウイルスが問題になり、新薬の開発が求められていた時期でした。

       NIHで研究していた僕は、エイズの薬剤耐性ウイルスをたくさん持っていました。それを使って実験すると、ダルナビルは耐性ウイルスにも有効だと分かりました。

       ゴーシュ博士と共同開発したこの薬は、特許をアメリカ政府が持ちましたが、オバマ大統領は10年、特許をWHO(世界保健機関)の機関に無償で譲り渡しました。無償譲渡は初めてで、開発途上国は特許料を払うことなく、極めて安価に使えるようになりました。

       最初の治療薬AZTを製薬会社が高額で売り出し、使えない患者が多くいたので、値段が下がるよう第2、第3の薬を開発しました。4番目のダルナビルも安く使えるようになり、本当によかった。

       2014年に読売国際協力賞を受賞したのは、こうした経緯があったからかもしれません。

       《国際社会に貢献した個人や団体を顕彰する読売国際協力賞は、1994年に創設され、第1回は緒方貞子・国連難民高等弁務官(当時)が受賞した。満屋さんは、世界初のエイズ治療薬を開発したことにとどまらず、途上国でも安く薬が手に入るよう尽力した点が高く評価された》

       ゴーシュ博士とは、今も共同研究をしています。

       化学者である彼は、薬となる化合物を作ることができる。僕は医者なので化合物の合成はしないが、薬になるかどうかを判定する技術や知識を持っている。彼と僕は、自動車の設計者と、車の性能を評価して助言するテストドライバーのような関係かもしれません。

       米国の別の共同研究者は世界的に有名な研究者で、霊長類での実験に詳しい。例えば、薬をサルに注射する場合、ごほうびを与えると実験に協力するようになる。そのごほうびは、バナナよりグレープの方が良いそうです。こんなやりとりを日常的にしています。

       世界的に権威のある研究者とのネットワークは、とても重要です。日本に閉じこもっていては、その関係を維持できないかもしれない。彼らを失えば、僕は本当にただの人です。

       もちろん、日本の研究者とのネットワークも重要です。日米を2週間ごとに行き来する生活を続ける価値は大きい。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161127-118-OYTPT50235

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    31. 何から何まですべてが胡散臭い…

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    32. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<22>感染死絶えぬアフリカ
      2016年11月29日5時0分

       治療薬の進歩で、先進国ではエイズで命を落とすことは少なくなりました。ところが、アフリカでは今も多くの人が亡くなっている。治療を受けられない人がたくさんいるのです。

       《エイズによる死者は、2015年に世界で110万人。そのうちアフリカが80万人を占める。エイズの発生以来、死者は世界で累計3500万人に及ぶ》

       サハラ以南のアフリカでは、成人の20~30%がエイズに感染している国々があります。その人たちから別の人へ、次々に二次感染が起きている。

       現在では、治療を受ければ命を落とさずに済むし、二次感染も93%防ぐことができる。感染している女性が出産しても、子供にうつすことも防げます。

       実際に、アフリカでも新たな感染者はピーク時の半分になり、死者も3分の1に減りました。治療が普及し始めているからですが、それでもまだ治療を受けているのは患者・感染者の半数に満たない。

       先進国では、男性同性愛者の間での感染が多い。しかし、アフリカでは男女間で感染が広がっている。感染者の男女比率は、ほぼ1対1です。性器ヘルペスといった性感染症の流行があり、通常の性行為でもウイルスが血液中に入りやすい状態になっていることも一因です。

       両親がエイズで亡くなり、残された幼い子供たちもエイズに感染している。そういう子供たちへの差別も大きな問題です。

       南アフリカで開かれたエイズの学会で、現地の研究者から、教育を受ける機会が少なく、患者に治療の必要性を説いても、なかなか理解してもらえない、と聞きました。薬を飲んでもらおうとしても「それは毒だ」「悪魔の薬だ」と言われることもあるそうです。

       「エイズを治療する方法は薬を飲むことだ、ずっと薬を飲みましょう」というせりふを歌や踊りにしているといいます。学会の会場には、啓発を進めるためのポスターがたくさん貼ってありました。

       今は1日に1錠飲めばよい薬がある。先進国ならそれでよくても、アフリカでは毎日薬を飲むのも簡単ではありません。水道がないので、遠く離れた川まで水をくみに行かなくてはならない。テロリストがいる地域もあれば、女性がレイプにあうケースもある。水をくむのも命がけです。

       そういう地域には診療所もなく、満足な治療が受けられない。テロリストからは逃れられたとしても、エイズの病魔から逃げられないとすれば、こんな悲惨なことはありません。彼らを助けなくてはいけない。

       エイズのワクチンができればいいが、次々に姿を変えるウイルスの性質を考えると難しい。次善の策として、1回飲めば効果が長く続く薬があるといい。

       現在、1週間に1回、さらには1か月に1回だけ飲めばよい薬の開発に取り組んでいます。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161128-118-OYTPT50358

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    33. 医科様ウイルス増殖阻害薬…

      「免疫不全症候群」という元がインチキ医科様まみれなら、あとはすべてが正解もどき…

      嘘八百のやり放題。

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    34. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<23>感染者増え続ける日本
      2016年11月30日5時0分

       最近、あまりエイズの報道を見かけなくなりました。しかし、日本では新たな感染者が増え続けています。多くの先進国では新規感染者が減っている中で、憂慮すべき状況です。

       《日本では、毎年約1500人の新たな感染者や患者が報告されている。感染者・患者の累計は、2015年までに約2万6000人に上った。保健所で検査を受ける人が減り、関心は低下している》

       世界保健機関(WHO)は、感染者のうち90%が検査を受け、感染が分かった人の90%が治療を受ける、つまり感染者の81%が治療を受けると、感染拡大は止まり、いずれエイズは制圧できるとしています。

       日本でも、検査で感染が分かった人のほとんどは治療を受けていて、他人にうつす恐れは極めて小さい。問題は、感染しているのに検査を受けない人がたくさんいることです。

       エイズには感染から発症まで平均10年程度の潜伏期間があるのに、症状が悪くなるまで検査を受けない。その間に、新たな感染者を増やしてしまうのです。

       僕たち国立国際医療研究センターのグループの推計では、感染者全体のうち、37%程度は検査を受けていない可能性があることが分かりました。実際の感染者や患者は、報告されている人数の1・4倍に上る恐れがあります。

       感染者全員が検査を受けて治療すれば、2060年頃には日本からエイズを根絶できると考えています。もっとも、これはエイズ対策が理想的に進んだケースで、現実にはもっと時間がかかるかもしれない。

       感染原因で多いのは男性同士の性的接触です。性的パートナーが複数いて、感染が広がる。治療を受ければ発症せず、人にうつさずに済むのを知らないのでしょう。検査で感染が分かるのを恐れる気持ちもあるかもしれない。啓発と、感染者への支援が大切です。

       《あす12月1日は世界エイズデー。感染防止と、感染者への差別や偏見の解消のため様々な活動が行われる。エイズ予防財団は、検査で陽性と判明した場合の支援団体の情報をホームページに掲載している》

       検査を受ける人の割合は、日本よりアメリカの方が高い。男同士が手をつないで街を歩き、同性愛もオープンです。日本では「性は隠すもの」という意識が強く、受診率の低さにつながっていると思います。

       アメリカでは啓発活動も盛んです。ワシントンを走るバスの車体には「どんなお母さんが赤ちゃんにエイズをうつすでしょう。検査を受けないお母さんです。検査を受けましょう」という広告が描かれている。

       アメリカで最も早くエイズが蔓延まんえんした都市サンフランシスコは、感染者に無料で薬を提供する方針を打ち出すなど、全米初の「患者ゼロの都市」を目指す活動を進めています。

       日本でも、エイズ制圧への対策に力を入れてほしいと思います。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161129-118-OYTPT50461

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    35. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<24>「科学者はカッコいい」
      2016年12月1日5時0分

       日本では近年、若い研究者が激減しています。

       研究者全体の人数はわずかながら増えているのに、30歳代以下に限ると著しく減っている。増えているのは50、60歳代です。世界的な科学誌ネイチャーは、日本のこうした現状を懸念する論文を載せています。「日本の研究者はグレー、つまり白髪交じりだ」と。

       日本からアメリカに渡る研究者は、僕が渡米した1980年代に増えましたが、最近では半分以下に減りました。僕は32歳で米国立衛生研究所(NIH)に留学し、最初のエイズ治療薬AZTを発見したのは35歳でした。30代の研究者がいなくなるのは、大変な危機だと感じます。

       《今年のノーベル生理学・医学賞に選ばれた大隅良典・東京工業大栄誉教授(71)は、80~90年代の研究成果が評価された。2000年以降に相次いでいる日本人受賞者の多くも、30、40歳代での業績が対象だ。大隅さんは、若手研究者が減っていることに強い懸念を表明している》

       深夜にワシントン郊外のNIHの研究室から帰宅する途中、通りかかった若いカップルから「こんなに遅くまで、NIHで何をしているのか」と聞かれたことがあります。「エイズの研究」と答えると、彼らは「クール!(格好いい)」と言いました。

       日本でそう答えたら、「ネクラ」「オタク」「地味」、もしかしたら「残念な性格」と思われるかもしれない。研究者が若い人から尊敬や憧れを持たれているか、自信がありません。

       アメリカで開かれたエイズの学会で、赤ちゃんをおぶった若い女性が、学会のプログラムに熱心に目を通しているのを見たことがあります。その姿は実に格好いいと思いました。

       電気、電話、自動車、飛行機、パソコン、電子メール、現代人の生活に欠かせないこれらのものは、どれもたった一つの国から来ました。アメリカです。

       エイズの治療のほか、遺伝子治療、ヒトゲノム計画といった医学・医療の重要な事柄も、NIHというアカデミズムから生まれた。アメリカに渡って研究を志す日本の若者が減っているのは本当に心配です。

       NIHの僕の研究室では、高校生を研究生として受け入れています。医学部志望の若者が来て、研究内容を論文にまとめる。それはキャリアとして医学部に進む際に評価される。

       アメリカでは、若い人が科学研究の道を進むのを後押しする様々な仕組みがありますが、日本ではそういう試みが乏しい。

       日本で、エイズの若い研究者を集めて研究成果を発表し、議論する「白馬シンポジウム」を1998年から毎年開いています。

       サイエンス(科学)は、人々の暮らしから苦しみを取り除き、日常を豊かにします。だからこそ、「サイエンティスト(科学者)はカッコいい」と若い人たちに伝えたい。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161130-118-OYTPT50458

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    36. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<25>日本発の新薬 開発中
      2016年12月3日5時0分

       これまでに4種類のエイズ治療薬を世に送り出すことができました。今は5番目、6番目の薬の開発に取り組んでいます。これまでの薬はアメリカ生まれですが、新しい2剤は日本で研究が始まりました。

       一つはEFdAといって、ウイルスの増殖に必要な酵素の働きを妨げる逆転写酵素阻害剤です。少人数の患者での試験では、血液中のウイルス量を減少させる効果が、既存の薬より長く続きました。

       現在よく使われている薬は1日1回服用ですが、この薬は1週間に1回飲めばいい。もしかしたら1か月、あるいは半年に1回でもよい可能性もあります。

       アフリカでは、1日1回服用でも治療を続けるのは容易ではありません。この薬が実用化されれば、途上国の人たちの福音になると期待しています。

       この薬は、ヤマサ醤油が最初に作り、2000年頃から、僕たちの熊本大学や国内のいくつかの大学と共同研究してきました。しょうゆメーカーが新薬開発というと意外に思われるかもしれませんが、酵母の研究が薬の合成に役立っているのです。

       《満屋さんが熊本大学教授に就任した1997年、同大にはエイズ学研究センターが設立され、新薬開発の拠点となっている》

       もう一つはKU241といい、ウイルス増殖に必要なたんぱく質の合成を妨げるプロテアーゼ阻害剤です。熊本大学、アメリカの国立衛生研究所(NIH)、パデュー大学の共同研究で、初期の研究は熊本で行いました。KUは熊本大学のコードネームです。

       まだ試験管での実験ですが、従来の薬が効かない耐性ウイルスに対して強力な効果がありました。

       薬を改良するために300種類以上の化合物を作りました。パデュー大学のアラン・ゴーシュ博士が合成し、効果を僕らが調べてさらに改良する。そうしたやりとりを13年も続けてきました。薬の開発には長い道のりが必要です。

       薬は患者に投与する臨床試験を行い、有効性と安全性を確認して政府の承認を得て、初めて一般の患者に使えるようになります。

       過去に手がけた薬のうち、七つが臨床試験まで進みました。しかし、薬として認められた4剤を除く三つは、副作用が出たり、効果がなかったりで実用化に至らなかった。EFdAとKU241の開発も、慎重に進める必要があります。

       4月の熊本地震では、熊本大学の研究室も大きな被害を受けました。最初の地震(前震)が起きて東京から駆けつけると、さらに大きな本震が起きた。僕は熊本の自宅にいて、家具はめちゃくちゃに壊れた。

       大学の研究設備も壊れましたが、実験に使う細胞やウイルスなどの重要な材料は、東京の国立国際医療研究センターに3年前にできた研究室に移してあり、難を免れました。大学は、今後も新薬研究の大切な拠点になります。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161202-118-OYTPT50365

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    37. >熊本大学エイズ学研究センター
      >国立国際医療研究センター

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    38. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<26>研究費助成 裾野まで
      2016年12月5日5時0分

       新薬開発には、巨額の費用がかかります。現在開発している新薬の研究には、日本医療研究開発機構から昨年、2億円以上の研究費の支援を受けました。

       《日本医療研究開発機構は、医療研究の司令塔として2015年4月に発足した独立行政法人。厚生労働、文部科学、経済産業各省の予算を一元化し、基礎研究を治療や製品の実用化につなげる。今年度の予算は補正を含め2058億円》

       日本は新薬開発で後れを取っていると言われ、対策として政府が戦略的に研究費を配分するようになったのは前進です。

       ただ、課題もあります。実用化の見込みが高そうな研究には資金が出るけれど、総額が以前と変わらないから底辺まで行き渡らない。特に地方の大学は深刻で、ストップした研究もあります。

       医学研究には、広い裾野が必要です。裾野から誰かが伸び上がって、新しい薬や治療法が生まれる。裾野を形成しなければ、山はできない。僕もエイズ治療薬の研究を始めた三十数年前は裾野にいたわけです。

       アメリカ国立衛生研究所(NIH)は、幅広い人たちに研究費を出している。年間予算は3兆数千億円。けたが違います。

       日本政府は研究開発費の「選択と集中」という考え方です。それは正しいのですが、科学の発展を目指すなら、額が足りない。総額がそのままで選択をやり過ぎると、裾野がなくなる。もっと「大盤振る舞い」しないといけない。

       日本の科学技術は思ったほど進展していないのではないか、という懸念があります。科学技術予算は2000年から08年までに9%しか増えていない。同じ期間にアメリカは85%増加、中国は4・4倍。EUも大きく増えた。日本だけが取り残されています。

       《文科省の基礎科学力強化委員会は09年、「危機意識が希薄。国家の最重要戦略として科学技術振興に社会総がかりで取り組むべきだ」と提言した》

       日本の研究者の医学論文が減っているのも気がかりです。基礎研究の分野では健闘していますが、国別の臨床医学論文数では、日本は1990年代の12位から、2008~11年には25位に下がった。中国、インドにも抜かれました。

       臨床研究でアメリカなどに後れを取ったのは、医学的・社会的評価が低かったからです。日本では、実用化したらもう学問とは言わない、という考え方があった。それは間違いです。

       がんを引き起こす遺伝子が次々に発見された頃、日本では「すごいですね」と称賛された。しかし、遺伝子研究に大きな役割を果たしたNIHは「患者はまだ外科手術を受けている。遺伝子発見は何の役に立っているのか」と批判されました。患者に役立つ研究こそ重要です。(調査研究本部主任研究員 田中秀一)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161204-118-OYTPT50293

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    39. 日本の国庫のビンボー具合をまったく認識していないのかな?

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    40. オネダリ屋とバラマキ屋は、国賊売国奴も同然だな。

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    41. [時代の証言者]エイズと闘う 満屋裕明<27=最終回>80歳まで闘い続ける
      2016年12月6日5時0分

       エイズの治療薬には、まだまだ改良が必要です。

       治療によって命を落とさずに済むようになりましたが、ウイルスが脳内に入ると脳障害を起こす。記憶力や気力が低下し、うつ病や認知症のような症状をきたすことがある。患者にとって深刻な問題です。

       既存の薬は脳内まで届かないので、治療が難しい。脳障害を防ぐ薬が求められています。僕たちが現在開発している薬には、その効果が期待できる。

       治療法がなく、次々に患者が命を落としていくような病気は、まだたくさんあります。そうした病気の治療法を研究したい。

       肝がんを引き起こすB型肝炎も、その一つ。B型肝炎ウイルスは、エイズのウイルスに似た特徴があり、感染した細胞に潜り込み、完治が難しいのです。

       この病気の研究は1986年に始めました。母(99年死去)がC型肝炎だったことも、理由の一つです。当時まだC型肝炎ウイルスは見つかっていませんでしたが、現在では完治させる薬がある。それにはエイズ治療薬の研究も役立っています。母の命を奪った肝炎ウイルスに復讐ふくしゅうできた、とも言えます。

       医学部を出て間もなく研究を始めた成人T細胞白血病(ATL)も、効果的な治療薬がない。血液のがんの一つですが、エイズと同じようにレトロウイルスの感染で発病します。

       エイズ治療薬の研究は、たまたまうまくいきました。今後は、B型肝炎やATLの研究に重心を移していきたい。

       まだまだ若いと思っているので、いずれはアメリカ国立衛生研究所で研究に専念するつもりです。ここは定年がなく、80歳を過ぎた研究者もいる。今66歳ですが、少なくとも80歳までは研究を続けたい。

       研究を成功させる秘訣ひけつは何か、と尋ねられることがありますが、秘訣というものはありません。ただ、解決すべき問題は何かを考え、重要だと思う事柄から目をそらさない姿勢は必要です。

       発明王エジソンは「人生の失敗の多くは、彼らがもう少しで成功するのを知らずに投げ出したことにある」と言いました。愚直と言われても、基本的な作業を続けることが大事だと思います。これは、どの職業でも同じでしょう。

       そして、いつも現場にいること。戦場カメラマンのロバート・キャパが決定的瞬間を撮影できたのは、そこにいたからです。

       アフリカで多くの死者を出したエボラ出血熱のような新しい感染症は、今後も現れるでしょう。人類と感染症との闘いは、これからも続きます。

             ◇

       この連載は、調査研究本部主任研究員の田中秀一が担当しました。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161205-118-OYTPT50332

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    42. 税金をだまし取る「いつまでも完了しない」ミッション(笑)。
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%A8%8E%E9%87%91%E3%82%92%E3%81%A0%E3%81%BE%E3%81%97%E5%8F%96%E3%82%8B+%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%82%82%E5%AE%8C%E4%BA%86%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84+%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

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  100. ラ・ロシュフコー箴言集
    ‏@b_rochefoucauld

    50 自分を偉いと信じている人たちは、逆境にあることを名誉とするが、それは、自分は運命から狙い撃ちされるほどの大物だと、他人にも自分にも思いこませるためなのである。
    https://twitter.com/b_rochefoucauld/status/796173958827511808

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  101. 「差別も人権も平等も すべては虚構である。
     人類は虚構を信じることで、世界を支配した!」

    『サピエンス全史(上・下)』
    http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309226712/
    https://www.amazon.co.jp/dp/430922671X

    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B5%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%85%A8%E5%8F%B2

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    1. [本よみうり堂]サピエンス全史 上・下…ユヴァル・ノア・ハラリ著 河出書房新社 各1900円
      2016年11月27日5時0分

      地球の調和乱した人類

        評・柴田文隆(本社編集委員)

       人類は動物としてのパワーでは中程度の存在に過ぎなかったが、脳を巨大化させることで頂点に躍り出た。脳は、世界を解釈し、目に見えない概念を操作し、虚構を信じる力を現生人類(ホモ・サピエンス)に与えた。

       我々は「溶融したガラスが炉から出てくるように」生まれ、「驚くほど自由に曲げたり延ばしたり」できる存在となった。「資本主義者にも社会主義者にも仕立てられるし、戦争を好むようにも平和を愛するようにも育てられる」生き物になった。この認知革命が起きたのは7万年前。紀元前1000年紀には貨幣、帝国、普遍的宗教という想像上のものを皆が共有できるようになり、さらに農業革命や科学革命が起こり、そのリードは決定的になる。

       だが人類の急伸長は地球上の調和を乱した。ライオンも頂点に立つ動物だが、これが狩りの技量を上げると、ガゼルは足が速くなり、サイは一層気が荒くなり、均衡する。ライオンに独り勝ちは無い。だが人類は、進化という緩速道路の脇に、巨大脳という「高速レーン」を造ってしまった。このズルが、人類や地球の未来にとって大きな波乱要素となるのは必至だ。

       著者は40歳、気鋭の歴史学者。文系理系の広い領域をカバーし平明に語る力量には驚く。その博学の著者が見通す未来は暗い。

       人類は生物工学、サイボーグ工学など自然選択に取って代わりうる知的設計の手段を創出した。未来のテクノロジーは、完全に新しい種類の意識を生み出し、人類を何かまったく違うものに変容させる可能性がある。「愛、憎しみといった、私たちの世界に意義を与えているもののいっさいが、意味を持たなくなる」という世界の出現をも著者は想定している。

       近年、<人類はどこから来て、どこへ行くのか>という究極のテーマを扱った大柄な科学本が目に付く。知見が増したこともあるが、文明の閉塞感もあるのだろう。柴田裕之訳。

      ◇YuvalNoahHarari=1976年生まれ。イスラエル人歴史学者。軍事史や中世騎士文化の著作がある。

      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161126-118-OYTPT50452

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  102. エイズウイルスワクチンの臨床試験開始 米研究所が南アで
    11月29日 13時02分

    エイズウイルスの感染を防ぐワクチンの開発を進めているアメリカの国立衛生研究所は、ワクチンの臨床試験を患者が多い南アフリカで開始し、初めてとなるワクチンの実用化に近づくか注目されます。

    エイズは薬で発症を抑えられるようになってきている一方、WHO=世界保健機関によりますと、発展途上国を中心に去年1年間でおよそ100万人が死亡したと見られています。

    こうした中、アメリカの国立衛生研究所は28日、エイズウイルスの感染を防ぐワクチンの臨床試験を先月から南アフリカで始めたと発表しました。それによりますと、エイズウイルスに感染していない18歳から35歳までの男女5400人に、ウイルスの遺伝子の一部を使ったワクチンを投与したうえで、投与を受けていない人と3年間、比較してワクチンに感染を防ぐ効果があったか、確かめるということです。

    ワクチンの臨床試験は以前、タイでも2009年まで行われ、感染のリスクがおよそ30%減る結果が得られましたが、今回のワクチンは、より多くのタイプのウイルスへの感染を防ぐとされています。

    アメリカの国立衛生研究所は「ワクチンはエイズウイルスへのとどめの一撃になりうる」と期待していて、現在も発展途上国を中心に多くの人がエイズの犠牲になる中、初めてとなるワクチンの実用化に近づくか注目されます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161129/k10010788151000.html

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  103. 世界エイズデー 10代の感染拡大に早急な対策を
    12月1日 9時09分

    12月1日は、世界エイズデーです。ユニセフ=国連児童基金は、子どもとエイズに関する報告書を発表し、今後特に15歳から19歳の間で性交渉などによる感染が拡大するおそれがあるとして、早急な対策を呼びかけています。

    ユニセフは、世界エイズデーにあたる12月1日、子どもとエイズに関する報告書を発表しました。

    この中でユニセフは、主に母親から感染した0歳から14歳の子ども180万人のうち、エイズウイルスの増殖を抑える薬を飲むなど適切な治療を受けている子どもは半分にすぎないとして、対策の遅れを指摘しています。

    また15歳から19歳の間では、性交渉などによる感染の拡大が顕著だとしていて、今後対策に進展がなければ、新たな感染者の数は、去年およそ25万人だったのに比べ、2030年には、年間39万人にまで増えるおそれがあるとしています。
    その理由についてユニセフは、エイズウイルスの感染者が多いアフリカなどで、今後若者の人口が急増し、対策が追いつかなくなる可能性があると説明しています。

    ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は、「エイズを撲滅するには、すべての子どもと青少年に治療や対策が届くよう努力しなければならない」として、対策を早急に進めるよう呼びかけています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161201/k10010790881000.html

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  104. ハイチのコレラ流行 国連事務総長が謝罪
    12月2日 11時27分

    カリブ海のハイチで6年前の大地震のあと、コレラが流行したのは国連のPKO部隊が感染源だったと指摘されていることについて、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は、感染源についての直接の言及は避けながらも、感染拡大を防ぐ対応が十分でなかったとしてハイチの国民に謝罪しました。

    ハイチでは、6年前に大地震が発生したあとに起きたコレラの感染が今も続き、これまでに9000人が死亡していて、一部の遺族が、当時現地で活動していた国連のPKO部隊が海外から菌を持ち込んだとして、国連を相手取って損害賠償を起こしています。

    調査を行ったアメリカの専門機関は、感染が初めて確認されたハイチ中部の町に駐留していたPKOのネパール部隊が感染源だと指摘しましたが、国連が依頼した専門家の調査では、コレラのウイルスの型がアジアで見られるものだと結論づけるにとどまっています。

    こうした中、国連のパン・ギムン事務総長は1日、「今回の件は、国連のPKOと国際機関の評判を傷つけた」と述べましたが、感染拡大は複合的な要因で起きたとの立場から感染源についての直接の言及は避けました。
    そのうえで、「国連を代表して感染の拡大を防ぐための対応が不十分だったと、ハイチの人々にはっきりおわびしたい」と述べ、国連としてハイチの国民に謝罪しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161202/k10010792371000.html

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  105. COME ON ギモン

    Q)「エイズ」は克服されたんですか?
    2016年12月1日3時0分

    A)まだ克服されていません。毎年大勢の人が新たに感染しています。

     12月1日は「世界エイズデー」です。今年2016年のテーマは「知っていても、分かっていても AIDS IS NOT OVER」。つまり、「エイズ問題は終わっていない。私たちはエイズをいまだ克服していない」ということです。

    薄れる警戒感…根強い偏見

     世界エイズデーは、1988年にWHO(世界保健機関)が12月1日を“World AIDS Day”と定めて、「エイズに関する啓発活動に取り組もう」と提唱したのが始まりです。その当時、エイズは発症すればほとんど助からないというイメージでした。

     しかし、今ではさまざまな薬が開発されて、たとえ原因となるウイルスに感染しても、検査で早期に気づいて対処すれば、エイズの発症はほとんど抑えられるようになりました。

     ところが、そのために感染への警戒感も薄れてしまったらしく、新たな感染者が今も絶えません。エイズの原因となるウイルスの感染力は極めて弱く、感染リスクが高い行為(無防備な性行為や、注射器の回し打ちなど)をしなければ感染することはまずないのですが、こうした行為をして検査を受けず、気がついた時にはエイズを発症しているケースもあります。

     そして、今は「死に至る病」ではなくなったとはいえ、エイズの原因ウイルスを完全に体から取り除いて根治する薬まではまだ見つかっていないのです。また、警戒感が薄れつつある一方で、感染した人に対する偏見は根強く残っています。

     こうした現状に、2014年から、世界エイズデーのキャンペーンテーマの中に「AIDS IS NOT OVER」という言葉が盛り込まれることになりました。

    壁を破った日本人研究者

     エイズとの闘いの歴史を振り返ってみましょう。

     初めてエイズ(後天性免疫不全症候群=Acquired Immunodeficiency Syndrome)がアメリカで確認されたのが1981年のこと。免疫力が急激に低下し、肺炎など多くの症状を併発して死に至るという謎の病気でした。

     83年になって、フランスのパスツール研究所がHIV(ヒト免疫不全ウイルス=Human Immunodeficiency Virus)を発見しました。これが精液や血液などを通じて感染し、次第に増殖すると、その人は通常なら免疫で排除できる他のさまざまなウイルスや細菌にも感染しやすくなります。その結果、肺炎やがんなどを次々と発症する状態(後天性免疫不全症候群=エイズ)を引き起こしていたのです。

     こうして、ようやく病気の原因は突き止められましたが、なおしばらくは治療の手だてがありませんでした。

     壁を破ったのは日本人です。1987年、アメリカ国立がん研究所にいた満屋裕明博士(現在は国立国際医療研究センター研究所長)が「アジドチミジン(AZT)」というHIVに対抗する薬を初めて実用化しました。そして、満屋博士の後に続いて、次々と抗HIV薬が開発されました。今は20種類以上の薬があり、これを2~3種類組み合わせて服用することで、症状のコントロールが可能になったのです。

     治療薬が開発されるまではエイズ発症から2年以内に7~8割の人が亡くなっていましたが、治療薬が開発されてからは、命を落とす人はほとんどいなくなりました。 

    民間の郵送検査キット

     こうしてエイズが死に至る病ではなくなったこと自体は大変喜ばしいのですが、冒頭で指摘したように、問題は警戒意識が薄れ、新たな感染が続いていることです。

     厚生労働省のエイズ動向委員会によると、2015年の1年間に国内で新たに確認されたHIV感染者とエイズ患者が合計で1434人もいました。これは過去最多の年(2013年、計1590人)と比べれば減少しているとはいえ、ほとんど横ばいのまま、高い水準が続いていると見た方がいいでしょう。

     現在、日本でHIV感染者とエイズ患者は約2万5000人、これ以外に、感染していても気づいていない人が相当いると見られています。

     また、感染の有無を確認する検査を、保健所などの公的機関ではなく、民間の郵送検査キットで受けている人が増加していることにも懸念が持たれています。

     民間の検査キットは、申し込んで数千円を払えば届き、指先から少量の血液を採って返送すると、数日から1週間程度で検査結果が出ます。結果は、インターネット上でパスワードを入力するなどして確認できたりもします。

     どこかに出向く必要はないため、気軽に受けられる検査と受け止められているようです。エイズ予防に取り組む研究者の調査では、年間約8万件も利用されていると見られています。

    より望ましい形の検査体制を

     しかし、郵送検査で行われるのは、第1段階のスクリーニング検査に過ぎず、最終的に感染を確認するためにはきちんと医療機関の診断を受ける必要があるのですが、民間検査会社がそこまでフォローしてくれるとは限りません。

     保健所で検査を受ければ無料ですし、匿名も守られます。もし陽性反応が出た場合は適切に確定診断を受け、早期治療に入るための手助けをしてくれます。にもかかわらず、保健所で検査を受ける人の数は減少傾向にあり、民間の郵送キットで検査を受ける人は年々増加しているのです。 

     無料の公的検査ではなく、なぜお金のかかる民間検査を選ぶ人が増えつつあるのか、その理由を詳しく分析して、より望ましい形の検査体制を作る必要があるでしょう。

     エイズはまだ克服されてはいませんが、今では日常生活を送りながら、それほど大きな経済負担もなく、投薬治療ができるようになっています。恐れすぎずに、そして、あなどることなく、エイズの感染防止と検査体制の充実に取り組むことが大切でしょう。

     エイズに関する検査は、全国の保健所などで無料・匿名で受けることができるほか、エイズ予防財団も電話相談(0120・177・812)を受け付けています。

    保高 芳昭 (ほたか・よしあき) 編集委員

    専門分野: 社会保障、歴史問題 

    コメント: 論説委員や編集委員として、年金・医療・介護など社会保障問題を論じてきました。シニアを応援するページ「NEXTらいふ」(隔週火曜朝刊)も担当しています。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161128-118-OYTPT50266

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  106. エイズとはこうである、という型にはまった報道しかできなくなってんだろうな…

    「政治の病気(政治的案件で莫大な予算が投じられた病気)」とは、総じてそういうパターンになっている…

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    1. 新型インフルエンザとか高病原性鳥インフルエンザとか、牛海綿状脳症(BSE)とか変異型ヤコブ病とか、アルツハイマー病認知症とか、肝炎肝がんとか…

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    2. 新興・再興感染症マターは怪しさ満載…

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  107. エイズ患者 県内で過去最多
    03月03日 07時03分 NHK福岡放送局

    去年1年間に福岡県内で新たに報告されたエイズの患者数は過去最多となる46人に上り、県では保健所などへの早めの相談を呼びかけています。
    福岡県のまとめによりますと去年県内でエイズを発症したと報告された患者数は46人で、前の年に比べて19人増え統計を取り始めた平成10年以降、3年連続で過去最多を更新しました。
    このうち、▽40代の患者は前の年より10人多い14人、▽50代以上の患者は9人多い17人と特に増えています。
    いっぽう、県内の保健所への▽エイズの相談件数は前の年より1258件少ない7279件、▽エイズウイルスの抗体検査の件数は前の年より348件少ない5361件と、いずれも2年連続で前の年を下回っています。
    福岡県保健衛生課では「新たな病気や感染症に関心が移ってしまい、エイズへの関心が薄れてきていることが相談が減っている原因ではないか。県内の保健所では無料で、また匿名で検査を受けられるので早めに相談してほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20170303/4380931.html

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    1. インチキ医科様感染症スキーム「囲い込み」ミッション…

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  108. 危機的状況 九州でエイズ急増
    9/19(火) 11:31 掲載
    https://news.yahoo.co.jp/pickup/6254537

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