2019年5月19日

「ミレニアム」以降、真実を語ることは異端である(笑)

「フクシマ」のあとで歌を歌うことは(偽善欺瞞な)「希望」である…

以下の言葉は、極度の自虐を含んだかなり悪辣な皮肉を込めた罵倒の言葉として受け留めておかねばならないはずに聞こえるのだが… さもさもな言説を発する己がもはやその程度の者でしかないというような。どこぞのコラムニストの言説はあまりにも軽佻浮薄に過ぎる…ルーピーなほど。

アウシュビッツ以後、詩を書くことは野蛮である。
テオドール・アドルノ(ドイツの哲学者)~『文化批判と社会』

2015年1月29日 読売新聞「編集手帳」
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150129-118-OYTPT50191

>ナチスによるユダヤ人殺戮の象徴、アウシュビッツ強制収容所が解放されて70年を迎えたと報じる記事を読みながら、思い浮かべた名前がある。ドイツの哲学者でテオドール・アドルノという。その人の言葉が、きょうは詩歌の拝借をためらわせている。〈アウシュビッツ以後、詩を書くことは野蛮である…〉(『文化批判と社会』)◆人類史上に類を見ない大量虐殺のあとで、四季を歌い、愛を語ることのできる神経の持ち主は野蛮だと

いま、多くの人の胸に祈りと共にあるのはひとつの顔、ひとつの名前だろう。真っ白い花のような勇気をもって危険な紛争地帯を歩き、難民や兵士の現実を伝えてきた人である。職場の壁にかかった時計の、針にばかり目がいく。


なんだかねえ…「人類史上に類を見ない大量虐殺」のことを語ったあとに、その話題を並べる「遠近法」のワザ(とらしさ)が理解不能…


「イスラム国」に関連するニュース
http://www.2nn.jp/word/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E5%9B%BD




安倍首相、エルサレムのホロコースト記念館で献花
AFPBB News 1月19日(月)19時12分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150119-00010011-afpbbnewsv-m_est

2015年1月19日、エルサレムのホロコースト記念館で献花する安倍首相(AFP時事)


わざわざイスラエルという「創造(創作捏造)国家」を訪問し、ホニャララ記念館で演説をぶつ異次元おカルト国家のトリモロス・アベチッチ首相…


いつの時代も、ユダヤ資金は戦争で





(書きかけ)





日本は、福島原発事故の処理という困難極まりない課題を抱えている。7年後でも収束には程遠いだろう。現場では、多くの人が放射能と戦っているはずだ。そして、故郷の家に戻れない人々も多数残っているだろう。こうした国で、なぜオリンピック開催がお祭り騒ぎになり得るのか、私は理解に苦しんでいる。》
投資依存経済成長はなぜ持続できないか 2013/9/28
野口悠紀雄 「超」整理日記
http://essays.noguchi.co.jp/archives/979



希望を語ることは危険である」



戦争画 - Wikipedia

>1939年4月には陸軍美術協会が創立。同年7月には「第一回聖戦美術展」が開催。主催は朝日新聞で、以下の展覧会でも運営面に深く関わり、画家たちにも支援を惜しまず、戦争美術を牽引する大きな原動力となった。


画家たちの「戦争」 - 新潮社
http://www.shinchosha.co.jp/book/602206/


プロパガンダ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%91%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80

>藤田嗣治は戦時中に戦争画を描いたことで、戦後になって日本の美術界を追放され、フランスで制作活動に従事せざるを得なくなった。


戦後の偽善欺瞞の始まり… そして、異次元おカルト国家ニッポンの始まり…


ミレニアム・プロジェクトについて - 首相官邸
http://www.kantei.go.jp/jp/mille/




アウシュヴィッツ以降すべての文化はゴミ屑だ。
アドルノ ~『否定弁証法』


フクシマ以降すべての「和」文化は騙しネタだ…



(2015年1月29日)

197 件のコメント:

  1. 1月29日 編集手帳
    2015年1月29日3時0分 読売新聞

     時どき、四季折々の花や風物を取り上げる。自前の観察で手に余るところは、古今の短歌や俳句を借りて補っている◆ナチスによるユダヤ人殺戮さつりくの象徴、アウシュビッツ強制収容所が解放されて70年を迎えたと報じる記事を読みながら、思い浮かべた名前がある。ドイツの哲学者でテオドール・アドルノという。その人の言葉が、きょうは詩歌の拝借をためらわせている。〈アウシュビッツ以後、詩を書くことは野蛮である…〉(『文化批判と社会』)◆人類史上に類を見ない大量虐殺のあとで、四季を歌い、愛を語ることのできる神経の持ち主は野蛮だと◆痛ましい幼児虐待や悲惨な災害を取り上げた翌日に季節の花を愛めでる文章を書くこともあるコラム書きは、いくらか野蛮な血を引いているのかも知れない◆ためらいつつ、中村草田男の句をひく。〈勇気こそ地の塩なれや梅真白うめましろ〉。いま、多くの人の胸に祈りと共にあるのはひとつの顔、ひとつの名前だろう。真っ白い花のような勇気をもって危険な紛争地帯を歩き、難民や兵士の現実を伝えてきた人である。職場の壁にかかった時計の、針にばかり目がいく。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150129-118-OYTPT50191

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    1. 今日、朝一番にとってもいや~な気分を催した文章…

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    2. まるで蛙の面に小便どころか大便でも大丈夫そうな感じだな…

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  2. アウシュヴィッツのあとで詩を書くことは野蛮である
    2014年10月30日12:04 池田信夫 blog
    http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51917344.html

    >ホロコーストで恐るべきなのはヒトラーの狂気ではなく、それに従って多くのドイツ人がユダヤ人を「合理的に」虐殺したことだ。フランクフルト学派は、この問題を追究し続けた。「アウシュヴィッツのあとで詩を書くことは野蛮である」というアドルノの有名な言葉は、次のように続く。

    《物象化は精神の進歩をみずからのさまざまな要素のひとつとして前提としていたが、こんにち物象化は完全に精神を呑み込もうとしている。自己満足的な観照という姿でみずからのもとにとどまっている限り、批判的精神はこの絶対的な物象化に太刀打ちできないのである。(アドルノ『プリズメン』)》

    >近代社会が精神を物象化し、合理化することによって、暴力が組織化され、歴史上かつてない規模に拡大した時代には、文学的な自己満足は無力である。ここでいう物象化はルカーチの言葉だが、マルクスの商品化とウェーバーの合理化を継承する概念である。

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    1. たまたまそのページの末に「小保方晴子の守護霊」が出ててワラタ(笑)。

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    2. ドラッカーは、認識の階層性、組織論でそれを理解しようとした…

      いまだに『「経済人」の終わり』を超える「ファシズム全体主義」論が出てこない…

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  3. 首相、大虐殺記念館で演説…中国に反論の意味も
    2015年1月19日21時48分 読売新聞

     【エルサレム=寺口亮一】イスラエルを訪問している安倍首相は19日午前(日本時間19日夕)、ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺(ホロコースト)の犠牲者を追悼する「ホロコースト記念館」で演説した。

     首相は「先の大戦終結から70年、アウシュビッツ解放以来70年でもある本年、このような悲劇を二度と繰り返させないとの決意を表明する」と訴え、世界平和の実現に努める考えを強調した。

     エルサレムにある記念館は1953年に設立された国立施設で、ユダヤ人迫害の歴史を写真や映像で紹介している。第2次世界大戦の悲劇を象徴する場所での演説には、ナチス・ドイツと戦前の日本を同一視するような発言を繰り返している中国の指導者に反論する意味合いもある。

     記念館には、ナチスから逃れたユダヤ人に独断で日本通過ビザを発給した日本の外交官、杉原千畝が「諸国民の中の正義の人」として顕彰されている。首相は演説で「彼のビザで日本に向かったユダヤ難民を助けた人々も少なからずいた。彼らの勇気に、私たちは倣いたい」と述べた。

     また、首相は「差別と戦争のない世界、人権の守られる世界の実現に向け、働き続けなければならない。日本としても、世界の平和と安定により積極的に貢献する決意だ」と述べ、安倍内閣が掲げる積極的平和主義に基づく国際貢献に力を入れる考えも示した。

     演説に先立ち、首相は記念館を視察し、献花した。

    19日、エルサレムのホロコースト記念館で献花する安倍首相(AFP時事)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150119-118-OYT1T50080

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  4. ネタニヤフ氏「日本もテロに巻き込まれる恐れ」
    2015年1月19日19時4分 読売新聞

     【エルサレム=寺口亮一】安倍首相は18日午後(日本時間19日未明)、イスラエル・エルサレムで同国のネタニヤフ首相と会談した。

     両首相は、ユダヤ人の犠牲者も出たフランスの連続銃撃テロ事件を厳しく非難した上で、テロ対策で連携を強化する方針で一致した。安倍首相は、イスラエルとパレスチナによる中東和平交渉の早期再開をネタニヤフ氏に呼びかけた。

     安倍首相は「卑劣なテロは、いかなる理由でも許されない。国際社会と緊密に協力し、テロとの戦いに引き続き取り組む」と表明した。ネタニヤフ氏は「世界的にテロの動きに直面している。日本も巻き込まれる可能性があり、注意しなければいけない」と述べた。

     イスラエルが昨年夏にパレスチナ自治区ガザで軍事作戦を行い、ユダヤ人とパレスチナ人の対立が深刻化していることについて、安倍首相は「暴力と不信の連鎖を懸念している」と指摘した。「対立がエスカレートするような行為は控えてほしい」とも述べ、ヨルダン川西岸への入植活動を停止するよう求めた。

     また、両首相は、日本とイスラエルの投資協定締結に向けた準備交渉を早期に始めることで一致した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150119-118-OYT1T50039

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  5. 首相「許し難いテロ行為、直ちに解放を」
    2015年1月20日23時55分 読売新聞

     【エルサレム=寺口亮一】中東歴訪中の安倍首相は20日午前(日本時間20日夕)、イスラエル・エルサレムのホテルで記者会見した。

     「イスラム国」が公開したとみられる日本人男性2人の殺害を予告する映像について、「人命を盾にとって脅迫することは許し難いテロ行為であり、強い憤りを覚える」としたうえで、「2人に危害を加えないよう、直ちに解放するよう強く要求する」と語り、事件を強く非難した。

     首相には、東京で外務省が映像を確認した直後に事件発生の連絡が入り、首相自らが映像を確認し、会見に臨んだという。

     首相は会見で、「イスラム国」が日本による2億ドル程度の周辺国支援を犯行の理由に挙げていることに対し、「避難民に最も必要とされている、命をつなぐための支援だ。この支援をしっかり行っていく姿勢に変わりはない」と強調した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150120-118-OYT1T50097

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  6. 【社説】アウシュビッツ 解放70年から得る教訓の重さ
    2015年1月29日1時21分 読売新聞

     ナチス・ドイツによるユダヤ人大量殺害の象徴であるアウシュビッツ強制収容所が第2次大戦末期、旧ソ連軍に解放されてから70年を迎えた。

     ポーランド南部の現地では27日、記念式典が行われた。ガウク・ドイツ、オランド・フランス両大統領など欧米諸国の首脳・閣僚と約300人の元収容者らが出席し、犠牲者を追悼した。

     戦後70年に「ホロコースト(大虐殺)を繰り返すな」という教訓を改めて確認する場となった。

     ナチスは、ユダヤ人に対する差別政策を取り、大戦中、組織的な抹殺に乗り出した。殺害されたユダヤ人は約600万人とされる。アウシュビッツは、ガス室による「殺人工場」と言え、ユダヤ人ら110万人が亡くなった。

     従来の戦争犯罪の域を超えた、言語を絶する残虐行為である。

     ガウク氏は独連邦議会演説で、「ホロコーストに思いをはせることは、全ドイツ国民にとって重要であり続ける」と強調した。

     西独、統一ドイツは、ナチスの蛮行への深い反省に基づき、人権尊重や民主主義の確立に努め、国際的地位を築いた。ガウク氏の言葉は、この基本姿勢を今後も堅持しようという呼びかけだろう。

     世界では今なお、民族、宗教に根ざす紛争や過激派のテロが頻発している。今回の記念式典にも影を落としたのは残念だ。

     ウクライナ紛争を巡って米欧と対立するロシアのプーチン大統領は、招待されなかったことを理由に、式典を欠席した。

     安倍首相は中東歴訪中の19日、イスラエルのホロコースト記念館で演説した。「このような悲劇を二度と繰り返させない」との決意を表明し、「世界の平和と安定に貢献していく」と語った。

     ナチスの迫害から逃れたユダヤ人約6000人に独断で日本通過ビザを発給し、命を救った外交官、杉原千畝の功績にも言及した。

     一部の欧米メディアは、安倍首相を「歴史修正主義者」と問題視する。中国は、ホロコーストと旧日本軍の南京事件を同列に扱い、ナチスとイメージをだぶらせて日本批判を繰り返す。

     首相の演説には、歴史に正面から向き合い、その教訓を重視する姿勢を示すことで、欧米の誤解を正し、中国の宣伝戦に対抗する狙いもあったのだろう。

     日本は、過去への反省、戦後の平和国家としての歩み、そして将来にわたり、国際社会と協調するという明確なメッセージを海外に発信していくことが大切だ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150128-118-OYT1T50161
    http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150128-OYT1T50161.html

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    1. アウシュビッツ解放70年、跡地で式典開催
      2015年1月28日10時30分 読売新聞

       【オシフィエンチム(ポーランド南部)=工藤武人】ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の象徴となったアウシュビッツ強制収容所の解放から、27日で70周年を迎えた。

       同収容所跡での記念式典には、収容所の生存者約300人のほか、ドイツのガウク大統領ら約50か国の首脳、政府代表者らが出席。80~90歳代の生存者3人が壮絶な体験を話した。

       式典を前にドイツのガウク大統領は27日、ドイツ連邦議会(下院)で演説し、「ホロコーストに思いをはせることは、すべてのドイツ国民にとって重要だ」と述べ、ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺の過去を決して忘れることのないように呼びかけた。

       同収容所では、1940~45年、殺虫剤を使ったガス室での殺害などが行われ、ユダヤ人ら約110万人が犠牲になり、45年1月27日に旧ソ連軍が解放した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150127-118-OYT1T50133

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  7. >詩を書くことは野蛮

    しでかしてしまった暴虐無人の償いは言葉でなんかできやしないし、まずは何はともあれ行いで示さなきゃいけないときに、延々言葉を連ねて懺悔したり悔い改めようとするしぐさを見せるのは、人としては退行劣化愚民化以外の何ものでもないということ。

    ましてや真美善を語ってそれから目をそらすのはヒトモドキの所業だ。

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  8. 県外避難の母親ら 福島に交流施設開設
    1月30日 5時50分

    東京電力福島第一原発の事故のあと、福島県では放射線の影響を懸念して今も多くの住民が県外に避難を続けていますが、避難した母親と福島にとどまった母親などが互いの悩みを話し合う交流施設が福島市に開設されることになりました。

    福島県では放射線を心配するなど原発事故による影響で、子どもや母親など今もおよそ4万6000人が県外で避難を続けています。
    県外に避難した住民の中には、家族関係の維持や経済的な理由などで避難先から福島に戻る人も増えていますが、母親の支援を続けるNPOの「ビーンズふくしま」には、避難を続ける母親をはじめ、避難先から戻った母親などから福島にとどまった母親などとの間で放射線についての考え方の違いから本音が話せず、溝が深まっているという悩みの声が相次いで寄せられています。
    このためNPOは、原発事故の影響に悩む母親たちの交流を図るために、ことし3月に福島市内の住宅に新たに交流施設を設けることになりました。
    施設は常設で、NPOは、立場の異なる母親たちが自由に集まり、本音で話をして悩みを打ち明け合うことで、互いの考えを理解する場にしていきたいとしています。
    NPOによりますと、こうした母親たちを対象にした交流施設はこれまでに例がないということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150130/k10015076011000.html

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    1. 酷な話だが、生活再建のためには、さっさと移住移転を考えたほうが賢明…

      若い世代は生活したところが故郷になる。

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    2. 弱みやささやかな欲や願望につけこむ香具師の臭い…

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  9. 1月31日 編集手帳
    2015年1月31日3時0分 読売新聞

     一月往いぬ、二月逃げる、三月去る。昔の人は月の名に頭韻を踏み、冬の終わりから春先を流れる時間の速さを言い表してきた。近づく春の足音に耳をすまし、あるいは何かと行事の多い気ぜわしさに吐息をもらし、“往ぬ”の実感は人それぞれだろう◆〈時のすぎるのが早いか遅いか、それに気づくこともないような時期に、人はとりわけて幸福なのである〉。ツルゲーネフは『父と子』に書いている。たしかに、その通りかもしれない◆神経戦も敵の狙いであるのか、速く、遅く、また速く、時間の波状攻撃がつづくなかで1月が終わる◆テロ集団が設定した人質殺害の期限が近づけば、速すぎる時の流れにいらだつ。救出を一日千秋の思いで待っているだろう後藤健二さん(47)の胸中を思えば、遅すぎる時の流れにいらだつ。作家の吉屋信子に〈初はつ暦ごよみ知らぬ月日は美しく〉という句があるが、これほど忌まわしい事件が潜んでいようとは誰しも想像していなかったにちがいない◆壁にかけた巻き癖のまだ残るカレンダーの一枚に、数えきれない人々の怒りと祈りが詰まっている。切り離す手に重たいことだろう。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150131-118-OYTPT50182

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    1. 【社説】邦人人質事件 ヨルダンとの連携を大切に
      2015年1月31日1時58分 読売新聞

       過激派組織「イスラム国」とみられるグループが指定した人質殺害の期限が過ぎた。今後の展開は予断を許さない。

       政府は、ヨルダンと緊密に連携し、後藤健二さんの救出に向けて総力を挙げるべきだ。

       犯行グループは、後藤さんの解放と引き換えに、ヨルダンで収監中の女死刑囚の釈放を要求した。実現しない場合、ヨルダン軍パイロットと後藤さんを殺すと脅している。死刑囚をシリア・トルコ国境に連れてくることも求めた。

       人質殺害を予告し、解放の条件や期限を次々に変え、揺さぶりをかける。人命を弄ぶ卑劣な手口には、強い憤りを禁じ得ない。

       ヨルダン政府は、パイロット解放を条件に、死刑囚釈放の用意があると表明した。死刑囚は同時爆破テロの実行犯だ。人質の命を優先し、超法規的措置を取るという厳しい決断をしたのだろう。

       後藤さんと死刑囚の「1対1」の交換を求めるイスラム国と、どう折り合うか。水面下でギリギリの交渉が行われている模様だ。

       ヨルダン情報相は「後藤さんの解放についても日本と協力して努力を続けている」と明言した。

       長年の日本との友好関係を重視したものだ。日本は、欧米とも協調する穏健なヨルダンの役割を高く評価し、計3000億円以上の経済支援を実施してきた。

       首脳の相互訪問も活発で、安倍首相とアブドラ国王は個人的な信頼関係を築いている。

       政府が、ヨルダンに事件の現地対策本部を設置し、強固な協力体制を維持しているのは適切だ。日本が独自にできることは限られている以上、ヨルダンとの連帯を大切にしたい。

       ヨルダン同様、日本との関係が良好なトルコの役割も重要だ。

       イスラム国の支配地域に近いトルコ南部の国境周辺は、過去にも人質解放の舞台となった。イスラム国に拉致されたフランス人記者や、トルコ外交官らは、いずれもこの近辺で解放されている。

       人質交換では、不測の事態もあり得る。人質を迅速に保護できるよう、トルコと十分協議し、万全の対策を講じる必要がある。

       後藤さん救出は今が正念場だ。日本政府は、情報収集や関係国との調整に、従来以上に緊張感を持って取り組んでほしい。

       野党の一部議員は、安倍首相の中東歴訪やイスラム国対策の2億ドル支援表明が過激派を刺激した、と批判する。だが、そうした批判は、日本の援助の趣旨をねじ曲げ、テロ組織を利するだけだ。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150130-118-OYT1T50172

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  10. 「アウシュヴィッツ以降すべての文化は、当の文化への切実な批判を含めて、ごみ屑だ」
    (アドルノ『否定弁証法』)
    http://ameblo.jp/usaraisuio/page-3.html
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%84%E4%BB%A5%E9%99%8D%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6%E3%81%AE%E6%96%87%E5%8C%96%E3%81%AF%E3%80%81%E5%BD%93%E3%81%AE%E6%96%87%E5%8C%96%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%88%87%E5%AE%9F%E3%81%AA%E6%89%B9%E5%88%A4%E3%82%92%E5%90%AB%E3%82%81%E3%81%A6%E3%80%81%E3%81%94%E3%81%BF%E5%B1%91%E3%81%A0+%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%8E+%E5%90%A6%E5%AE%9A%E5%BC%81%E8%A8%BC%E6%B3%95

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    1. フクシマ以降、当の現状への不埒なつぶやきを含めて、すべての情報はゴミだ。
      アンノウン・バック~『異次元便消法』(いじげんおカルトなウンコけしのほうほう)

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  11. >いつの時代も、ユダヤ資金は戦争で…

    日露戦争:
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%9C%B2%E6%88%A6%E4%BA%89

    是清は4月にイギリスで、額面100ポンドに対して発行価格を93.5ポンドまで値下げし、日本の関税収入を抵当とする好条件で、イギリスの銀行家たちと1ヶ月以上交渉の末、ようやくロンドンでの500万ポンドの外債発行の成算を得た。またロンドンに滞在中であり、帝政ロシアを敵視するドイツ系のアメリカユダヤ人銀行家ジェイコブ・シフの知遇を得、ニューヨークの金融街として残額500万ポンドの外債引き受けおよび追加融資を獲得した
    (略)
    結局日本は1904年から1906年にかけ合計6次の外債発行により、借り換え調達を含め総額1億3000万ポンド(約13億円弱)の外貨公債を発行した。この内最初の4回、8200万ポンドの起債が実質的な戦費調達資金であり、あとの2回は好条件への切り替え発行であった。完済したのは1986年(昭和61年)である。なお日露戦争開戦前年の1903年(明治36年)の一般会計歳入は2.6億円であり、いかに巨額の資金調達であったかが分かる。

    国の一般・特別会計によると日露戦争の戦費総額は18億2629万円とされる
    --------------

    火中の栗を拾って、莫大な戦時資金を外国から調達して、勝利したにも関わらず大赤字で、借金完済は1986年(笑)。
    なのに、「日本勝利!」で浮かれるんだから、騙すのは簡単ですよね。
    やっぱり、明治政府って...。

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  12. ナチス反省演説…ワイツゼッカー元独大統領死去
    2015年2月1日0時22分 読売新聞

     【ベルリン=工藤武人】DPA通信によると、ナチス・ドイツ時代を率直に反省した議会演説「荒れ野の40年」で世界的に知られる、リヒャルト・フォン・ワイツゼッカー元ドイツ大統領が、1月31日、死去した。

     94歳。

     独南西部シュツットガルトの著名な男爵家の生まれ。1938年から45年にかけ従軍し、陸軍砲兵隊予備役大尉として終戦を迎えた。54年、保守政党、キリスト教民主同盟(CDU)に入党。69年から81年まで連邦議会(下院)議員を務めた後、西ベルリン市長(81~84年)を経て、84年7月に、第6代連邦大統領に就任し、90年の東西統一をはさみ、2期10年、大統領職を務めた。

     「荒れ野の40年」と題した演説を連邦議会で行ったのは、ナチス・ドイツの降伏による欧州での終戦から40周年を迎えた85年5月8日。演説では、「過去に目を閉ざすものは現在にも盲目となる」との表現で、ナチスの過去を率直に反省する言葉を述べ、国内外に感銘を与えた。

     ドイツ新教教会会議の議長を務めるなど敬虔けいけんなクリスチャンでもあった。兄のカール・フリードリヒ(2007年に死去)は高名な物理学者。

     ガウク大統領は31日、ワイツゼッカー氏について「人間としても素晴らしく、傑出した国家元首だった」とたたえ、死を悼んだ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150131-118-OYT1T50109

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  13. 異次元おカルト国家の「暗黙知」としての習俗慣習…
    http://agora-web.jp/archives/1630159.html

    「自乗自爆(自縄自縛)」と「心象膨大(針小棒大)」(笑)。

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  14. 警視庁と千葉県警、邦人人質で合同捜査本部設置
    2015年2月1日23時39分 読売新聞

     警視庁と千葉県警は1日、合同捜査本部を設置し、刑法の国外犯規定に基づき、人質による強要行為等の処罰に関する法律違反容疑などで捜査を始めた。

     捜査本部は約60人態勢で、動画サイトに投稿された映像を分析し、後藤健二さんと湯川遥菜さんが拘束されていた時の状況や、2人の足取りを調べる。後藤さん拘束後の昨年11月下旬以降、「イスラム国」側から後藤さんの妻に届いた約10通の脅迫メールも解析し、事件に関与した人物の特定を進める。

     ただ、現場がイスラム国の支配下地域であることから、捜査は限定されるとみられる。

     人質強要処罰法は、日本赤軍が1977年に日航機をハイジャックした「ダッカ事件」をきっかけに、翌78年に施行された。人質を取って要求する行為などを禁じており、人質を殺害した場合の最高刑は死刑。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150201-118-OYT1T50038

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    1. 米で日本赤軍の城崎容疑者出所、警視庁逮捕へ
      2015年1月17日8時55分 読売新聞

       【ニューヨーク=水野哲也】1977年のダッカ事件で超法規的措置によって釈放された後、米国で収監された日本赤軍元メンバーの城崎しろさき勉容疑者(67)が16日、出所した。

       米当局が明らかにした。城崎容疑者は米移民局に移送され、日本への強制送還に向けた手続きが進められる。

       警視庁公安部は、城崎容疑者について、在インドネシア日本大使館などが襲撃された「ジャカルタ事件」(86年)の現住建造物等放火未遂容疑で逮捕状を取っており、帰国し次第、逮捕する。城崎容疑者はダッカ事件で釈放された後、日本赤軍に合流。96年9月、ネパールで拘束され、米国に移送された。ジャカルタ事件で、米国大使館を襲撃した殺人未遂罪などで禁錮30年の判決を受けて服役したが、「模範囚」として、刑期が短縮されたという。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150117-118-OYT1T50012

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    2. 日本赤軍の城崎容疑者、米で釈放・強制送還へ
      2015年1月13日15時28分 読売新聞

       日本赤軍が日航機を乗っ取ったダッカ事件(1977年)の「超法規的措置」で釈放され、現在は米国で収監中の城崎しろさき勉容疑者(67)が今月15日(日本時間16日)に釈放される。

       米移民当局の収容施設に移送後、日本に強制送還される見通し。警視庁公安部は、在インドネシア日本大使館などが襲撃された「ジャカルタ事件」(86年)の現住建造物等放火未遂容疑で逮捕し、日本赤軍の当時の活動実態についても解明する方針だ。

       同庁幹部によると、城崎容疑者は71年3月、銀行や郵便局などから現金を強奪した「M作戦」に関与したとして逮捕され、強盗傷害罪などで懲役10年の判決を受けたが、服役中の77年にダッカ事件が発生。日本赤軍は人質と引き換えに城崎容疑者らの釈放を要求し、「人命は地球より重い」との福田赳夫首相(当時)の判断で釈放された。

       釈放後、城崎容疑者はレバノン・ベカー高原で日本赤軍に合流。86年5月にインドネシアの日米両大使館が襲われたジャカルタ事件では、迫撃弾が発射されたホテルの部屋から城崎容疑者の指紋が見つかり、92年9月に国際手配された。

       96年9月にネパールで拘束。その後、米国で、ジャカルタ事件の米大使館襲撃による殺人未遂罪などで禁錮30年の刑に服してきたが、「模範囚」として刑期が短縮されたという。

       公安部は昨年11月上旬、捜査員をインドネシアに派遣し、改めてジャカルタ事件当時の状況を知る人々から事情を聞き、関与の裏付けを進めてきた。日本赤軍には、日航機を乗っ取って北朝鮮に渡った「よど号」グループと80年代に海外で接点があった疑いも指摘されており、当時の城崎容疑者の足取りも調べる。

       公安部長として日本赤軍の捜査を指揮した大森義夫・元内閣情報調査室長は「過激思想に感化された若者による事件は、いつの時代も起きる。日本赤軍による一連の事件を過去のものとせず、実態解明に努めてほしい」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150113-118-OYT1T50073

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    3. 福田赳夫「人命は地球より重い」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%A6%8F%E7%94%B0%E8%B5%B3%E5%A4%AB+%E4%BA%BA%E5%91%BD%E3%81%AF%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%82%88%E3%82%8A%E9%87%8D%E3%81%84

      悪しき前例…

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  15. 【社説】後藤氏殺害映像 「イスラム国」の蛮行を糾弾する
    2015年2月2日1時29分 読売新聞

     ◆日本人標的のテロに警戒強めよ

     尊い人命を弄ぶ、卑劣な蛮行である。断固として糾弾する。

     重要なのは、「テロに屈しない」という国際社会共通の原則を堅持し、関係国との連帯を強めることだ。在留邦人の安全確保にも万全を期す必要がある。

     シリアでの人質事件で、過激派組織「イスラム国」は、拘束していた後藤健二さんを殺害したとするビデオ映像を動画サイトに投稿した。政府は、映像の信ぴょう性は高いと判断している。

     ◆国際社会の結束不可欠

     殺された湯川遥菜さんとみられる写真も既に公開されている。2人の犠牲が事実なら、痛ましい結末であり、強い怒りを覚える。

     安倍首相が「テロリストたちを決して許さない。その罪を償わせるために国際社会と連携する」と表明したのは、当然である。

     オバマ米大統領は「極悪な殺人を非難する」と声明を発表し、英仏首脳も足並みをそろえた。

     犯行グループのメンバーは映像の中で、後藤さんの殺害に関連して、日本がイスラム国との戦いに参加したことを一方的に非難した。

     黒装束の男は「勝ち目のない戦いに参加するという安倍(首相)の無謀な決断」と批判した。「このナイフは、あらゆる場所で日本人の虐殺をもたらす」とも脅迫している。

     身勝手な解釈に基づき、日本を一方的に「敵」と決めつける主張であり、決して容認できない。

     首相が表明した2億ドルの中東支援は、非軍事分野の人道援助だ。避難民向けの医療や食料支援、インフラ整備などに充てられる。

     そもそも国際ルールを無視し、虐殺、略奪、誘拐、占拠など、凶悪で非道な犯罪行為を重ねてきたのは、イスラム国である。

     イスラム国を封じ込めるには、国際社会の結束が欠かせない。米国主導の有志連合には約60か国が参加している。国連安全保障理事会も邦人人質事件に関し、イスラム国への非難声明を発表した。

     ◆自己責任にとどまらず

     日本が対イスラム国包囲網に参加することは、国際社会の一員として当然の責務である。

     人質事件は、最初の脅迫映像が流れた後、めまぐるしく事態が動いた。犯行グループは、2億ドルの身代金を要求し、その後、ヨルダンで収監されている爆破テロ犯の死刑囚の釈放に切り替えた。

     実現しないなら、イスラム国に拘束中のヨルダン軍パイロットと後藤さんを殺害すると脅した。

     ヨルダン政府は、パイロットの解放を条件に死刑囚を釈放するとして、ギリギリの人質交換交渉を進めたが、実を結ばなかった。

     日本政府は、「テロに屈しない」原則と「人命尊重」の観点の両立という困難な対応を迫られた。

     イスラム国は、インターネットを利用した「劇場型」の脅迫・殺害を繰り返す特異な集団である。「ヨルダン頼み」の手探りの交渉には限界があったと言える。

     ジャーナリストの後藤さんは昨年10月、退避勧告が出ていたシリアにあえて入国した後、「何か起こっても責任は私自身にある」とのメッセージを残していた。

     「自己責任」に言及したものだが、結果的に、日本政府だけでなく、ヨルダン政府など多くの関係者を巻き込み、本人一人の責任では済まない事態を招いたのは否定できない。

     同様の事態を避けるため、今後、危険地域への渡航には従来以上に慎重な判断が求められる。

     今回の事件により、日本人が海外で誘拐の標的となる危険が一層高まったことにも留意したい。

     過激派組織にとっては、日本の軍事的報復を恐れる必要はない。日本に圧力をかけ、中東各国などに間接的に要求をのませる手法を再び使う可能性もある。

     安倍首相が在留邦人らの安全確保の強化を閣僚に指示したのは、こうした事情があるためだ。

     ◆邦人救出の議論も要る

     首相は、海外での邦人救出に自衛隊を活用するための法整備を検討する方針である。領域国による自衛隊受け入れの同意など、様々なハードルもあろう。政府・与党で議論を深めることが大切だ。

     中東支援の強化も重要となる。首相は、「食料、医療といった人道支援をさらに拡充していく」と強調している。

     イスラム国の壊滅までには時間を要しようが、「テロとの戦い」の一翼を担い、その最前線に立つ中東諸国を支援するという現在の方針を変えてはなるまい。

     今後も、欧米や中東の各国との連携を強め、地域の安定とテロの拡散阻止に努めたい。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150201-118-OYT1T50131
    http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150201-OYT1T50131.html

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    1. 2月2日 編集手帳
      2015年2月2日3時0分 読売新聞

       福豆を商う店か、街で鬼のイラストを見かけた。豆から逃げる表情に哀愁がある。長谷川櫂さんに〈節分の鬼も恐るる我らかな〉の句があるが、絵の鬼に口があれば「鬼以下の人間もいるのに」と言うだろう◆「イスラム国」がフリージャーナリスト後藤健二さん(47)とみられる男性を殺害する映像をネット上で公開した。平和の尊さを訴えつづけて誰ひとり傷つけなかった人を、鬼以下である◆やりきれぬ思いと深い喪失感のなかで忘れてはならないことが一つある。敵の心理戦に乗せられて憎むべき相手を見誤ってはいけない、ということである◆日本政府に圧力をかけろと日本国民を脅した。ヨルダン政府に圧力をかけろと日本政府を脅した。イスラム国は内輪もめを誘っている。罪と罰のすべてを引き受けるべきは非道の犯罪者であり、日本やヨルダンの政府ではない。ましてや、後藤さんの解放を心から祈ってくれた多くのイスラム教徒ではない。間違えれば相手の思うつぼだろう◆今はただ、鬼を含む一字を胸に刻むのみである。その人の晴朗にして不屈の報道者“魂”よ、どうか安らかにと目をつむる。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150202-118-OYTPT50126

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  16. 「JICA 城後倫子 アンマン」
    https://www.google.co.jp/search?q=JICA+%E5%9F%8E%E5%BE%8C%E5%80%AB%E5%AD%90+%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3

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  17. 「奥克彦 井ノ上正盛」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A5%A5%E5%85%8B%E5%BD%A6+%E4%BA%95%E3%83%8E%E4%B8%8A%E6%AD%A3%E7%9B%9B

    「イラクにおける外務省職員殺害事件」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A4%96%E5%8B%99%E7%9C%81%E8%81%B7%E5%93%A1+%E6%AE%BA%E5%AE%B3+%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AF

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  18. ほんとうの「テロリスト」って誰よ…(笑)。
    http://www.2nn.jp/word/%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88

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  19. 後藤健二さんの妻「夫を誇りに思う」
    2月2日 6時00分

    後藤健二さんを殺害したとする動画が投稿されたことについて、後藤さんの妻は1日、フリーランスのジャーナリストを支援するイギリスの団体を通じて「夫を誇りに思う」とするコメントを英文で出しました。

    この中で、後藤さんの妻は「家族も私も、健二の死の知らせに打ちのめされています。彼は、愛する夫であり、2人のかわいい子どもの父親であるだけでなく、世界の多くの人々にとって息子、兄弟、友人でもありました」と述べています。
    そして、「大きな喪失感を感じる一方で、イラクや、ソマリア、シリアのような紛争地域で、窮地にある人々の現状を伝えてきた夫を大変誇りに思います。戦争という惨事が、一般の人々に何をもたらすかを、特に子どもの目を通じて、伝えることに夫は情熱を注ぎました」と、後藤さんが取り組んできたジャーナリストとしての仕事を振り返りました。
    また、「ここ数か月間の困難な時期に、家族や私にさまざまな支援をさしのべていただいた皆様に感謝します」とお礼の気持ちを表しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150202/k10015135791000.html

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    1. 後藤さんの母「息子を誇らしく思う」
      2月2日 15時43分

      後藤健二さんの母親の石堂順子さんは2日午後1時半ごろ、報道陣の取材に応じ「健二のような息子を持ったことを本当に誇らしく思い、彼を褒めてあげたい気持ちでいっぱいです。健二は、妻と自分の子どもを大切に思うと同時に、常に戦争が起きている国などの子どもたちのことを考え、地球上のすべての人々に愛情を注いできました。健二が考えて行ってきたことの何分の一かでもかなえられるよう私も努力していきたいと思います」と涙ぐみながら話していました。

      自宅には後藤さんが小学生のときに描いた自画像や花などが飾られ、順子さんは線香を手向けて後藤さんの写真に触れながら「頑張ったね」と声をかけていました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150202/k10015149471000.html

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    2. 「後藤さんの思いを受け継ぎたい」
      2月2日 17時23分

      過激派組織「イスラム国」に殺害されたとみられる後藤健二さんにたびたび講演を依頼するなど、交流が深かった千葉県ユニセフ協会の事務局長は「信じられない気持ちだが、紛争でつらい思いをしている子どもたちの姿を伝えてくれた後藤さんの思いを受け継いでいきたい」と話しています。

      千葉市若葉区にある千葉県ユニセフ協会では、平成16年の設立当初から、後藤さんに中東の最新情勢や紛争地帯の子どもたちが置かれた立場などについてたびたび講演を依頼し、後藤さんは去年5月にも市原市で「シリアからの叫び」と題した講演をボランティアで行っています。
      後藤さんが殺害されたとみられることについて、事務局長の福本朋子さんは、「きっと帰ってきてくれるだろうと祈り続けてきた。ニュースを聞いても信じられない気持ちで夢であってほしい」と話しました。
      そのうえで、「後藤さんは紛争で学校にも行けず、つらい思いをしている子どもたちの姿を一貫して伝え、私たちに何ができるのか考えるきっかけを作ってくれた。後藤さんが残した映像や本を多くの人に紹介しながら思いを受け継いでいきたい」と話していました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150202/k10015155221000.html

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    3. 後藤さんの知人の教授「本当に残念」
      2月2日 21時37分

      イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件について、後藤健二さんと交流してきた神戸学院大学の杉木明子教授は「常に弱者に寄り添って取材をしてきた後藤さんがこういう形でその機会を閉ざされてしまったことが本当に残念です」と話しています。

      杉木教授は国際政治学が専門で、後藤さんと中東やアフリカの情勢を巡って交流があり、去年12月に予定していたシリアの内戦などに関する講演会の講師を後藤さんに依頼していました。
      しかし、去年10月3日に、後藤さんからメールで「今、シリアに取材に入っています」と連絡が入り、その後、24日に「11月に対応します」という内容のメールが来たのを最後に、連絡が取れなくなったということです。
      杉木教授は2日、NHKのインタビューに応じ、「最悪の結果になってしまい本当にやりきれない気持ちです」と話しました。
      そのうえで、「後藤さんは常に紛争などで虐げられてきた弱者に寄り添って取材をしていました。もっとさまざまなことを伝えてほしかったのに、こういう形でその機会が閉ざされてしまったことが本当に残念です。後藤さんの思いや志をできる範囲で受け継いでいきたい」と話しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150202/k10015160241000.html

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    4. 次々に登場するこちらサイドのシンパもなにげに過激派くずれのあやしげなプロ市民みたいのばっかに見えてしかたがない…

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    5. 後藤さんと親交のNPO担当者「残念」
      2月3日 22時13分

      後藤健二さんの事件で、イラク人への医療支援活動などを通じて後藤さんと親交があったNPOの担当者は、今後、共に活動することができなくなり残念だと話しています。

      後藤さんは、10年前、イラクからヨルダンの首都アンマンに逃れてきたイラク人のイブラヒム・ムハンマドさんと取材を通じて知り合い、白血病を患った妻のマリアムさんを見舞ったり、マリアムさんが亡くなったあとは、娘の面倒をみたりするなど、家族を支えたということです。この間、後藤さんは、マリアムさんが亡くなる直前までカメラを回し、家族を取材していたということです。
      ムハンマドさんは、その後、東京・豊島区のNPO法人「日本イラク医療支援ネットワーク」の現地スタッフとなり、後藤さんが拘束されたと報じられたときには、無事に解放されるよう願うメッセージを寄せていました。
      このNPOの事務局長を務める佐藤真紀さん(53)によりますと、事件のあと、ムハンマドさんからは「彼は全身全霊で他人に尽くしました。優しさと希望ということばにふさわしい人です。安らかにお眠りください」という内容のメールが送られてきたということです。
      また、佐藤さんも、イラク戦争を取材していた後藤さんとアンマンで出会って以降、およそ10年のつきあいがあり、今回の事件について、「イラクやシリアの人たちの支援をどう続けていくのか、後藤さんに情報を聞きながら一緒に活動できたらと思っていたので残念だし悲しい。怒りを感じます」と話しています。
      佐藤さんは、今月下旬、会議に出席するためイラクに向かう予定ですが、今回の事件を受けて、現地の態勢や活動方針について、改めて検討するということです。
      佐藤さんは「支援を続けていくことは大事だ。ただ、日本のNPOのため、現地スタッフが狙われる可能性がないとは言えず、注意して対応していきたい」と話しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150203/k10015192601000.html

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    6. 世界食糧計画「後藤さんは盟友」
      2月7日 10時43分

      イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件で犠牲になったフリージャーナリストの後藤健二さんについて、国連で食料援助などを行うWFP=世界食糧計画が声明を発表し、「シリア難民が置かれた厳しい状況を取材し、飢餓との闘いにおける盟友だった」として、その功績をたたえました。

      後藤健二さんは2011年以降、シリア国内や周辺国で、シリアの内戦の犠牲となった市民や故郷を追われた難民などの取材を精力的に続けてきました。
      WFPのアーサリン・カズン事務局長が6日に発表した声明は、後藤さんがヨルダンにある難民のキャンプを訪れ、WFPの活動やシリア難民が置かれた厳しい状況を熱心に取材して、多くの人々の心を捉えた優れたジャーナリストだったと紹介し、ホームページには当時の後藤さんの写真も掲載されています。
      そして、「後藤さんは人生の最後の数年間、WFPのために計り知れない貢献をしてくれた。WFPのスタッフと行動を共にし、飢餓との闘いにおける盟友だった」として、後藤さんの功績をたたえ、哀悼の意を表しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150207/k10015289801000.html

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  20. 「仏 テロ」
    http://www.2nn.jp/search/?q=%E4%BB%8F+%E3%83%86%E3%83%AD&e=

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  21. 「イスラム国」に関連するニュース
    http://www.2nn.jp/word/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E5%9B%BD

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  22. フグ計画…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%BA%80%E5%B7%9E+%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E4%BA%BA

    「パレスチナ 満州 ユダヤ人 移民」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%8A+%E6%BA%80%E5%B7%9E+%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E4%BA%BA+%E7%A7%BB%E6%B0%91

    「パレスチナ 満州 イスラエル 北朝鮮」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%8A+%E6%BA%80%E5%B7%9E+%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB+%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE

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    1. 「イスラエル 北朝鮮」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB+%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE

      >北朝鮮と外交のあるのはパレスチナ側で北朝鮮ことDPRKはイスラエルを侵略国家と批判してイスラエルを承認していない。
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB+%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%8A+%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE+%E5%A4%96%E4%BA%A4

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  23. 2月3日 編集手帳
    2015年2月3日3時0分 読売新聞

     パパ耕二さんがラジオの競馬中継を聴いている。当たった! 「何か欲しい物あるか?」。上機嫌で尋ねた。テレビのニュースを見ながら小学生のコボちゃんが答えた。「一刻も早い世界平和だね」。パパ、自己嫌悪にうなだれる◆おなじみの『コボちゃん』である。後藤健二さん(47)の悲報に列島が青ざめた一昨日の朝、折しも届いた朝刊に載っていた。田畑家に限らず多くの家庭で、事件を話題にさまざまな親子の会話が交わされたことだろう◆♪ 一人にひとつずつ、大切ないのち…イルカさんが作詞・作曲して歌う『まあるいいのち』の一節にある◆両親や祖父母がニュースに気をもみ、絶句し、涙ぐむ。その姿を見て、人の命とは限りなく重いものであり、自分もその重い命を“ひとつずつ”授かった一人であることに気づいた子供たちが、きっとどこかにいる。亡き人には何よりの供養だろう◆命を大切にする、とは何も、眉間にしわを寄せて実践することではない。日常のささやかな喜びで心を満たすことも、命の立派な発露である。「だから、そう落ち込まないで」と、耕二さんの肩に手を置く。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150202-118-OYTPT50489

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    1. 【社説】「人質」国会論戦 対テロで冷静な検証が重要だ
      2015年2月3日1時11分 読売新聞

       人質事件の再発を極力防ぐとともに、発生時に政府がより効果的に対処できるようにする。国会は、その具体策の議論を深めてもらいたい。

       参院予算委員会で、シリアでの邦人人質事件をめぐる質疑が行われた。安倍首相は、「テロの脅かしに屈すれば、さらなるテロを招きかねない。テロと戦う国際社会で日本の責任を毅然きぜんとして果たしていく」と強調した。

       残虐なテロを繰り返す過激派組織「イスラム国」の封じ込めは今や、国際社会の共通の課題だ。日本は、事件にひるむことなく、応分の責任を担う必要がある。

       民主党の那谷屋正義氏は、「事件の再発防止の意味でも、検証が必要だ」と指摘した。

       政府の危機管理体制を強化するためにも、今回の事件対応を冷静に検証し、分析することが大切だ。どんな情報に基づき、どう対処したのか。政府は国会などで、丁寧に説明することが求められる。

       無論、政府の手の内をすべて明かすのは、関係国との信頼関係を壊し、過激派組織を利する。

       イスラム国は、勢力拡大のため、独善的な論理で卑劣な犯罪行為を重ねる狂信的な集団だ。常識的な交渉が通用しない相手であることも踏まえねばなるまい。

       疑問なのは、集団的自衛権の行使容認により、日本に対するテロの危険が増すかのような見解を那谷屋氏が示したことだ。

       集団的自衛権の行使は、各国とも認めており、テロとの戦いに不可欠な日米同盟と国際連携の強化が目的である。日本だけが安全であればいいという考え方は、「一国平和主義」に陥りかねない。

       テロの危険に過剰反応すれば、日本がテロに弱いとみなされ、かえって標的にされる恐れがある。在留邦人の安全確保策を強化しつつ、テロや誘拐に見舞われた際の対応策を検討しておきたい。

       首相は、イスラム国に対する有志連合による空爆作戦への自衛隊の後方支援について、「考えていない」と明確に否定した。

       「イスラム(諸国)対世界という構図では全くなく、イスラムこそイスラム国と戦う最前線だ」と力説し、中東諸国向けの人道支援を拡充する考えも示した。

       国際社会から自衛隊の派遣要請はなく、後方支援には新法制定が必要となる。現時点では、非軍事協力に専念するのが現実的だ。

       今回の事件で緊密に連携したヨルダンなど、中東各国との関係を強化することは、在留邦人の安全確保にも役立つだろう。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150202-118-OYT1T50144

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    2. 2月2日 よみうり寸評
      2015年2月2日15時0分 読売新聞

       後で気づく。何が平和か、だまされてしまったと。ナチスドイツは第2次大戦に突入する前、『平和を求めての3年間の闘争』という映画を公開した◆この5分ほどの映像に組み込まれた6本の演説の中で、ヒトラーは「われわれ」と計15回も叫んでいる(高田博行『ヒトラー演説』中公新書)。陰惨な侵略戦争・虐殺に国民を引き込むまやかしの「われわれ」だろう◆過激派組織「イスラム国」の声明にも、決してだまされてはならない「われわれ」がひそむ◆「われわれはアラーの加護を受けた権威と力のある国家」。対して日本には「お前らは邪悪な有志連合」と口汚くののしる◆“われわれ”をアラーを信じるすべてのイスラム教徒と見なせば、敵の計略に陥りかねない。偏見の増長が最も怖い。穏健な教徒と手を携え平和を模索することが、中東の虐げられた人々と触れ合った後藤健二さん(47)の思いを継ぐことでもあろう◆人命を弄ぶ蛮行は許しがたい。だが、それだけに突き動かされる“われわれ”ではいけない。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150202-118-OYTPT50331

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  24. >右は「大本営」発表。左が真実。
    https://twitter.com/marinconia/status/562221512963264514

    異次元おカルト国家では、左巻きの嘘つき新聞が真実を語ってしまえるらしい…

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  25. 菅官房長官「テロの脅威 認識共有を」
    2月3日 11時25分

    政府は、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件を受けて、「国際テロ対策推進本部」を開き、菅官房長官は、「テロの脅威が現実のものになるとの認識を共有してほしい」と述べ、海外での邦人保護やテロ対策の強化を指示しました。

    総理大臣官邸で開かれた「国際テロ対策推進本部」の会議には、本部長を務める菅官房長官のほか、山谷国家公安委員長、それに外務省や法務省など関係省庁の副大臣らが出席しました。
    この中で菅官房長官は、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件について、「解放に向けて全力を挙げて取り組んできたが、誠に無念であり痛恨の極みだ。テロ行為は断じて許してはならず、わが国はテロに屈することなく、国際社会と連携して対策に取り組んでいかなければならない」と述べました。
    そのうえで菅官房長官は、「日本国民をテロの対象とすることも言及されており、改めてわが国を巡るテロの脅威が現実のものになるとの認識を共有してほしい。わが国におけるテロの未然防止、そして海外の邦人の安全確保に努めなければならない」と述べ、海外での邦人保護やテロ対策の強化を指示しました。
    会議のあと、山谷国家公安委員長は国会内で記者団に対し、「重要施設の警戒・警備や水際対策、関連情報の収集にさらに力を入れていきたい」と述べました。

    法相「水際で確実に阻止」
    上川法務大臣は閣議のあとの記者会見で、「日本国民を名指しして危害を加える旨のメッセージが出されたことも踏まえ、さらに細心の注意を払いながらテロリストを水際で確実に阻止する対策を厳重に講じる」と述べ、空港などでテロリストを入国させないよう、入国審査などの水際対策に万全を期す考えを示しました。
    また法務省は今回の事件を受けて、外務省が退避勧告を出している国への渡航の中止を促すため、国内のすべての空港の出国審査場に渡航情報を掲示するよう指示していて、上川大臣は、「きめ細かな措置をとることで、一人一人の自覚と意識をしっかり持ってもらえるよう、水際でも結果が出るように万全の対策に努めたい」と述べました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150203/k10015171271000.html

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  26. 心象膨大自乗自爆のテロごっこ…

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  27. ツイッターで“後藤さんの信念”広がる
    2月3日 19時45分

    後藤健二さんが、過去にツイッターでつづったみずからの信念や取材に懸ける思いが、ツイッター上で3万回近くにわたって引用され多くの人の心に響いています。

    後藤さんは、5年前の平成22年9月7日、ツイッターで、「目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。-そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった」とつぶやきました。
    事件のあと、このことばを引用する「リツイート」が広がり、3日午後4時半現在で2万8000回を超えました。
    また、後藤さんが同じ年の12月2日につぶやいた「そう、取材現場に涙はいらない。ただ、ありのままを克明に記録し、人の愚かさや醜さ、理不尽さ、悲哀、命の危機を伝えることが使命だ。でも、つらいものはつらい。胸が締め付けられる。声に出して、自分に言い聞かせないとやってられない」という取材の使命感をつづったことばも4500回以上リツイートされています。
    こうした後藤さんのことばに対しツイッター上では、「心に響いた」「このことばを忘れない」といった反応が数多くあるほか、「このことばを胸にあすも仕事に向き合います」や「憎むことはしたくない。彼が伝えたかったことを考えています」といった、後藤さんの思いに応えようとするつぶやきも多くみられます。
    後藤さんの思いが多くの人の心に響いていることがうかがえます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150203/k10015190041000.html

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    1. そしてまた一人、左巻き市民のみなさまの「神」あるいは「星」になった…

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  28. 小泉総理の動き-イラクで亡くなった外務省職員の葬儀に出席-
    http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/12/06sougi.html

    外務省: イラク便り - Ministry of Foreign Affairs of Japan
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/staff/iraq/index.html

    「外務省 奥克彦 井ノ上正盛」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A4%96%E5%8B%99%E7%9C%81+%E5%A5%A5%E5%85%8B%E5%BD%A6+%E4%BA%95%E3%83%8E%E4%B8%8A%E6%AD%A3%E7%9B%9B

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  29. 高村副総裁「後藤さん蛮勇と言わざるをえず」
    2月4日 11時49分

    自民党の高村副総裁は、党本部で記者団に対し、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件に関連して、外務省の担当者が渡航の自粛を3回にわたって働きかけたにもかかわらず、シリアに入国し拘束された後藤健二さんの対応は「蛮勇と言わざるをえない」と述べました。

    この中で自民党の高村副総裁は、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件に関連して、「拘束された後藤健二さんは極めて優しい人で使命感が高く、勇気のある人だった。テロリストたちに対する怒りが、ますます強くなってくる」と述べました。
    一方で、高村氏は「後藤さんが3度にわたる日本政府の警告にもかかわらず、テロリストの支配地域に入ったということは、どんなに使命感が高かったとしても蛮勇と言わざるをえない。個人で責任を取りえないこともあることを肝に銘じてほしい」と述べました。
    さらに、高村氏は「後藤さんの遺志を継いであとに続く人たちは、使命を果たすためであっても蛮勇にならないように細心の注意を払って行動してほしい」と述べました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150204/k10015204411000.html

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    1. 政府は3度警告…後藤さんは「蛮勇」と高村氏
      2015年2月4日19時25分 読売新聞

       自民党の高村正彦副総裁は4日、イスラム国による人質事件で殺害されたとみられる後藤健二さんについて、「3度にわたる日本政府の警告にもかかわらず、テロリスト支配地域に入ったのは、真の勇気ではなく、蛮勇と言わざるを得ない」と記者団に語った。

       外務省は昨年9月下旬と10月上旬に電話で2回、10月中旬には職員が直接面会して、後藤さんにシリアへの渡航中止を求めたが、止められなかった。

       高村氏は、後藤さんを「使命感が高く、勇気のある人」と評した上で、「後藤さんの後に続く人たちは、たとえ使命を果たすためでも細心の注意を払って行動してほしい。個人で責任を取り得ないこともある」と語り、イスラム国支配地域への渡航を自粛するよう求めた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150204-118-OYT1T50099

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  30. 外務省がらみのヒトビトが次々と印象誘導印章操作でイメージづくりにいそしむ…

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  31. 外務省 退避勧告周知の具体策早急に検討へ
    2月4日 4時34分

    外務省は、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件を受けて、海外に滞在する日本人の安全確保に向けて新たに検討チームを設け、危険地域からの退避勧告などの渡航情報を確実に周知する具体策を早期にまとめ、実行に移したいとしています。

    外務省は、イスラム過激派組織「イスラム国」が、今後も日本人を標的にするとしていることから、海外に滞在する日本人の安全確保に向けて、新たに中根外務政務官を座長とする検討チームを設けました。
    検討チームでは、紛争やテロなどの危険性が高まった地域に入らないよう呼びかける退避勧告などの渡航情報を、海外への渡航を予定している国内の日本人だけではなく、すでに海外に居る日本人にも確実に周知する具体策を検討する方針です。
    また、大使館や総領事館が、長期間にわたって海外に滞在している日本人だけでなく、出張や旅行などで短期間、滞在する人の所在を迅速に確認するための方策なども議論することにしています。
    検討チームは、できるだけ早期に提言をまとめる方針で、外務省は可能なものから速やかに実行に移したいとしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150204/k10015197891000.html

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  32. 後藤さんの作品に全国から注文相次ぐ
    2月4日 5時08分

    後藤健二さんは、アフガニスタンやアフリカなど各地で戦争や貧困など苦しみの中で暮らす子どもたちを取材し出版していて、出版社によりますと、事件を受け全国の書店から注文が相次いでいるということです。

    後藤さんには、アフガニスタンの少女を取材した「もしも学校に行けたら」や、アフリカの少年兵を取材した「ダイヤモンドより平和がほしい」など合わせて5冊の作品があります。
    後藤さんが拘束されたと伝えられると、東京都内の図書館では後藤さんの本を借りたいという人が増え、すべての作品が貸し出され、予約待ちとなる図書館もあるなど関心が高まっていました。
    5冊のうち4つの作品を出版した東京の汐文社によりますと、事件を受け全国の書店から注文が相次いでいるということです。後藤さんは作品の中で「唯一の希望は子どもたちです」などとつづっていて、汐文社は「後藤さんの作品に通じるのは、困難に直面する子どもたちの現状を、日本の子どもたちに伝えたいという真摯(しんし)な思いです。後藤さんが本当に伝えたかったことを子どもたちに読み継いでいただけるように、出版し続けることが使命だと考えます」とコメントしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150204/k10015197191000.html

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  33. 2月4日 よみうり寸評
    2015年2月4日15時0分 読売新聞

     歌人の穂村弘さんがエッセーに、こんなことを書いている◆<私は図書館の本をうっかりなくして、学校を燃やしたくなったことがある。燃やさなくてよかった。現実内体験の少なさゆえ…「本をなくす」と「学校を燃やす」では行為の重みが全く違うのだが、パニック状態の子供の心のなかでは両者が釣り合ってしまうのだ>(『整形前夜』講談社文庫)◆アギーレ監督に八百長疑惑だってさ! そのときサッカー日本代表の活躍を楽しみにする子供たちは、心のてんびんの片方に何を載せたろう◆大人には難しいことではあるまい。疑惑は疑惑…と、それでバランスを保つ。でも、子供たちは? 訴追を受ける人の権利や名誉の尊重は大切で、いつかは理解してほしいことなのだが◆世間はズルをしたものが勝ち組になる。はたまた、不正イコール力、イコール金。そんなものをてんびんに載せやしないかと、心配していたところだった◆はるばる東洋の島国に来ていただいた監督には申し訳ないが、解任の報にホッとする。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150204-118-OYTPT50308

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    1. >世間はズルをしたものが勝ち組になる。はたまた、不正イコール力、イコール金。

      なんか実感がこもってそうな言葉だなあ…

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  34. 【社説]】対「イスラム国」 国際社会は包括的戦略を探れ
    2015年2月5日1時21分 読売新聞

     残虐な犯罪行為を繰り返すイスラム過激派組織を封じ込めるため、国際社会は包括的な戦略を練り、実行すべきだ。

     邦人人質2人を惨殺したとされる「イスラム国」が、ヨルダン空軍パイロットを殺害したとする映像を公開した。

     パイロットを檻おりに入れ、火を放つという非道な手法で、米軍主導の空爆に参加したヨルダンに対する復讐ふくしゅうをアピールする。見る者に恐怖心を植え付けようとする冷酷な宣伝戦の一環だろう。

     映像は、複数のヨルダン軍パイロットらの写真を公開し、空爆に参加しないよう求めるなど、ヨルダン側を揺さぶっている。

     ヨルダン政府は報復として、爆破テロの実行犯として収監され、イスラム国が釈放を求めていた死刑囚の死刑執行に踏み切った。軍事的な追加措置も取るという。

     既存の国際秩序の破壊を標榜ひょうぼうするイスラム国は、「ヨルダン王制の打倒」も唱える。憎悪の連鎖により、双方の緊張が高まろう。中東の不安定化が懸念される。

     「テロとの戦い」の最前線に立つヨルダンを、国際社会が一致して支えねばならない。

     オバマ米大統領とヨルダンのアブドラ国王は会談し、イスラム国の壊滅に向けて両国が連携を強化する方針を打ち出した。

     キャメロン英首相やオランド仏大統領は、イスラム国を強く非難した。安倍首相も、ヨルダン国民との「連帯」を表明している。

     イスラム国との戦いに参加する約60か国の有志連合は結束し、過激派組織の弱体化を図る具体的な行動を取る必要がある。

     19日に米国で開かれるテロ対策閣僚級会合では、軍事行動の強化、テロ資金や戦闘員のイスラム国への流入阻止、ヨルダンなど穏健アラブ諸国への支援の拡充を確認すべきだろう。

     オバマ氏は、「イスラム国とその憎むべきイデオロギーを歴史の彼方かなたに葬る」とも強調した。どう実行するか、注視したい。

     米国防総省は来年度予算の「イスラム国」掃討作戦費として、前年度比約4%増の53億ドルを要求した。イスラム国の壊滅には、空爆に加えて、イラク軍やクルド人武装組織などに対する訓練や装備面の軍事支援が欠かせない。

     米国の指導力が求められる。

     イスラム国に多くの戦闘員が集まる背景には、貧困や格差、政治の腐敗といった中東の根深い問題が横たわる。各国の統治改革を後押しするなど、中長期的な戦略を進めることも重要だ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150204-118-OYT1T50144

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  35. 戦争ビジネスの景気活性化策…

    煽る一方のメディアという存在…

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  36. テロリストと仲よくし、安倍首相は辞任せよという元官僚たち - 2015/2/5
    池田信夫 blog
    http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51928289.html

    >営業的には、彼らは賢い。古賀氏の『日本中枢の崩壊』は40万部、孫崎氏の『戦後史の正体』は20万部のベストセラーになった。古賀氏は、他の本の印税も含めて1億円以上稼いだと思われる。左翼マーケットは、専業主婦や団塊老人を中心に、まだ意外に大きいのだ。

    >古賀氏も孫崎氏も退官直後は慎重な表現だったが、最近はワイドショーに最適化してしまった。それはそれで、芸能人としては一つの生き方だろう。

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    1. 社会的な自分の居場所を確保しなきゃいけないし、生活がかかってるからみな必死…

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  37. [スクールデイズ]元東京大学長・有馬朗人さん
    2015年2月5日3時0分 読売新聞

    ◇俳句の面白さ教わる

     恩師といえる人はたくさんいるけれど、静岡県の旧制浜松第一中学校(現・静岡県立浜松北高校)で指導を受けた、国語の三浦利三郎先生は特に思い出深い。当時、50歳代。まじめでやさしい先生でした。

     私は、俳人・高浜虚子(1874~1959年)の弟子だった両親に連れられ、小学生の頃は、頻繁に句会に出ていましたが、当時は俳句が面白いとは思わなかった。魅力を教えてくれたのが三浦先生です。教科書もノートも入手困難だった終戦直後の授業では、万葉集や奥の細道など、古典の一節を朗読する。難しい字や言い回しがあれば黒板に書く。私たち生徒は一生懸命聞いて書き取る。最後にもう一度、読み上げて全員で確かめる。1回の授業で数行しか進みませんが、とても身に着いた。

     「雨雲のい行ゆき烈はげしき田を植うる」

     中学4年生の時、万葉集の学習で出会った「い行き」という格調高い表現を使って詠んだ句が、俳句雑誌「ホトトギス」に掲載されました。私のデビュー作は三浦先生の授業から生まれたのです。

     先生が軍国主義をあおったという理由で教職を追放されそうになった時、追放を決める委員会に生徒が訴えて、免除してもらったこともありました。

     理科の方は、自学自習。小学生の頃は、雑誌「子供の科学」を読んで、モーター作りなどに熱中した。中学3年の時に父親を亡くし、それ以降ずっと、アルバイトに追われ、基礎基本を身に着けられなかったのはいまだに残念に思っています。先生方には、今の学習が将来役に立つと子どもたちに示す指導をお願いしたいですね。(聞き手・伊藤史彦)

     ありま・あきと 1930年、大阪府生まれ。原子核物理学者。参議院議員、文部相などを務めた。2010年に文化勲章。根津育英会武蔵学園長、国際俳句交流協会会長。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150204-118-OYTPT50374

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  38. 首相、ファシズム否定を伝達へ ポーランド大統領に

     政府は、安倍晋三首相とポーランドのコモロフスキ大統領との首脳会談を今月下旬に東京都内で開催する方向で調整に入った。首相はナチス・ドイツのユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を象徴するアウシュビッツ強制収容所の解放70年に触れ、ファシズムを断固否定する考えを伝達する見通しだ。複数の外交筋が7日、明らかにした。

     戦後70年を迎え、中国と韓国は歴史認識問題をめぐる日本の対応に神経をとがらせている。首相としては「悲劇を二度と繰り返させない」決意を示し、軍事大国化を狙っているとする中韓の批判は当たらないとのメッセージを国際社会に発信したい考えだ。

    2015/02/08 05:30 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015020701001721.html

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  39. 《ナチについては、600万という数字が何度も登場しました。アイヒマンが言っ
    たとも、独裁者スターリンが言ったとも伝えられる、「一人の死は悲劇だが、数
    万人が死ねば統計上の数字に過ぎない」という警句。ナチス政権による「ユダヤ
    人問題の最終的解決」(組織的なユダヤ人絶滅計画)に従って、全ヨーロッパか
    ら罪のない600万人のユダヤ人たちが捕らえられ、アウシュビッツをはじめとす
    る絶滅収容所に送り込まれたという事実。

     全裸の男女を浴室に閉じ込め、上から殺人ガスを降らせるという非道な残虐行
    為を、何千回、何万回と繰り返した殺戮者たち。彼らは、何の心の痛みも感じな
    かったのか。血も涙もある人間に、はたしてそんなことができるのか――。

     カール・アドルフ・アイヒマン。ドイツ第三帝国親衛隊中佐。何百万人ものユ
    ダヤ人を強制収容所に移送し、「最終解決」の実行を担った責任者です。

     その彼の裁判をめぐって繰り広げられた世界的な「アイヒマン論争」は、いま
    なお私たちに重い問いを投げかけています。アイヒマンとは何者か。彼に良心と
    いうものはなかったのか。人間の犯す「悪」を、私たちはどう理解すればよいの
    か――。》
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/12/blog-post.html?showComment=1389869450129#c6439305446276641651

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    1. 「考える人」メールマガジン374号―「ハンナ・アーレント」その1―
      http://koibito2.blogspot.jp/2013/12/blog-post.html?showComment=1389869450129#c6439305446276641651

      「考える人」メールマガジン375号―「ハンナ・アーレント」その2―
      http://koibito2.blogspot.jp/2013/12/blog-post.html?showComment=1390447447024#c387119712613621900

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  40. 人質女性死亡で首相が米に弔意 揺るぎない連帯表明

     安倍晋三首相は11日、過激派組織「イスラム国」に拘束されていた米国人女性ケーラ・ミュラーさんが死亡したとの米政府発表を受け、弔意のメッセージを公表した。「衷心より哀悼の意を表する。この困難な時にあって、米政府と米国民に対し、揺るぎない連帯を表明する」とした。

     併せて、日本政府がテロとの戦いで国際社会と連携し、中東向けの人道支援を拡充する方針を重ねて示した。

    2015/02/11 15:20 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015021101001088.html
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_5956.html?showComment=1423637495261#c3333367457432506542

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  41. ★国際ニュース+ 15/02/11 07:07 53res 5.9res/h □
    【「イスラム国」】米女性人質は「死亡」 オバマ大統領が声明(写真)(共同通信) 画像あり
    ★ニュース速報+ 15/02/11 01:20 708res 48res/h □
    【イスラム国】オバマ大統領「テロリストに裁きを受けさせる」 人質となっていた米国人女性の死亡を確認
    ★国際ニュース+ 15/02/10 15:44 39res 1.6res/h □
    【国連】安保理、「イスラム国」の資金源絶つ決議へ...石油密売や人質の身代金など 画像あり
    ★国際ニュース+ 15/02/10 08:45 35res 1.1res/h □
    【「イスラム国」】米「空爆場所に人質の証拠ない」(NHK)
    http://www.2nn.jp/search/?q=%E4%BA%BA%E8%B3%AA+%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E5%9B%BD&e=

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    1. 人質の米女性死亡 「イスラム国」家族に連絡

       【ワシントン共同】オバマ米大統領は10日、声明を発表し、過激派組織「イスラム国」に拘束されていた米国人女性ケーラ・ミュラーさん(26)が死亡したと判断したことを明らかにした。

       アーネスト米大統領報道官は10日の記者会見で、先週末にミュラーさんの家族に同組織から新たな連絡があり、その情報を分析した結果、ミュラーさんは死亡したとの判断に至ったと説明した。死因や死亡日時は特定できていないという。

       米CBSテレビ電子版は、写真が添付された電子メールが送られてきたと報じた。

       同組織は、ミュラーさんが、ヨルダン軍の空爆により死亡したとの声明をネット上に出していた。

      2015/02/11 10:18 【共同通信】
      http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015021001002495.html

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    2. 安保理「イスラム国」の資金源絶つ決議へ
      2月10日 11時41分

      国連の安全保障理事会では、イスラム過激派組織「イスラム国」の資金源を絶つため、石油の違法な取り引きを封じ込め、人質と引き換えに身代金の支払いに応じないことなどを求める決議案が、近く採決にかけられる見通しとなりました。

      この決議案は、先週ロシアが安保理に提出したもので、「イスラム国」などの過激派組織が、シリアやイラクの支配地域にある油田からの収入や文化財の密売、それに人質と引き換えに要求する身代金などによって多くの資金を得ていることに強い懸念を表明しています。
      そのうえで、国際社会が協力して、過激派組織に利益をもたらす石油の取り引きを封じ込めるため取締りを徹底し、違反者には制裁も検討することや、過激派組織が人質と引き換えに要求する身代金の支払いに応じないことなどを求めています。
      安保理ではこれまでも、「イスラム国」への国際的な包囲網を強める決議が数回にわたって採択されていますが、今回の決議案は包括的に資金源を絶つことを目指しています。
      ロシアは今週中の採決に向けて安保理各国に働きかけていて、欧米からも反対意見が上がっていないことから、決議は近く採択されるものとみられます。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150210/k10015350511000.html

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    3. 米「空爆場所に人質の証拠ない」
      2月10日 7時54分

      イスラム過激派組織「イスラム国」が、ヨルダン軍の空爆によって拘束していたアメリカ人女性が死亡したと主張していることについて、アメリカ国防総省は、これまでのところ、空爆を実施した場所に人質がいたという証拠はないとして、慎重に確認を続けることにしています。

      「イスラム国」は、ヨルダン軍がパイロット殺害の報復措置として空爆を実施したあとの今月6日、この空爆によって、拘束していたアメリカ人女性ケイラ・ミューラーさんが死亡したとする声明を発表しました。
      これについて、アメリカ国防総省の担当者は9日、NHKの取材に対し、ヨルダン軍が実施した空爆の標的はシリア北部のラッカの近くにある「イスラム国」の武器貯蔵施設だったことを明らかにしました。
      そのうえで、「これまでのところ、その場所に人質が拘束されていたという証拠はない」として、ミューラーさんの安否について慎重に確認を続けるとしています。
      ミューラーさんは、シリアとトルコの国境地帯で人道支援活動に当たっていましたが、おととし8月、シリア北部の都市アレッポで「イスラム国」に拘束されたとみられています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150210/k10015345161000.html

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    4. プーチン大統領 「イスラム国」への空爆を批判
      2月10日 5時07分

      ロシアのプーチン大統領は、イスラム過激派組織「イスラム国」が勢力を拡大したのはシリアの反体制派を支援してきた欧米に責任があると主張したうえで、現在行われている空爆は、アサド政権の同意を得ていない非合法な行動だと批判しました。

      プーチン大統領は、9日からエジプトを訪問するのを前に、エジプトの新聞とのインタビューに応じ、「イスラム国」がイラクとシリアで勢力を拡大したのは、「ひどく無責任な内政干渉と一方的な軍事力の行使の結果だ」と述べ、イラク戦争を主導したアメリカや、シリアの反体制派を支援してきた欧米に責任があるという考えを強調しました。
      そして、アメリカ主導の有志連合による「イスラム国」に対する空爆について、「空爆だけで結果を出すことはできない」と主張しました。
      そのうえで、プーチン大統領は「国連安全保障理事会の決議や、空爆が行われる国の同意もなく、非合法な行動だ」と批判し、「イスラム国」に対する軍事行動を進めるには、国連安保理の決議や、ロシアが支援するシリアのアサド政権の同意が必要だという立場を示しました。
      ロシアは、ウクライナ情勢を巡って欧米に対する批判を強めており、イスラム過激派への対応を巡っても欧米との溝が広がりつつあります。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150210/k10015344091000.html

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    5. 関連ニュース
      シリア大統領「第三国通じて空爆情報得ている」 (2月11日 5時37分)
      プーチン大統領訪日の日程調整は困難か (2月11日 5時20分)
      安保理「イスラム国」の資金源絶つ決議へ (2月10日 11時41分)
      有志連合で「イスラム国」に対抗 (2月9日 6時59分)

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    6. 米人女性死亡確認で安倍首相が弔意
      2月11日 16時44分

      安倍総理大臣は、イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されていたアメリカ人女性の死亡が確認されたことを受けて、弔意を表すと同時に、テロとの闘いを進める国際社会で、人道支援の拡充を通じ、毅然と責任を果たしていくなどとするメッセージを発表しました。

      アメリカのオバマ大統領は、イスラム過激派組織「イスラム国」がヨルダン軍の空爆によって死亡したと主張しているアメリカ人女性について、死亡を確認し、女性を拘束していた「イスラム国」を強く非難する声明を発表しました。これを受けて安倍総理大臣はメッセージを発表し、「アメリカ政府による発表に接して深い悲しみに包まれている。日本政府及び日本国民を代表し、衷心より哀悼の意を表するととともに、ご家族に対し心からのお悔やみを申し上げる」と、弔意を表明しています。
      そのうえで安倍総理大臣は、「この困難な時にあって、アメリカ政府及びアメリカ国民の皆様に対し揺るぎない連帯を表明する。わが国は国際社会と連携しつつ、人道支援を更に拡充し、テロとの闘いを進める国際社会において、その責任を毅然として果たしていく」としています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150211/k10015383281000.html

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  42. 米国政府「人質一人の生命はテロリスト撲滅の大義より軽い」

    日本政府「一人の生命は地球より重い」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E4%B8%80%E4%BA%BA%E3%81%AE%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AF%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%82%88%E3%82%8A%E9%87%8D%E3%81%84

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  43. 無差別空襲 鎮魂の祈り…独・ドレスデン70年式典
    2015年2月14日15時0分 読売新聞

     【ベルリン=工藤武人】第2次大戦末期、英米軍による空襲で壊滅的被害を受けたドイツ東部ドレスデンで13日、空襲から70年の追悼式典が行われた。ドイツのDPA通信によると、空襲被害の象徴である「聖母教会」での式典には、市民ら1000人以上が参列し、平和を祈念した。

     ガウク独大統領は演説で、「我々は、誰が戦争を始めたかを知っている。どんな時もドイツが主導した戦争の犠牲者のことを忘れてはならない」と戒めた。

     ドレスデンは、バロック様式の歴史的建造物が残り、芸術の盛んな都市。空襲は、ナチス・ドイツの敗色がすでに濃厚だった1945年2月13日から15日にかけて実施され、少なくとも2万5000人が死亡、爆弾や焼夷しょうい弾などで約11万5000棟の建物が破壊された。

     欧州での都市を標的にした無差別空襲の代表例とされる。ほぼひと月後の同年3月10日未明には、東京大空襲が実施された。

     式典会場の聖母教会は、空襲で崩壊し、戦後は「破壊行為への警鐘」として放置されていたが、2005年に復元された。式典後、ガウク氏ら約1万人が「人間の鎖」を作り、この空襲を「重大な戦争犯罪」と主張する極右勢力に抗議の意思を示した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150214-118-OYTPT50252

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    1. 独大統領「我々は誰が戦争始めたか知っている」
      2015年2月14日18時31分 読売新聞

       【ベルリン=工藤武人】第2次大戦末期、英米軍による空襲で壊滅的被害を受けたドイツ東部ドレスデンで13日、空襲から70年の追悼式典が行われた。

       ドイツのDPA通信によると、空襲被害の象徴である「聖母教会」での式典には、市民ら1000人以上が参列し、平和を祈念した。

       ガウク独大統領は演説で、「我々は、誰が戦争を始めたかを知っている。どんな時もドイツが主導した戦争の犠牲者のことを忘れてはならない」と戒めた。

       ドレスデンは、バロック様式の歴史的建造物が残り、芸術の盛んな都市。空襲は、ナチス・ドイツの敗色がすでに濃厚だった1945年2月13日から15日にかけて実施され、少なくとも2万5000人が死亡、爆弾や焼夷しょうい弾などで約11万5000棟の建物が破壊された。

       欧州での都市を標的にした無差別空襲の代表例とされる。ほぼひと月後の同年3月10日未明には、東京大空襲が実施された。

       式典会場の聖母教会は、空襲で崩壊し、戦後は「破壊行為への警鐘」として放置されていたが、2005年に復元された。式典後、ガウク氏ら約1万人が「人間の鎖」を作り、この空襲を「重大な戦争犯罪」と主張する極右勢力に抗議の意思を示した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150214-118-OYT1T50103

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    2. ドレスデン空爆70年で追悼式
      2月14日 10時37分

      第2次世界大戦中、連合軍による大規模な空爆を受けてから70年となったドイツ東部のドレスデンでは13日、追悼式が行われ、参列者は戦争の悲惨さを改めてかみしめました。

      ドイツ東部のドレスデンでは、第2次大戦末期、連合軍による大規模な空爆を受けて町の大半が廃虚となり、数万人が犠牲になったとされています。
      13日、空爆から70年となるのに合わせて、市の中心部にある聖母教会では大勢の市民が参列して追悼式が行われました。
      この教会は、空爆によって崩れ落ち、戦争の破壊行為を示す象徴として戦後も廃虚のまま残されていましたが10年前、かつての敵国、イギリスやフランスを含む各国からの寄付で再建され、和解のシンボルとなっています。
      式典では、戦時中、ドイツ軍が攻撃の標的としたイギリスのコベントリーなどから運ばれた「平和の火」がろうそくにともされました。
      そしてドイツのガウク大統領が「私たちは残忍な戦争を誰が始めたかを知っている。だからこそドイツの犠牲者を追悼するとき、ドイツの侵攻による犠牲者を決して忘れない。単に、相手に罪を着せる記憶のしかたでは、対話によって互いの距離を近づけるのではなく、対立を生むことにつながる」と述べました。
      参列した市民は戦争の悲惨さを改めてかみしめるとともに、平和への祈りをささげていました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150214/k10015454611000.html

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    3. 「ドレスデン爆撃 カート・ヴォネガット」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%87%E3%83%B3%E7%88%86%E6%92%83+%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%8D%E3%82%AC%E3%83%83%E3%83%88

      「スローターハウス5 ドレスデン 無差別爆撃」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B95+%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%87%E3%83%B3+%E7%84%A1%E5%B7%AE%E5%88%A5%E7%88%86%E6%92%83

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  44. IS対策に17億円追加支援 政府
    2015年2月15日(日) 9時34分掲載
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6149709

    「イスラム国」対策、中東・アフリカに17億円超を追加支援
    産経新聞 2月15日(日)7時55分配信

     ■テロ国際会議で表明へ

     政府は14日、中東・アフリカ地域のテロ対策追加支援のために1500万ドル(17億7千万円)規模の資金を拠出する方針を固めた。複数の外務省幹部が明らかにした。米ワシントンで18、19両日に開かれるテロ対策の国際会議で表明する。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件を受け、「テロに屈しない」とする日本の姿勢を国際社会に訴え、周辺国支援を通じてイスラム国の暴挙を食い止めたい考えだ。

     テロ対策支援はシリア、イラク両国にまたがるイスラム国の支配地域の周辺国を中心に、中東・アフリカ地域のテロ対処能力の向上にあてられる。治安対策の法整備や国境管理の強化などテロリストの国内外での活動を抑制するのが目的で、国際機関などを通じて支援する。平成26年度の政府開発援助(ODA)予算で対応する。

     日本人2人が殺害されたとみられる映像がインターネット上に公開されたことを受け、安倍晋三首相は「罪を償わせるために国際社会と連携していく」とイスラム国を強く非難、追加のテロ対策支援を外務省などに指示していた。

     また、国連の安全保障理事会は12日、イスラム国などテロ組織への資金源遮断を目指す決議案を全会一致で採択した。日本としても新たな支援を打ち出す必要があると判断した。

     ただ、イスラム国への対応について、首相は自衛隊が米国主導の有志連合の空爆に参加することや後方支援を行うことについて「考えていない」と明確に否定しており、岸田文雄外相は「日本らしい非軍事的な貢献が期待されている」と述べていた。

     外務省幹部は「今後もテロリストの非人道的な活動を抑制するあらゆる方策を整理し、具体化していく」としている。

     政府は、ワシントンでの国際会議に、ヨルダンの現地対策本部で事件を指揮した中山泰秀外務副大臣を派遣する方向で調整している。政府は同会議で、食料や医療などの人道支援を拡充する方針を表明するほか今回の事件を通じた各国からの支援に謝意を伝える。
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150215-00000053-san-pol

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    1. 気に入ったキャバの姉ちゃんたちにせっせと貢いで気を引こうと奮発するも、やがてあえなく撃沈する、しょうがない器量なし、ぶりの悪い哀れな男のような…

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    2. 下心はいつも見透かされて、ただ卑しいやつに思われるだけ…

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  45. デンマークでまた銃撃1人死亡…ユダヤ教礼拝所
    2015年2月15日13時13分 読売新聞

     【ロンドン=佐藤昌宏】ロイター通信によると、「表現の自由」に関する会合が開かれていたカフェへの銃撃事件があったデンマーク・コペンハーゲンで15日未明、同市中心部にあるシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)付近にいた警察官など3人が銃撃を受けた。

     このうち、民間人とみられる1人は頭部を撃たれ死亡、警察官2人は腕や足を負傷した。

     二つの銃撃事件の関連は不明。地元警察は、容疑者は徒歩で現場から逃走した、としている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150215-118-OYT1T50010

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    1. イスラエル首相「反ユダヤ感情が背景に」
      2月15日 21時49分

      デンマークのコペンハーゲンにあるユダヤ教の礼拝所=シナゴーグで何者かが発砲し、1人が頭を撃たれて死亡した事件を受けて、イスラエルのネタニヤフ首相はヨーロッパでの反ユダヤ感情が事件の背景にあるという見方を示しました。

      デンマークの事件を受けて、イスラエルのネタニヤフ首相は15日の閣議で、「ユダヤ人がユダヤ人であるという理由だけでヨーロッパで殺害された。ユダヤ人に対する襲撃事件は続くだろう」と述べ、ヨーロッパでの反ユダヤ感情が事件の背景にあるという見方を示しました。
      そのうえで、「ヨーロッパのユダヤ人に伝える。イスラエルはあなた方の祖国だ」と述べ、ヨーロッパに住むユダヤ人に対し、イスラエルへの移住を促しました。
      ヨーロッパでは、去年夏のイスラエルによるガザ地区への軍事作戦などを契機に、イスラム系の住民などによるユダヤ人への差別的な言動や襲撃事件が相次いでおり、先月9日にもフランス・パリの東部にあるユダヤ教の戒律に基づいた食料品を販売する店が襲撃され、ユダヤ人4人が死亡しました。
      こうした状況に西ヨーロッパでは、イスラエルに移住するユダヤ人がフランスやイギリスを中心に急増し、イスラエルへの移住者は去年、前の年から88%増えてここ10年で最も多い8600人余りに上りました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150215/k10015477641000.html

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    2. 独のカーニバル行進、テロ情報で直前に中止
      2015年2月15日22時26分 読売新聞

       【ベルリン=工藤武人】ドイツ北部ブラウンシュバイクの警察当局は15日、「イスラム過激派による具体的なテロ情報がある」として、同市内で予定されていたカーニバルの行進を中止したと発表した。

       行進は現地時間の15日正午過ぎに始まる予定だったが、警察当局は同日午前に急きょ、中止を発表。行進には約25万人の見物客が見込まれていたという。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150215-118-OYT1T50081

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  46. テロ対策の国際会議に中山副大臣派遣へ
    2月16日 15時49分

    菅官房長官は16日の政府与党協議会で、今週19日にアメリカで開かれるテロ対策の国際会議に、過激派組織IS=イスラミックステートによる日本人殺害事件の際、ヨルダンの現地対策本部で指揮に当たった中山外務副大臣を派遣する方針を報告しました。

    この国際会議は、先月フランスで起きたテロ事件などを踏まえ、各国の若者らが過激な思想に染まりテロを計画することを防ぐ方策などを話し合うため、アメリカ政府が今週19日にワシントンで開くものです。
    菅官房長官は16日に開かれた政府与党協議会で、この国際会議に、ISによる日本人殺害事件の際、ヨルダンの日本大使館に設置された現地対策本部で本部長として指揮に当たった中山外務副大臣を派遣する方針を報告しました。
    中山副大臣は今回の会議で、国際社会と連携して引き続きテロとの闘いに貢献していく日本の立場を強調することにしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150216/k10015494551000.html

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    1. サダコよろしくスクリーンから飛び出したハリウッド活劇…

      仕切るのはもちろん…

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    2. 日本 テロ対策に1550万ドル支援
      2月17日 11時45分

      岸田外務大臣は閣議のあと記者団に対し、過激派組織IS=イスラミックステートによる日本人殺害事件を受けて、中東アフリカ各国のテロ対処能力を向上させるため、1550万ドルの支援を行うことなどを盛り込んだ新たなテロ対策を発表しました。

      このテロ対策は、外務省が過激派組織ISによる日本人殺害事件を受けてまとめたもので、テロ対策の強化、中東の安定と繁栄に向けた外交の強化、それに過激主義を生み出さない社会の構築支援を3本柱として取り組むとしています。具体的には、過激派組織に外国人戦闘員が参加するのを防ぐための国境管理の強化など、中東アフリカ各国のテロ対処能力の向上のため、1550万ドルの支援を行うことや、安倍総理大臣が、先月の中東訪問でISへの対策として表明した、およそ2億ドルの人道支援をさらに拡充することを盛り込んでいます。
      さらに、過激主義の流れを食い止めるため、ヨルダンやトルコなどの周辺国を中心に、若者の失業対策や格差是正などの取り組みを支援するなどとしています。
      岸田外務大臣は記者団に対し、今月19日にアメリカで開かれるテロ対策の国際会議に中山外務副大臣を派遣して、こうした日本の取り組みを説明する考えを示しました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150217/t10015516541000.html

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  47. 通信ケーブルを工事で誤って切断 ネットが不通に
    2月17日 1時01分

    千葉県市川市で16日、道路の工事中に地中にあるNTTの通信ケーブルが誤って切断され、インターネットの高速通信など1900余りの回線が不通となっています。
    全面復旧は早くても17日夕方になる見込みだということです。

    NTT東日本によりますと、16日午前、千葉県市川市東大和田で、地中にあるNTTの通信ケーブルが、道路工事をしていた作業員によって誤って切断されました。
    このため、周辺の市川市大洲や大和田、それに田尻などを含め、インターネットの高速通信や加入電話など合わせて1900余りの回線が不通となっています。
    NTT東日本がケーブルをつなぎ直す復旧作業を急いでいますが、全面復旧は早くても17日夕方になる見込みだということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150217/k10015509441000.html

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    1. テロに対する強靭性と脆弱性…見えていたほうがよいのか、見えないほうがよいのか…

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  48. 経済影響甚大なら集団的自衛権行使の対象にも
    2月18日 15時05分

    自民党の高村副総裁は記者団に対し、安全保障法制の整備に関連して、中東のホルムズ海峡での機雷の掃海活動について、経済的な影響が極めて大きい場合には集団的自衛権の行使の対象になりうるという認識を示しました。

    安全保障法制の整備を巡って、安倍総理大臣は、中東のホルムズ海峡で機雷が敷設された場合の掃海活動について、武力行使の新たな3要件を満たして集団的自衛権の行使の対象になることもありうるという認識を示す一方、公明党内からはこれに否定的な意見が出ています。
    これに関連して、与党協議の座長を務める自民党の高村副総裁は記者団に対し、「安倍総理大臣はごく当たり前で常識的なことを言っている。公明党の山口代表は『単に経済的な影響だけでは行使できない』と言っているが、これも極めて常識的だ」と指摘しました。
    そのうえで、高村氏は「経済的な損害には軽微なものから重いものまである。損害が『極めて甚大』になると、単なる経済的な損失を超えて国民生活に死活的影響を与える場合がある」と述べ、経済的な影響が極めて大きい場合には集団的自衛権の行使の対象になりうるという認識を示しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150218/k10015549751000.html

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    1. 自衛のための戦争…

      石油は日本経済の生命線…

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    2. 「自衛のための戦争 石油権益」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E8%87%AA%E8%A1%9B%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E6%88%A6%E4%BA%89+%E7%9F%B3%E6%B2%B9%E6%A8%A9%E7%9B%8A

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    3. 昔「太平洋戦争は自衛のための戦争だった」「アジア解放のための戦争だった」
      http://military38.com/archives/40956071.html

      今「経済影響甚大なら集団的自衛権行使の対象」「日中韓協力体制を堅持する」…
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%97%A5%E4%B8%AD%E9%9F%93%E5%8D%94%E5%8A%9B

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  49. テロ対策 地域社会の役割の重要性を協議
    2月19日 7時22分

    アメリカで開かれているテロ対策を話し合う会議で、オバマ大統領は、過激派組織IS=イスラミックステートなどの過激な思想に若者らが染まるのを食い止めるため、地域社会が果たす役割を強化していく考えを示しました。

    この会議は、オバマ大統領の呼びかけで17日から3日間、ワシントンで開かれているもので、2日目の会議にはアメリカ国内の宗教指導者や教育関係者などが出席しました。
    会議では、150人以上のアメリカ人を含む2万人を超える外国人が戦闘員としてシリアに渡ったとみられることを踏まえ、アメリカの若者らがISなどの過激な思想に染まるのを防ぐため対策を強化している地域の取り組みが紹介されました。
    このうち、ソマリア系の移民が多い中西部ミネソタ州のミネアポリスでは、警察と地域が連携して若者らを見守り、不審な兆候がないか情報収集に努めているほか、スポーツなどで交流疎外感を取り除こうとしているということです。
    会議にはオバマ大統領も出席し、「課題の1つはISのような組織による脅威だ。対抗するには軍事面だけの問題ではない」と指摘しました。
    そのうえで、「最も大きいのは地域社会の役割だ。われわれ全員が若者たちと関係を構築しなければならない」と述べ、地域社会が果たす役割を強化していく考えを示しました。
    最終日の19日には中山外務副大臣など日本を含む60か国以上の代表が出席し、各国が連携を強化してテロに屈しない姿勢を打ち出す予定です。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150219/k10015571421000.html

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    1. 反ユダヤ感情示す投稿映像に大きな反響
      2月19日 8時36分

      パリでユダヤ教徒の格好をして歩く男性に通行人が差別的なことばを投げかけたり、つばを吐きかけたりする様子が収められた映像がインターネット上に投稿され、3日間で300万回以上再生されるなど、ヨーロッパでの反ユダヤ感情の一端を示すものとして大きな反響を呼んでいます。

      映像は、「パリでユダヤ人として10時間歩いてみた」というタイトルで、イスラエルのニュースサイト「nrg」が投稿したものです。
      この中で「nrg」の記者、ズビカ・クラインさんが、ユダヤ教徒が頭に着用する「キッパ」をかぶって歩いていると、通行人が差別的なことばを投げかけたり、つばを吐きかけたりする様子が1分半余りにわたって収められています。
      動画は15日に投稿されてから3日間で380万回以上再生され、ヨーロッパでの反ユダヤ感情の一端を示すものとして、海外メディアでも報じられるなど大きな反響を呼んでいます。
      クラインさんはNHKのインタビューに対し、「映像に出てくる大半の場所は、パリ郊外のイスラム系の住民が多く住む地区だ。こうした場所で暴言を浴びせられる回数が多かったのが現状だ」と話しました。
      ヨーロッパでは先月、パリ東部で武装した男がユダヤ教徒向けの食料品店に立てこもり、5人が殺害されたほか、今月15日にはデンマークの首都コペンハーゲンでユダヤ教の礼拝所が襲撃され1人が死亡しました。

      関連ニュース
      イスラエル首相「反ユダヤ感情が背景に」 (2月15日 21時49分)
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150219/k10015571611000.html

      削除
  50. 「ユダヤ教 イスラム教 歴史」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E6%95%99+%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E6%95%99+%E6%AD%B4%E5%8F%B2

    「ユダヤ教 アラブ人」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E6%95%99+%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%96%E4%BA%BA

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  51. イスラエル首相、欧州のユダヤ人に移住呼びかけ
    2015年2月19日22時42分 読売新聞

     【パリ=本間圭一】フランス東部サールユニオンのユダヤ人墓地が荒らされた事件で、地元の検察当局は18日、記者会見し、拘束した未成年者5人が反ユダヤ主義の動機から墓を壊したことを明らかにした。

     5人は、墓につばを吐き、ユダヤ人に対する侮辱的な言葉を発したという。検察当局は今後、5人を本格的に取り調べる。

     一方、イスラエルのネタニヤフ首相は最近、フランスなどで反ユダヤ主義的な行動が目立っていることを受けて、欧州のユダヤ人にイスラエルへの移住を呼びかけたが、オランド仏大統領は16日、「イスラエルの発言を支持しない」と述べ、ユダヤ人に対し、フランスや欧州にとどまるよう求めている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150219-118-OYT1T50070

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    1. 国家に帰属しないとされていたヒトビトが、国家を頼る不思議…

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  52. シオニズムの変遷
    ~ イスラエル建国の舞台裏 ~
    http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hd/a6fhd200.html

    ロスチャイルド...。

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  53. 「アンネの日記破損事件」:
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%81%AE%E6%97%A5%E8%A8%98%E7%A0%B4%E6%90%8D%E4%BA%8B%E4%BB%B6

    安倍晋三内閣総理大臣は、2014年3月の核セキュリティ・サミット出席に伴うオランダ訪問の際にアムステルダムのアンネ・フランクの家を訪問し、今般の事件に際して「大変残念で、二度と起こらないように希望する」と語り、「アンネ・フランクの家」から日本の図書館に対して同館の図録・模型の寄贈を受けたことに対して深く感謝していることを伝えている[35]。
    ----------------

    両陛下、イスラエル首相夫妻と懇談 「大虐殺痛ましい」
    2014年5月13日18時36分
    http://www.asahi.com/articles/ASG5F4W42G5FUTIL01J.html

    天皇、皇后両陛下は13日、皇居・宮殿で、来日中のイスラエルのネタニヤフ首相夫妻と懇談した。

     宮内庁によると、懇談でネタニヤフ首相は「イスラエルと日本には共通点がある」と述べ、いずれもおびただしい数の市民が犠牲となったホロコースト(ユダヤ人大虐殺)と、広島、長崎への原爆投下を挙げた。天皇陛下は「ホロコーストは大変に痛ましいことだったと思います」と語ったという。
    ----------------

    マッチポンプじゃね?:
    http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=2118534&id=1938885946

    欧米各地の反ユダヤ事件と日本のアンネの日記破損事件、多分どちらもマッチポンプで仕掛けたのは同じところだと思う。恐らく、「反ユダヤの潮流が各地にはびこっている」という口実が出来ればいいだけ。筋書書いたのはイスラエルのネタニヤフが属する政権与党のリクード党(シオニスト右派)とズブズブな武器商人達。通称ネオコンと呼ばれてるアレ。

    ネタニヤフ首相「欧州にいるユダヤ人は危ないからイスラエルに帰って来い」←批判殺到:
    http://fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1424088677/
    ------------

    ISIS団の日本人処刑も含めてマッチポンプですよね。

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    1. さっきの国会での辻元清美の正義感ぶりパフォーマンスもなかなか堂にいったもの…(笑)。

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  54. 日・カタール共同声明 「テロの脅威に連携対応」
    2月20日 22時09分

    安倍総理大臣は日本を訪れている中東・カタールのタミム首長と会談し、過激派組織IS=イスラミックステートによる日本人殺害事件も念頭に、中東地域の平和と安定に向けて、両国がテロの脅威に連携して対応することなどを盛り込んだ共同声明を発表しました。

    総理大臣官邸で行われた会談で安倍総理大臣は、ISによる日本人殺害事件でのカタールからの連帯の表明に謝意を伝えたうえで、「カタールとの連携は日本にとっても有益であり、ビジネスの分野を含め幅広い分野で協力を強化していきたい」と述べました。
    これに対し、タミム首長は「日本は重要なビジネスパートナーであり、今後も経済分野などでの協力を拡大していきたい」と応じました。
    会談のあと、両首脳は共同声明を発表しました。
    この中では、ISによる日本人殺害事件も念頭に、中東地域の平和と安定に向けて両国がテロの脅威に連携して対応するとしています。また、カタールから日本への石油や液化天然ガスの安定的な供給を継続するほか、2022年にカタールで開かれるサッカーのワールドカップに向けて、競技場の建設や下水道などのインフラ開発で両国の協力を拡大する、などとしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150220/k10015625741000.html

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  55. 「松本死刑囚が高橋被告を指名」と証言
    2月20日 12時12分

    オウム真理教の元信者、高橋克也被告の裁判で、地下鉄サリン事件の犯行を指示した死刑囚が証言し、「事件の直前に麻原彰晃、本名・松本智津夫死刑囚が、実行役を送迎する運転手役として直接、高橋被告を指名した」と話しました。

    オウム真理教の元信者、高橋克也被告(56)は地下鉄サリン事件で実行役を駅まで車で送り迎えしたとして殺人などの罪に問われていて、20日は地下鉄サリン事件で犯行を指示した1人の井上嘉浩死刑囚(45)が出廷しました。井上死刑囚は当時、松本死刑囚の側近の1人でしたが、「事件の前日、松本死刑囚が実行役を送迎する運転手役の1人として高橋被告を直接指名した」と証言しました。また、「被告は、別の事件にも加わって精神的につらそうだったので、名前を聞いたときには何とも言えないジレンマがあった」と話しました。
    さらに井上死刑囚は、地下鉄サリン事件を引き起こした目的について、検察が冒頭陳述で述べた強制捜査を逃れるためではなく、「松本死刑囚が『最終戦争が起きる』という自分の予言を実現させるためだったと思う」と話しました。高橋被告は「サリンをまくとは知らなかった」と無罪を主張していて、午後も井上死刑囚の尋問が行われます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150220/k10015608451000.html

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    1. オウム真理教は、組織暴走テロル構造の縮図…

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    2. もっとも巨大な暴走テロ組織は「霞が関大本営」(笑)。

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  56. 日本赤軍メンバー城崎勉容疑者を逮捕
    2月20日 17時31分

    世界各地でテロ事件を起こした日本赤軍のメンバーのうち、1986年にインドネシアのジャカルタの日本大使館に向けて金属弾が撃ち込まれた事件に関与した疑いで国際手配されていた城崎勉容疑者が、アメリカから日本に送還され、殺人未遂の疑いで逮捕されました。
    警視庁は、これまでの行動や日本赤軍の実態について捜査を進める方針です。

    日本赤軍のメンバー、城崎勉容疑者(67)はアメリカから20日午後、成田空港に到着したあと、ターミナル内で逮捕されました。
    警視庁の調べによりますと城崎容疑者は、1986年5月にインドネシアのジャカルタの日本大使館に金属弾が撃ち込まれた事件に関わったとして、大使館関係者への殺人未遂と、証拠を隠す目的で時限発射装置があったジャカルタ市内のホテルの部屋に放火しようとした放火未遂の疑いが持たれています。
    警視庁は城崎容疑者を1992年に国際手配していましたが、日本大使館が襲撃されたのと同じ日にジャカルタのアメリカ大使館にも金属弾を撃ち込んだ疑いで、4年後の1996年にネパールで身柄を拘束されてアメリカに移送され、有罪判決を受けて服役していました。
    そして先月、刑期を終え、ルイジアナ州の入国管理施設に移されたあと送還され、20日午後3時すぎ、成田空港に到着しました。
    城崎容疑者は日本で強盗事件などで服役中の1977年に、日本赤軍が日航機をハイジャックし、バングラデシュのダッカ空港に着陸させた、いわゆる「ダッカ事件」で乗客などの人質の解放と交換にほかのメンバー5人と共に、超法規的措置で釈放されて日本を出国しており、警視庁はこれまでの行動や日本赤軍の実態について捜査を進める方針です。

    「日本赤軍」とは
    日本赤軍は1971年に当時の過激派「赤軍派」の幹部だった重信房子受刑者(69)らが海外に活動拠点を求めてレバノンに渡り、結成したものです。
    パレスチナの武装グループらと連携して数々の国際テロ事件を引き起こし、1972年にはイスラエルのテルアビブ・ロッド空港で岡本公三容疑者(67)らが、自動小銃を乱射して旅行客ら100人以上を殺傷し、世界に衝撃を与えました。
    1975年にマレーシアのクアラルンプールでアメリカ大使館を占拠した事件と、1977年にインド上空で日航機を乗っ取った「ダッカ事件」で、日本国内で勾留されていたり服役したりしていた仲間などをいわゆる「超法規的措置」で釈放させて新たにメンバーに加え、世界各地でテロを繰り返しました。
    その後、メンバーは相次いで拘束されます。
    このうち、城崎容疑者と同じくダッカ事件で釈放された泉水博受刑者(77)は1988年に、浴田由紀子受刑者(64)は1995年に、それぞれ逮捕されます。
    そして2000年にはリーダーの重信受刑者が大阪に潜伏していたところを逮捕され、翌年の2001年に日本赤軍の解散を宣言しました。
    しかし、岡本容疑者に加え、坂東國男容疑者(68)、佐々木規夫容疑者(66)、松田久容疑者(66)のほか、ダッカ事件で釈放された奥平純三容疑者(66)、大道寺あや子容疑者(66)、仁平映容疑者(68)のメンバー合わせて7人が逃亡を続けており、各国でハイジャック事件や大使館を占拠する事件などを引き起こしたとして、今も国際手配されています。
    これらのメンバーは偽造旅券を使いながら国内外に潜伏しているとみられ、日本の警察当局は今も専従の捜査チームを維持し追跡を続けています。

    城崎容疑者が関連した事件
    城崎勉容疑者は岡山県出身で、徳島大学を中退して岡山県内の工場で働いていた1968年ごろ、当時の過激派「赤軍派」に加わりました。
    1971年には赤軍派が資金集めのために銀行などを相次いで襲った、いわゆる「M作戦」で銀行の出張所から現金150万円を奪ったなどとして逮捕され、懲役10年の判決を受けて服役していました。
    しかし、服役中の1977年9月に日本赤軍がインド上空で日本航空の旅客機を乗っ取った、いわゆる「ダッカ事件」で人質と交換に「超法規的措置」で釈放され、日本赤軍に合流しました。
    その後、城崎容疑者の動向はしばらく途絶えましたが、1986年5月、インドネシアのジャカルタで日本大使館やアメリカ大使館などに金属弾が撃ち込まれる事件が発生します。
    その直後にジャカルタ市内のホテルの8階の部屋から煙が出ているのが見つかり、室内から金属弾の発射装置が発見されたということです。
    現地当局の捜査で室内からは城崎容疑者の指紋が見つかったということで、警視庁は城崎容疑者が証拠を隠す目的で部屋に放火しようとしたとして、1992年に放火未遂の疑いで国際手配しました。
    城崎容疑者は逃亡を続けていましたが、ジャカルタのアメリカ大使館に金属弾を撃ち込んだ疑いで1996年に、ネパールで身柄を拘束されます。
    アメリカに移送された城崎容疑者は裁判で一貫して無罪を主張していましたが、禁錮30年の判決を言い渡されて服役した末に先月16日に出所し、入国管理施設に移されていました。

    「ダッカ事件」と超法規措置
    1977年の9月、武装した日本赤軍のメンバー5人がインド上空で乗客、乗員150人余りを人質に日本航空の旅客機を乗っ取りバングラデシュのダッカ空港に着陸させた「ダッカ事件」が起きました。
    この事件で、犯人グループは人質を解放する代わりに、日本で服役していた城崎容疑者ら9人の釈放と身代金600万ドルを日本政府に要求しました。
    対応を迫られた政府は犯人側の要求に応じ、身代金を支払うとともに出国に同意した城崎容疑者ら6人について「超法規的措置」での釈放を認めます。
    犯人グループは、ダッカ空港で身代金と釈放された6人を受け入れるのと引き換えに人質を順次解放したあと、日航機でアルジェリアの空港に向かい、アルジェリア当局に投降しました。
    「超法規的措置」を取ったことについて、当時の福田赳夫総理大臣は、「人命は地球よりも重い」と国会で答弁しています。
    しかし、こうした日本の対応は当時、国際社会から「テロに屈するのか」と厳しく批判されました。

    日本赤軍ほかに7人を国際手配
    「日本赤軍」を巡って新たに容疑者が逮捕されるのは8年前の平成19年、メンバーとされる男がアメリカで爆発物所持の罪で服役したあと日本に送還され、偽造された国際運転免許証を使用した疑いで警視庁に逮捕されて以来です。
    日本赤軍ではほかにも、坂東國男容疑者(68)、佐々木規夫容疑者(66)、松田久容疑者(66)、奥平純三容疑者(66)、大道寺あや子容疑者(66)、仁平映容疑者(68)、岡本公三容疑者(67)の7人が、ハイジャック事件や大使館を占拠する事件などを引き起こしたとして、殺人などの疑いで国際手配されています。
    岡本容疑者は政治亡命が認められ、レバノンにとどまっているとみられていますが、ほかの容疑者の行方については情報が乏しいということです。
    日本赤軍を巡っては平成12年に大阪で潜伏中に逮捕されたリーダーの重信房子受刑者が「解散」を宣言しましたが、警察庁は依然として過去のテロ事件を称賛していることなどから、テロ組織としての危険性に変わりはないとみて、逃亡中のメンバーに関する情報収集などを進めています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150220/k10015619201000.html

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    1. 「日本赤軍」と「オウム真理教」…

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    2. 福田赳夫「一人の生命は地球より重い」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%A6%8F%E7%94%B0%E8%B5%B3%E5%A4%AB+%E8%B6%85%E6%B3%95%E8%A6%8F%E7%9A%84%E6%8E%AA%E7%BD%AE

      テロリストの要求に屈して、さらなるテロを拡散させた日本政府…

      削除
    3. >レバノン…
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%B5%A4%E8%BB%8D+%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%8E%E3%83%B3

      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%8E%E3%83%B3

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    4. 日本赤軍 城崎勉容疑者を逮捕
      < 2015年2月21日 1:56 >

       アメリカで服役していた日本赤軍メンバー・城崎勉容疑者が20日、成田空港に到着し、29年前にインドネシアで起きた日本大使館襲撃事件で警視庁に逮捕された。

       日本時間の未明にアメリカを出発した城崎容疑者は、20日午後3時過ぎに成田空港に到着して逮捕され、その後、警視庁本部に移送された。

       警視庁公安部によると、城崎容疑者は、1986年にインドネシアのジャカルタで日本大使館に向け金属弾を発射するなどした殺人未遂などの疑いがもたれている。

       1977年、日航機がハイジャックされた「ダッカ事件」で、日本赤軍は人質を解放する代わりに別の事件で服役していた城崎容疑者らの解放を求め、日本政府はその要求に応じ、城崎容疑者らを超法規的措置で釈放した。その後、城崎容疑者は1996年にネパールで身柄を拘束され、アメリカで有罪判決を受けて17年間服役していた。
      http://www.news24.jp/articles/2015/02/21/07269682.html

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  57. フィリピンに日本赤軍の活動拠点か
    2月22日 11時31分

    インドネシアの日本大使館襲撃事件で逮捕された日本赤軍メンバーの城崎勉容疑者がネパールで身柄を拘束された際、フィリピン人名義の偽造パスポートを持っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
    フィリピンでは、ほかの複数のメンバーの活動が確認されていて、警視庁はフィリピンが日本赤軍の活動拠点の一つだったとみて調べています。

    20日、アメリカから送還された日本赤軍のメンバー、城崎勉容疑者(67)は1986年にインドネシアのジャカルタの日本大使館に金属弾が撃ち込まれた事件に関わったとして殺人未遂の疑いなどで逮捕され、22日、検察庁に送られました。
    城崎容疑者は事件から10年後の1996年にネパールで身柄を拘束されアメリカに移送されましたが、その際、フィリピン人名義の偽造パスポートを持っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
    城崎容疑者は、このパスポートを使ってネパールに入国していたということです。
    日本赤軍を巡っては日航機がハイジャックされたダッカ事件で、城崎容疑者と一緒に超法規的措置で釈放された泉水博受刑者(77)が1988年にフィリピンで逮捕されたほか、ほかの複数のメンバーもフィリピンで活動していたことが確認されています。
    警視庁はフィリピンが日本赤軍の活動拠点の一つだったとみて調べています。
    関係者によりますと城崎容疑者は調べに対し、黙秘しているということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150222/k10015646731000.html

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  58. [地球を読む]「イスラム国」 過剰反応誤った対策招く フランシス・フクヤマ 米政治哲学者
    2015年2月22日3時0分 読売新聞

     イスラム過激派組織「イスラム国」が、人質にしていた後藤健二さんらを殺害し、ヨルダンのムアズ・カサースベ空軍中尉を生きたまま焼き殺した。世界中が激怒しているのは当然だ。昨年の夏以来、このテロ組織は次々に残虐行為を犯してきた。今や日本も、彼らの劇場型テロへの対応を迫られ、いわば日本版の「9・11」に直面している。

     2001年9月11日の同時テロ事件以降の米国の経験は、苦渋に満ちたものとなっている。それは、甚大な政策の誤りも招いた。こうした恐るべき事件が昼夜を問わず報道されると、ほとんどの民主主義国は過剰反応を起こす。米国の場合、それは03年のイラク進攻と、アフガニスタンでの不要に長期化した戦いにつながった。この両国の情勢を悪化させたと言える政策を追求した結果、多数の死傷者を出し、数千億ドルを浪費したのである。

     我々は「イスラム国」を封じ込める必要がある。ただし彼らの提起する脅威が、日本にとっても米国にとっても、国益の存亡には程遠いものであることもまた、認識する必要がある。

     「イスラム国」は、シリアからあふれ出てイラク北部の多くを占領した。一時、その破壊力は、止められないほど巨大に見えた。だが実際には、途方もなく大きな弱点を持つ組織である。

     「国」という名称は、新兵を勧誘するのに役立つ方便にすぎず、実情は違う。国がなすべき水や電気、衛生、学校などの公共サービスを提供する能力を持っていない。その領域は、空爆に無防備な荒涼たる砂漠に広がり、海岸線を持たない。彼らが持つ石油などのわずかな資源は、トルコやイラクを経由して密ひそかに輸出するしかない。

     外部の支援者もほとんどいない。中国、ロシア、欧州、米国、イラン、そして事実上すべてのアラブ世界には、彼らは悪の組織だという共通認識がある。その兵力の実態は、社会に適合できず不満を持った外国人の若者の一群と、かつてイラクの独裁者サダム・フセインを支えた老練なバース党員たちの、不自然な連合である。それが、なぜ強力で威嚇的に見えるのか。周囲の国々が弱過ぎるからである。

     シリアは国として崩壊した。イラクは、国内のイスラム教少数派・スンニ派を、あらゆる手段で疎外して無能ぶりを示したマリキ副大統領が最近まで首相として統治した。統治が弱体な国にはテロリストが流れ込む。その典型の一つが「イスラム国」である。

    「封じ込め」へ教訓生かせ

     長期的な解決法としては、地域の国々が自国の体制を整備し、占領地を取り返す能力を獲得する以外にない。

     実際、「イスラム国」の主要な標的は、域外の民主主義諸国ではなく、イスラム教シーア派だ。これは、スンニ派のサウジアラビアと、シーア派のイランの支援によって煽あおられ、拡大した両派間の戦いの一部なのだ。

     「イスラム国」は、ガールフレンドもなく、雇用機会にも恵まれない諸外国の若者を、磁石のようにひきつける。こうした若者は、パリで起きた、風刺新聞「シャルリー・エブド」襲撃のような事件を、これからも企てるだろう。だが、彼らに関しては、中東から派生した国家安全保障上の脅威ではなく、危険な犯罪者と見なすべきだ。

     我々は、どう対処すべきか。米国にも日本にも、西欧諸国にも、スンニ派とシーア派の戦争に関して、どちらか一方に肩入れする理由はない。それが、賢明な政策の出発点だ。この戦いの主要当事者で、先進諸国と価値観を深く共有する者は誰もいない。両派とも、テロの土壌を作り、近隣諸国の安定を損ねてきた点で有罪である。

     確かに、イラクとシリア両国内の紛争を安定的に解決することは、外部の世界の利益となる。だが、アフガニスタンとイラクにおける米国の経験から得られる教訓がある。それは、米国及び諸外国政府には、近い将来、安定した公正な政治秩序を中東で構築する英知を持つ者が一人もいない、ということである。

     外部の世界が持つ利害とは、この紛争が他の国々にあふれ出さないようにし、可能な限り、罪のない人々を虐殺から保護することだ。その意味で、取るべき最適な政策は、「封じ込め」である。つまり、「イスラム国」であれ、アサド政権であれ、一つの勢力が、この地域を意のままに出来るほど強くならないようにすることである。

     この政策には歴史的な手本がある。19世紀の英国が、欧州大陸の勢力均衡を、海を隔てて間接的に図ろうとした、いわゆる「オフショア・バランシング」戦略だ。

     英国は恒久的な友邦も敵国も持たず、欧州を支配しそうに見える国があれば圧力をかけた。そうやって英国は、スペイン、フランス、オランダ、ドイツなどに対抗した。世界大戦の直前まで、英国は地上軍を現地に送ることに極めて慎重で、主として海軍力と経済政策を通じ、影響力を行使した。この政策を、「イスラム国」に対しても用いるべきである。

     「アサド打倒」や「イスラム国破壊」など、およそできそうもない目標を明確に設定するのを避け、これらの勢力を互いに敵対させる。我々は恒久的な味方も敵も作らず、時に応じて異なる当事者と、協力したり、対抗したりする柔軟性を維持する。現地に地上軍を入れず、空軍力と軍事支援を用いて、アサド政権だろうが、「イスラム国」だろうが、支配的になりそうな勢力に圧力をかける。

     中東諸国が強力な体制を構築して自前で安全に責任を負うことを我々が望むというなら、軍事的な深入りを避けるべきだ。イラクは、重い仕事は常に米国がやってくれると思い、強力な国家や治安部隊の構築の必要性を、全く感じてこなかった。「イスラム国」との戦いに関して米軍の司令官は、イラク政府よりも自分たちの利害の方がはるかに小さいことを、認識する必要がある。

     冷笑的にも見える「封じ込め」と「オフショア・バランシング」の政策を、民主主義諸国の大衆に納得させるのは難しい。だが、その対案は、何もしないか、大量の軍事力で紛争に飛び込むかの、どちらかであり、さらに魅力に乏しい。今こそ我々は、過去10年間の経験から、明白な教訓を引き出すべきである。

      フランシス・フクヤマ氏  1952年生まれ。米コーネル大卒。国務省勤務などを経て、スタンフォード大シニアフェロー。新著「Political Order and Political Decay」の日本語版が今年後半、出版予定。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150222-118-OYTPT50135

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  59. 2月23日 編集手帳
    2015年2月23日3時0分 読売新聞

     『KANO』という題名に関心を引かれた方も多いだろう。日本統治時代の台湾から1931年に甲子園初出場を果たした「嘉義農林かぎのうりん学校野球部」の実話に基づく台湾の長編映画だ。日本人、台湾人(漢人)、台湾先住民で作る弱小チームが成長し、勝ち進む物語は見る者の心を揺さぶる◆映画には日本人土木技師、八田與一はったよいちが登場する。台湾南部でダム建設と用水路整備の大事業を行い、今も台湾で尊敬される人物だ◆「八田の話を入れなければ、もっと短くなったのでは」。先月の都内での試写会で会場から質問が飛んだ。出席したマー・ジーシアン監督の答えが興味深かった◆「八田さんと台湾農業は切っても切れない。野球も土=農業と密接だ。嘉農と八田さんはあまり関係ないが、“梅と桜”(二つの筋立て)が同時に満開になる年はどんなに美しいだろうと思った。いくら長くなっても八田さんの部分は切らない」◆事情は異なるが、相手国・地域の発展に貢献し、長く感謝される支援は日本の理想だろう。政府は今月決めた大綱で、開発協力を「未来への投資」と意義づけた。お手本になる先人がいる。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150223-118-OYTPT50038

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  60. 6000人、廃炉への闘い 震災4年 福島第一の今
    2015年2月24日3時0分 読売新聞

     東京電力福島第一原子力発電所の事故から間もなく4年。廃炉作業が続く原発内に23日、入った。3号機建屋などには生々しい事故の傷痕が残り、1日約6000~7000人が懸命に作業に当たっていた。(科学部 小日向邦夫、藤沢一紀)

     白いつなぎの防護服とフィルター付きの防護マスク、三重の手袋などで身を固め、水素爆発で壊れた3号機に向かう。3号機では、来年度から使用済み核燃料プールからの燃料の取り出し作業が始まる。最上階では無人のクレーンで遠隔操作によるがれき撤去が進むが、その下の部分は事故直後の姿のままだ。

     1号機の目の前の高台から3号機を見ていると、線量計を持った東電の担当者は「毎時300マイクロ・シーベルト。これ以上は無理です」と退去を促した。一般人が1年間に浴びることが許される放射線量を3時間あまりで超える値だ。

     タンクのある区域では、作業員が容量1200~2900トンの大型タンクを溶接したり、重機で部品をつり上げたりしてタンクの増設を進めていた。同原発では、汚染水の浄化装置ALPSアルプスで処理した水もタンクにためており、タンクは1日に1基程度のペースで増え続けている。浄化装置の吸着材など、放射性廃棄物を保管するコンクリート容器も増え続けており、廃炉に向けた作業が長期化していることを示していた。

     4号機建屋の外側では、銀色の細い配管が、1メートル間隔で地面に突き刺さっている。建屋に流れ込む地下水を氷の壁で遮り、汚染水の増加を抑える「凍土壁」の建設現場だ。現在は、建屋に1日約300トンの地下水が流入しているが、東電は凍土壁が稼働すれば30トンにまで減ると試算する。

     敷地内の排水路では22日、通常の70倍以上の放射性物質を含んだ水が流れ、一部が港湾内に流出したとみられる。排水路を見るとふたがあり、放射性物質を含んだ雨水が混じることはないという。担当者は「原因は分からない」と繰り返し、4年近くがたっても汚染水問題を克服できない現状が浮き彫りになった。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150224-118-OYTPT50172

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    1. >1号機の目の前の高台から3号機を見ていると、線量計を持った東電の担当者は「毎時300マイクロ・シーベルト。これ以上は無理です」と退去を促した。一般人が1年間に浴びることが許される放射線量を3時間あまりで超える値

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    2. >この日は双葉町で毎時5・5マイクロ・シーベルトが表示された。東日本高速道路東北支社によると、この区間を時速70キロ・メートルの車で走行した場合、運転手などの被曝ひばく線量は0・2マイクロ・シーベルトで、胸部レントゲン検査の約300分の1。同区間内で故障などによって車外に1時間待機した場合でも10分の1以下
      http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/2011311.html?showComment=1424267068889#c984585422992949234

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    3. >一般人が1年間に浴びることが許される放射線量

      1000マイクロ・シーベルト/y = 1ミリ・シーベルト/y

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    4. 5.5マイクロ・シーベルト/h
      132マイクロ・シーベルト/d
      924マイクロ・シーベルト/w
      3.96ミリ・シーベルト/m
      48.18ミリ・シーベルト/y

      約8日ほどで、「一般人が1年間に浴びることが許される放射線量」を超えてしまうらしい…

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  61. アムネスティ 危機対応見直しを求める
    2月25日 9時25分

    国際的な人権団体、アムネスティ・インターナショナルは、世界の人権状況に関する報告書を発表し、過激派組織IS=イスラミックステートなどの武装集団との戦闘で多くの市民が犠牲となっており、世界の指導者たちに危機への対応を見直すよう求めています。

    イギリス・ロンドンに本部を置くアムネスティ・インターナショナルは、24日、世界の人権状況に関する最新の報告書を発表しました。
    それによりますと、過激派組織ISが、イラクやシリアで国家を自称し多くの市民を支配下に置いて虐待や迫害を行うなど、少なくとも世界の35か国で、武装集団による市民の虐待が行われていると指摘しています。また、これに対抗する政府側も軍や警察などが市民を巻き込んで、戦闘や拷問を行っているとしています。
    さらにシリアやイラク、ウクライナなどで起きている市民が犠牲になる危機に対し、国連や国際社会は十分な対応ができていないとしています。
    そのうえで、世界の指導者たちは大量虐殺などの危機への対応を見直すべきだとしていて、国連安全保障理事会の常任理事国が拒否権を放棄することや、人口の密集する市街地では空爆も含め爆発性の武器の使用を規制する、新たな対策を導入することなどを求めています。
    アムネスティ・インターナショナルのサリル・シェティ事務総長は、「拒否権が行使されなければ、国連の安保理は人道支援や武器の禁輸、資産の凍結などを実行できる」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150225/k10015721911000.html

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    1. 「アムネスティ 日本ユニセフ 創価学会」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3+%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%82%BB%E3%83%95+%E5%89%B5%E4%BE%A1%E5%AD%A6%E4%BC%9A

      部外者にとっては、日本国内ではどこも似たり寄ったりってことかな…

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  62. 世界のテロ 過去45年で最悪見通し
    2月27日 11時00分

    アメリカの情報機関を統括するクラッパー国家情報長官は、世界で発生したテロは去年、少なくともおよそ1万3000件、犠牲者は3万人以上に上ったことを明らかにし、過去45年で最悪になる見通しだとして、過激派組織IS=イスラミックステートに対する警戒を呼びかけました。

    これは、クラッパー国家情報長官が26日、議会上院の軍事委員会で行われた公聴会で証言したものです。
    この中で、去年、世界で発生したテロについて「1月から9月までに、およそ1万3000件のテロが発生し、犠牲者は3万1000人に上った」と述べました。
    9か月間の暫定的な報告でも事件の数、犠牲者の数ともに前の年を超え、統計のある過去45年間で最悪になるという見通しだとしています。
    そして、テロと犠牲者の半数以上は、イラク、パキスタン、アフガニスタンの3か国に集中していることを明らかにしました。
    そのうえで、クラッパー長官は「ISが、ほかのいかなるテロ組織よりもテロを行った」と述べ、影響力を広げるこの組織に対する警戒を呼びかけました。
    また、長官は「去年5月以降、欧米諸国で起きた13件のテロのうち、12件は過激な考え方を受けた個人によるものだった」と述べ、ソーシャルメディアなどを通して、過激派組織の影響を受けた個人によるテロを阻止することが差し迫った課題だと強調しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150227/k10015787721000.html

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  63. 地下鉄サリン事件 被害の4分の1が1駅に集中
    3月1日 19時20分

    13人が死亡、およそ6300人が被害を受けたオウム真理教による地下鉄サリン事件から今月20日で20年になります。NHKは警察が保有するすべての被害者の詳細なデータを入手して分析した結果、被害者一人一人がどこでサリンを吸い込んだのかなど被害の全体像が初めて明らかになりました。とりわけ4分の1に当たるおよそ1700人が1つの駅で被害を受けていたことが分かり、化学の専門家は、この駅でサリンが入った袋がホーム上に蹴り出され、後続の電車から大勢の乗客が降りたことが結果的に被害の拡大につながったと指摘しています。
    NHKは、警察が保有している地下鉄サリン事件のすべての被害者6286人分のデータを独自に入手しました。データには、被害者一人一人が、▽どの駅で地下鉄に乗り、▽どこで被害に遭い、▽どの駅で電車を降りて助けを求めたのかなどが詳細に記載されていて、20年前の首都の地下で何が起きていたのか、被害の全体像が初めて明らかになりました。
    このうち、被害場所が確認された5002人について分析したところ、▽オウム真理教が狙った霞ケ関駅では798人が被害を受けていましたが、▽霞ケ関駅から8つ離れた日比谷線の小伝馬町駅で最も多い1699人が被害に遭っていたことが分かりました。
    このうちのほとんどの1540人は、小伝馬町駅で下車したあと「駅の構内」で被害の症状を訴えていたことも分かりました。小伝馬町駅では、サリンが入った袋が車両内から駅のホーム上に蹴り出されたことが分かっていて、今回NHKが入手した写真では、ホームの柱の下にあるサリンの袋から液体が流れ出している様子が分かります。
    小伝馬町駅にはサリンがまかれた電車のあとに後続の5本の電車が到着し、このうちの2本はこの駅で運行が打ち切られたため、すべての乗客が降ろされていました。化学の専門家は、サリンが散布された車両内の乗客だけではなく、後続の電車から降りた大勢の乗客がサリンが残留するホームに長時間滞在せざるをえなかったことが、結果的に被害の拡大につながったと指摘しています。
    各駅と車両ごとの被害は
    地下鉄サリン事件のすべての被害者の被害データからは、被害者一人一人がどこで被害に遭い、手足のしびれや目の痛みなどの症状を訴えたのか、被害の全容が明らかになりました。
    警察が保有している地下鉄サリン事件のすべての被害者6286人分の被害データのうち、被害に遭った場所が確認されている5002人について分析したところ、▽最も大きな被害が出たのは日比谷線の小伝馬町駅で、被害者全体の4分の1に当たる1699人に上りました。▽次いで被害者が多かったのが、丸ノ内線や日比谷線、それに千代田線が乗り入れている霞ケ関駅の798人で、千代田線と日比谷線の車両内で散布されたサリンをこの駅で車両から出して回収したために、被害が広がったとみられています。▽続いては、築地駅の386人で、日比谷線の車両内でほかの路線よりも1袋多い3袋のサリンがまかれたうえ、車両の床が濡れたままの状態で運行が打ち切られたことが要因だとみられています。
    一方、地下鉄の車両内では、▽日比谷線の「北千住発・中目黒行きの電車内」が373人と最も多く、▽丸ノ内線の「池袋発・荻窪行きの電車内」が308人、▽丸ノ内線の「荻窪発・池袋行きの電車内」が274人、▽日比谷線の「中目黒発・東武動物公園行きの電車内」が249人、▽千代田線の「我孫子発・代々木上原行きの電車内」が109人でした。このうち丸ノ内線は、両方向ともにサリンが散布されたあとも終点まで運行を続けるなどしたため広い範囲で被害が出ていて、霞ケ関駅から7キロほど離れた中野坂上駅でも109人が被害を受けていました。
    男女とも働く世代が被害に
    すべての被害者の被害データからは、東京の中心部・霞が関が狙われたことから、男女とも20代から50代までの働く世代が被害を受けるなど、被害の実態が見えてきました。
    警察が保有している地下鉄サリン事件のすべての被害者6286人分の被害データのうち、性別と年齢がはっきりしている5820人について分析しました。それによりますと、男性では、▽10代が70人、▽20代が938人、▽30代が878人、▽40代が808人、▽50代が551人、▽60代が143人、▽70代が9人でした。一方、女性では、▽10代が100人、▽20代が1507人、▽30代が364人、▽40代が217人、▽50代が162人、▽60代が59人、▽70代が5人でした。東京の中心部・霞が関が月曜日に狙われたことから、男女ともに20代から50代までの働く世代が被害を受けている実態が分かりました。
    「袋が蹴り出されたことが被害拡大の一因に」
    地下鉄サリン事件当時、陸上自衛隊で除染活動を指揮するなど、化学テロの対応に詳しい専門家、中村勝美さんは、小伝馬町駅で最も大きな被害が出た要因を分析しました。
    中村さんは「地下鉄の車両内だけでなく、サリンが入った袋がホームに蹴り出されてしまったことが、結果的に被害を大きくした一因となっている。地下鉄のようなクローズされた空間だと、その密閉空間にサリンのプルームが現場に残りやすい、滞留しやすい状況を作った」と指摘しています。そのうえで、サリンが散布された電車のあと、後続電車の乗客が次々と小伝馬町駅で降りたことで被害が拡大したと分析しています。
    中村さんは「後続を含めて長時間にわたって駅のホームに滞在せざるをえなかった。サリンが残留するホームに人が長時間滞在してしまったことが、被害が大きくなった理由ではないか」と指摘しています。中村さんは、今回明らかになった詳細な被害データは非常に貴重だとしたうえで、「サリン被害の症状への対応や、必要な資機材、治療するにあたっての注意点などに生かさなければならない」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150301/k10010000721000.html

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  64. 3月2日 よみうり寸評
    2015年3月2日15時0分 読売新聞

     「ストップ!」。先月、ウクライナ問題を巡り非難の応酬となった国連安保理で、サマンサ・パワー米国連大使がロシアに投げかけた言葉である◆ストップ! しらばっくれるのはおやめなさい、と聞こえた方は多かろう。パワー氏は「紛争を作り出したロシアが解決を求める決議案を出すのは、控えめに言っても皮肉だ」と続けた◆武装勢力への支援をいくら否定しようが、疑惑の視線は濃い。そんなおりモスクワで、政権批判を強めるネムツォフ元第1副首相が凶弾に倒れた◆ロシア軍の介入を示す証拠を暴露しようとしていた、との報道もある。口封じのための暗殺か。「しらばっくれるのは…」。もはや疑念は国内外に渦巻く◆払拭したいなら警察当局による公正な捜査しかない――と、オバマ米大統領のコメントに倣って申し上げたいところだが、体制に背を向けた人の暗殺・変死事件は4人目である。新聞記者の女性、元情報部員、実業家◆言論を「死」をもって封じ込めようとする人がいるとすれば、ぞっとする。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150302-118-OYTPT50267

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    1. 言葉狩りにしろ、言論統制にしろ、口封じ暗殺にしろ、基本的に自由な言論活動を認めないスタイルであることに大きな違いはない…

      人の言葉をうざったい、わずらわしい、気に障る、という意識にとらわれ、スルーできない心根は同質、底流ではつあがっているものである。

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    2. 根も葉もないまったく根拠のない思い込みに基づいた誹謗中傷ならばラクラクスルーできるはず…それは言うほうが頭がおかしいのだから、マトモにとりあったら馬鹿がうつる。

      看過できないのは、相手の言い分にも一理あるということを認めているに等しい。

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    3. 「銃撃は後ろで起き 白い車が走り去った」
      3月3日 10時04分

      ロシアの野党指導者が何者かに銃で撃たれて殺害された際、一緒にいたウクライナ人女性はロシアのメディアに対し、「銃撃は背後で起きた。白い車が走り去るのだけが見えた」と述べ、事件は一瞬のうちに起きたことを明らかにしました。
      この事件は、ロシアの野党指導者のネムツォフ氏が27日深夜、モスクワの中心部で何者かに銃で撃たれて殺害されたもので、ネムツォフ氏と一緒にいたウクライナ人女性が2日、事件後初めてロシアのメディアのインタビューに応じました。
      この中で女性は、「犯人がどこから近づいてきたのか分からない。銃撃は自分の背後で起きたので、何も見えなかった」と述べました。そして、「振り返ったら白い車が走り去るのだけが見えた。車のナンバーや車種、犯人がどのように車に乗り込んだのかは見えなかった」として、事件は一瞬のうちに起きたことを明らかにしました。
      今回の銃撃を巡っては、大統領府のあるクレムリン近くの警備の厳しい地域で短時間で行われた犯行であることから、ネムツォフ氏を狙った計画的な暗殺事件という見方が出ています。野党勢力の一部は、ネムツォフ氏がロシア軍のウクライナ東部への介入を示す証拠を公表する予定だったとして、政権支持者の事件への関与を疑っていますが、プーチン政権は強く否定しています。
      オバマ大統領「十分な捜査を求める」
      ロシアのプーチン政権を強く批判してきた野党指導者ネムツォフ氏が殺害されたことについて、アメリカのオバマ大統領は2日、ロイター通信のインタビューで、「十分な捜査を求める」と述べ、事件の全容解明を求めました。
      そのうえで、「今回の事件はロシアでますます市民社会が脅かされ、抑圧されている証拠だ。
      ロシアでは、以前よりも集会の自由など、基本的な市民権が守られなくなってきている」と指摘し、ロシアの人権状況を批判しました。
      ただ、プーチン政権が事件に関与した可能性について聞かれたのに対しては、「現時点では、何が起きたか正確には分からない」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150303/k10010002251000.html

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  65. ヴァイマル憲法 - Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%AB%E6%86%B2%E6%B3%95

    「ワイマール憲法」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%86%B2%E6%B3%95

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    1. 《内容的には合衆国憲法と同じか、それ以上に優れたものでありながら、社会的に意味をなさず、したがって自由の擁護に失敗したという憲法はいくつもある。1919年から1933年にいたるワイマール憲法がその典型である。》
      (P.F.ドラッカー『産業人の未来‐改革の原理としての保守主義』)
      http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_15.html

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  66. >アメリカとイスラエルの欺瞞…

    エドワード・サイード『戦争とプロパガンダ』(みすず書房 2002)
    http://1000ya.isis.ne.jp/0902.html

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    1. アーサー・ケストラー『ユダヤ人とは誰か』(三交社 1990)
      http://1000ya.isis.ne.jp/0946.html

      《こうして、ポーランドが東方ユダヤ人の原郷とされていったのだ。これこそ、モーセ以来のセム系ユダヤの十二支族にもうひとつが加わることになった「第十三支族」なのである。

       けれども、そのポーランドこそは近現代史の悲劇の舞台であった。ポーランドはたえず分割された。そしてそのたびに「第十三支族」が影のシナリオを担わされていった。これはかつての「さまよえるユダヤ人」ではなく、新たな近現代の「さまよえる複合ユダヤ人」の物語なのである。》

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  67. 邦人救出 自衛隊派遣の判断基準示す 政府
    3月11日 21時50分

    安全保障法制の整備にあたって、政府は、海外でテロなどに遭遇した日本人を救出するために自衛隊を派遣する際には、活動を行う場所で武力紛争が発生しておらず、その国の機関が治安維持に当たっているかどうかなどで判断する方針を、11日に開かれた公明党の会合で示しました。
    安全保障法制の整備にあたって、政府は、自衛隊による海外での日本人救出について、日本人がテロなどに遭遇した領域国の同意があり、その国の権力が維持されている範囲で活動に当たれるようにしたいとしていて、政府の担当者は、11日に開かれた公明党の会合で、自衛隊を派遣する際の判断基準を示しました。
    それによりますと、日本人と自衛隊員の安全確保の見通しが立つことが前提だとしたうえで、自衛隊が活動を行う場所で武力紛争が発生しておらず、警察などの治安機関が治安維持に当たっているかどうかの2点で、領域国の権力が維持されているかどうかを判断するとしています。
    さらに、領域国の治安機関が外国人を保護する余裕がない場合や、日本のほうが対応能力が高いなど、自衛隊を派遣して日本人の救出に当たる相応の事情があるかどうかも加味して判断するとしています。
    これに対し出席者からは、「判断基準があいまいで、自衛隊が活動に当たるケースが増えるのではないか」という指摘や、「自衛隊員の安全をどう確保するのか、具体的に法案に盛り込むべきだ」といった意見が出され、引き続き政府に説明を求めていくことになりました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150311/k10010012201000.html

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    1. いつまでおカルト政党を与党にまるめこんでおく気なんだよ…

      さっさとエンガチョしろよ、自罠党…

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  68. 仏外相 「テロ対策 で日仏の協力は不可欠」
    3月12日 21時26分

    フランスのファビウス外相は13日からの訪日を前にNHKとの単独インタビューに応じ、テロ対策について「すべての国に関わる問題で、日本とフランスの協力は不可欠だ」と述べ、日仏両国の間でテロについての情報共有が進むことに期待を示しました。
    フランスのファビウス外相は13日、東京で開かれる日本との外務・防衛の閣僚会合、いわゆる2+2で、防衛装備品の共同開発などに関する協定を締結するほか、国際的なテロ対策について意見を交わす予定です。
    これに先立ってNHKのインタビューに答えたファビウス外相は過激派組織IS=イスラミックステートをはじめとするテロ問題について、「テロは、今はアフリカと中東で起きているが、ISによって日本人も殺害された。ほかの国も無縁ではいられないだろう」と述べ、テロはすべての国を巻き込む問題だとの危機感を示しました。
    そのうえで、「各国は情報機関の協力態勢を整え、情報の交換を密にするほか、テロ組織の資金源を断ち、過激な思想の拡散を防ぐことなどで共闘する必要がある。テロに立ち向かうには日本とフランスの協力は不可欠だ」と述べ、日本とフランスの間で、テロに関する情報共有など連携が進むことに強い期待を示しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150312/k10010013381000.html

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  69. ナチが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった
    私は共産主義者ではなかったから
    社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった
    私は社会民主主義ではなかったから
    彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
    私は労働組合員ではなかったから
    そして、彼らが私を攻撃したとき
    私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

    2015年03月16日01:16 池田信夫 blog
    ヒトラーを支持したドイツ国民
    http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51932446.html

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    1. 基本、この方は、「国民」を馬鹿にするほうの側に回って発言するスタンスは一貫してる…

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  70. 警察庁 国際テロリズム緊急展開班の派遣検討
    3月19日 11時31分

    チュニジアの首都チュニスで銃を持った男らが博物館で観光客に向かって銃を乱射したあと、人質をとって立てこもり、日本人3人を含む19人が死亡した事件で、警察庁は、日本人が海外でテロに巻き込まれた際に派遣する専門チーム、「TRTー2」=国際テロリズム緊急展開班を派遣する検討を始めました。

    「TRTー2」=国際テロリズム緊急展開班は、日本人が海外でテロに巻き込まれた際に派遣される警察庁の専門チームです。
    平成8年にペルーの日本大使公邸が占拠された事件を教訓に平成10年に設置されたもので、警察庁と都道府県警の専門性の高い警察官などで構成され、情報収集などに当たります。
    警察庁は、チュニジアに「国際テロリズム緊急展開班」を派遣する検討を始めました。
    「国際テロリズム緊急展開班」は、ことし1月に過激派組織IS=イスラミックステートによる日本人殺害事件や、おととし、アルジェリアで起きたイスラム武装勢力による人質事件などでも派遣されています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150319/k10010020961000.html

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    1. 警察庁 国際テロ緊急展開班 派遣へ
      3月19日 13時56分

      チュニジアの首都チュニスで、銃を持った男らが博物館で観光客に向かって銃を乱射したあと、人質を取って立てこもり、日本人3人を含む19人が死亡した事件で、警察庁は、日本人が海外でテロに巻き込まれた際に派遣する専門チームを派遣する方針を決めました。

      警察庁の専門チーム「TRTー2」=「国際テロリズム緊急展開班」は、日本人が海外でテロに巻き込まれた際に派遣されるものです。
      平成8年に、ペルーの日本大使公邸が占拠された事件を教訓に平成10年に設置され、警察庁と都道府県警の専門性の高い警察官などで構成され、情報収集などに当たります。
      警察庁は、チュニジアの首都チュニスに「国際テロリズム緊急展開班」を派遣する方針を決め、19日、「外事特殊事案対策官」ら複数の職員が現地に向けて出発するということです。
      専門チームは、現地で外務省と連携して情報収集などに当たるということです。
      「国際テロリズム緊急展開班」は、ことし1月に過激派組織IS=イスラミックステートによる日本人殺害事件や、おととしアルジェリアで起きたイスラム武装勢力による人質事件などでも派遣されています。
      これについて、山谷国家公安委員長は19日の会見で、「非道で卑劣極まりないテロ行為が行われたことに対し強い憤りを覚える。許しがたい暴挙を断固非難したい」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150319/k10010021161000.html

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    2. 警察庁 連絡室設置し情報収集
      3月19日 10時31分

      チュニジアの首都チュニスで銃を持った男らが博物館で観光客に向かって銃を乱射したあと、人質をとって立てこもり、日本人3人を含む19人が死亡した事件で、警察庁は国際テロリズム対策課長をトップとする連絡室を設置し、情報収集や事実関係の確認を進めています。

      警察庁では、これまでにも去年8月に発覚した過激派組織IS=イスラミックステートによる日本人殺害事件や、おととし、アルジェリアの天然ガス施設がイスラム武装勢力に襲撃され、日本人の社員らが犠牲になった事件などで連絡室や対策室を設置して対応にあたっています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150319/k10010020811000.html

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    3. 警察庁 国際テロリズム緊急展開班が出発
      3月19日 17時55分

      チュニジアの首都チュニスで、武装した男らが銃を乱射して日本人3人を含む外国人観光客ら19人が死亡した事件で、日本人が海外でテロに巻き込まれた際に派遣する警察庁の専門チーム「TRTー2」=国際テロリズム緊急展開班が、現地に向けて出発しました。

      警察庁の専門チーム「TRTー2」=国際テロリズム緊急展開班は、日本人が海外でテロに巻き込まれた際に派遣されるものです。
      平成8年にペルーの日本大使公邸が占拠された事件を教訓に、平成10年に設置され、警察庁と都道府県警の専門性の高い警察官などで構成され、情報収集などに当たります。
      警察庁は、チュニジアの首都チュニスに「国際テロリズム緊急展開班」を派遣する方針を決め、19日午後、「外事特殊事案対策官」ら複数の職員が現地に向けて出発しました。
      専門チームは、現地で外務省と連携して情報収集などに当たるということです。
      国際テロリズム緊急展開班は、ことし1月に過激派組織IS=イスラミックステートによる日本人殺害事件や、おととし、アルジェリアで起きたイスラム武装勢力による人質事件などでも派遣されています。
      山谷国家公安委員長は19日の会見で「非道で卑劣きわまりないテロ行為が行われたことに対し、強い憤りを覚える。
      許しがたい暴挙を断固非難したい」と述べています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150319/k10010021401000.html

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  71. ナチス幹部の隠れ家か? アルゼンチンの密林地帯に

     【リオデジャネイロ共同】アルゼンチンのブエノスアイレス大の考古学チームは、同国北東部ミシオネス州の密林地帯にある建物跡について、ナチス・ドイツが敗戦前に高級幹部の隠れ家として用意した可能性があるとの調査結果を明らかにした。クラリン紙が23日までに伝えた。

     アルゼンチンには戦後、複数のナチス高官が逃亡した経緯がある上、建物跡周辺では1938~44年に発行されたドイツ硬貨や同時期に製造された磁器が見つかった。

     同チームは「当時、このような近づきにくい場所に多大の労力とコストをかけて建設したことは(隠れ家以外の)説明がつかない」としている。

    2015/03/24 12:05 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015032401001418.html

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  72. 3月29日 編集手帳
    2015年3月29日3時0分

     「水と安全はタダ」という言葉の原典は、高度成長期のベストセラー「日本人とユダヤ人」だといわれる。イザヤ・ベンダサンと名乗る自称ユダヤ人の著者が、「日本人は、安全と水は無料で手に入ると思いこんでいる」と書いた◆命の長い警句である。本の出た四半世紀後に阪神大震災とオウム真理教の無差別テロが起きたときも、危険に無防備な日本人を語る際の枕ことばになった◆さらに20年がたち、さすがに少し時代に合わなくなってきた感もある。安全に対する意識に限らない。店で水を買って飲む。以前は想像すらできなかったことが当たり前になった◆東京都水道局が今年に入り、水道水をテーマに川柳、短歌、四コマ漫画を募集した。小学生が詠んだ入選作を紹介したい。〈小学校まいにち行列水飲み場〉。校庭で汗をかいた子供には水道の水もごちそうだろう◆どんな水を飲むかは好みの問題である。水道水の復権に加担するつもりもないが、安全な水が簡単に飲めることのありがたみは忘れずにいたい。原発事故で、校庭から子供の姿が消え、蛇口も閉められた学校があった。つい4年前である。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150329-118-OYTPT50190

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  73. 特殊詐欺を匿名通報ダイヤルの対象に
    4月1日 4時13分

    去年、過去最悪の被害となった振り込め詐欺などの「特殊詐欺」の摘発につなげるため、警察庁は、情報の提供を匿名で受け付ける「匿名通報ダイヤル」の対象に新たに特殊詐欺を加えることになり、4月1日から運用を始めます。

    「匿名通報ダイヤル」は、児童買春や人身売買など被害者が子どもや女性で声を上げにくい犯罪に関する情報を警察庁の委託先が匿名で受け付けるもので、犯人の逮捕などにつながった場合、情報料として最高で10万円が支払われます。
    警察庁は、特殊詐欺の被害が去年、過去最悪の559億円に上る一方で、詐欺グループの主犯格の検挙は検挙者全体の3%にとどまっていることから、犯行拠点の摘発につなげるため、匿名で情報を受け付ける対象に新たに特殊詐欺を加えることになりました。
    4月1日から運用が開始され、寄せられた情報を基に詐欺グループの犯行拠点の捜査が進められることになります。
    警察庁特殊詐欺対策室の伊藤隆行室長は「犯行グループを抜けたがっている知人や親戚の情報や、日中、電話をかける声や大きな音量の音楽が聞こえる部屋の情報があれば、通報してほしい」と話しています。
    匿名通報ダイヤルの電話番号は0120-924-839で、ホームページからも情報を提供することもできます。
    URLはhttp://www.tokumei24.jpです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150401/k10010034671000.html

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  74. 4月3日 よみうり寸評
    2015年4月3日15時0分

     寺山修司は少年時代、修学旅行の船の甲板から女性が海に飛び込み自殺するのを見たという。随筆に記している◆<私はわけもなく罪悪感のようなものにとらわれた…その後何度か夢まで見た>。自分が何をしたわけでもないのにと(『ポケットに名言を』角川文庫)◆たぶん戦後世代だからだろう。よく似た感情を戦争に覚えることがある。体験がない、知らない…それ自体に罪を感じていると思われる。大戦後、旧ソ連が北朝鮮に作った収容所で、大勢の抑留者が亡くなっていたという◆死亡者869人の名簿を本紙報道が明らかにした。戦後70年を経て「知らなかった」ことの罪を一層深めずにはいられない◆栄養失調、結核…文書には死因や埋葬場所が無機質なタイプ文字で並んでいる。厚生労働省は9年前、ロシア側から入手しながら公表を控えていたらしい◆遺骨の眠る北朝鮮とは国交がないという事情があるにせよ、遺族の感情を思えば誠実な説明が必要だろう。知らないことがまだたくさんあるようで、怖い。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150403-118-OYTPT50344

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    1. >厚生労働省は9年前、ロシア側から入手しながら公表を控えていたらしい◆遺骨の眠る北朝鮮とは国交がないという事情があるにせよ、遺族の感情を思えば誠実な説明が必要だろう。知らないことがまだたくさんあるようで、怖い。

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  75. 居場所求めて行き着く先 地下鉄サリン事件20年に寄せて 中村文則
    2015年4月6日15時0分

    宗教を利用 一体化の熱あおる

     オウム真理教が地下鉄車両内で猛毒のサリンを撒まき、多数の死傷者を出した「地下鉄サリン事件」から今年で二十年になる。当時僕は十七歳だった。

     鬱々うつうつとしていた僕は、生きるのがなかなかしんどかった。社会にとって自分は「異物」だと感じるような高校生だった。社会のことを「自分達の世界」と認識できず、「自分と世界」あるいは「自分VS世界」という風に見ていた。いかにも思春期的な感覚だが、こんな自分は社会の中でどうやって生きていけばいいのかと、ずっと考えていた。

     だからオウム真理教の存在は衝撃だった。社会と上手うまくやっていけない(やっていこうとしない)人達が「集団」で共同生活をしていた。つまり「自分達VS世界」として社会と対峙たいじしていたことが、若い僕を根底から揺さぶったのだった。

     でも当時僕は文学の世界に耽溺たんできしていたので、自分の信じるものは見つけることができていた。「もしそうでなかったら」とよく考えた。オウム真理教があのような残酷な事件を引き起こす存在でなかったら、そして文学というものがなかったら、引き寄せられていたかもしれない。教祖だった松本死刑囚の教えに惹ひかれたわけではない。ただ、社会から背を向けて集団で生活していたあの様子が、ある意味「居心地のいい場所」として僕に映ってしまったのだった。

     事件の解明が進み、全てがオウム真理教の行いとはっきりした時、圧倒的な虚むなしさを感じた。報道で、信者達の多くは善良に見えた。あのように善良に見える人達が、殺人をしたということ。信者達にそうさせた松本死刑囚が許せなかった。社会で生きることに悩みを抱える若者達に、新たな生き方を提示することは別にいい。しかしどんな理由があるにせよ、殺人を肯定してはならない。それを信者達にさせてはならない。社会で傷つき居場所を求めた彼らの行き着いた先として、オウムで犯罪者となる最後はあまりにも残酷ではないかと思ったのだった。

     現在の世界に目を向ければ、イスラム過激派の存在がある。「イスラム国」(以下、IS)に参加する先進国の若者達の中には、社会で虐げられてきた者達も多い。そんな彼らは、ISを「自分の居場所」と感じたに違いない。

     そういった若者達を過激な思想に誘導し、宗教を使い殺人・自爆を肯定する指導者がいる。社会で行き場をなくした者達の行き着く先として、繰り返しになるが、それはあまりに残酷だ。それぞれの自国で虐げられた者達が、ISの土地に行き空爆で殺される、という構図とも見られる。覆面で動画に映る彼らの個性を僕達は見ることはできないが、ただ空爆で殺害していくだけで本当にいいのか。

     彼らの行為は残虐だが、彼らの中には、過去に自分の家族や恋人を残虐に殺された者達もいる。根本的な背景を変える努力をしなければ、このようなグループは壊滅してもまた新たなグループが発生するし、実際に昔からずっと続いている。オウム真理教でもそうだったが、彼らによって膨大な被害者が出ることは言うまでもない。

     十字軍などもそうだが、宗教と戦争(殺人)は実は相性がいい。ここが人類史の病理の真ん中だと僕は思っている。あの世の存在と神の名を騙かたり殺人を肯定する者達、つまり宗教を利用する者達と、それに引き寄せられてしまう者達。ここには一体化する熱があり、集団で何かを憎む気持ちよさがあり、自分の全てを巨大なものに捧ささげる快楽がある。そして人は善の殻に覆われる時、自分が正しいと思い込める時、内面の「悪」を解放してしまう。

     「一億玉砕」という異常なキャッチコピーが蔓延まんえんした戦中の日本に、宗教はどう利用されてしまったか。それには様々な考え、意見があるだろうが、宗教に限らずとも、このような“一体化の熱”はどの国の国民にとっても他人事とは言えないのではないだろうか。

        ◇

     ◆ なかむら・ふみのり  1977年、愛知県生まれ。福島大卒。2005年、『土の中の子供』で芥川賞。10年、『掏摸スリ』で大江健三郎賞。この作品は英訳され、米国でも話題を呼んだ。14年末、新興宗教教団を描いた長編『教団X』(集英社)を刊行した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150406-118-OYTPT50220

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    1. いまや、霞が関大本営を総本山として、日本全国津々浦々の「公務員」組織にいたるまで、そのような禍々しいものに成り下がってしまっている…

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  76. 安倍首相 米議会両院会議演説全文
    2015年4月30日3時0分

     安倍首相による米議会上下両院合同会議での演説「希望の同盟へ」(Toward an Alliance of Hope)の全文は以下の通り。(演説は英語で行われ、和文は日本政府が翻訳したもの)

    はじめに

     議長、副大統領、上院議員、下院議員の皆様、ゲストと、すべての皆様、1957年6月、日本の首相としてこの演台に立った私の祖父、岸信介は、次のように述べて演説を始めました。

     「日本が、世界の自由主義国と提携しているのも、民主主義の原則と理想を確信しているからであります」

     以来58年、このたびは上下両院合同会議に日本国首相として初めてお話しする機会を与えられましたことを、光栄に存じます。お招きに、感謝申し上げます。

     申し上げたいことはたくさんあります。でも、「フィリバスター(議事妨害)」をする意図、能力ともに、ありません。

     皆様を前にして胸中を去来しますのは、日本が大使としてお迎えした偉大な議会人のお名前です。

     マイク・マンスフィールド、ウォルター・モンデール、トーマス・フォーリー、そしてハワード・ベーカー。

     民主主義の輝くチャンピオンを大使として送って下さいましたことを、日本国民を代表して、感謝申し上げます。

     キャロライン・ケネディ大使も、米国民主主義の伝統を体現する方です。大使の活躍に、感謝申し上げます。

     私ども、残念に思いますのは、ダニエル・イノウエ上院議員がこの場においでにならないことです。日系アメリカ人の栄誉とその達成を、一身に象徴された方でした。

    アメリカと私

     私個人とアメリカとの出会いは、カリフォルニアで過ごした学生時代にさかのぼります。

     家に住まわせてくれたのは、キャサリン・デル―フランシア夫人。寡婦でした。亡くした夫のことを、いつもこう言いました、「ゲーリー・クーパーより男前だったのよ」と。心から信じていたようです。

     ギャラリーに、私の妻、昭恵がいます。彼女が日頃、私のことをどう言っているのかはあえて聞かないことにします。

     デル―フランシア夫人のイタリア料理は、世界一。彼女の明るさと親切は、たくさんの人をひきつけました。その人たちがなんと多様なこと。「アメリカは、すごい国だ」。驚いたものです。

     のち、鉄鋼メーカーに就職した私は、ニューヨーク勤務の機会を与えられました。

     上下関係にとらわれない実力主義。地位や長幼の差に関わりなく意見を戦わせ、正しい見方ならちゅうちょなく採用する。

     ――この文化に毒されたのか、やがて政治家になったら、先輩大物議員たちに、アベは生意気だと随分言われました。

    アメリカ民主主義と日本

     私の名字ですが、「エイブ」ではありません。アメリカの方に時たまそう呼ばれると、悪い気はしません。民主政治の基礎を、日本人は、近代化を始めてこのかた、ゲティスバーグ演説の有名な一節に求めてきたからです。

     農民大工の息子が大統領になれる――、そういう国があることは、19世紀後半の日本を、民主主義に開眼させました。

     日本にとって、アメリカとの出会いとは、すなわち民主主義との遭遇でした。出会いは150年以上前にさかのぼり、年季を経ています。

    第2次大戦メモリアル

     先刻私は、第2次大戦メモリアルを訪れました。神殿を思わせる、静ひつな場所でした。耳朶(じだ)を打つのは、噴水の、水の砕ける音ばかり。

     一角にフリーダム・ウォールというものがあって、壁面には金色の、4000個を超す星が埋め込まれている。

     その星一つ、ひとつが、斃(たお)れた兵士100人分の命を表すと聞いたとき、私を戦慄が襲いました。

     金色(こんじき)の星は、自由を守った代償として、誇りのシンボルに違いありません。しかしそこには、さもなければ幸福な人生を送っただろうアメリカの若者の、痛み、悲しみが宿っている。家族への愛も。

     真珠湾、バターン・コレヒドール、珊瑚海…、メモリアルに刻まれた戦場の名が心をよぎり、私はアメリカの若者の、失われた夢、未来を思いました。

     歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。私は深い悔悟を胸に、しばしその場に立って、黙とうを捧(ささ)げました。

     親愛なる、友人の皆さん、日本国と、日本国民を代表し、先の戦争に斃れた米国の人々の魂に、深い一礼を捧げます。とこしえの、哀悼を捧げます。

    ◆ バターン・コレヒドール  第2次世界大戦時のフィリピンでの激戦地。バターン半島では、日本軍が多くの米軍やフィリピン軍の捕虜を炎天下で約100キロ・メートル歩かせ、多数の死者を出したとされる。マニラ沖合のコレヒドール島で、米極東陸軍司令官だったダグラス・マッカーサーが日本軍の攻撃を受けて島を脱出し、「アイ・シャル・リターン(私は戻る)」と述べた言葉も有名。

    ◆ 珊瑚海  豪州の北東の沖合。第2次世界大戦時の1942年5月には、日本海軍と米機動艦隊が激突し、米空母レキシントンが撃沈された。

    かつての敵、今日の友

     みなさま、いまギャラリーに、ローレンス・スノーデン海兵隊中将がお座りです。70年前の2月、23歳の海兵隊大尉として中隊を率い、硫黄島に上陸した方です。

     近年、中将は、硫黄島で開く日米合同の慰霊祭にしばしば参加してこられました。こう、おっしゃっています。

     「硫黄島には、勝利を祝うため行ったのではない、行っているのでもない。その厳かなる目的は、双方の戦死者を追悼し、栄誉を称(たた)えることだ」

     もうおひとかた、中将の隣にいるのは、新藤義孝国会議員。かつて私の内閣で閣僚を務めた方ですが、この方のおじいさんこそ、勇猛がいまに伝わる栗林忠道大将・硫黄島守備隊司令官でした。

     これを歴史の奇跡と呼ばずして、何をそう呼ぶべきでしょう。

     熾烈(しれつ)に戦い合った敵は、心の紐帯(ちゅうたい)が結ぶ友になりました。スノーデン中将、和解の努力を尊く思います。ほんとうに、ありがとうございました。

    アメリカと戦後日本

     戦後の日本は、先の大戦に対する痛切な反省を胸に、歩みを刻みました。自らの行いが、アジア諸国民に苦しみを与えた事実から目をそむけてはならない。これらの点についての思いは、歴代首相と全く変わるものではありません。

     アジアの発展にどこまでも寄与し、地域の平和と、繁栄のため、力を惜しんではならない。自らに言い聞かせ、歩んできました。この歩みを、私は、誇りに思います。

     焦土と化した日本に、子どもたちの飲むミルク、身につけるセーターが、毎月毎月、米国の市民から届きました。ヤギも、2036頭、やってきました。

     米国が自らの市場を開け放ち、世界経済に自由を求めて育てた戦後経済システムによって、最も早くから、最大の便益を得たのは、日本です。

     下って1980年代以降、韓国が、台湾が、ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国が、やがて中国が勃興します。今度は日本も、資本と、技術を献身的に注ぎ、彼らの成長を支えました。一方米国で、日本は外国勢として2位、英国に次ぐ数の雇用を作り出しました。

    環太平洋経済連携協定

     こうして米国が、次いで日本が育てたものは、繁栄です。そして繁栄こそは、平和の苗床です。

     日本と米国がリードし、生い立ちの異なるアジア太平洋諸国に、いかなる国の恣意(しい)的な思惑にも左右されない、フェアで、ダイナミックで、持続可能な市場をつくりあげなければなりません。

     太平洋の市場では、知的財産がフリーライドされてはなりません。過酷な労働や、環境への負荷も見逃すわけにはいかない。

     許さずしてこそ、自由、民主主義、法の支配、私たちが奉じる共通の価値を、世界に広め、根づかせていくことができます。

     その営為こそが、TPPにほかなりません。

     しかもTPPには、単なる経済的利益を超えた、長期的な、安全保障上の大きな意義があることを、忘れてはなりません。

     経済規模で、世界の4割、貿易量で、世界の3分の1を占める一円に、私たちの子や、孫のために、永続的な「平和と繁栄の地域」をつくりあげていかなければなりません。

     日米間の交渉は、出口がすぐそこに見えています。米国と、日本のリーダーシップで、TPPを一緒に成し遂げましょう。

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    1. 強い日本へ、改革あるのみ

       実は…、いまだから言えることがあります。

       20年以上前、GATT(関税・貿易一般協定)農業分野交渉の頃です。血気盛んな若手議員だった私は、農業の開放に反対の立場をとり、農家の代表と一緒に、国会前で抗議活動をしました。

       ところがこの20年、日本の農業は衰えました。農民の平均年齢は10歳上がり、いまや66歳を超えました。

       日本の農業は、岐路にある。生き残るには、いま、変わらなければなりません。

       私たちは、長年続いた農業政策の大改革に立ち向かっています。60年も変わらずにきた農業協同組合の仕組みを、抜本的に改めます。

       世界標準にのっとって、コーポレートガバナンス(企業統治)を強めました。医療・エネルギーなどの分野で、岩盤のように固い規制を、私自身がやりの穂先となりこじあけてきました。

       人口減少を反転させるには、何でもやるつもりです。女性に力をつけ、もっと活躍してもらうため、古くからの慣習を改めようとしています。

       日本はいま、「クォンタム・リープ(量子的飛躍)」のさなかにあります。

       親愛なる、上院、下院議員の皆様、どうぞ、日本へ来て、改革の精神と速度を取り戻した新しい日本を見てください。

       日本は、どんな改革からも逃げません。ただ前だけを見て構造改革を進める。この道のほか、道なし。確信しています。

       ◆ クォンタム・リープ  量子力学の用語で、短期間で飛躍的に進歩することを意味している。

      戦後世界の平和と、日本の選択

       親愛なる、同僚の皆様、戦後世界の平和と安全は、アメリカのリーダーシップなくして、ありえませんでした。

       省みて私が心から良かったと思うのは、かつての日本が、明確な道を選んだことです。その道こそは、冒頭、祖父の言葉にあったとおり、米国と組み、西側世界の一員となる選択にほかなりませんでした。

       日本は、米国、そして志を共にする民主主義諸国とともに、最後には冷戦に勝利しました。

       この道が、日本を成長させ、繁栄させました。そして今も、この道しかありません。

      地域における同盟のミッション

       私たちは、アジア太平洋地域の平和と安全のため、米国の「リバランス」を支持します。徹頭徹尾支持するということを、ここに明言します。

       日本は豪州、インドと、戦略的な関係を深めました。ASEANの国々や韓国と、多面にわたる協力を深めていきます。

       日米同盟を基軸とし、これらの仲間が加わると、私たちの地域は格段に安定します。

       日本は、将来における戦略的拠点の一つとして期待されるグアム基地整備事業に、28億ドルまで資金協力を実施します。

       アジアの海について、私がいう三つの原則をここで強調させてください。

       第一に、国家が何か主張をするときは、国際法にもとづいてなすこと。第二に、武力や威嚇は、自己の主張のため用いないこと。そして第三に、紛争の解決は、あくまで平和的手段によること。

       太平洋から、インド洋にかけての広い海を、自由で、法の支配が貫徹する平和の海にしなければなりません。

       そのためにこそ、日米同盟を強くしなくてはなりません。私たちには、その責任があります。

       日本はいま、安保法制の充実に取り組んでいます。実現のあかつき、日本は、危機の程度に応じ、切れ目のない対応が、はるかによくできるようになります。

       この法整備によって、自衛隊と米軍の協力関係は強化され、日米同盟は、より一層堅固になります。それは地域の平和のため、確かな抑止力をもたらすでしょう。

       戦後、初めての大改革です。この夏までに、成就させます。

       ここで皆様にご報告したいことがあります。一昨日、ケリー国務長官、カーター国防長官は、私たちの岸田外相、中谷防衛相と会って、協議をしました。

       いま申し上げた法整備を前提として、日米がそのもてる力をよく合わせられるようにする仕組みができました。一層確実な平和を築くのに必要な枠組みです。

       それこそが、日米防衛協力の新しいガイドラインにほかなりません。昨日、オバマ大統領と私は、その意義について、互いに認め合いました。皆様、私たちは、真に歴史的な文書に、合意をしたのです。

      日本が掲げる新しい旗

       1990年代初め、日本の自衛隊は、ペルシャ湾で機雷の掃海に当たりました。後、インド洋では、テロリストや武器の流れを断つ洋上作戦を、10年にわたって支援しました。

       その間、5万人にのぼる自衛隊員が、人道支援や平和維持活動に従事しました。カンボジア、ゴラン高原、イラク、ハイチや南スーダンといった国や、地域においてです。

       これら実績をもとに、日本は、世界の平和と安定のため、これまで以上に責任を果たしていく。そう決意しています。そのために必要な法案の成立を、この夏までに、必ず実現します。

       国家安全保障に加え、人間の安全保障を確かにしなくてはならないというのが、日本の不動の信念です。

       人間一人ひとりに、教育の機会を保障し、医療を提供し、自立する機会を与えなければなりません。紛争下、常に傷ついたのは、女性でした。わたしたちの時代にこそ、女性の人権が侵されない世の中を実現しなくてはいけません。

       自衛隊員が積み重ねてきた実績と、援助関係者たちがたゆまず続けた努力と、その両方の蓄積は、いまやわたしたちに、新しい自己像を与えてくれました。

       いまや私たちが掲げるバナーは、「国際協調主義にもとづく、積極的平和主義」という旗です。

       繰り返しましょう、「国際協調主義にもとづく、積極的平和主義」こそは、日本の将来を導く旗印となります。

       テロリズム、感染症、自然災害や、気候変動――。日米同盟は、これら新たな問題に対し、ともに立ち向かう時代を迎えました。

       日米同盟は、米国史全体の、4分の1以上に及ぶ期間続いた堅ろうさを備え、深い信頼と、友情に結ばれた同盟です。

       自由世界第一、第二の民主主義大国を結ぶ同盟に、この先とも、新たな理由付けは全く無用です。それは常に、法の支配、人権、そして自由を尊ぶ、価値観を共にする結びつきです。

       ◆ 人間の安全保障  貧困や紛争、災害、環境破壊など、個々の国では解決が難しい問題に取り組んでいく必要から、1994年に国連開発計画によって提唱された。人間一人ひとりの生存や生活、尊厳を重視する新たな安全保障の概念で、安倍首相は今年3月の「仙台防災協力イニシアチブ」に盛り込むなど積極的に取り組む姿勢をみせている。

      未来への希望

       まだ高校生だったとき、ラジオから流れてきたキャロル・キングの曲に、私は心を揺さぶられました。

       「落ち込んだ時、困った時、…目を閉じて、私を思って。私は行く。あなたのもとに。たとえそれが、あなたにとっていちばん暗い、そんな夜でも、明るくするために」

       2011年3月11日、日本に、いちばん暗い夜がきました。日本の東北地方を、地震と津波、原発の事故が襲ったのです。

       そして、そのときでした。米軍は、未曽有の規模で救難作戦を展開してくれました。本当にたくさんの米国人の皆さんが、東北の子供たちに、支援の手を差し伸べてくれました。

       私たちには、トモダチがいました。

       被災した人々と、一緒に涙を流してくれた。そしてなにものにもかえられない、大切なものを与えてくれた。

       ――希望、です。

       米国が世界に与える最良の資産、それは、昔も、今も、将来も、希望であった、希望である、希望でなくてはなりません。

       米国国民を代表する皆様。私たちの同盟を、「希望の同盟」と呼びましょう。アメリカと日本、力を合わせ、世界をもっとはるかに良い場所にしていこうではありませんか。

       希望の同盟――。一緒でなら、きっとできます。

       ありがとうございました。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150430-118-OYTPT50174

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  77. 45分間演説に十数回の総立ち拍手…一部批判も
    2015年4月30日12時38分

     【ワシントン=志磨力、今井隆】安倍首相が29日午前(日本時間30日未明)に米議会上下両院合同会議で行った演説は、出席議員や傍聴者らが何度も起立して拍手を送るなど好意的に受け止められた。

     特に、戦後の日米和解や女性の人権侵害反対に関する言及には関心が高く、歓声が上がる場面も見られた。ただ、一部の議員からは慰安婦問題などに関する発言がなかったことに批判の声も上がった。

     演説は英語で約45分間行われ、計十数回のスタンディングオベーション(総立ちでの拍手)があった。

     議場を最も沸かせたのは、首相が第2次世界大戦の戦没者を追悼する記念碑の訪問を踏まえ、「深い悔悟(deep repentance)」の念を表明した上で、「日本国と、日本国民を代表し、先の大戦にたおれた米国の人々の魂に、深い一礼をささげる」と述べた時だ。その後、太平洋戦争の激戦地だった硫黄島に上陸したローレンス・スノーデン米海兵隊中将と、日本側で戦いを指揮した栗林忠道中将の孫にあたる新藤義孝・前総務相を紹介。「熾烈しれつに戦い合った敵は、心の紐帯ちゅうたいが結ぶ友になった」と和解を強調し、2人が握手を交わすと、議場中の視線が一斉に2人に集まり、スタンディングオベーションが見られた。

     首相が先の大戦に対する「痛切な反省(deep remorse)」を表明し、日本が過去にアジアの人々に苦痛を与えたことを自らの言葉で認めた際にも拍手が起きた。

     女性の人権侵害を巡っては、首相が「紛争下、常に傷ついたのは女性だった。私たちの時代にこそ、女性の人権が侵されない世の中を実現しなければならない」と強調すると、議員が起立して拍手を送った。米国では、韓国系団体がいわゆる従軍慰安婦問題などに関し、首相による「公式謝罪」を求めて活動を活発化させているが、首相の発言は前向きにとらえられたようだ。

     安倍首相の演説を聴いた米議員の反応は、おおむね好意的だ。

     首相を米議会演説に招請したベイナー下院議長(共和党)は声明を発表し、「第2次世界大戦で命を落とした英雄たちに対して首相が敬意を表したことに、本当に感謝している」と述べた。首相の演説を聴いたスティーブ・コーエン下院議員(民主党)は議会内で記者団に対し、首相の第2次大戦に関する発言を「歴史的で適切なものだった」と評価した。

     一方で、韓国系・中国系米国人を支持基盤とする議員からは、いわゆる従軍慰安婦問題での謝罪がないことなどに批判が上がった。中国系のジュディ・チュー下院議員(民主党)は「慰安婦問題に関する直接的な話をしなかったことに、はなはだ失望している」とする声明を発表した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150430-118-OYT1T50078

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  78. [時の余白に]偏見と侮辱の歴史はなお…編集委員 芥川喜好
    2015年12月26日3時0分

     人間の偏見や差別に根ざすさまざまな暴虐のかたちが、今年も人類の歴史に書き加えられました。悲しい現実です。

     テロ事件ほど耳目は集めませんでしたが、戦後七十年にして明らかになった第二次大戦下ドイツにおける障害者虐殺は、医師たちが殺害に関わっていたという衝撃的なものでした。

     十一月に放送されたNHKテレビの番組は、自国の歴史に率直に対してきたドイツでもあまり注目されなかった部分を、ドイツ側の調査報告と関係者の証言で新たに描いてみせました。番組の内容紹介になりそうですが、避けては通れません。

     ナチスによるユダヤ人虐殺に先立って、二十万人もの「社会的弱者」がガス室に送られていた。根拠となったのは二十世紀に流行した優生思想です。ダーウィンの進化論を人間に当てはめ、優れた素質の個体だけを残して健康な社会をつくるという偏見を、ドイツでは医学界の中心人物が主導します。

     「生きるに値しない命を終わらせることは、決して犯罪ではない」「むしろ社会にとって有益である」――冷静に考えれば邪悪きわまりないこうした思想が、専門家の著作を通して浸透します。そこに目をつけたのがヒトラーだった。

        ○

     第一次大戦後の疲弊しきっていたドイツを強い国家として再生させるため、ヒトラーは断種法を施行して遺伝病の根絶をはかり、ベルリン五輪などで民族の力を誇示します。傍ら、生きる価値がないと医師が判定した人々を極秘に収容する作戦を展開します。ガス室の栓を開けたのも医師でした。

     作戦に関わった人々は、これは正しいことであり恵みの死であると信じていたといいます。信じこまされていた。あるいは洗脳されていた。全体主義とは何よりも「自分の頭で考えない」システムの構築のことでした。

     五年前、ドイツの学会は作戦への組織的関与を認め、謝罪しました。社会を障害者らの世話の負担から解放すること、よい遺伝子を残すことが目的だった――と弁明しています。

     わずかな救いは、国民の沈黙のなかで、公然と声をあげた人がいたことです。「これは恵みの死ではない、単なる殺人だ」「貧しい人、病人、非生産的な人、いて当たり前だ」――。

     ある司教が説教で語った言葉がコピーされて広まり、ヒトラーはまもなく作戦を中止します。全体主義下、自分の頭で考えた一人の勇気が、ひとまず事態を止めたわけです。

     しかしナチスは、殺戮さつりくの方法論と技術を手にしていた。前作戦はユダヤ人虐殺へのいわばリハーサルだったと、病院関係者は証言しています。次にくるホロコーストを止める者は、もはや現れなかったのです。

        ○

     同じ十一月、茨城県の教育委員が特別支援学校を視察した後の発言で批判を浴び、辞任しました。障害児の出生を「茨城では減らしていける方向になったらいい」と、言ったそうです。「多くの人が従事して大変な予算だと思う」とも。

     厳しい言い方になりますが、これはまさに優生思想であり、ナチスドイツが考えていたことと同じです。現代の公人としてのあまりの無知、無神経に言葉を失います。初め発言を問題なしとした知事にも、しっかりしてと言うほかありません。

     辞任した委員は東京の画廊人です。長く美術を担当してきた者としては情けないの一言ですが、一般論として言って、美術の世界もまたさまざまな偏見のまかり通ってきた所です。

     実は今年の後半、『山下清と昭和の美術』(服部正・藤原貞朗著、名古屋大学出版会)という大冊を読み進めてきました。今回はこの本をたっぷり味わうつもりでしたが、十一月の二件がそこへ飛びこんで余地がなくなりました。

     山下清という、名前だけなら誰でも知っている昭和の画家です。軽度の知的障害があったというだけで作品としての正当な評価を受けず、メディアには芸能人のごとく扱われ、美術と福祉のはざまに翻弄されていった生涯を、発掘した膨大な資料で精細に跡づけた労作です。

     たとえば、のちの著名な美術評論家はゴッホ展会場でゴッホ作品と山下を並べて撮ることに断固反対し、「けがらわしかった」とまで言っている。昭和を代表する文芸評論家は、山下作品の美しさを認めつつ、そこには人間の思いがない、空っぽだと断じている。

     山下清は美術をとりまく民の歴史を語りうる存在です。だが「大衆」に偏見をもつ日本インテリは、山下を語る言葉をもたなかった。この本には、狭い世界を離れ、偏りを正し、可能な限りの平衡感覚を得て山下の画業を公正に評価しようという、渾身こんしんの叙述があります。

     社会のなかに病、障害、苦悩、死が存在することを受け入れよ――そう、ドイツの調査関係者は言いました。普通のことです。美術などというものも、そこから始める以外にないのです。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151226-118-OYTPT50179

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    1. 学歴学閥が牛耳る世界(分野、社会)も似たようなものだな…

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  79. 恐怖と不安が充満したとき大衆はおカルトを好む。
    『「異次元」の始まり』

    「幻惑の具現」
    ときとして、国家はなぜ異次元おカルトにのめりこむのか考えてください。
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_15.html?showComment=1451127813931#c1100657284544498343

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  80. エリック・リヒトブラウ、徳川家広/訳『ナチスの楽園―アメリカではなぜ元SS将校が大手を振って歩いているのか―』
    徳川家広/ピュリッツァー賞記者が着地した「正義」
    (波 2016年1月号)
    http://www.shinchosha.co.jp/nami/backnumber/20151228/

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    1. 「ナチスの楽園 アメリカではなぜ元SS将校が大手を振って歩いているのか」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%A5%BD%E5%9C%92+%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%85%83%EF%BC%B3%EF%BC%B3%E5%B0%86%E6%A0%A1%E3%81%8C%E5%A4%A7%E6%89%8B%E3%82%92%E6%8C%AF%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%AD%A9%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B

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  81. 「長崎教会群」世界文化遺産候補、取り下げ了解
    2016年2月9日14時37分

     推薦取り下げが検討されていた国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)世界文化遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本県)について、政府は9日、取り下げを閣議了解した。

     推薦書の改訂を勧めていたユネスコ諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)は、その潜在的な価値自体は認めており、政府は推薦書を再構成したうえで、2018年以降の世界遺産委員会での登録を改めて目指す方針だ。

     文化庁によると、イコモスは1月中旬、登録を左右する勧告に向けた審査の中間報告を示し、「個別の構成資産それぞれが全体の価値に貢献している根拠が不十分」などと指摘。日本におけるキリスト教の特殊性は禁教の歴史にあるとして、そこに焦点を当てた形で内容を見直すことを求めた。

     ユネスコの規定では、推薦国が推薦を取り下げれば、イコモスから専門家の派遣を受け、対話しながら次の推薦に向けた推薦書を構成し直すことができる。政府は受け入れる方針で、新たな内容に基づき、構成資産14件の増減も検討していく。

     文化庁で開かれた記者会見で、文化審議会世界文化遺産・無形文化遺産部会の西村幸夫会長は「取り下げに至ったことは残念。世界のキリスト教受容の歴史の中で、この遺産のどこに普遍的な価値があり、何が固有のものなのか、日本と海外の視点が少し違っていた」と語った。

     日本の案件の取り下げは、13年の「武家の古都・鎌倉」(神奈川県)以来2度目。今年の委員会で登録審議される日本の案件は、フランスなど6か国と共同推薦した、「国立西洋美術館」(東京都)を含む「ル・コルビュジエの建築作品」だけとなる。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160209-118-OYT1T50078

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    1. 役人組織の役人組織による役人組織のための、「世界遺産」認定認証制度…

      「国際認証」に、騙されてはいけない、有難がってはいけない。

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  82. 2015.12.13 13:00
    【湯浅博 全体主義と闘った思想家】
    独立不羈の男・河合栄治郎(14)その生涯編・弁論部記念講演
    (3/5ページ)

     舞台の袖には、墨で黒々と「演題未定 徳富蘆花」と書かれていた。委員の河上が1枚目の紙をいっきに引き裂いた。すると、それまで隠されていた本来の演題「謀反論」が浮き出てきたのである。栄治郎らは大逆事件批判が事前に漏れて、講演会中止に追い込まれることを警戒して奇計を案じたのだ(河上前掲論文)。

     蘆花はゆっくりと「僕は武蔵野の片隅に住んでいる」と語り始めた。蘆花は自宅に近い豪徳寺に暗殺された大老、井伊直弼の墓があり、谷を越えると処刑された吉田松陰を祀(まつ)る松陰神社がある。敵対した2人ではあるが、蘆花は「50年後の今日から歴史の背景に照らしてみれば、畢竟(ひっきょう)、今日の日本を造り出さんがために、反対の方向から相槌(あいづち)を打ったに過(す)ぎぬ」と独自の議論を展開した。

     栄治郎の琴線に触れたもの

     蘆花は改めて「諸君」と注意を喚起した。

     「僕は幸徳君らと多少立場を異にする者である」と明確にしたのち、それでも社会発展のためには「謀叛(むほん)を恐れてはならぬ。自ら謀叛人を恐れてはならぬ。自ら謀叛人となることを恐れてはならぬ。新しいものは謀叛である」と語った。
    http://www.sankei.com/premium/news/151211/prm1512110007-n3.html

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    1. (4/5ページ)

       最後に蘆花は、一高生に向かい「幸徳らも誤って乱臣賊子となった。しかし百年の公論は必ずその事を惜しんで、その志を悲しむであろう」と訴えた。蘆花は大逆事件にみる明治の官僚主義を批判し、次代を担う学徒に「自由を殺すは即(すなわ)ち生命を殺すことになる」と人格の陶冶(とうや)を呼びかけていたのである(佐藤嗣男「蘆花講演『謀叛論』考」明治大学人文科学研究所紀要1997)。

       栄治郎は蘆花の著作『不如帰』『思出の記』『自然と人生』などすべて読みつくしていた。それでも、「あれが本当の雄弁と云(い)うのであろう。私共は息つく間もない位(くらい)に引きずり込まれて、唯(ただ)感心して了(しま)った」と、感激のさまをつづっている(『全集第十七巻』)。

       だが、恐れていたことが現実に起きた。「謀反論」が直ちに文部省の知れることになったのだ。翌日、校長の新渡戸稲造は文部省に呼び出され、弁論部長の畔柳とともに譴責(けんせき)処分を受けた。新渡戸は3日、全校生徒を集めて改めて一高の校風を語り、子の責任は親たる校長一人にあるとして「忠君愛国の精神」を忘れぬよう訓示した。
      http://www.sankei.com/premium/news/151211/prm1512110007-n4.html

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    2. (5/5ページ)

       栄治郎は「謀反論」演説から2カ月後、友人の矢内原忠雄と赤城山で過ごしている。だが、新渡戸を慕う矢内原と、「謀反論」を擁護する栄治郎との間にすきま風が吹き始めていた。矢内原日記には、記念講演をプロデュースした栄治郎が、新渡戸を気遣うことなく、蘆花と自らを弁護する姿勢に「先生の御胸中を察せざるものと思ふ」と怒りをぶつけていた。

       蘆花の反骨精神が栄治郎の琴線に触れ、不屈の心を鼓舞していたのである。後に栄治郎が農商務省の参事官ポストを辞する際や、陸軍皇道派のクーデター「二・二六事件」で軍部批判する際の剛毅(ごうき)果断な態度にも、蘆花が残した反骨が映じていたのではなかろうか。

       この記念講演会を遠因として、それまで抑えられていた新渡戸批判が出始めた。一高復古派による「剛健尚武の気風」の声の広まりである。事件から2年後の大正2(1913)年4月23日の各新聞に「一高校長 新渡戸稲造の免職」が報じられた。矢内原らの校長復職運動もむなしく、新渡戸は一高を去った。=敬称略(特別記者 湯浅博)
      http://www.sankei.com/premium/news/151211/prm1512110007-n5.html

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    3. 「人間が二者択一の岐路に立って迷うときは自分に不利だと思われる方の道を選べ」
      (河合栄治郎『学生に与う』)
      http://www.sankei.com/premium/news/151031/prm1510310009-n2.html

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    4. 徳富蘆花『謀叛論』
      https://www.google.co.jp/search?q=%E8%AC%80%E5%8F%9B%E8%AB%96+%E5%BE%B3%E5%AF%8C%E8%98%86%E8%8A%B1

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  83. 4月2日 よみうり寸評
    2016年4月2日15時0分

     1944年のクリスマスから新年の間、ナチスの強制収容所で大量の死者が出た。原因は過酷な労働でも飢えや伝染病でもない。「クリスマスには家に帰れる」という期待が裏切られたためだった。多くの人が絶望し、力尽きた◆未来に希望をもてるか否か。極限状況では、それが生死を分けるという。精神科医のV・E・フランクルが著書『夜と霧』に収容体験を記している◆〈収容所の人間を精神的にしっかりさせるためには、未来の目的を見つめさせること、(中略)だれかが自分を待っていると、つねに思い出させることが重要だった〉◆監禁状態にあった埼玉県朝霞市の少女にとって、両親の存在は暗闇に差す一筋の光だったろう◆自分の消息を求めて街頭でチラシを配る姿をネットで見て、脱出を決意したという◆『お前は捨てられた』。容疑者はそんなウソや厳しい監視で少女の心身を縛っていた。もし脱出に失敗したら、と足もすくんだろう。それでも勇気を振り絞った。希望を捨てない強さを、15歳に教わった。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160402-118-OYTPT50327

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  84. NHKスペシャル取材班、北博昭『戦場の軍法会議―日本兵はなぜ処刑されたのか―』(新潮文庫)
    一ノ瀬俊也/戦争を支えた「官僚」の物語
    波 2016年8月号
    http://www.shinchosha.co.jp/nami/backnumber/20160727/

    >戦争という巨大な暴力的営みが、平凡な官僚の保身意識に基づく組織への献身なしには遂行し得ないという、ハンナ・アーレントの『イェルサレムのアイヒマン』にも相通ずるテーゼを浮き彫りにした

    http://koibito2.blogspot.jp/2013/12/blog-post.html?showComment=1470657165471#c8081166033900107056

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  85. 米ユダヤ人協会理事長と会談=安倍首相

     安倍晋三首相は18日、米国ユダヤ人協会(AJC)のハリス理事長と首相官邸で会談し、日米同盟関係の深化が重要との認識で一致した。また、ハリス氏は環太平洋連携協定(TPP)承認案・関連法案の早期承認・成立に期待を示した。
     席上、首相は「日本とAJCの協力関係深化は日米同盟の絆を強める上で重要だ。今後も関係を強化したい」と表明。ハリス氏は「日米同盟は双方の外交政策の基軸だ」とし、「日本政府がTPPの早期発効に向けた手続きを進めていることは、米国内のTPPに関する議論を後押しするものだ」と語った。(2016/10/18-21:02)
    http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101800864&g=pol

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  86. ゲッベルス宣伝相の元秘書が死去…106歳
    2017年1月30日21時1分

     ブリュンヒルデ・ポンゼルさん 106歳(ナチス・ドイツのゲッベルス宣伝相の元秘書)独DPA通信などが30日に伝えたところによると、独南部ミュンヘンで死去。

     1942年から約3年間、秘書を務め、当時のナチス政権中枢にいた人物を直接知る数少ない生存者だった。晩年になってナチス時代の体験を語り始め、ベルリン陥落の際に家族と自殺したとされるゲッベルス宣伝相を批判した一方、当時はナチスのホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を知らなかったとしていた。(ベルリン)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170130-118-OYT1T50118

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    1. 総じて「ドイツ人」の歴史観は、こと「ナチス」に関して、「誠実さ」はなく、偽善と欺瞞に彩られているものとみなしておけば間違いがない。

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    2. それは、ドイツ・ゲルマン民族にとっての黒歴史である。

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  87. 6月5日 編集手帳
    2017年6月5日5時0分

     図書館の棚に並ぶ知識人の著作集には、手あかにまみれたものもあれば、ほとんどまっさらなものもある。著者がある時期の流行の波に乗ったか否か、にもよる。著作集読破を趣味とする古田博司筑波大教授の意見では、むしろ後者に今日でも読むにたえる文章が多い◆歴史学者、岡田英弘さんが先月、死去した。中国とモンゴルの文献を駆使した研究者だった◆本紙のデータベースでその名前を検索して見つかった記事は、この20余年で10本もない。マスコミにひっぱりだこだったとは言えない。一連の著書は、様々な分野の目利きらにより、書評欄で紹介されてきた◆〈中国も、モンゴル帝国が形作った国家であり、その継承国家なのである〉(ちくま文庫『世界史の誕生』より)。チンギス・ハーンの帝国がユーラシア大陸の東西を結びつけたことで、世界史が始まった。そういう雄大な説を提唱していた◆「嚢中のうちゅうの錐きり」のたとえを連想する。きりは、おのずと袋を突き破る。言葉が、歳月に埋もれずに、後世の人々をも刺激する。今度、図書館の棚の間を歩くときには、天才のきらめきを探してみようか。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170605-118-OYTPT50068

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  88. 安保徹とか団まりなとか岡田英弘とか…

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  89. 6月8日 よみうり寸評
    2017年6月8日15時0分

     「歴史」の授業で習う。人間を優等人種、劣等人種の二つに分けてユダヤ人を虐殺したのはヒトラーである◆動物の世界で強者がのしていくように、優れた人種が劣った人種を支配するのは自然なことだと――この思想は間違っていると教わる。人道や正義は分かるが、人種とは何かということまでは教わらなかった気がする◆おまえが勉強をさぼっていただけだろう…そんな声を消してくれたのは、二十数年前に読んだ記事だったと記憶している。<現生人類はアフリカに起源を持ち、そこから世界に広がった>と◆肌の色や骨格の差は行った先に適応したまでらしい。生物としてはみな同じで、ヒトラーの言う人種などなかったのである◆北アフリカで、約30万年前とみられる最古の現生人類の化石が発見された。これまでの起源説を10万年もさかのぼって覆した。我ら現生人類の“種なき”歴史はかくも古かったようである。ドイツの研究所の成果という。「アドルフ、あなた間違っている」は独語で何というのだろうか。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170608-118-OYTPT50326

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  90. 麻生氏、ヒトラー発言を撤回
    2017/8/30 10:00

    麻生太郎副総理兼財務相は「ヒトラーはいくら動機が正しくても駄目だ」とした自身の発言を撤回すると発表。
    https://this.kiji.is/275430016042663939

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    1. 「麻生太郎」のニュース
      http://www.2nn.jp/word/%E9%BA%BB%E7%94%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E

      【発言】「何百万人殺したヒトラーはいくら動機が正しくても駄目だ」麻生氏がまた問題発言
      http://fate.2ch.net/test/read.cgi/seijinewsplus/1504010723/

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    2. 麻生氏、ヒトラー発言撤回
      「不適切だった」
      2017/8/30 10:44

       麻生太郎副総理兼財務相は30日、「ヒトラーはいくら動機が正しくても駄目だ」と述べた29日の自身の発言を、不適切だったとして撤回するコメントを発表した。「あしき政治家の例として挙げた。真意と異なり誤解を招いたことは遺憾だ」と釈明した。

       麻生氏は29日に横浜市で開いた麻生派研修会の講演で「(政治家を志した)動機は問わない。結果が大事だ。何百万人を殺したヒトラーは、いくら動機が正しくても駄目だ」と述べた。ナチス・ドイツの独裁者を擁護しているとも受け取られかねず、早期に発言を撤回したとみられる。
      https://this.kiji.is/275441207960879107

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    3. 麻生副総理 愛媛の講演で差別的な言葉
      9月2日 22時22分

      麻生副総理兼財務大臣は、愛媛県西条市で行った講演で、来月の衆議院の補欠選挙に関連し「お祭りの時に、選挙なんてできるだろうか」などと述べたうえで、祭りにのめり込む人を精神障害者に対する差別的な言葉を使って表現しました。このあと麻生氏は、記者団に対し「不適切な表現だった」と述べました。

      麻生副総理兼財務大臣は、来月、衆議院愛媛3区の補欠選挙が行われるのを前に愛媛県に入り、講演しました。このうち、西条市で行った講演で、麻生副総理は「ここでは今から国民体育大会があり、その後、お祭りもある。そういった時に、選挙なんてできるだろうか。選挙を一生懸命やっている人は、お祭りも一生懸命やっている人だ」と述べたうえで、祭りにのめり込む人を精神障害者に対する差別的な言葉を使って表現しました。
      このあと麻生氏は、記者団に対し「不適切な表現だった」と述べました。

      麻生氏をめぐっては、先に、派閥の研修会で「いくら動機が正しくとも、ヒトラーは、だめだ」などと述べ、その後、「ヒトラーを例示として挙げたことは不適切だった」として発言を撤回しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170902/k10011123881000.html

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  91. [とれんど]ホロコーストの否定・肯定…論説委員 天日 隆彦
    2017年11月4日15時0分

     ナチスによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)はなかった――。このような言説は今日、フェイク(虚偽)と扱われるだろう。

     しかし1990年代、欧米の一部の歴史家が主張するホロコースト否定論には、一定の勢いがあった。日本でも当時、「ナチ『ガス室』はなかった」と題する記事が月刊誌に掲載され問題となった。

     その後、画期となったのは、2000年に英国の法廷で争われた裁判だ。ホロコーストを否定する英国の歴史家を「史実を歪曲わいきょくする男」と批判した米エモリー大学のリップシュタット教授が、逆に名誉毀損きそんで訴えられたのだった。

     訴訟の顛末てんまつを描いた映画「否定と肯定」が来月公開される。原作となった教授の著書『否定と肯定』の邦訳も近く刊行される。

     原告の歴史家は、「強制収容所のガス室は遺体の消毒のための部屋だった」などと主張した。

     被告弁護団は、この英国の歴史家が、自分の先入観に合った歴史を記すために、史実を歪曲、改ざんしてきたことを立証していく。

     最近来日したリップシュタット教授は、日本記者クラブでの試写会の場で「歴史解釈の議論はいいが、ウソは許せない」と語った。

     だが、遠い過去の複雑な歴史の叙述は容易ではない。証言者の記憶も必ずしも絶対とは言えない。どこまでが解釈や推論で、どこからがウソなのか。一つのポイントは、史実に対する誠実さではないか。当たり前のことながら、この裁判から改めて考えさせられる。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20171104-118-OYTPT50293

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  92. 河野外相 ホロコースト記念館で献花
    12月25日 19時57分エルサレム問題

    アメリカがエルサレムをイスラエルの首都と認めてから主要国の閣僚として初めて現地を訪れている河野外務大臣は、ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺の記憶を伝える「ホロコースト記念館」で花を手向け、強制収容所で殺された犠牲者を追悼しました。

    エルサレムを訪れている河野外務大臣は、日本時間の25日夜、ユダヤ人の大量虐殺、ホロコーストの記憶を伝えるイスラエルの国立施設、ホロコースト記念館を視察し、花を手向けて犠牲者を追悼しました。

    続いて河野大臣は、第2次世界大戦中、リトアニアでユダヤ人に日本経由の出国ビザを発給し多くの命を救った日本の外交官、杉原千畝氏の功績をたたえて植えられた木などを見て回りました。

    河野大臣は記者団に対し、「犠牲者と大切な方を亡くしたすべての方々に哀悼の意を表し、今後、このような惨劇が二度と繰り返されないことを祈念する」と述べました。

    河野大臣は、このあとイスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長と相次いで会談し、中東和平の実現に向けて働きかけを行う考えです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171225/k10011271231000.html

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  93. ゲッベルスと私(オーストリア) しわが問いかける過去
    2018年6月15日15時0分

     観客を、あるドイツ人女性と対峙たいじさせるドキュメンタリーだ。

     その女性は、ブルンヒルデ・ポムゼル。ナチス・ドイツの宣伝相、ゲッベルスの元秘書。2017年に106歳で他界した彼女は、103歳の時、この映画のための長時間インタビューに応じた。

     本作は、その様子を陰影に富んだモノクロ映像で捉える。時折、米、独による往時の宣伝映画など様々な資料映像を挿入し、彼女が語る時代の空気や現実を伝える。

     まず目に飛び込むのは、ポムゼルの顔に刻まれた深いしわ。それをもたらしたのは、時の流れか、別の何かか。思わず考えさせられる。そして彼女は、娘時代からの記憶を驚くほど明晰めいせきに語り始める。

     観客は彼女が「普通の市民」であったと知る。勤勉に働き、より良い条件での仕事を求め、上からの命令には従順に従っただけだと知る。でも、それがために「悪」に関わってしまったとしたら? 強制収容所の実態は「何も知らなかった」というけれど――。

     彼女は何を背負ってしまったのか。何をすべきで、何をすべきではなかったのか。この映画は、彼女の言葉に耳をすまし、表情を凝視するよう、観客を仕向けながら気づかせる。彼女の過去への問いは、今を生きる自分にもはねかえってくるものなのだと。

     過去を覗のぞき込めば、今が照らし返される。誰もが向き合うべき鏡のような映画だ。クリスティアン・クレーネスら4人の共同監督作品。1時間53分。神保町・岩波ホール。16日から。(恩田泰子)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180615-118-OYTPT50247

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    1. 「ゲッベルスと私」監督/ナチスを支えた人との対峙
      2018年6月21日5時0分

       第2次世界大戦中、ナチス・ドイツの宣伝相、ゲッベルスの秘書として働いたドイツ人女性へのインタビューを通し、現代に警鐘を鳴らすドキュメンタリー映画「ゲッベルスと私」が、東京・神保町の岩波ホールで上映されている。順次、各地で公開される。

       オーストリアのドキュメンタリー制作プロダクション「ブラックボックス」のクリスティアン・クレーネスさん=写真左=とフロリアン・ヴァイゲンザマーさん=同右=ら4人の共同監督作。2017年に106歳で死去した、ゲッベルスの元秘書、ブルンヒルデ・ポムゼルさんが103歳の時にインタビューを行った。

       明晰めいせきな言葉で過去を振り返る彼女の表情を、陰影に富んだ白黒映像で克明にとらえた。折に触れて挿入される往時の資料映像は、時に彼女の話を裏付け、時に疑問を抱かせる。

       「意図したのは、観客を時空を超える旅へ誘う映画。過去の映像と現在を境目なく映し出すためにも白黒を選んだ」とクレーネスさんは話す。

       ポムゼルさんは、強制収容所の実態を「知らなかった」とも語る。ヴァイゲンザマーさんは彼女の話を聞いていて「ジレンマにとらわれた」と明かす。「理知的でユーモアもある彼女に好意を抱くが、過去の話を聞くと嫌悪の感情もわく。時代状況の中で現実的に行動したのだと理解はできても、その全てを肯定したら、自分も彼女と同じように独裁に手を貸すことになってしまうのではないかと」。そうした心の揺れを、この映画は、ポムゼルさんと「対峙たいじ」させることによって観客にも体験させる。

       クレーネスさんは、これは「為政者の後を何となくついていった人」についての映画だという。「それは、彼女だけではなく、同時代の多くのドイツ人たちのことでもある。そういう人たちがナチスを支え、結果として人類史に残る最悪の犯罪が行われた。現在の世界でも同じようなことが起きつつあるのではないか」

       目指したのは、「彼女の立場にあったらどうするのかを問う映画」だ。「自分たちの中にどのくらいポムゼルさんがいるのか、問うてほしい」

       ポムゼルさんは完成した映画を見て「自分の過去に誰かが鏡を突きつけてくれるのは非常に重要なこと」だと話していたという。(文化部 恩田泰子)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180620-118-OYTPT50487

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  94. 7月3日 編集手帳
    2018年7月3日5時0分

     信徒への残忍な拷問、役人によって次々に焼かれる村…遠藤周作『沈黙』は、島原の乱の鎮圧後、ひそかに日本の土を踏んだポルトガル人司祭を描く◆見つかったら、無事には済まない。「…何ばしに、島に来んさったとですか。こん島ももう危なか」。信徒の一人がこう告げ、「かくれの残っとる」村に司祭を誘う場面がある◆「かくれ」とは、今も昔も隠れキリシタンのことだろうと思うのは一面で正しく、また一面では間違いであるらしい。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されることが決まった◆「潜伏」という語に戸惑う方もおいでだろう。明治に入って禁教が解かれた後もカトリックに合流せず、禁教以来のやり方で信仰を続ける人々を「かくれキリシタン」と呼んで区別するという。時の順番でいえば、「潜伏」が先で「かくれ」が後になって出現するわけで、テレビの時代劇で隠れキリシタンになじんだ身にはややこしい◆最近は「踏み絵」を「絵踏み」と記す社会の教科書もある。ちなみに『沈黙』は前者で書かれている。いつどこで誰が決めるのか、ふしぎだ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180703-118-OYTPT50076

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  95. [顔]iPS細胞研究をイラストで発信…大内田美沙紀さん 36
    2019/05/19

    福岡県生まれ。博士(理学)。関西各地の大学などで科学イラストの講師も務める。(撮影・土屋功)

     iPS細胞(人工多能性幹細胞)の研究で世界をリードする京都大iPS細胞研究所。その広報を担う傍ら、科学イラストレーターとしても活躍の場を広げ、同研究所の成果をモチーフにしたイラストが今春、米科学誌の表紙を飾った。

     広島大で素粒子を学んだ理系女子。転機は2010年、米留学中に受けた講義だった。ノートに描いた人体図を目にした指導教員が「科学を絵にする才能がある」と絶賛。科学イラストレーターの道を勧められ、米国の養成講座に通った。

     元々絵が好きで、中高生時代は美術部に所属。講座でさらに腕を磨き、米スミソニアン博物館で虫を描く仕事にも就いた。「大好きな絵と科学を両方生かせる。天職だ、と」

     16年からは同研究所で、広報誌の挿絵や、イベントで配る山中伸弥所長の似顔絵ステッカーなどを手がける。4月発行の米科学誌「セル・ステム・セル」には、多くの人の免疫に合う新型のiPS細胞を、多種多様な犬に合うマフラーに例える斬新な発想で投稿。「論文掲載並みに難しい」ともされる表紙に選ばれた。

     「難解な内容を伝えるには、感性に訴えるのも重要。自分のイラストが『科学への入り口』になれば」(大阪科学医療部 諏訪智史)
    https://www.yomiuri.co.jp/science/20190519-OYT1T50080/

    https://koibito2.blogspot.com/2019/01/blog-post_20.html?showComment=1558221025186#c1209414681284901239

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  96. ローマ法王、偽ニュースに「惑わされるな」
    2019/05/19 09:36

     【ミラノ(イタリア北部)=笹子美奈子】ローマ法王フランシスコは18日、バチカンの外国人記者クラブで公聴会を開き、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じてフェイク(偽)ニュースが拡散されることに強い懸念を示した。

     ローマ法王が公聴会を開くのは極めて異例とされる。記者クラブに所属するジャーナリストら数百人が参加し、テレビで生中継された。2016年の米大統領選では「ローマ法王がトランプ氏を支持」といった偽ニュースがSNSを通じて広がった。ローマ法王は「ジャーナリストは常に報道の影響力を考慮し、十分に検証されていないニュースに惑わされてはならない」と述べた。
    https://www.yomiuri.co.jp/world/20190519-OYT1T50050/

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  97. 賊喊捉賊ぞくかんそくぞく(笑)。
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%9E%E3%81%8F%E3%81%8B%E3%82%93%E3%81%9D%E3%81%8F%E3%81%9E%E3%81%8F

    御前賀友香?
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%8A%E3%81%BE%E3%81%88%E3%81%8C%E3%82%86%E3%81%86%E3%81%AA

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  98. >人々がいわばフェイクニュースに踊らされたという言説そのものが、デマだった。
    https://koibito2.blogspot.com/2017/10/blog-post_16.html?showComment=1557723995435#c2006935430836688264

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  99. 「ヒトラーは薬物中毒だった」
    ドイツ人作家が描く新たなナチス像

    2019/6/5 17:47 (JST)
    ©株式会社全国新聞ネット

    ベルリン五輪の開会式で開会を宣言するアドルフ・ヒトラー=1936年8月1日

     ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーは薬物に依存していた。ビタミン注射に始まり、鎮痛薬や覚醒剤。会議前に1本、気分が優れず1本…。第2次大戦で旧ソ連との戦闘が激しくなると、ほぼ毎日注射した。依存度が高まるにつれ手の震えもみられる。やがて統率力を失い、ナチスは内部崩壊した―。そんなドイツ史の知られざる一面を描いた歴史書が2015年、ドイツで刊行され、話題を呼んだ。30カ国以上に翻訳され、映画化も企画されている。日本では『ヒトラーとドラッグ―第三帝国における薬物依存』(須藤正美訳、白水社)として出版された。著者はベルリン在住の小説家ノーマン・オーラー氏で、薬物を処方したヒトラーの主治医テオドール・モレルのカルテなど史料数千点をドイツや米国の公文書館で調べ、史実を掘り起こした。3月下旬、来日したオーラー氏にナチス・ドイツの薬物依存の実態や著書に込めた思いを聞いた。

    (共同通信=外信部・平野雄吾)

     ―ヒトラーと薬物の関係を調べ始めたきっかけは?

     直接のきっかけはディスクジョッキー(DJ)をしている友人の勧めです。彼の友人がベルリンで1940年代に建てられたアパートから覚醒剤の錠剤を偶然見つけたらしく、DJの彼が実際に飲んでみたらとてもハイになったと教えてくれました。この話を聞いて調べたくなりました。友人が飲んだのはペルビチンという商標名の覚醒剤で、1錠に約3ミリグラムのメタンフェタミンが含まれています。1錠飲むとコーヒー100杯分の効果があり、2~3日間眠らなくても問題なく、エネルギーも湧き出て多幸感が得られるとされています。

     実は、ドイツは覚醒剤の大量生産を始めた世界で最初の国家です。メタンフェタミンを初めて合成したのは日本の薬学者、長井長義ですが、ドイツ人科学者がペルビチンの生産手法を確立しました。その結果、気分を高揚させるとしてペルビチンは社会に広く出回り、主婦は服用して家をもっときれいにしたし、労働者はさらに働くようになりました。生産性が高まるので、ナチス政権にとっては非常に好都合でした。余談ですが、食欲が減退するのでダイエット効果があるとしてチョコレートにさえメタンフェタミンが混ぜられ、女性たちに飲まれました。友人のDJが飲んだのはこの時代に製造された錠剤です。

     ―薬物の危険性を誰も指摘しなかったのか。

     当時の保健大臣レーオ・コンティは一時のメリットの後に悪影響があり、国民がまひしていくと指摘しています。彼は1939年11月、ペルビチンを購入時に処方箋が必要な薬剤に指定しましたが、実際には多くの薬局で処方箋がなくても購入できました。

     疲労と眠気を克服できるペルビチンは当然、ドイツ軍で重宝されました。軍は兵士にペルビチンを服用させ戦闘に向かわせます。特に1940年のフランス侵攻(いわゆる電撃戦)では効果が絶大でした。戦車を運転する兵士は昼夜を問わず進軍できたのです。フランス兵は眠るが、ドイツ兵は眠らない。薬物による戦略的アドバンテージがドイツ軍にはありました。その結果、フランス軍は敗北。フランス人はドイツ人を超人だと思ったようですが、単なる薬物効果でした。

    ヒトラーの薬物依存を暴いた「ヒトラーとドラッグ―第三帝国における薬物依存」(左) 著者のドイツ人作家ノーマン・オーラー氏(右)

     ―調査の経緯は?

     テオドール・モレルというヒトラーの主治医の名前は多くのドイツ人に知られています。ただ『変わり者の医者』として扱われ、何をしたのかについてはほとんど分かっていませんでした。ドイツ連邦公文書館のサイトでモレルに関する史料が西部コブレンツの公文書館にあると分かり、訪ねてみるとモレル手書きのカルテなどが大量にありました。これらを見つけられたのは大変幸運でした。史料の閲覧記録を見ると、私の前は約20年前に1人見ただけで、この50年間にも2~3人しかいません。主治医というヒトラーをよく知る立場だったにもかかわらずモレルの記録が軽視されていた証しで、歴史家たちの怠慢だと思っています。

     モレルはベルリンの開業医でしたが、ビタミン剤を患者に注射する診療所として人気でした。ヒトラーの友人で写真家のハインリヒ・ホフマンがここの患者だった関係でモレルはヒトラーに出会い、1936年以降、主治医になります。ほぼ連日のようにヒトラーの診療に当たり、「患者A」という名前の記録を付け続けました。注射した薬物の名前やヒトラーの容態などを書いています。なぜなら、ヒトラーに何かあった場合にゲシュタポ(秘密国家警察)から追及されるのを恐れ、証拠を残しておく必要があったのです。

     連合国軍のドイツへの空爆が激しくなると、生産工場が破壊され薬物が入手できなくなります。注射を打てなくなったモレルは1945年4月に解雇され、ドイツ南部バイエルン州の小さな村に疎開しますが、書き続けた記録は常に持っていたのです。ドイツ降伏後、米軍に発見され2年間にわたり尋問を受けました。記録は米軍が押収、その後、一部がドイツ政府に引き渡され、最終的に公文書館に移されます。私は米首都ワシントンの公文書館にも行き、合計数千点の史料を渉猟しました。

     ―ヒトラーの薬物効果は?

     ヒトラーは、より健康になるためにビタミン剤を注射するようになりました。ヒトラーは菜食主義者で酒も飲まず、健康のイメージを作り上げていましたが、薬物に依存していきます。独ソ戦が始まっていた1941年8月、重いインフルエンザにかかり戦況会議を欠席しました。ビタミン剤よりも強い薬が必要となり、ホルモン剤や新陳代謝の促進剤、ペルビチン、ついにはオイコダールと呼ばれるアヘン系鎮痛薬を日常的に使用するようになります。1943年7月の独伊首脳会談で、気分が優れなかったヒトラーはオイコダール注射で乗り切ります。イタリアの独裁者ムッソリーニは戦況悪化から同盟関係の見直しを模索していましたが、ヒトラーは薬物効果で多弁になり3時間ぶっ通しで話したのです。ムッソリーニを圧倒し、戦線離脱の話をさせませんでした。言わばドーピングのヒトラーとしらふのムッソリーニです。モレルは「閣下は私に、今日の成功は君のおかげだとおっしゃった」と記録しています。

    ―この著書で訴えたいことは?

     ヒトラーは薬物に依存し、ドイツ軍にもドイツ国民にも薬物がまん延していた。いずれも重要な話です。ナチス・ドイツは薬物で妄想的になり、現実を理解できない非理性的な社会に陥ったと言えます。ナチス・ドイツは人種イデオロギーを掲げましたが、そのイデオロギーを浸透させる手段として薬物も利用したのです。そして自ら内部崩壊しました。

     この本の直接の執筆動機は友人らが見つけたペルビチンの話ですが、もともと私はナチス・ドイツについて本を書きたいと思っていました。私が10代だった1980年代、祖父がナチスやヒトラーを賛美していました。「ナチス時代は社会に秩序や規律があった」と言うのです。戦争中、鉄道技師だったという祖父はドイツ東部出身で、ソ連軍の侵攻からドイツ西部へ逃げた経験もあって、反共主義者だったのですが、戦後40年以上たってもヒトラーを支持していました。私は祖父の姿勢に疑問を持ち、ナチス・ドイツにはずっと関心を抱いていました。

     ヒトラーは酒を飲まず菜食主義者の健康的なイメージを作り上げる一方で、薬物に依存。社会には秩序や規律があるように思い込ませる一方で、覚醒剤がまん延する。ナチス・ドイツはうそで塗り固められていたのです。こうしたナチス神話のようなものを脱構築するというのが今回の私の挑戦でした。多くの歴史家は薬物については詳しくなく、これまで調べなかったのでしょう。もしナチス時代に薬物がなかったら?そうしたら1940年の段階でドイツ軍は英仏軍との戦いに負けていたでしょう。これはあくまで推測に過ぎませんが、そういう小説を書くのも面白いかもしれません。

    インタビューに答えるノーマン・オーラー氏

    ○ノーマン・オーラー氏 1970年2月4日、ドイツ西部ツバイブリュッケン生まれ。北部ハンブルクのジャーナリズム学校やベルリン大で学ぶ。米ニューヨークなどでジャーナリストとして活動した後、ミステリー小説「クォータマシーン」(未邦訳)で1995年、小説家としてデビューした。
    https://this.kiji.is/507449169787913313

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    1. そういえば、いまの日本も「薬物」大国なんだってな。

      「薬物消費大国ニッポン」(笑)
      https://www.google.co.jp/search?q=%E8%96%AC+%E6%B6%88%E8%B2%BB+%E5%A4%A7%E5%9B%BD

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  100. ヒトラー生家を警察署に 排外主義的主張や極右勢力に対抗姿勢
    2019年11月20日 16時40分

    ナチス・ドイツを率いたヒトラーの生家が、地元オーストリアの警察署として使われることになりました。政府は歴史の教訓を残すと同時に、排外主義的な主張や極右勢力に対抗する姿勢を示すねらいがあるとしています。

    ヒトラーの生家はオーストリア北部の町、ブラウナウのアパートの一室です。ヒトラーは1889年にドイツ系の住民の家庭に生まれ、その後ドイツの国民となりナチス党の党首として政権を掌握しました。

    アパートは戦後、学校や福祉施設として利用されてきましたが、オーストリア政府はネオナチなど極右勢力の象徴的な場所として悪用されるという懸念から3年前に国有化して使いみちを検討していました。

    そして19日、内務省が今後は警察署として利用すると発表し、その理由について「国家社会主義の記憶を再び呼び起こしてはならないという明白な警告だ」と説明しています。

    オーストリアでは近年、難民や移民の問題を巡り、極右勢力の活動が活発化し、ヒトラーを英雄視する動きへの懸念が強まっています。

    政府としては、歴史の教訓を残すと同時に排外主義的な主張や極右勢力に対抗する姿勢を示すねらいがあり、来年の前半にも具体的な計画をまとめるとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191120/k10012184181000.html

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  101. メルケル氏、アウシュビッツ跡地を初訪問…ナチスの過去「深く恥じる」
    2019/12/07 19:55

    6日、ポーランド南部のアウシュビッツ強制収容所跡地を訪れ、慰霊碑にろうそくを手向けるメルケル独首相(手前)=ロイター

     【ベルリン=石崎伸生】ドイツのメルケル首相は6日、ポーランド南部のアウシュビッツ強制収容所の跡地を、2005年の首相就任後初めて訪問した。追悼式典で、メルケル氏はナチスによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)について、「野蛮な犯罪行為がドイツ人によって行われたことを深く恥じている」と述べ、ナチスによる過去の行為を謝罪した。

     また、メルケル氏は、独国内でユダヤ人を標的にした犯罪が増えていることを念頭に、「我々は反ユダヤ主義を許容しない」と語った。跡地を管理するポーランドの財団の設立10年を機に、メルケル氏が招かれた。西独時代を含め現職首相の訪問は、メルケル氏が3人目となった。

     収容所はナチス・ドイツによって1940年に建てられ、45年1月に旧ソ連軍に解放されるまでの間、ガス室などで殺害された犠牲者は110万人に上るとされる。
    https://www.yomiuri.co.jp/world/20191207-OYT1T50226/

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    1. >収容所はナチス・ドイツによって1940年に建てられ、45年1月に旧ソ連軍に解放されるまでの間、ガス室などで殺害された犠牲者は110万人に上る

      5年で110万人、単純計算すると、1年で22万人、1か月1万8千300人強、1日600人強…

      遺体は穴掘って埋めたのか?それとも焼却したのか?よっぽど効率よく処理しないと遺体であふれかえってしまいそうだ。

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  102. 『ナチ・ドイツの終焉 1944‐45 The End』イアン・カーショー著(白水社) 6820円
    2021/12/24 05:20

    加藤聖文(歴史学者・国文学研究資料館准教授)

    止められなかった戦争

    評・加藤聖文(歴史学者・国文学研究資料館准教授)

    ◇Ian Kershaw=1943年、英国生まれ。英国シェフィールド大名誉教授。ほかに『ヒトラー 権力の本質』など。

     第一次世界大戦でドイツは連合軍を国土へ一歩も踏み入れさせなかったが、内部から自壊して戦争は終わった。しかし、第二次世界大戦ではどんなに戦況が悪化して多くの国民が犠牲になっても、国土が徹底的に破壊されるまで戦争が終わらなかった。なぜか? ナチズム研究の大家である著者が抱き続けてきた疑問に向き合ったのが本書だ。

     なぜ誰もヒトラーの狂信的振る舞いを止めてドイツを徹底的な破壊から救えなかったのか。著者はナチ政権幹部、国防軍上層部といった政治指導層だけではなく、連合軍と戦う前線部隊の指揮官、支配の末端を担うナチ地方幹部や行政職員、さらには戦禍に巻き込まれる一般市民にまで目を配り、1944年以降のドイツが崩壊する様を重層的に浮かび上がらせる。

     ドイツの徹底的な抵抗は、連合国が無条件降伏を求めたからではなく、暴力を背景にした強力なナチ体制に国民が屈従させられていたからでもない。一方、国民が最後までナチ体制を支持していたわけではないが、体制を転覆させる意志までは持っていなかった。そして、政治指導層は個々人がバラバラにヒトラーと結びついていただけで集団的意思によって戦争を停止させる力を持っていなかった。結局、ヒトラーのカリスマ性を支持したさまざまな階層のメンタリティーが絡み合って誰も戦争を止められなかったことを明らかにする。

     著者はナチ・ドイツの特異性を強調するが、この姿は日本にも当てはまる。政治指導部の戦局や国際政治に対する希望的観測、国民の戦争に対する意識まで共通項は多い。沖縄で住民を巻き込んで起こった現実は日本の特殊事情ではない。

     日本でも、原爆が落ちる前に戦争を止められたのではないのか、といった疑問はいまでも根強い。しかし、戦争において歴史のifは無意味であり、問題の本質から目を 逸そ らすだけだ。地位にかかわらず多くの人間は今起きていることしか見えず、明日のことすら想像できない。この残酷な現実を本書は私たちに突きつける。宮下嶺夫訳。
    https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/review/20211221-OYT8T50066/

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  103. ウーピー・ゴールドバーグさん ホロコースト発言で出演停止に
    2022年2月3日 8時11分

    アメリカABCテレビは、著名な黒人俳優のウーピー・ゴールドバーグさんが、第2次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺、ホロコーストについて、番組の中で「人種問題ではない」と発言したことを問題視し、2週間の出演停止処分にすると発表しました。

    アメリカの黒人俳優、ウーピー・ゴールドバーグさんは、先月31日、みずからが共同司会を務めるABCテレビの番組で「ホロコーストは人種問題ではない。別の人間に対する非人道的な行いだ」などと発言しました。

    これについて、ホロコーストは白人どうしの問題であり、人種問題の対象は黒人など有色人種に限られるとも受け取れる発言だとして、ユダヤ系の団体などが歴史的事実に反するなどと強く反発していました。

    ゴールドバーグさんは翌日、番組の冒頭で「ヒトラーとナチスは、ユダヤ人を劣った人種とみなしていたため、実際には人種をめぐるものだった」と謝罪しましたが、ABCテレビのゴッドウィン社長は1日「彼女に発言の影響について深く考え、学ぶことを求めた」として、2週間の出演停止処分にすると発表しました。

    ゴールドバーグさんは、ヒット映画「天使にラブ・ソングを…」で主演を務めるなどした著名な俳優で、黒人差別の問題などについて積極的に発言していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220203/k10013464161000.html

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  104. イーロン・マスク氏「X」で“反ユダヤ”投稿に賛同 波紋広がる
    2023年11月18日 18時23分

    起業家のイーロン・マスク氏が、みずからが所有する旧ツイッターのXで反ユダヤ主義とされる投稿に賛同するコメントを掲載し、アメリカメディアによりますと、これまでにアップルやIBMなど複数の企業がXへの広告の掲載を見合わせるなど、波紋が広がっています。

    イーロン・マスク氏は今月15日「ユダヤ人コミュニティは、自分たちにはやめてほしいと言ってきた憎悪をそのまま白人に向けている」とある人物がXに投稿したのに対して賛同するコメントを掲載しました。

    これについて、ユダヤ教の聖職者などでつくる団体が16日「こうした投稿はユダヤ人を危険にさらす」と批判しました。

    さらにこの日、メディア監視団体「メディア・マターズ」が、XでアップルやIBMなどの企業の広告がナチスやヒトラーを賛美する投稿と並んで表示されていると指摘しました。

    アメリカのメディアアクシオスによりますと、これらの動きを受けてアップルやIBM、ディズニーやパラマウントなど複数の企業が相次いでXへの広告の掲載見合わせを決めたということです。

    ホワイトハウスの副報道官も17日、マスク氏の投稿に関して「反ユダヤ的で差別的なヘイトを助長する忌まわしい行為を最も強いことばで非難する」とする声明を発表するなど、波紋が広がっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231118/k10014262101000.html

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  105. 「反ユダヤ主義」への証言で批判 ペンシルベニア大の学長辞任
    2023年12月10日 16時16分

    イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突以降、アメリカの大学内で差別や偏見に基づく事件が相次ぐなか、ペンシルベニア大学の学長が反ユダヤ主義を明確に否定しなかったとして辞任に追い込まれました。アメリカメディアは、教育現場では学生の安全確保とともに表現の自由をどう守るか苦慮していると大きく伝えています。

    アメリカのペンシルベニア大学は9日、マギル学長がみずから辞任を申し出たと発表しました。

    アメリカの大学では、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突以降、差別や偏見に基づく事件などが相次ぎ、今月5日、この問題をめぐり、マギル学長のほか、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学の学長が議会下院の公聴会で証言しました。

    このうちマギル学長は、学生が反ユダヤ主義を巡る発言をした場合、嫌がらせにあたるか聞かれたのに対して「文脈による」などと答えました。

    この発言について、反ユダヤ主義を明確に否定しなかったとして卒業生などから批判が高まり、一部の議員は辞職を求める書簡を送りました。

    マギル学長は6日、自身の発言についてSNS上で謝罪し、辞任に追い込まれました。

    アメリカでは、ユダヤ系の人たちの影響力が政治や経済などさまざまな分野に及んでいて、メディアは、教育現場では学生の安全とともに表現の自由をどう守るか苦慮していると大きく伝えています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231210/k10014283861000.html

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  106. 非常に紛らわしいのだが、「反ユダヤ」というよりも「反シオニズム」といったほうが事実に近いのではないのだろうか。

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